Sing... うたう          Oct. 2014    
 天高く馬肥ゆる秋。すっきりと澄み渡った青空の美しい季節となりました。

 東海道新幹線が、今月1日で開業50周年を迎えました。
戦後の高度成長期の頂点を迎えたのが開業当時の昭和39年頃。時速210キロで走るひかり号は「夢の超特急」と言われていました。

 私が、初めて新幹線に乗ったのは、それから5年後の大学受験の時でした。飛ぶように過ぎ去る景色・車内の自動ドア・ゆったりとしたシートなど、受験なんてどこへやら・・・忙しく目をキョロキョと動かしていたのを思い出します。
その次に乗車したのは、数年後に就職してからでした。親の脛かじりだった大学生の身としては、高額の新幹線は高嶺の花、岐阜から大阪まで「急行比叡」で毎回帰省していました。また当時の学生の旅行と言えば、在来線に乗り、ユースホステルに泊まりながらの旅行が当たり前でした。そう言えば、友達と東京へ行った時も、夜行列車でした。
 
 新幹線の思い出は、たくさんありますが、新婚旅行で乗るはずの列車が大幅に遅れたことも印象に残っています。予約した列車がいつ来るかわからず、結局ホームに入ってきた満員の列車に乗りました。如何にも新婚旅行然とした服装(私はレースのワンピースと花束、主人は背広にブトニア)に、気の毒に思われたのか、ご親切な方が席を譲ってくださいました。嬉し恥ずかしの思い出です。
 また、長女を実家(兵庫県)で出産し家に帰る時も、雨のため何時間も遅れ、何度も授乳しながら、クタクタになって帰宅したのも思い出しました。40年前の当時は、雨・雪・架線の故障とダイヤがよく乱れていたのを思い出します。「またなの?」と思いながらも、「運が悪かったのね。」と気長に待っておりました。
それ以後は、子供にリュックサックを背負わせ、その手を引いての里帰りとなりました。本当にお世話になった新幹線さまです。
 
 そして、今では、旅行・編物の講習会と1年に何度もお世話になっておりますが、ダイヤの遅れはほとんどなく、正確にホームに列車が入ってきます。「大変お待たせいたしました。間もなく列車が到着いたします。」とアナウンスが流れると、「いえいえ、とんでもございません。」と返事をしたくなるほどです。定時に到着し、定位置に停まり、定時に発車する日本の鉄道に、外国人の方は驚かれるそうです。私も感心することしきりです。

 車両は、50年前の0系からN700系に進化し、時速270 キロで走っています。路線もどんどんと伸び山陽・東北・上越・長野・北陸・九州と日本を縦断し、日本の大動脈として、なくては   ならない存在になっております。
2027年には、リニア中央新幹線が開通するそうです。
今の新幹線の老朽化・地震や津波を見据えてのリニア開発だそうです。日本の優秀な技術を結集したリニアモーターカーが誕生するそうです。300キロから眺める景色が楽しみですね。
Fukiko
パソコン
 今年の4月にウィンドウズXPのサポートが終了し、パソコンを買い替えなくては と思っておりましたが、先月やっとウィンドウズ8を購入しました。
  「8は使いにくいよ。」「7の方が良かった。」との声を聞き、使いこなせるか心配 しておりましたが、今のところ何とかパソコンに仲良くしてもらっています。
 8は、別のソフトをインストールしなくても、機能が進化しています。ワードは、文章の種類別作成の機能、エクセルも事務機能・数種類の家計簿の機能が内蔵されています。家計簿は有難く使用していますが、マイナスになるとしっかりと赤字で表示されます。トホホ・・・
未知の裏ワザを秘めたパソコンを前に、戸惑うことがしばしばあります。そんな時は、いろいろなキーを押しまくり試行錯誤と感を頼りに、何とか使いこなしています。
 宝の持ち腐れにならないよう、しっかりと対峙しなくては!
 
 また、このパソコンは、タッチパネル機能がついていて、指でシュッシュッと画面を触ると動いたり大きくなったり、タッチすると変わったりと、とても使いやすくなっています。電源を切るのもシュ・ピ・ピです。
私の携帯電話は、ガラケーのまま。
あの憧れのタッチパネルは、スマホよりもパソコンで使う方が先になってしまいました。
でも、潤いの少なくなった指では、反応してくれない時もあり、「やはりね」と年を感じさせてくれるのです。

 私の頭もタッチパネルのようにシュッ・シュッ・ピ・ピとすると、素早く動いてくれたらいいのになあ・・・
幅の広いテープ状の

ファンシーヤーンを

渦巻き状に編みつなぐと

ボレロに変身してしまう

マジックニットです