収蔵品  戦後SEIKO PRECISION 15石 後期19セイコー

 

収蔵品  戦後SEIKO PRECISION 15石 後期

 

 

表 SEIKO PRECISION 15JEWELS DIAFLEX

裏 刻印なし

文字盤はきれいな白地。スモールセコンドの部分の下地も白地。数字はブレゲ数字。一番下にJAPANの表示。15石のムーブメントで、刻印あり。竜頭は大きめの円柱型。針はブルースチール。裏蓋ははめ込み式。ボウは丸型。

 

 

 昭和38年から生産開始

 

表 SEIKO PRECISION 15JEWELS SECOND SETTING DIAFLEX

裏 国鉄四国

 文字盤はきれいな白地。ただ、この個体は汚れが目立つ。スモールセコンドの部分の下地も白地。数字はブレゲ数字。一番下にJAPANの表示。15石のムーブメントで、刻印あり。竜頭は大きめの円柱型。針はブルースチール。裏蓋ははめ込み式。ボウは丸型。

 

表 SEIKO PRECISION 15JEWELS 

 DIAFLEX

裏 刻印なし

 文字盤は白地。スモールセコンドの部分の下地も白色。数字はゴシックだが、中抜きになっている。その内側に赤いゴシック数字で24時間表示となっている。金属文字盤のようだが、塗料が厚くぬってある感じである。一番下にJAPAN91-0050Tとの表示。15石のムーブメントで、刻印あり。竜頭は頂が扁平。針はブルースチール。裏蓋ははめ込み式。

 

この個体には刻印等がないが、韓国交通部鉄道庁(K.N.R.)の専用干支という指摘がある。

 

このケースは戦後15石前期以前のものだが、「19セイコーのメモ」のページの令和元年1110日で検討した結果、オリジナルは戦後15石後期のものと推測されるので、ここに掲載する。ただし、これはK.N.R.専用干支という前提があるからである。これに先立って販売されていればこれは当てはまらず、ムーブメントは前期15石の可能性もある。