Sing... うたう             
P1141008.JPG 紅葉の美しい季節となりました。山々は色とりどりに染まり、私達の目を楽しませてくれています。1か月前には、とてもこの季節を迎えるとは思えなかったのですが、刻一刻と時は過ぎ秋本番を迎えました。
 
 サブプライムローンの焦げ付きから端を発して、アメリカ経済の混乱が、ヨーロッパ・日本そして世界へと、その波は留まるところを知りません。
 株価は急降下・円高ドル安と私には、理解し難い経済問題のようです。円高になって喜ぶ人、反対に悲しむ人、また、円安になって、喜ぶ人悲しむ人。この世の中、悲喜こもごも、上り坂もあれば、下り坂もあるようですね。順風満帆にいっているかと思えば、上手く行かなくなり、また取り戻しと人生この繰り返しのような気がします。
 
 この上り坂と下り坂のほかに、もう一つ「さか」があるのを皆さんご存じでしょうか。それは、「まさか」の「さか」だそうです。そう、予期しない緊急の事態になることの「まさか」です。
 「まさか地震が来るとは思わなかった。」
 「まさかこんな成績が取れると思わなかった。」
 「まさかこんなに株が下がると思わなかった。」
 「まさかあの人が、こんな大それたことを・・・」
 「まさかの時に備えて、準備しておこう・」などなど・・・
この「まさか」という言葉、日常よく使っているように思います。ということは、「まさか」の事態がよく起こっているということなのでしょうか。恐らく、これから起こることに関しては、誰も予測できません。だから、起こってしまったことは、大なり小なり「まさか・・・」になってしまうのでしょう。

 P9280204.JPG今までの私を振り返って、上り坂・下り坂のターニングポイントには、この「まさか」が大いに関係しているのでは、と思えるのです。これまでに多くの人との出会いや別れ・出来事などが、ありました。そしてその時に考え迷い行動してきたことで、上り坂になったり下り坂になったり・・・。
 これからも、予測のつかない大きい「まさか」が、いつわが身に降りかかってくるやもしれません。もしそうなった時には、平常心で対処できるように、今から、心構えをしておかないといけないと思うのです。
 では、その平常心を培うには、どうしたらいいのでしょうか。きっと豊かな人生経験からくる自信・余裕・観察力・洞察力などから培われるのでは、と思うのですが・・・
 そう思うと、これからも慌てふためく私が目に浮かんできます。平常心はまだまだのようです。
Fukiko
 
輝ニット物語 in サクラヒルズ
 10月21日(火) 迎賓館サクラヒルズ川上別荘でのファッションショーは、秋晴れの清々しい青空のもと、無事に終えることができました。当日は、遠方からお越しくださった方・毎年お越しくださっている方・友達に誘われたからとお越しくださった方など、皆さんお忙しい中、足を運んでいただき感謝の気持ちでいっぱいでございます。
 ショーでは、輝いている生徒19人と私のニット43点を披露し、ランチタイムには、サクラヒルズ特製「秋彩御膳」を木曽川の風景、またダニエルさんのピアノ演奏などをお楽しみいただきながら秋の一日を過ごしていただきました。
 皆様のご来場には、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

ショー終了後、ダニエルさん・モデルさん達と共に
Knit Fair in 風庵

ショーに出演したニットたち

冬の訪れが待ち遠しいニットたち

おしゃべりサロンでアルパを演奏して下さった奥村陽子さん
奥村陽子アルパコンサート
12月17日(水)13:30〜
ギャラリー風庵

申込み・・風庵(058-370-9507)
チケット・・1,000円(ティー付き
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