2月3日の節分が過ぎると、春を迎えます。まだまだ寒さを感じるこの頃ですが、気持ちは春の陽気になるのは不思議です。木々や風・空・・・身近なところで「春探し」をするのも「春を待つ」楽しみのひとつですね。 先日、東京へ行く機会があり、以前から訪れてみたいと思っていた人気スポットに行ってきました。 1つ目は、07’1月にオープンした国立新美術館です。「森の中の美術館」をコンセプトに巨匠・黒川記章氏が 設計した日本で5つ目の国立美術館です。波打つように連なる前面のガラスに緑の木々が映りこみ、周囲の環境に溶け込んでいました。館内では、書道展を開催中でしたがお正月過ぎだったからでしょうか。訪れている人は少なく広い空間へガラス越しに差し込む陽射しも、なんとなく淋しそうでした。そして、あのブラッズリー・ポールのレストラン「ボキューズ・ミュゼ」も、ランチの時間にもかかわらず、スタッフの人達は手持ち無沙汰のようでした。 2つ目は、06’2月にオープンした表参道ヒルズです。80年前に建てられた「同潤会青山アパート」の跡地に、建築家・安藤忠雄氏が手がけた建物です。中庭を中心とした温かみのあるレトロなアパート、また都市景観を配慮したデザインは、長年高い評価を受けていました。 そして、ケヤキ並木とアパートの街並みは、都会にいてホッとさせてくれる空間となっていました。その空間を壊さないように残していく再開発事業に、「都市の遺産」をコンセプトに安藤氏がデザインしたのが表参道ヒルズだそうです。緩やかな勾配のスパイラルスロープ沿いにショップやレストランが並び、知らない内に最上階まで歩いてしまっていました。階下から眺めた吹き抜けの眺めは圧巻でした。 3つ目は、東京ミッドタウンにあるサントリー美術館での「japan蒔絵」展です。マリーアントワネットのコレクションを始めベルサイユ宮殿など、ヨーロッパ各地に残された貴重なコレクションの数々を堪能してきました。 4つ目は、「久保田一竹辻が花・川崎景太マミフラワー」展です。辻が花の着物と5万本のススキのコラボレーション。ルナリアを白地の着物全体につけたスクリーンに映し出される一竹辻が花と日本の四季の風景は圧巻でした。 2人の巨匠建築家・日本の伝統文化・そして現代の芸術を楽しめた東京観光でした。 |
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Fukiko
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春待ちニット展 | |
昨春に江南市で編物教室を開かれた川勝弥生さんの教室のニット展が開催されます。(同封ハガキを見てね) ギャラリー「風の実」では、コーヒーはじめ、黒豆茶お抹茶・日本茶・くず湯などオーナーお勧めのメニューがあり、全メニューに「だご汁」がついています。 ニットとお茶そしてホッとする空間のギャラリーにぜひお出かけくださいませ。お待ちしております。 |
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今年で11歳になる愛犬に 集めていた古布で 着物を作ってあげました。 人間でいうと60歳になるので 「還暦のちゃんちゃんこ」と いったところでしょうか? 飛騨の「花餅」と一緒に♪ 写真・文 坂井ルミ |
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ラメをからめたモヘアの糸で シェル型のモチーフに 裾のスカラップがポイントのベスト マフラーをプラスして・・ |