sing...      Feb.2005
 行ってきましたよ 冬ソナ旅行へ!!
 11月10日から3泊4日の日程で、17人の旅仲間と共に韓国旅行を楽しんできました。17人の内男性は2人、イチ様 ニ様とヨン様には届きませんでしたけれども、「参加して下さって、ありがとうございました。」でした。

 春川の漢江に浮かぶ南怡島は、あのメタセコイヤの並木道があるところです。その日はあいにくの雨模様でしたが、可愛いリスやうさぎ、そしてカササギ達の出迎えもあり、見事に紅葉した並木道をゆっくりと散策することができました。静かな島、美しい自然、かわいい動物達に心が癒され、南怡島の秋を満喫してきました。
 また春川市は、冬ソナにもよく出てきましたが、すてきな古い街並みが残っていて、人々が静かに生活している息づかいが感じられるしっとりと落ち着いた街でした。


 竜平(ヨンピョン)は、夏はゴルフやキャンプ、冬はスキーのできるヨーロッパ風の高級リゾート地といったところでしょうか。ホテル内や周辺のいたるところで撮影されたので、どこを歩いていてもバッタリとヨン様に会えるのでは、と思ってしまうようなところでした。夕食には冬ソナディナーを美味しくいただき、その後はカクテルを飲みながらの談笑で、竜平の夜を楽しんできました。
 ソウル市内では、第一高校などのロケ地めぐりと宗廟と統一展望台の見学をして、冬ソナツアーは終了。参加者全員無事に帰国することができました。

 どこのロケ地も美しく、その景色の映像と美しい音色の“冬のソナタ”は女性達の心を魅了したのもうなずけました。
冬ソナツアー〜PART2〜
 冬ソナ旅行の最終日に 統一展望台を見学してきました。韓国と北朝鮮との間に流れているイムジン川が国境とされ、そこを眺められるところに作られた展望台です。ソウルから1時間程のところにあるのですが、その途中の堤防には鉄条網が張り巡らせてあり、その距離は西の海岸から東の海岸まで約300キロ続いているそうです。その途中途中には軍の兵士が見張っていて、そういう現実を目の当たりにしますと、緊迫した両国の関係を否が応でも実感させられました。
 対岸に見えるのが北朝鮮ですが、一番近い距離で42メートルしか離れていないのに、行き来がでずに分断されてしまった人々には、辛い距離に感じられるのでしょう。また同じ民族でありながら、憎しみ合わなくてはいけない悲劇を考えさせられました。

 冬ソナ見学でウキウキしていた皆さんも、目が少しずつ真剣になり笑顔も少なくなりましたが「見学できてよかったです。」との言葉を聞いた時には、コースに入れてよかったと思いました。そして平和な日本で生活をしながら、 このような楽しい旅行できる幸せを感謝せずにはいられませんでした。   

ノスタルジア
かぎ針編みのL字型のモチーフをつないだセーター
段染め糸を使った動きのある楽しいセーター
イレギュラーの裾がポイント

 先月末に父が92才で他界しました。父は70才からの手習いで陶芸をはじめ、 亡くなるまでにたくさんの陶器を作っていました。それらの作品は、手作りのお店に 並べていただいたり、お知り合いに差し上げたりしていました。
 父の没後、「お父さんの陶器、大切に使わせていただいています。」「お店で気に 入って買わせていただきました。」「お父さんの陶器って可愛いデザインですよね。」と多くの方が声を掛けてくださいます。遠くに逝ってしまった父ですが、皆さんの そばに存在している父、そして皆さんに愛用していただいている陶器に、驚いたり 羨ましかったりとして、果たして私は何が残せるのやらと思いながら、父の存在の大きさをあらためて実感している今日この頃です。