Sing... うたう May 2020
         
 青葉若葉の季節となり、木々の新緑がまぶしい季節となりました。
 例年ならゴールデンウイークの話題が溢れ、喜々とした皆さんの様子が伝わってくるこの時期です。でも今年は、新型コロナウィルスの感染を防ぐため、自粛生活の毎日です。

 編物教室はお休み、サークル活動もお休み、スポーツジムは休業中、行けるところは近所のショッピングセンターのみ。
 退屈な毎日になるのではないかと、案じておりましたが、そんなことはありませんでした。
今まで気になりながらも先送りしていた家事を、午前中にこなすことにしたからです。まず冬物衣類を春物衣類に入れ替えをして、気持ちを春モードに切り替えました。でも少々早すぎた春支度で、まだ冬モード状態だった主人は、「さむい寒い」と言いながら春物衣類を重ね着をしていました。早過ぎたかな?ごめんなさい!
 また、まだ気にならないからと先延ばししていた草むしり作業を、一気にやり終えました。草はそれほど伸びておらず、根もさほど張っていなくて、スムーズに作業が進みました。またむしった草の量も少なく、処分する労力も軽減し、毎年この時期にしておけば良かったのに…と反省です。水回りの掃除や押し入れの整理など、まだまだ気になるところ満載ですが、少しずつこなしていきましょう。
 
 午後からはユーチュブで音楽を聴きながらの編物です。中途で置いてあった編物を仕上げ、また編みたかった作品に取り掛かりと、余裕のある編物タイムです。
 でも、毎日の自粛生活は運動不足になりがち、そこで今まで車に頼っていた移動を、なるべく徒歩に切り替えました。また一日に30分くらいはウォーキングすることにし、毎日歩くコースを変えながら、新鮮な空気をいっぱい吸いながら心身ともにリフレッシュしています。

 緊急事態宣言が発令されて依頼、社会全体が大きく変革するきざしが見えてきまました。
テレワークを始めとして、オンライン授業も早急に対策が考えられてきています。また新学期を9月からとの声も聞こえてきています。そして、リモート会話やリモート音楽などが楽しめて、この先大きく世の中が、変革していきそうです。

 このような悠長なことを言っている最中にも、新型コロナウィルスの最前線で戦って下さっている医療従事者の方たち、生活インフラに関わる仕事をして下さっている方たちがいらっしゃいます。その方たちには、心から感謝しなくてはいけません。医療崩壊を起こさないよう、その方たちの負担を軽減するには、自分が感染しないこと。それには不要不急の外出を避けることしかありません。
 緊急事態宣言が出ても、他の国のような強制力はありません。少々生ぬるい気がするのですが、裏を返せば人権と自由が守られている証拠だと思います。強制されなくてもコロナに打ち勝ち、夏にはいつもの生活を取り戻したいものです。
 それには、極力外出を控え、家事・編物・ウォーキングをして過ごすことにします。
Fukiko
“風に誘われてニット展”中止のお知らせ
 先月お知らせ致しました5月26日(火)~31日(日)まで、鵜沼宿脇本陣で開催予定だったニット展は、新型コロナウィルス感染拡大の終息が見られず、中止することにしました。
 生徒共々、その日のために準備を進めてきましたが、コロナさんの悪さには、太刀打ちできませんでした。とても残念ですが、“こんなこともあるさ”。と気持ちを切り替えて、次回を目指してスタートしております。
マスク
 新型コロナウィルスの感染予防のためのマスクの話題が、毎日聞こえてきます。
 マスク不足・争奪戦・転売・手作り・布ゴム不足など話題は尽きません。
 中でも「アベノマスク」は、流行語大賞の候補になりそうな勢いです。
 マスク不足を解消するため、全世帯にガーゼ製布マスクを2枚ずつ配布するという 新型コロナウィルスの緊急対策案の一つです。しかし、その効力や大きさに疑問視する意見が多く、また466億を使っての配布にも批判が多く寄せられ、アベノマスクの知名度?は一気に上昇しました。この呼称は、メディアやインターネットなどでよばれる俗称の言葉だそうで、そのセンスの良さに脱帽です。

 国会では、アベノマスクを付けた首相の姿がありますが、他の議員はと見ると、アベノマスク姿はあまり見受けられません。それよりも、個性的な手作りマスクを付けた姿が多く見られます。個性的なのが河野防衛大臣の「富士山と太陽マスク」センスの良さが光る西村経済再生大臣の「デニム調のマスク」です。
 また小池東京都知事の「花柄やレース調のマスク」もセンスがよく、ネットで話題になっていますが、お友達の手作りだそうです。河村名古屋市長は、「有松絞りのマスク」、夏にはアロハとセットで付けられるのでしょうね。 
    
編物でも挑戦です。伸縮性のある糸を使用すると、ゴム無しで作れます。