Sing... うたう Apr. 2023
         
 今年は、桜の開花が早いようです。先月下旬には満開となり、辛うじて今月初旬まで私達を楽しませてくれました。
 寒い冬からの春の便りを、届けてくれる桜です。
 先月28日で71才となり、そしてこのSingも20才となりました。途中何回かのお休みがありましたが、ほぼ毎月皆様のところへ、お届けすることができました。

 20年前に、ある方から「加藤さんは“うたう”といいよ。」というアドバイスを頂きました。うたう?とけげんな気持で
いると、「唄を歌うのではなくて、ニットを通じて自分を表現することはもちろん、自分の考えやアイデアを文章にしたり、絵にしたりして表現することもお勧めします。そうすると今以上により大きく羽ばたくことができますよ。」とのことでした。そこで文章を書くのは得意ではないけれど、一度チャレンジしてみようと、タイトルを「Sing」にし、第1号を皆様にお届けすることができました。
私のひとりごと・ニットの紹介・ファッション情報など紹介させていただきます。とのコメントをプラスして。

 生徒さんのエッセイで応援してもらった時期もありましたが、試行錯誤を繰り返し、遅々として上達しない文章力に懲りずに今日にいたりました。月末になってくると、「今月の話題は何にしいようかなあ?そうだあれにしよう・これにしよう」と思い、いざパソコンに向かうと全然違う話題で作成していることが度々あります。パソコンを前にすると、自分が今何に興味を持ち感動し、問題意識を持ち、どう対峙しているのか、内なる自分と向き合うようになっているようです。
 パソコンで編集したSingを印刷し、封筒に入れ切手を貼りポストに投函すれば、あとは野となれ山となれ・・・です。たまに「Singを楽しみに読ませて頂いています。」と声をかけて頂くのですが、つたない文章や中身のない内容で、とても気恥ずかしく思いながら申し訳のない気持ちになることがあります。
でも、これからもライフワークの1つとして続けていこうと思います。

 サムエル・ウルマンの“青春とは、人生の期間だけではなく、心の持ち方を言う。時には20才の青年よりも、60才の人に青春がある。″という言葉があります。
 私も、71才・Sing20才の青春を謳歌して行こうと思っています。
 今後ともよろしくお願いいたします。
Fukiko

糸の会作品展

  タティングレース・クロッシェレース・ボビンレース・テネリフレース・ヘアピンレース
マクラメレース・フィレレース・メッシュワーク・クンストレース・刺繡 などの作品展です
ヨーロッパで誕生した繊細なレースと刺繡の世界をお楽しみ下さい