Sing... うたう Nov.2019
         
 本格的な紅葉の季節となりました。そして食欲・芸術の秋です。今年は、柿のなり年でしょうか、枝が折れそうなくらいたわわに実った柿の木を多く見かけます。

 先日 久しぶりに広瀬光治先生とお会いする機会がありました。広瀬先生といえば、若い頃は「ニットの貴公子」と呼ばれ、今は「ニットの伝道師」として日々忙しく全国でご活躍をされています。
 11月7日(木)」にはNHKのすてきにハンドメイドに出演されます。その番組の出演は、これまでの講師陣の中で最多の50回以上になるそうです。長身でイケメン、軽快なお話と、放送局にとっては、申し分のない講師なのでしょう。

 広瀬先生には、これまで2回教室のファッションショーにお越し頂き、先生の人気のお蔭で大いに盛り上がったイベントとなり、感謝の気持ちでいっぱいです。再来年には、教室35周年記念ファッションショーを開催予定です。その時にもお越しいただけたらと思い、「また教室のファッションショーにゲストとしてお越しいただけませんか?」とお願いしました。でも、何ということでしょう「行きません。」とにべもなく断られてしましました。何故と怪訝に思っていましたら、「再来年に引退する決心をしましたので、行けません。」との言葉。「引退?何それ!まだ若いのに、どういうこと?」と頭の中が混乱してきます。
 でも、先生ももうすぐ65才になられます。孫がいてもおかしくない年令です。多くの人達も65才を一区切りとし、第二の人生のスタートをする方が多いです。先生も同年代ですものそのような心境になられても少しも不思議ではありません。

 今から少しずつ身辺整理をされていている様子でした。これまでに製作された多くのニットは、ご自分で着用予定を除く約200着を、かねてから講習に行かれていた中国の編物協会に寄付されたそうです。中国の編物講座の参考作品など好きに活用してもらえれば嬉しいと、すっきりとした表情で話されました。引退の決意といい、寄付といい、潔い広瀬先生です。外見は女性っぽいけれど、中身はやはり男性的ですね。
 今後の広瀬先生ですが、表舞台からは引退されますが、ご自分の技芸学院では継続して指導されるそうです。
 広瀬先生のすてきにハンドメイド出演は、今回が最後になるかもしれないとのお話でした。見逃さないようにしなくては!
 先生より少しお姉さんの私も引退? 体力の衰え物忘れ、勘違いなど不安材料は年々増加傾向にありますが、でもまだまだ頑張るつもりです。
Fukiko
東京オリンピック
 来年開催の東京オリンピック閉会式のチケットを購入することができました。
 閉会式は、8月9日午後8時開始です。その日の午前6時から、東京都内を男子マラソン選手がメダル目指して走ります。私は、閉会式前日に東京に宿泊し、翌日早朝に沿道でマラソンの応援し、日中は休憩をし、閉会式に行く予定にしていました。どこで応援するかマラソンコースを調べていると、日本橋交差点と神保町交差点は、選手が3回通ることがわかりました。そこで東京駅に近い日本橋にホテルを予約しました。これで私のオリンピックツアーは、催行を待つばかり!
 
 ところがです。突然、マラソン会場が札幌に変更になってしまったのです。
 夏真っ盛りの東京では、選手の体への負担が大きすぎるとの理由からです。
 
選手達のスピード感溢れる雄姿を見られることを、楽しみにしていた私のオリンピックツアーは、残念ながら途中変更を余儀なくされました。とても札幌まで応援には行けないし、閉会式までの一日をどのように過ごすか思案中です。
 幻のマラソンコースを見て回るのもいいかもしれないかも?と思うのですが、選手と同じように走るのは絶対無理だし、タクシーでは高くつくし・・・どこかの旅行社がツアーを提案してくれないかなあ・・とぶつぶつ呟いています。

 でも、選手の皆さんは困惑と不安を抱えてのマラソンとなりそうです。本当にお気の毒です。
いったいどこが選手ファーストやねん!
多彩な透かし模様を

アシンメトリーに配置した

重ね着が楽しめる一着

品のある光沢感が魅力の

ベンベルグ素材を使って

軽やかな着心地となりました。

デザイン/Fukiko
すてきな手編み表紙に掲載中