青葉若葉の美しい季節となり、爽やかな風の中を元気にこいのぼりが泳いでいました。 “はやぶさ”という言葉を聞いて、皆様は何を連想されるでしょうか。鳥? 新幹線?・・・ 私は宇宙の果てまで飛び無事帰還した小惑星探査機“はやぶさ”が一番に頭に浮かびました。 はやぶさは、日本のロケット開発の父である故糸川英夫博士にちなんで名付けられた小惑星「イトカワ」の探査をするため、2003年5月9日に打ち上げられました。 一年以上の飛行の末2005年9月にイトカワに無事到着。数カ月に渡る観測の後に離着陸を行い2007年4月地球に向けて針路をとりました。 それから帰還までの間、様々なアクシデントに見舞われながらも2010年6月13日、ハヤブサから離脱したカプセルが、南オーストラリアの砂漠の中に無事帰還してきました。流れ星の様に燃えながら大気圏を飛んでくるカプセルの映像を感動で興奮しながら見たのは、つい先日のような気がします。そしてそのカプセルには、地球にはない微粒子が入っていたそうで、今その分析がされているそうです。 帰還中のはやぶさには、予想もしないアクシデントが重なり、地球に帰還できないかもしれないという危機が襲いました。絶体絶命のその時に、最後には神頼みしかないと、はやぶさチームの皆さんは、エンジンの重要部品「中和器」と同じ文字の「中和神社」を、インターネットから探し出され、直ぐに参拝しお札をもらってこられたそうです。中和神社は岡山県真庭市蒜山にあり、実際は「ちゅうか神社」と読むそうです。超科学的なチームの人達が、人知を尽くした末に神頼みをされたのには驚きましたが、私たちと変わらない行動をされたことに親しみが感じられしました。また中和神社だけではなく、飛不動・飛行神社のお札も貰ってこられ、部屋に貼られたそうです。そんな皆さんの熱い思いが通じたのか、エンジンは奇跡的に復活しあの帰還となったそうです。 後日中和神社にお礼参りに行かれた際に、道中安全の神として信仰されていると初めて聞かれ、その偶然にとても驚かれたそうです。 次に思ったのが、今年の3月5日に青森まで伸びた東北新幹線「はやぶさ」です。でもデビュー早々に東日本地震が起き、運行できなくなってしまいましたが、その後の懸命の復旧工事のお陰で4月29日に再運行されました。その再出発は、震災後の皆の夢と希望を乗せて走りながら、 「がんばれ日本!」と言っているような気がしました。 探査機や新幹線には、時速200キロ以上で飛ぶあの精悍な鳥「隼」の力強い粘り強さを感じます。 そして、震災に遭われた東北の皆さんの「頑張ります。」という言葉を聞きながら、まさしくはやぶさのような皆さんだと思いました。 東北の皆さんに差し上げなくてはいけない元気をの逆に貰っている私です。 |
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Fukiko | |
2011“夢ニット物語”inサクラヒルズ 25周年記念ファッションショー |
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今年はニットの伝道師として誉れ高い“広瀬光治さん”をゲストにお迎えし 25周年記念のファッションシー“夢ニット物語”を、開催いたします。 ショーの第1部は、“ニットルームカトウ”と“江南ハンドニットの会” によるオリジナルニットをヴィオリラ(山田充栄・村上恭子) シンセサイザー(大谷泰史)の調べにのせてご紹介をいたします。 第2部は広瀬光治さんの軽快なトークをお楽しみ下さい。 パーティーは広瀬光治さんを囲んでの食事会といたします。 シェフご自慢の料理と合わせてお楽しみ下さいませ。 |
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開催日 10月27日木曜日 |
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格子柄の中に 小さな菱形をはめ込んだ 幾何学的な模様が印象的な チュニック 裾と袖ぐりの模様が 涼やかな風に揺れています 雑誌“すてきなミセス”に 掲載しています。 |