Jan.2005
 弥生3月、梅花の芳しい香で、春の訪れを感じることができる季節となってまいりました。春が、もう直ぐそこまで来ているようです。
 そんなウキウキとした春の気分の中、中部国際空港が2月17日に開港しました。飛行機の乗降客以上に、多数の見物客が連日の様に押しかけ、大混雑のようです。
 皆様の中にも 既に見学して来られた方や、早々と空港から飛び立たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 私も、2月5日の大見学会の抽選に見事に当選し、皆様に先駆けて見学する機会をえる事ができました。抽選会では、12万人の応募者の中、当選者2万人の一人に選ばれ、惜しくも外れてしまわれた人の分も、しっかりと観察してきました。
 新鵜沼駅からミュースカイに乗り、約1時間でセントレア駅に到着すると、もうそこは空港。名古屋空港を利用していた時は、西春でバスに乗り換える不便さを感じていましたが、そんな必要もなく、少し遠距離になりましたが便利だなと思いました。空港内はバリアフリーに設計してあり、足の不自由な方や、車椅子、ベビーカーの方も安心して利用することができるのではと思いました。
 また明るくきれいな空港内には、スカイタウン、スカイデッキ、ガーデン、そしてお風呂など、その他の施設も充実していて、観光スポットになってしまうのもうなずけました。ちなみにガーデンウエディングの予約の申し込みは、60組もあるとのことです。

 それにしても、愛知万博のアクセス空港として、空港建設が決まった時から、つい最近まで“名古屋空港があるのに、そんな必要があるの・・・”“わざわざ海を埋め立ててまで・・・” “万博自体も必要ないのに・・・”など、否定的な思いが渦巻いていましたのに、いざ開港となった途端いそいそと見学に出掛けてしまっている、そして感激してしまっている自分の心の移ろいぶりに、口あんぐりの心境です。今では、あの空港から早く飛び立ってみたい!! どこへ旅行に行こうかなんて考えている自分にあきれてしまっています。

 世界のたくさんの人々が、空港を利用して愛知万博に訪れてほしいと思っています。そして、アジアのハブ空港として大いに発展してほしいと願っています。
春の日差しの中  ロングジャケットの着こなし方
愛・地球博
 3月25日に開幕する愛知万博に、編物のイベントが開催されます。
編物という文化を、講演・作品・実演・体験会を通して提示。編物の特性、可能性を示すことで人と地球にやさしい編物をアピールし、ひいては世界との交流を目指したイベントです。


  日 時:2005年4月7日(木)
  会 場:EXPOドーム
  主 催:社団法人 日本編物文化協会(NAC)
  内 容:

   
◎ステージイベント(EXPOドーム・ステージ)
   1.広瀬光治さん・服部真湖さん・久保田競さんのトークショー
                               (13:00〜14:30)
   2.ゆび編みの実演(参加者全員が体験できます。)(15:00〜)
   
◎作品展示コーナー(EXPOドーム・ホワイエAゾーン)
     ニット作品、母と子のセーターコンクールの作品など、手づくりから
     生まれる「心豊かな生活」を感じていただける展示です。
                               (13:00〜18:00)
   
◎手づくり体験コーナー
     ステージのゆび編み実習のほか、転写プリント、アクリルたわしの
     体験 コーナーを設けます。(13:00〜18:00)

 私もボランティアとして、お手伝いさせて頂きます。もし、見学のご予定がありましたら、ぜひ4月7日にご来場ください。当日会場でお会いしましょう。
 お待ちしております。

 今月号は、2月末に孫の誕生などで多忙だったため、皆様にお届けするのが遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした。
 気が付いたらいつの間やら“おばあちゃん”になってしまっていました。 若いつもりでいたのに・・・。