Sing... うたう          Jun. 2013    
 5月末に梅雨入りした模様と、気象庁が発表しましたが、毎日爽やかな晴天が続いております。梅雨前線は、今まだしばらくその位置で居続けていてほしいですね。

 そんな晴天の中、先日孫の運動会へ行って来ました。
早朝からママはお弁当作り。私はおにぎり作りとお弁当箱へ愛情のこもった手料理を詰めるお手伝いです。
 学校に到着したのは、開会式直前。もうすでに観覧用シートが校庭の周りにたくさん広がっていたました。我が家も、その隙間にシートを広げ、いざ応援です。

 運動会の内容は、徒競走、玉入れ、綱引き、リレーと私の小学生時代と変わらない競技が続きます。でも、組み立て体操、ソーラン節は、私が体験したことのない競技で、興味深く観覧してきました。元気はつらつの子供たちと、一生懸命に応援している家族の姿、そして子供たちも一緒にお弁当を囲んでの昼食時間は、昔と変わらない運動会風景でした。
 
 でも、休憩場所となっていた体育館出入口に脱がれていた多くのスニーカーの多種多様さに、驚いてしまいました。メーカーの違いはもちろんですが、メーカーは同じでもデザインが違ったり、デザインが同じでも色が違っていたりしているのです。そこに男性用、女性用が加わるのですから、同じスニーカーを探すのが困難なくらいで、まるで靴の見本市の様でした。
 先日テレビで、あるスポーツ用品メーカーのスポーツシューズ商品開発の様子を放映していました。ジョギングシューズでも、初心者、中級者、上級者用と分けて製作しているそうです。
そこにカラー、デザインが加わり、毎年技術開発した新製品が誕生していくのですから、運動会のスニーカーの光景に納得してしまいました。

 また、徒競走やリレーで、子供たちがほとんど転ばなくなったことにも、驚いてしまいました。以前は、転ぶ子供が多かった様に思ったのですが・・・。転ばずに上手く走っているのか、それとも「瞬足」という運動靴を履いているからなのでしょうか。この「瞬足」はカーブではスピードを落とさずに走れ、より速く走ることができるそうですよ。孫に聞くと、ほとんどの子供が、この「瞬足」を履いているそうです。
                    
 私の小学校時代には、「運動足袋」を履くか裸足での運動会でした。靴底の薄い足袋や裸足から、じかに伝わってくる校庭の土の感触は、今でも足の裏に残っております。でも、あの時代に「瞬足」を履くことができていたなら、私も、もう少し速く走れていたかもしれません。
Fukiko
 先月号で婚活のことを書きましたが、今では「街コン」というものもあるそうで、街や商店街で行われる「合コン」のことを言うのだそうです。
合コンとは、合同コンパの略、男女が一緒に飲食をする会だそうです。
何だか商業主義に乗せられているような気がしないでもありませんが、一人でも多くの人が出会えるチャンスがあれば、それもいいことかもしれませんね。
また「農コン」という農業や自然に興味がある人達同士の結婚活動もあるそうです。
  結婚する意志のない人は別ですが、結婚したいのに出来ない人が多いという、大変な時代だからこそ、こういう活動が出てきたのでしょうが、愛のキューピットの活躍を願うばかりです。

 私の学生時代には、合同ハイキングを略して「合ハイ」というのがありました。男女が一緒にハイキングに行くのですが、そこでカップルが誕生し、またそのまま結婚へとゴールインした人もいて、今の合コンと同じようなものだったのかもしれません。
 でも、結婚を目的とした出合いの場ではなく、友達になる場でした。

 婚活もいいけれど、もう少し肩の力を抜いて、「合ハイ」のように、人との出合いを楽しんだ方が、いいご縁に巡り会えるかもしれないと思うのですが・・・。
胸元に花のモチーフを配し

レーシーなかぎ針編みを

駆使したチュニックセーター