Apr. 2005

 私達に夢と希望を伝えてくれた“愛・ 地球博”も、9月25日に惜しまれながらも閉幕しました。 終盤近くには“万博に何回行った?”という言葉が挨拶代わりとなり、それぞれの楽しみ方をされた
 ところで、みなさんは何回行かれたのでしょうか。

        
 先日長野県原村に転居されたご夫婦にお会いしてきました。このご夫婦のことは、去年の1月号で紹介させていただいたのですが、その後家が完成して去年5月に転居されました。
 そのご主人は、大手企業のサラリーマンでしたが、奥様との共通の趣味の陶芸に打ち込もうと、定年10年を残して退職されました。このご夫婦これからの人生をいかに過ごして行くかを考えられ、50才から60才の間に自分達が望んでいた生き方をしてみようと決意されたそうです。そしてご自宅には、陶房を作られました。

 原村までは、鵜沼から約3時間で到着。そこは八ヶ岳を望める素晴らしい自然にかこまれた中にあり澄んだ空気、青い空、色鮮やかな緑、ご夫婦が気に入って転居された気持ちがよく解りました。
 ご自宅は、内装はもちろん窓・照明など一つ一つにご夫婦のこだわりとセンスのよさが感じられ、緑に囲まれた景色の中にぴったりと溶け込んでいました。もちろんご夫婦も、こちらにいらした時とは違う雰囲気で、思わず“ステキ!!”とつぶやいてしまいました。きっと心の余裕というものが、そのような雰囲気を醸し出しているのでしょう。
 四季折々の野山の植物を愛で、八ヶ岳を仰ぎ、美味しい水や野菜を食し、星空の美しい夜空を眺め、あくせくせず趣味に打ち込みスローライフを実践していらっしゃることが、ステキの源なのかもしれませんね。
 ご夫婦のような生活を羨ましく思うのですが、それが毎日となると俗人の私には果たして我慢できるかな と思ったりしました。でも、せめて毎日とは言わず一年に一度でもそうなりたいとも思いました。 それには、やはり別荘?
・・夢のまた夢・・・・・・

 

ヴィクトリア調のジャケット

前身ごろのフリルが

ゴージャスです。