Sing... うたう          Mar. 2014    
 弥生3月、春ですね。花々の蕾が日に日に大きく膨らみ、春の足音が聞こえてきそうです。

 先月5日から16日までの主人の「サンティアゴ巡礼の旅写真展」は、お陰さまで無事終了することができました。連日多くの皆さまにご覧頂き、また東京・横浜・名古屋・恵那など遠方からも起こし下さり、感謝の気持ちでいっぱいでございます。

*定年後の風変りな生き方をしている人がいる
*自分も、巡礼の旅をしてみたい
*新聞に載っていたから
*近所の加藤さんの写真展って?
*ニットの加藤さんのご主人は、どんな人?
*今度、岐阜でも開催して
*主人に、加藤さんの生き方を見てもらいたい
*同じサークルの加藤さんは、どんな旅をしてきたの?

などなど、様々な思いを抱きながら起こし下さいました。そしてその方々との新しい出会いがありました。
 
 70年以上生きた主人にとって、展示会を開催する、ましてやその準備まで自分でこなすことなど初めての経験です。数か月前から、「ああでもない、こうでもない」と呟きながら準備を進めていました。展示写真を選択すること。それらのコメントを考え印刷すること。パネルに写真とコメントを貼ること。地図上にコメントを書くことなど、ブツブツと呟きながら、時には「あれ?」「えー?」「なんじゃ!」と叫びながら、挑戦しておりました。
 そんな言葉から、思わず手を出したくなるのをグッとこらえ、「忍」の一字で、主人のチャレンジを見守っておりました。だって、何事も苦労して初めて大きな達成感を味わうことができる絶好のチャンスを奪ってしまうのは、申し訳ないと思ったからです。初体験の試行錯誤を重ねた準備は、何とか整いました。
 次は写真の展示です。こちらも初体験。少々不安気味でしたが、ギャラリーのオーナーのアドバイスのお陰で、スムーズに展示することができました。

 さあ、ギャラリーのオープンです。毎日お一人お一人に丁寧に説明している主人は、生き生きとし、再び巡礼の旅をしているようでした。「巡礼をして何か変わりましたか?」と会期中によく聞かれたそうです。「いや、何も。ただ歩き通すことが目的でしたから。」との主人の言葉です。
 展示の準備の段階から終了までの様々な経験と、思いもかけない多くの来場者の方々との会話から、人と人のネットワークの大切さを再確認できたことは、貴重な体験だったようです。
 「巡礼をして何か変わったことは?」との回答は、このような体験をさせてもらえたことかもしれません。巡礼直後ではなく、しばらくしてその成果が実感できたようです。
 そして私はその近くにいさせていただいたことに、感謝!です。
Fukiko
ソチオリンピック
 様々なドラマが繰り広げられたソチオリンピックが、終了いたしました。
毎朝、ワクワク・ヒヤヒヤしながらテレビのスイッチをオンしていた日々が続きました。時差の関係から日本では夜中に放映されていましたので、その時間までとても起きてはいられませんでした。というのは、表向きの言い訳です。どんな結果になるのかわからないライブ中継は、とても見る勇気が出てこなかったというのが本音です。結果が分かっていていると、安心して見ることできますものね。

 もっとも印象にのこったのは、やはり浅田真央さんのフリーの演技でした。
ショートプログラムの不調から、気持ちを見事に切りかえて臨んだフリーは、何度見ても涙が込み上げてしまう見事な演技でした。見ている人の心をくぎ付けにしてしまうあのオーラは、一体どこからくるのでしょうか。きっと技術だけではない真央さんのこれまでの生き方全てが、あの4分に集約され滲み出ていたのでしょうね。人の心を捉えて離さない真央さんは、やはり素晴らしい人です。
 
 もう一つ印象に残っているのは、スケートのショートトラックです。何と言っても、どんぐりの帽子のようなヘルメットが印象的。こわもての大柄な選手もあのヘルメットを被ると、可愛くなってしまうのです。
 その選手達が、短いコースをハイスピードでグルグルと滑る様は、とてもスリリングでした。転倒する選手も多く、ゴールまで順位が分からない競技です。リレーにいたっては、お尻をポンと押すバトンタッチが面白く、またバトンを受ける選手も並走するように滑っているので、どの選手が走者なのか、しっかり見ていないとわからなくなってしまいます。
 日本人の成績は芳しくなかったのが残念でしたが、平昌オリンピックでは、あのヘルメットでグルグル滑る選手の姿を、たくさん見たいと思いました。
犬山ホテルパーティー 

――― 広瀬光治先生を囲んで ―――

5月11日(日)の村国座のファッションショー終了後、18:00~
広瀬光治先生をゲストにお迎えして、パーティーを開催いたします。
プロの顔負けの先生の歌声は、必聴ですよ。
どなたでも参加できますので、お申込みくださいませ。

ファッションショーの申し込みも受け付けております。(定員200人)
お陰さまで、たくさんのお申込みをいただいております。