２０１５年も最終月となり、どことなく気忙しさが後ろから追いかけて来るようなこの頃です。 　紅葉の秋を楽しんでいると、少しずつ来年の予定が入ってくるのが、例年のことです。そして、慌てて翌年の手帳の購入に走るのも、この時期です。幾種類かの手帳をあれこれと品定めをしては、迷いに迷って、結局毎年購入する手帳に落ち着いてしまうのは、チャレンジ精神の無さなのでしょうか？ 　私の愛用手帳は、ひと月ごとにカレンダー式になり、その日の予定が数行記入できるスペースのある、さほど分厚くないものです。そして、住所録が差し替えられるのも好みです。今は、スマホなどに入力している方も多いのですが、見るたびにタッチしなくてはいけない煩雑さが、二の足を踏ませます。それよりも、さっとページを開けばその月のスケジュールが一目瞭然の手帳に勝るものはないと、愛用しています。最近では、消せるボールペンのフリクションボールペンが販売され、手帳便利グッズのひとつにプラスしております。 　でも、今年は秋の手帳購入行事を、しませんでした。それは、趣味でフランス刺繍をされているSing読者の方から、素敵な手帳をプレゼントして頂いたからです。私の手帳必須アイテムを満たし、表紙はもちろんこと全ページに丁寧に刺繍された植物などが印刷された素敵な手帳です。５年前にも頂戴したのですが、手帳を開く度に心癒されていました。そして、今回もです。感激してしまいました。 　さて、その手帳には、次々とスケジュールが入ってきております。 ページを開いては、刺繍に囲まれた空欄に記入をしながら、来年はどんな年になるのかしら？とワクワクしております。 朝の連続テレビ小説「あさが来た」の広岡浅子さんのようにはつらつとした毎日が過ごせる１年でありますように・・・と、願いを込めながら。

Fukiko