Jan.2005
新年あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします
 年末のスマトラ沖地震と津波の悲しいニュースの中2005年の幕が開きましたが、皆様どの様にお迎えになったのでしょうか。

 私は、喪中と娘達家族の来訪がないことを口実にして、年末の大掃除とお節作りを大サボリ。去年までの騒々しさとうって変わって、静かなそしてのんびりとした年末年始を過ごしました。そんな落ち着いた雰囲気を楽しんでいますと、ふと昔のお正月風景が思い出されました。
 そう元旦の朝は、おろしたての服を着て家族全員そろってのお屠蘇でのお祝いと母手作りのお節をいただきました。そして“今年もよろしくお願いします”と言葉を交わしながら新しい年を迎えての喜びを分ち合っていたように思います。その後は近くの神社へ初詣に出掛け、隣の人たちと新年の挨拶を交わしていた光景を思い出します。
 また、お正月の遊びといえば、女の子はカルタ すごろく 羽根つきとお正月ならではの遊びに興じていました。男の子は、コマ回し 凧揚げに夢中になり、コマ回し名人や凧揚げ名人の子がいたりして、その時期のヒーローになっていました。

そうしてもう一つ思い出すのが、火鉢で焼くお餅です。火鉢の真ん中の赤く燃えている炭の上に網を置き、お餅を並べて“はやく はやく”と待っているのですが、そのうちにプワーとお餅が膨らむとにっこりと笑顔になり、フーフーと口にほおばるのです。ビューと伸びるお餅は、どの家庭でも年末に家族総出でついていて、杵でつく音が聞こえてきたものです。
 今にして思えば、ひとつひとつが手作りのお正月だった様に思います。あまり豊かではなかったけれど、 “心のあたたかさと豊かさ”は今よりもあった様な気がします。
 年末年始を、大サボリをしてしまった私は、少しうしろめたさを感じたお正月でした。

作品「光振る時」
 去年12月に日本デザイン文化協会のクリスマスパーティーが、東京のホテルニューオオタニで開催され 私も参加してきました。ニューオオタニと言えば、あのヨン様が宿泊し怪我人の出た所です。ヨン様ファンの私としては、当然 写真に収めてきました。
 パーティーは、森英恵さんはじめ中村乃武夫さん、清水ときさんと著名なデザイナーの方々の出席があり、和気あいあいの雰囲気の中楽しむことができました。
 森英恵さんは、パリオートクチュールのショーは去年で終了されましたが、まだまだ創作意欲は旺盛の様子、とても80才とは思えないハツラツぶりでした。
 私は皆さんからいい刺激を受け、“頑張らなくちゃ”と思った一夜でした。

●プロモーションDVD
 スターかミュージシャンが作ると思っていたプロモーションDVDを、私も作りました。というよりも“作っていただきました。”の方が正しいのですが・・・。プロモーションDVDを作るにあたっては、たくさんの特技を持った方達の協力で完成させることができました。
 シナリオを書いてくださった人、ビデオを撮って下さった人、写真を撮って下 さった人、ナレーションを読んでくださった人、それを録音してくださった人、BGMを選曲してくださった人、それらをDVDに編集してくださった人、とそれぞれ得意分野を発揮して快く協力して下さいました。殆んど素人集団の集まりでしたが、思っていた以上の出来上がりで、志を持った人が集まるとこんな結果に なるのかと感動してしまい、支えて下さった方達に巡り会えた幸せを感じていると lころです。
 今年は、このDVD以上にもっと向上していかなくてはと思っています。そうすることが、協力して下さった皆さんへのお返しになるのではと思っております。