Sing... うたう             
 今年の梅雨明けは、少し早かったようですね。今はセミの合唱が賑やかな毎日です。

 先月のサッカーWカップ「なでしこジャパン」とアメリカとの決勝戦は、とても感動的な試合でした。そして日本や世界中の人々にも大きな感動を与えました。私は後半戦からテレビ観戦しましたが、優勝が決まるまでの間、「もうダメ!」と何度諦めかけたことでしょうか。でもなでしこ達は、諦めず1度も勝ったことのないアメリカから優勝のトロフィーを奪い取ったのです。
 どこまでもボールを追い続け、決して諦めない粘り強さ。スピーディーで確実なパス回しと、チームワークの良さ。そして長身の外国人選手に引けをとらない技術とテクニック。プレッシャーを感じさせない冷静な判断力など、素晴らしいなでしこ達でした。



 そんな高い技術力を持った選手になるように育成され、選手達の力を最大限に発揮できるよう、ゆるぎのない結束力のチーム作りをされたのは、「のりさん」こと佐々木則夫監督です。
「日本女性の能力はすごい!」と信じ続け、選手の心をひとつにされた監督。窮地に落ちた時も、決して諦めず自分を信じてひたむきに戦う選手たちを育て上げられた監督があってこその今回の快挙だったのでしょう。
 監督には、佐々木流「11(イレブン)の心得」というのがあるそうです。 

1.責任  7.勇気
2.情熱  8.知識
3.誠実さ  9.謙虚さ
4.忍耐 10.パーソナリティー
5.論理的分析思考 11.コミュニケーション
6.適応能力
これらの11項目は、足し算ではなく掛け算。
1項目でもゼロ(ゼロに近い値も)があれば、その人に指導者の資質はない。
 選手達が自分を信じて試合に臨んだのと同様に、佐々木監督も11の心得全てをクリアされ、自分を信じて臨まれた試合だったのでしょう。

 日本の女性達は、素晴らしい!!我が事のように、嬉しさが弾けた日でした。
Fukiko
夢ニット物語
 夢は見るものではなく、叶えるものとよく言われますが、 なでしこジャパンの皆さんと同じように、私もひとつの 夢が実現できそうです。

5年前の20周年記念ファッションショーでは、広瀬光治先生をゲストとしてお迎えし花を添えて頂きたい思いましたが、諸事情から残念ながら実現することができませんでした。でも、今回25周年記念のショーに来て頂けることになり、やっと夢が叶いそうなのです。

 広瀬先生は、1955年埼玉県さいたま市生まれ。小学生の頃、おばあさんの毛糸玉作りを手伝って毛糸の温かさに触れられたのが、ニットとの出合いだったそうです。
中学時代にマフラー・手袋を編み始められ、高校2年生の修学旅行に着ていくためにセーターにチャレンジ。その後水産会社の経理部に勤務されるかたわら、編物技術を習得されました。その間に妹さんのためにウェディングドレスを編まれたそうです。
 1978年に編物の技術を生かすため(株)日本ヴォーグ社に入社され、多くの編物雑誌の編集に携われました。1993年に、NHKおしゃれ工房に出演されたのをきっかけにテレビなど多方面で活躍されています。

 10月27日(木)のショーでは、広瀬先生の軽快なトークをお楽しみ下さいませ。
また先生を囲んでのパーティーのご参加もお待ちしております。

   ジューンブライド6月に訪れたチェコで
    出会った美しい花嫁さん達。

    







こんな可愛い花嫁さんも!