サクラが満開の4月となりました。
ドライブしながら、私の住んでいる街や近隣の桜を愛でてきました。川の堤、公園、山々など、見事に咲き誇る桜の美しさに、心が洗われたような気持ちになりました。また「日本人で良かった」と思うこのサクラの季節です。
今年のサクラは、例年になく開花が早かったとか。きっと、このお便りをお届けするころには、葉ザクラとなっていることでしょうね。
 
 サクラといえば、「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」です。何種類ものサクラが楽しめるこの話題の場所で、5月17日(木)にファッションショーを開催いたします。木曽川からの爽やかな風に乗せて、ニットをプロのモデルが紹介いたします。会場は、重厚なアンティーク家具とヨーロッパアンティークのステンドグラスを配したチャペルです。会場・景色・美しいモデルそしてニットと、5月の一日のひとときを楽しんいただけますよう、日々頑張っております。

 サクラヒルズ川上別荘でのショーは、6年ぶりの開催となります。それ以前に7回開催しておりますので10年以上前からお世話になっている会場です。きっと当日は、懐かしい故郷へ帰ってきたような気分になることと思います。
 これまでに、二胡・パイプオルガン・ヴィオリラ・ピアノの生演奏の調べに乗せて、ニットを紹介してきました。でも、今回は様々なアーティストのCD曲をチョイスして、お聴き頂きたいと思っております。皆さんがご存知の曲も流れてくるかもかもしれません。ニットと合わせてお楽しみくださいませ。
 
 今回はアトラクションとしてマジシャンの「TAKE」さんをお招きし、珠玉のマジックをお楽しみいただきます。TAKEさんは、10歳から独学でマジックを練習された後、マジックショップやマジックバーでさらに勉強をされ、独立をされました。今は、各種イベントでマジックを披露されております。日本のマジック界のホープ、30歳のイケメンマジシャンです。さて、当日はどんなマジックを披露して下さるのでしょうか?お楽しみに・・・。

 そして、肝心なのはニットです。もうすでに完成させて余裕しゃくしゃくの生徒。最後の追い込みに入り、猛ダッシュしている生徒。少々青息吐息の生徒。私含め生徒一同、当日に向けて頑張っております。
 
 またニットにスカート・パンツ・帽子などをコーディネートしたトータルファッションもお楽しいただければと、思っております。こちらも、雑誌やテレビを参考にしながら、思考錯誤の繰り返しをしております。
 当日は、ファッションチェック、よろしくお願いいたします。
Fukiko
将 棋
 「弟子・藤井聡太の学び方」という本を読みました。藤井聡太さんと言えば、将棋界に疾風の如く登場した中学生(4月から高校生)棋士です。その藤井さんの師匠の杉本昌隆さんが、書かれた本です。
今年の1月に杉本さんがテレビで紹介されているのを見、早々に購入し一気に読み終えました。
  
  本には、藤井さんとの出会いから、弟子入りしてくるまでのことも書かれています。小学1年生のかわいらしい男の子が、高学年から中高生に交じって、堂々と対局している。それも先を見通す目と自信をもったセンスのいい子というのが第一印象だったそうです。その子が、小学4年生の時に、杉本さんの将棋研究室に入門してきました。
 入門後は、兄弟弟子などと対局を繰り返し、自分で考え抜きながら強くなっていったそうです。杉本さんは、藤井さんの類まれな才能を潰してしまわない様に傍で見守るような指導をされたそうです。

 その後の藤井さんの超スピードの躍進ぶりは、マスコミで多々紹介されています。史上最年少の14歳2か月でプロ棋士になられました。そして、あの29連勝です。本が出版された1月には、藤井さんは4段でしたが、5段を20日足らずという速さで駆け抜け、3月には6段になられました。

  藤井さんが才能を、伸び伸びと発揮できたのは、お母さんはじめ、家族の育て方、また杉本さんに弟子入りする前に、通っていた文本将棋教室の指導方法が良かったからと書いてありました。将棋の知識があまり詳しくないお母さんは、口出しをされなかったそうです。子供達にすぐ口出しをして
しまっていた私は、悪いことをしてしまったと、反省することしきりです。
文本さんも、厳しい指導はされず、将棋が楽しいと思うような指導をされたとか。きっと、自分で考えるという基礎が、そこで培われたのでしょうね。


 「そして将棋盤を抱きかかえて号泣した負けず嫌いの子どもは、中学生でプロ棋士になった。」
 「将棋に関しては、師匠に自由に反論していい」「師匠に威厳はいらない。」いかにして、藤井聡太を導いたのか。親はもちろん上に立つ人必読の本だと思います。
と書かれています。
「もっと早くこの本に出合っていれば、もう少し上手く子育てがでたかも・・・」と思いながら本を読み終えました。