Sing... うたう Jun. 2020
         
 コロナコロナの毎日を過ごしていたこの5カ月、気が付けば6月になっていました。初夏です。
 
 4月に新学期を迎えるはずだった学生達は、休校中の学校に行けず、緊急事態宣言が解除され、6月にやっと登校できました。
でも、真新しい制服を着るはずの新入生は、夏の制服からのスタートとなりました。またオンライン授業のために、学力の遅れが懸念されています。それを取り戻すため、今年の夏休みは短縮されるそうですが、気の毒な子供達です。

 緊急事態宣言が出され自粛生活の中、ステイホーム、テレワーク、リモート会議と、出社は極力少なくし、働き方が大きく変わった企業が多かったと聞きます。そして、事務所は必須アイテムではないと気付き、会社事務所自体を無しにした企業もあるとか。テレワークのお蔭で通勤時間がなくなり、時間に余裕ができたとも聞きます。これまで、働き方改革を!と言っていたのは、何だったのでしょうか? 

 テレビを付けるとコロナの話題ばかり。それもリモート出演しているコメンテーターが多く、全国から交通費など経費を使って出演者を集めなくても、番組は成り立つのですね。
また、ひな壇に並んだ耳障りな言葉を発する多くの出演者も不要だということも気づきました。間髪を入れず話すだみ声は、私のリズムには合いません。
 スタジオの出演者とリモート出演者との会話と会話の間には、ほんの少しだけ間が生じ、最初は気になりましたが、慣れてくると違和感がなくなりました。返って一呼吸おけるゆとりがあり、ザワザワとした感覚がなくなりました。昔のテレビは、このようなゆとりのあるテンポだったように思います。

 「各都道府県知事がポンコツかそうでないか、この新型コロナウィルスの感染でわかった。」とテレビで言っていました。その言葉を現政府に当てはめてみると・・・。反して、大阪府知事を筆頭に秀でた知事さんたちが、たくさんおられます。その知事さんたちの、言葉に説得力があり具体的で、県民を大切に思われている熱意が伝わってきます。
 アベノマスクはまだ届きません。給付金申請書はやっと届きました。遅ーい!
 黒川前検事長「訓告」処分。軽ーい! 早ーい!

 日本のゆるい緊急事態宣言、対応の遅い政府、PCR検査の少なさなど、世界の基準からすると、もっと死亡率の高いはずなのに・・・と、世界から不思議がられいます。マスクの着用率の高さ、清潔好き、土足で入室しない、ハグ・握手しない、BCG接種、遺伝子・・・など、原因は不明です。その謎を解明するため、これから研究されていくようです。また、予防薬や特効薬も世界で大急ぎで研究されています。早くと願うばかりです。

 新型コロナウィルスは、自然を破壊し続け、傲慢になってしまった人類へ警鐘を鳴らすために、やってきたのかもしれません。反省です。
Fukiko
アマビエ
 新型コロナウィルスの感染拡大で、疫病の流行を予言し、それを鎮めるといわれる妖怪「アマビエ」に熱い視線が注がれています。
 発祥は、江戸時代後期の1840年代。肥後(熊本県)の海から姿を見せたアマビエが「今年から6年は豊作だが、病も流行る。その時には、私の姿を絵にして人々に見せよ。」と告げて海中に消えたそうです。長い髪、くちばしのような口、ウロコのある胴体・・・半漁人の妖怪です。

 そのアマビエが、新型コロナウィルスの終息を願って、お札はもちろん、Tシャツ、お菓子、うちわ、着ぐるみ・・・など感染終息の願いを込めて、各地で登場してきています。
 美濃市では、和紙を使ったアマビエが登場したそう。短時間で手作りできるそうです。
             
 厄除けに効能があるというアマビエの、クスッと笑いたくなるようなユーモラスな姿に癒されます。

 早く終息しますように・・・。
 斜めに配した

花のモチーフ

アシンメトリーな

ネック・裾のデザインが

ポイントです