Jan.2005
 爽やかな風が心地よく、清々しい季節となり、どこかへ出掛けたくなる今日この頃です。
“もう 万博へ行ってきた?”と挨拶の後に聞かれることが多いのですが、皆さんは、もう行ってこられたでしょうか。“元気! 元気! 名古屋は元気!”と新聞 雑誌 テレビなどでよく見聞きしますね。セントレアの開港、愛・地球博の開幕、イタリア村などのショッピングゾーンのオープンが目白押しの名古屋だからでしょうか。
 皆から“元気!元気!”と言われると、さほど元気がなくても、“元気かもしれない”“元気です。”“元気だ!”と本当に元気になってしまうのかもしれませんね。
 
 皆さんの周りに、その元気を感じるもの何かありますか。 私は、名古屋に行くと今までにない人の多さに、元気を感じます。多くの人は何か目的をもって外出するのでしょうから、その一歩踏み出すエネルギーの波動が伝わってくるのかもしれません。そして歩いている人の多くの顔は、生きいきとして明るい表情で溢れています。
 愛・地球博も3分の1が過ぎましたが、連日10万人以上の入場者があるようです。これから、 益々来場者が多くなるとのことですが、それに比例して大きなエネルギーの波動が、会場から伝わってきて、またまた元気を感じることでしょう。
 でも、9月に閉幕してしまうと、この元気な名古屋は、果たしてどうなるのかしら?と少々不安にもなるのです。元気だったのは、実はカラ元気だったりして、そして途端に元気がなくなったりして・・・。
 そんなことにならない様に、明るい未来を信じて元気に生きて行こう!と思うこの頃です。

徳川美術館
 何年ぶりかで徳川美術館へ行ってきました。作年11月にリニュアールオープンした美術館は、尾張徳川家旧蔵書を収蔵する「名古屋市逢左文庫」の立派な建物が併設され段と充実した施設となっていました。文庫の蔵書は、約8万点。日本書記 源氏物語徳川家の記録などの多くの蔵書が展示されていました。でも漢文が多いのと達筆すぎて読むのは難解、殆んど理解できませんでした。
 もう一つリニュアールしたのが、徳川園です。池泉回遊式の日本庭園は、喧騒の街の中にこんな空間があったのかと思うほど、 広くて静かでした。歴史を感じさせるような樹齢の木々、巧みに石を組み合わせて作られた庭と池、手入れの行き届いた散策道、 350年続いた徳川家の威光を垣間見た思いがしました。

今年からブレイクしている
スパンコールを配したスカーフ
ピンクのスパンコールが新鮮

2005−06秋冬の6大トレンド
1 エレガントな大人の“黒”の時代がやってきた
   ・・・・・シンプルだけど、ディティールや素材に注目の黒

2 シルエット勝負!クチュールブームがやってくる
   ・・・・・カッティングやラインにこだわった服、ラインやバルーンシルエット。

3 目指したいのは60年代のロンドン
   ・・・・・ストライプのスカーフに注目

4 シャープなミリタリースタイルに注目
   ・・・・・肩章、ダブルボタン、金ボタン、ボディーラインを強調

5 ドラマティックなロシアのヒロインに魅せられて
   ・・・・・ファー、ベルベットの重厚な素材のコート、コザック風ブウスウスに注目

6 ロマンティックなヴィクトリアン
   ・・・・・・レースやフリルのブラウス


 
世界のモード界の今年の秋冬情報です。