収蔵品  戦後 後継機 クォーツ19セイコー

 

収蔵品  戦後 後継機 クォーツ

 

 

表 SEIKO QUARTZ

   JAPAN3870-0010T 

裏 外側 なし  

   内側 CRP 

BACK ST.STEEL

         3870-0010

         ****** JAPAN A

 

 文字盤の風貌等は下の75RWとよく似ている。諏訪精工舎のマークの位置は少し下。SEIKO QUARTZの文字が若干濃い。風防ガラスにはふくらみがある。ムーブメントはコイルが左上に位置し、他の部品の配置もかなり違う。色は黄色が目立つ。さらに裏蓋の内側に円形の電池の+極を受ける部分と、三日月形の部分にキャリバーのナンバーが刻印されている。また、龍頭の付け根にダボがあり、裏蓋の位置はこれにあわせてはめ込むようになっているため注意を要する。

 

表 SEIKO QUARTZ

   JAPAN7550-0010T

裏 SEIKO 7550-0010 B7 ACRP JAPAN A  

 

 文字盤はきれいな白地。センターセコンドは本中三針方式で、21石の時計と同じ。数字はブレゲ数字。ムーブメントはクォーツ(水晶発振)となっており、電池で駆動する。竜頭は21石の時計とほぼ同じもの。針は黒。裏蓋ははめ込み式で、やはり堅いのではめ込み器を使用する。ボウは丸型。ムーブメントはコイルが下に位置し、全体に緑が多い。裏蓋の内側は他の19セイコーと同じ。

 

 下の7C11-0010に比べ、QUARTZの文字と、6時の位置にクォーツマークと諏訪精工舎のマークがあるため、独特の存在感がある。

 

表 SEIKO

裏 SEIKO 7C11-0010 B7 ACRP JAPAN A   愛知環状鉄道の社章

 

 文字盤はきれいな白地。センターセコンドは本中三針方式で、21石の時計と同じ。数字はブレゲ数字。ムーブメントはクォーツ(水晶発振)となっており、電池で駆動する。竜頭は21石の時計とほぼ同じもの。針は黒。裏蓋ははめ込み式で、やはり堅いのではめ込み器を使用する。ボウは丸型。

 

 一見、21石や17石とほぼ同じ。文字盤のSECOND SETTING表記がないくらいか。しかし、秒針の動きはクォーツ時計そのもの。