“April” 4月となりました。 今年の桜前線の北上は、少々遅れ気味とか。いつまでも、肌寒い日が続いております。 朝の連続テレビ小説“カーネーション”の放映が終了しました。午前8時にテレビの前に座り、大正・昭和・平成とたくましく生き、世界で活躍されているコシノ3姉妹を育て、ご自身も最後まで活躍された小篠綾子さんの自伝ドラマを毎回楽しみに見続けました。 最初の頃は、以前訪れたことのある倉敷市の映像や、ヒロインの子役二宮星さんの可愛いく達者な演技に心惹かれていました。でも尾野真千子さんに変わり小気味のいい岸和田弁とテンポよく展開していくドラマの内容に引かれ、あっという間に15分がたってしまっていました。また夏木マリさんが、いつもハツラツとした綾子さんが、ふっと老いの寂しさを感じられる様を演じられたのも見事でした。 “服には不思議な力がある”と言いわれ、生涯服作りにいそしまれた綾子さんと、ニットに恋する自分自身を重ね合わせながら、“あそこまで頑張れない!”“やはり商売上手!”などと思いながら、いつも励まされてきたドラマでした。そして、70才過ぎてからご自分のブランドを作られたのには、多くの女性が希望と勇気を貰ったことでしょう。 “人は自分ひとりで生きているんじゃない”。“人は自分のためだけに生きているんじゃない”という綾子さんの生き方に共感を得ました。また、“与うるは受くるよりも幸いなり。”“人から恩恵を受けるよりも、与えることの方が幸福である。”という言葉も印象に残りました。 ですから、多くの家族を支え、多くの人が綾子さんの周りに集い、その人たちに支えられて幸せな人生を歩まれたのでしょう。でもついこの前までの日本人は、この様な生き方をしてきたように思います。そして昨年の東日本大地震に遭遇し、改めてその様な生き方の大切さを実感したのかもしれません。このドラマがヒットした訳もそんなことがあるのかもしれませんね。 私は、先月28日に60歳になりました。その日の孫との会話です。 孫/おばあちゃんは、60歳も生きたんだ何歳まで生きるのが目標? 私/120歳! 孫/世界記録を狙ってるの? 私/ギネスを狙ってる! 60歳が人生の折り返し地点?いえ生まれ変る地点と思い、これからは小篠綾子さんのように人に何かを与えられるような生き方をしていきたいと思っております。 |
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Fukiko | ||
“風に誘われてニット展” in 脇本陣 |
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4月1日から中山道鵜沼宿脇本陣にて、ニット展を開催しております。 連日、多くの皆様にお越しいただき、和と洋のコラボレーションを楽しんで頂いております。純和風の雰囲気の中でのニット展は、サクラヒルズ川上別荘のファッションショーやギャラリー風庵でのニット展とは異なり、趣きのあるニット展となっております。 脇本陣では、ボランティアの方が、鵜沼宿の歴史のガイドをしてくださいます。中山道が姫街道と言われてきた所以を知るのも楽しいかもしれません。 ニット展だけでなく、古の人々の生活に触れてみてはいかがでしょうか。 皆様のお越しをお待ちしております。15日(日)まで開催。 8日(日) 11:00~ /14:00~ 二胡コンサート(無料) |
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爽やかなブルーの かぎ針編みのセーター 裾の花のモチーフと 斜めの裾線がポイント 今ブレイクしている ポンチョ風のデザインが 新鮮!! |
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