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昨年の大晦日は、適当に?大掃除を済ませ、鏡餅・しめ飾りを供え、お節料理の配達を待ちながら黒豆だけは炊き、そして、娘家族を迎えました。夜、孫たちは「紅白歌合戦なんてつまらない」と他の番組を見ながらのスマホ状態に。私だけが紅白の視聴者になりました。AIを使った美空ひばり・龍に乗った氷川きよし・糸を圧巻の歌唱力で歌った島津亜矢・抜群のハーモニーを聴かせてくれたlittle glee monster・トリで歌ったMISHAの心打たれる歌声。 中でも久しぶりにテレビに出演された竹内まりやさんの「いのちの歌」が一番印象に残りました。 昨年、教室に長く通って下さっていた生徒さんお2人を天国へお見送りしました。おひとりは 20年以上、もうおひとりは
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Fukiko |
ペシャワール会 | |||
昨年12月4日に、アフガニスタンでボランティア活動をされていた医師の 中村哲さんが、銃撃され亡くなられました。享年73才でした。 中村さんは、1984年からパキスタン・アフガニスタンでハンセン病や 結核などの貧困層に多い疾患の治療をしながら、2000年からは、大干ばつの ための飲料水や灌漑用井戸事業・灌漑水利事業をされていました。また、それに賛同された人達で「ペシャワール会」を立ち上げ活動されていました。 この会の活動で、65万人の人々の生活が支えられています。 2016年5月に中村さんが、各務原市で講演をされました。「私たちに確固 とした援助哲学があるわけではないが、唯一譲れぬ一線は、“現地の人々の立場 に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、現地の人のために働く”ことである。」と 話されました。最後に 「人は、武器では平和になりません。今日1日生きていくための水で平和に なれるのです。命の水が、平和の水になるのです。」 とも言われ、とても感銘を受けたことを思い出します。 中村さん亡き後、この意思はペシャワール会や現地の人達に引き継がれ、今も 活動が続いております。 今年に入り、トランプ大統領が、イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を イラクのバグダッドで空爆し殺害しました。この襲撃でイランはもちろんイラク その近隣の国に緊張状態が続いております。イランは、より多くの核開発を掲げ アメリカを照準に反撃をするといっています。世界を巻き込むような事態に なりつつあり、世界が不安な気持ちになっております。 この殺害は、大統領選の前に支持者を増やすためだったとも言われています。自分の私利私欲のため、人の命を奪うことなど何とも思わない人々が多すぎる 現在です。果たして、中村さんがこの事態を見て何と言われるでしょうか? 新年早々、気持ちが暗くなるニュースでした。オリンピックイアーの今年 明るい話題がいっぱい聞けますように・・・。 |
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