Sing... うたう        Oct. 2016
 
 10月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いております。
 季節外れの台風も誕生して、日本に挨拶に来てくれております。
 でも、栗やギンナンはたわわに実り、いつもの秋は訪れてきているようです。

 8月にお知らせいたしました「各務原太鼓保存会」の10周年記念フェスティバルに行き、太鼓演奏を楽しんできました。
保存会の勇壮な太鼓演奏はもちろんですが、岐阜県下の5つの太鼓グループの演奏・雅楽の演奏や舞いもあり、日本の文化に大いに親しんできました。中でも感動したのは、太鼓芸能集団「鼓童」坂本雅幸さんの見事なバチさばきのソロ演奏でした。
 そして、坂本さんと保存会とのコラボレーションは、フィナーレを飾るに相応しいパフォーマンスでした。4時間という長時間の演奏会でしたが、それを感じさせない内容の充実したフェスティバルでした。そして、4月のファッションショーで演奏してくださった子供達に再会でき、充実した日となりました。

 また、24日~25日には、「第70回全国レクリエーション大会㏌岐阜」に参加してきました。今年は、70回記念大会です。例年になく大規模な催しとなり、県下各市町村で20以上の種目の交流大会が開かれました。
この機会を逃すと、岐阜県で参加するのは40年後になります。40年後というと100才を越してしまう・・・。参加するチャンスは、今です! フォークダンスGO!
 私の参加したフォークダンス交流会は、下呂市で開催され、全国から約1000人の老若男女の参加があり、またお隣の国、韓国からの参加もありました。1日目は、韓国や全国の各グループの舞台やフロアーでの発表会を鑑賞、どのグループも日々の練習の成果を如何なく発揮され、大いに刺激を受けてきました。2日目は、参加者全員で踊るパーティーです。知らない曲もあったのですが、皆さんの優しいアドバイスを頂き、なんとか最後まで踊りきることができ、心地よい汗を流してきました。
日本の真ん中で手をつなぎ、笑顔、やすらぎ、いきがいを確認しあった2日間でした。また、夜は、下呂温泉のいで湯を楽しみ、飛騨牛のステーキに舌鼓を打ち、こころ休まる秋の日でした。

 日々の生活の中から抜け出て、違う世界に身をゆだねると、心身ともにリフレッシュできます。
そして、新たな活力が出てきます。旅行、スポーツ、グルメ、おしゃべり、そしてフォークダンスなど・・・その効果を実感できるのが、レクリエーションの良さなのかもしれません。
 
 来年は、北海度で開催されます。
 でも、ちょっと遠いな。
Fukiko
ふれあいコンサート
 芸術文化の秋。今度は、主催側になりました。
 私の住むつつじが丘では、年に一度、様々なアーティストをお招きして演奏を楽しむ「ふれあいコンサート」を開催しています。
音楽好きな仲間(ふれあいクラブ)が集まり、音楽を通してコンサートやそれに関連するイベントを企画し開催しています。そして芸術や文化活動を通じて、明るく楽しい町づくりに協力し、住民相互のふれあいを深めていくお手伝いをしています。

 今年で、15回目となり、全国各地でコンサートを開催し活躍されているピアノとヴァイオリンのデュオ「スギテツ」さんをお招きしての記念コンサートを開催しました。
 当日は、約150名の皆様に、スギテツさんの軽妙なトークとクラシック音楽をわかりやすく聴かせてくださる演奏を楽しんで頂きました。
 
 開催するまでには、スギテツさんとの交渉、パンフレットの製作と配布、チケットの配布と集金、コンサート当日の会場作り、そしてスムーズに運営できるように仲間たちとの打ち合わせと役割分担・・・少々神経を使いますが、そこは、15年の経験の蓄積と仲間たちとのチームワークのよさが、心に余裕をもたらし、お客様と同じように私たちも楽しめるコンサートとなりました。

 「良かった!」「楽しかった!」との声に、「来年は、どなたに来て頂こうかしら?」とワクワクしてきます。
 そして、今すでに、来年に向けてアーティストのリサーチ中。
これも楽しみなことの一つ。
元気が沸いてきます。

身頃の中心から左右に編み広げて、

レモンの輪切りを並べたような

爽やかな模様を表現。

色鮮やかなミニループヤーンの

軽やかな着心地が魅力のプルオーバー

デザイン Fukiko
編物雑誌「すてきな手編み」に掲載中