Sing... うたう Jan. 2021
         
 新年あけましておめでとうございます。
今年は、丑年、モーモー 牛さんの年です。「牛には、働き牛と寝牛がいるんやで。」と実家近くのおばさんの言葉に、丑年生まれの母は、「私は、どう考えても寝牛なんや。」と言っていました。
そう言われてみると、新聞を読むことや読書が大好きで横になり本を読む姿をよく目にしました。
また、父は“こって牛”という牛もおるんやで。」とも言っていました。田畑を耕す粘り強い牛のような人を指すのでしょうか。
 さて今年は、どんな丑年になるのでしょうか。

 年末、長女から“大学生の娘が、元旦からアルバイトに行くので、その子だけ31日に行ってその日の夜に帰ります。”とのMailが30日に届きました。「コロナ感染が心配だけど、やはり顔を見に行くね。」とのホロっとするような言葉を添えて。
 と言うことで、急遽大晦日に新年のお祝いをし、お節を賞味することにしました。なので、年越しそばは、30日ということに。全て一日前倒しの年末年始となり、暦と我が家とのずれから、なんとなく時差ボケのような状態が続いた3が日でした。

 昨年は、コロナ感染拡大の影響からファッションショー・ニット展を開催することができなくなり、また編み物教室も2か月お休みしました。そして全国への講習会出張も半分以上取りやめとなった心残りなネズミ年でした。でもそんな中でも、オンライン講習会に挑戦できたことは、大きな収穫となり新しい世界が開けました。

 今年もまたオンライン講習会を2月か3月に実施予定です。東京のパピー毛糸さんと岐阜の私の自宅からの2元中継をしながら、皆さんに発信いたします。昨年の反省点を踏まえてよりよい講習会になるよう只今ニットの製作中です。
 またファッションショー・ニット展は、10月ころを予定しています。こちらはコロナさんのご機嫌次第ですが・・・。アマビエさんよろしくお願いいたします。
 
 それ以外にも、今までの生活を維持しながら、様々なことに挑戦したいと思っています。でも、気力はあっても体力の衰えをひしひしと感じるこの頃です。無理をせず疲れをためず、体力維持を心掛けたいと思っています。

 新型コロナウィルス感染は一向に収束のきざしが見えてきません。早くワクチン接種が始まり、一昨年までのような日常が暮らせるよう願わずにはおれません。
 寝牛も働き牛もこって牛も笑顔になりますように・・・。
Fukiko
紅白歌合戦
 年末恒例の紅白歌合戦を孫たちと楽しみました。大トリで歌ったMISIAの 「アイノカタチ」には感動しました。コロナ自粛期間中に毎日のように聴いて いましたが、それ以上の歌唱力でした。さすがです。
 またオーケストラとコラボし「田園」を歌った玉置浩二さんは圧巻でした。 若い時の声量が衰えていないのでオーケストラと共演できるのでしょう。 日々の鍛錬の成果がこういう時に,発揮できるのでしょうね。 でも、島津亜矢さんの歌が聞けなかったのは、とても残念に思いました。 なぜ出場できなかったのかしら?

 孫たちは、「NiziUがいい!瑛人が聴きたい!」と言い、今にも歌い踊りだし そうなノリノリの姿に、あっけにとられてしまいました。時代の波に完全に 乗り遅れてしまったおばあちゃんには、初めて聞く歌手の名前と早口の歌詞には、とてもついていけません。しいて知っていると言えば「鬼滅の刃」のLisaが 歌った「紅蓮華」と「炎」くらいかな?
  ゲストの北島三郎さんが、「昔と今では、歌が大きく変化してきているのが わかりました。」と言われたのには、大いにうなずけました。

  昨年までの歌合戦は、騒がしい応援合戦・不必要なゲスト・聴かせどころの ない短時間の歌(歌手の皆さんには、気の毒でした)に、モヤモヤ感の残った 大晦日でした。
 さて今年は無観客での開催で盛り上がりに欠けるのではと思っていましたが、 返って雑音が入らず、また歌を端折らずに聴かせる演出に、これこそ歌合戦と 思いました。
 今年こそ時代の波に乗り遅れないようにして、孫たちと一緒により楽しめる 紅白観戦にしたいなあ!
センターにハート柄を

配したプルオーバー

ノット編みを交差させた

アラン風模様が新鮮です

           パピー毛糸講習会作品
                Design/Fukiko