Sing... うたう Jul. 2023
         
 1年の半分が過ぎ7月となりました。年を経るごとに月日の経過の速さが加速していくように感じます。

 数年前までの梅雨と言えば、シトシト雨が続き、身の回りがジトジト状態になり、心も憂鬱になっていました。
でも昨今は線状降水帯という用語を頻繁に聞くようになり、局地的な大雨が各地に多大な被害をもたらしています。
そして、その晴れ間には、猛暑となり熱中症の危険にさらされる昨今です。やはり温暖化の影響でしょうか?

 「チャットGPT」という言葉を、よく見聞きします。非常に高度な内容の文章までが生成可能なAIソフトだそうです。例えば夏休みの読書感想文をリクエストすると、直ぐに文が作成される。また、大学の論文などあらゆる分野の作文をしてくれる優れものだそうです。
 でも、その元となる情報は、過去にインターネット上に存在した情報や、単語の出現頻度や相互関係を元に文章を作成するので、正確な回答をするわけでもないそうです。また、最新の情報が含まれないため、直近の出来事に関することは苦手なようです。
 長短あるこのソフトですが、使用する自治体、企業が増えてきました。書類の作成や挨拶文の作成など短時間で済ますことができ、その時間を他の仕事に回せると好評のようです。上手く使いこなせば、まさしく神の手になりうるのでしょうね。

 そこで、学校へAIを導入するかどうか議論されています。文科省は、夏休み前にその方向性を示す必要に迫られ指針を示しました。多大な利便性があるから、使いこなせる力を育てるから導入OK。しかし限定的な利用から始めるのが望ましい、小学生の利用には慎重に。など現場の判断に任せるような内容になっているようです。加速度的に普及するAIに、この先見直しを重ねより良い活用方法を模索していくそうです。

 今や子供も含め一人に一台のスマホ保有率の中、学校の宿題などを生成AIに回答させ、それを提出することは簡単にできます。それを生徒本人が作成したものか、AIが作成したものか、先生が見極めることは難しいそうです。また学校に導入して子供たちが使えるようにしていくには、まず先生が使ってみないと教えられません。先生の多忙が問題になっている中、また一つ課題が出てきました。先生たちは大変なようです。
 事実関係の確認には、力を発揮するAIですが、その先の意見や思いまでは答えてくれません。要は使われてしまうのではなく、使いこなす能力を培う子供たちに育ってほしいものです。

 チャットGPTってどんなものかなあ? このSingや編み図の作成などしてくれると、即インストールするのになあ、と興味津々です。でも楽な方へ流されやすい私です。使いこなすのではなく、使われてしまうのではという懸念もあり、今はしばらく様子見することにしました。
Fukiko
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