![]() ![]() ![]() |
||||
いつものような梅雨らしい天候は、ほんの数日だけでした。 日本各地にゲリラ豪雨が襲い、大きな被害が出ました。 これからも余談の許されない夏になりそうです。 先月は、秋冬物ニットの講習会のため、西へ東へと新幹線に乗って移動してきました。座席は指定席を確保し、いざ指定列車への乗車です。座席番号を確認して予約したシートへ着席し、ホッと一息つくのが毎回のこと。 というのも、切符を購入した際に、座席番号を覚えたつもりだったのが、ホームにつくと「あれ?何号車の何番だったっけ?」と番号を何度も確認するのが、ここ最近のパターンです。 「9号車の14番Ⅽ席」ならまだ覚えやすいのですが、「14号車16番C席」になると、16号車の14番だったけ?と2桁になると、頭がこんがらかってしまいます。「そうだ、乗る前にお茶を買って・・・。」などと思ったりしていると、益々記憶回路が混線してしまうのです。 また、特急列車を乗り継いでの移動となると、チケットの枚数が増えます。自動改札機の前には「3枚重ねて入れて下さい。」「2枚出てきます。」と書いてあるのですが、チケットを持ってウロウロドギマギ・・・。「これとこれとこれよね。」と確認して、警告音が鳴りバタンとドアが閉まらないかとドキドキしながら、改札機にいれ無事に通過。 そんなこんなの私のいつもの新幹線乗車風景です。 新幹線が開通したのは、50年前の東京オリンピックの年でした。夢の超特急と言われ、庶民にはまだ高値の花の特急列車でした。当時の列車内のほとんどは手動ドアでしたが、新幹線は自動ドアとなりました。今では、ドアの前に立てば開くのが当たり前になっていますが、当時は、慣れていない人が多く、必死になって閉めている乗客が多かったと聞きました。そうです。私も同じことをした記憶があります。その他にも、電話の設置、洗面所や飲み水の設置もあり、時代の先端技術を搭載した夢の超特急だったのです。 でも、当時の改札は自動ではなく、駅員さんが、一枚一枚検札をされ、わからないことは、その場で尋ねれば親切に教えてもらえる安心感がありました。徐々に自動改札化され、今では自動改札が一般的となりました。投入口に切符を入れ前に進みますが、間違っていようものなら、無情にも警告音がなりとドアが閉まり、なんで?と叫びたくなります。以前の「お客様、間違っていますよ。」の駅員さん生の声が、懐かしいと思うこの頃です。 また、自動券売機も、慣れないと厄介な機械です。いくつもの画面が次から次へと出てきて、ピッピッとタッチしていかなくてはいけません。画面の文字を読み理解するのに時間がかかり、押し間違えようものなら、最初からやり直しです。後ろに人が待っていられると、益々焦って平常心を失いミスタッチをしてしまいます。結局諦めてスゴスゴと切符売りの窓口で、口頭で切符を買うのです。今は、何度かの挑戦で券売機での購入をすることができるようになりました。ヤッター! これからはリニアの時代に入っていき、益々ハイテク化していくのでしょう。それについていけるか、おばちゃんはちょっと不安になっています。でも、日々チャレンジ、頑張ります! |
||||
Fukiko |
新幹線 |
||
以前新幹線で、こんなアリャリャをしでかしました。 名古屋から博多行きに乗るはずが、のぞみの東京行きに乗ってしまったのです。 気が付いた時にはすでに遅し、東京に向けて発車した後です。 その日は、駅前での買い物に夢中になり過ぎ、駅に発車ギリギリに到着。息を切らしながら滑り込みセーフで乗り込み「間に合った!」と安堵したのももの、「次の停車駅は横浜です。」のアナウンスが。「ええ?横浜?なぜ?どうして?」と自問。「乗り待ちがえた?」「やってしまった!」と気が付き冷や汗がタラーリ。なんとか心を落ち着かせようとしますが、心臓の鼓動はドキドキと早いままです。 こだま・ひかり号だと三河安城・豊橋・浜松と近い駅に停車しますが、横浜までノンストップののぞみ号です。もうあきらめるしかありません。でもなんとか気を取り直し、青くなりながら車掌さんに事情を話したところ、親切に乗車間違いの証明書を出して下さり、指定席にも座らせて下さいました。そして有難いことに名古屋と横浜間の往復運賃は、無料にして下さいました。 横浜到着後、直ぐに博多行きののぞみ号に乗り変え、今乗ってきた線の復路となりました。次の駅は名古屋ですが、そのまま乗り続け目的地小倉に無事到着。小倉では、夕方食事会にいくことになっていたのですが、当然のことながら、キャンセルしたのでした。 名古屋・横浜往復間は、車掌さんの親切に感謝しながらも、発車時刻ギリギリに駅に到着し、行先列車とホームをしっかりと確認しなかった自分を反省することしきりの3時間でした。 この失敗以降は、時間は余裕を持ち、行先列車・ホームをしっかりと確認することを心掛けています。 新幹線での情けない話でした。 |
||
![]() |
何気なく身体を動かすたびに コインのような模様が キラキラと光ってみえる ゴールドカラーのリッチな プルオーバー 連続編みモチーフで 横方向に編み進む 技も光る1着です。 デザイン/Fukiko ヴォーグ社「素敵な手編み秋冬」に掲載 |