2021年10月

岩崎台区と自治会

岩崎台区自治会では自治会や地域についてもっと知っていただくため、ホームページを開設しております。
ここでは自治会活動を中心にした「岩崎台ニュース」や大地震に備えた「防災だより」の掲載を始め自治会の組織、サークル、子ども会、熟年友の会、ぷらっとホーム・青パト・公園愛護会などのボランティア活動についてもご案内しております。
 自治会に新しく加入されようとする方やされた方のために岩崎台区と自治会の経緯、現状などについて少し説明します。


岩崎台区

 岩崎台区は、1997年(平成9年)10月に岩崎区から分離・独立しました。分離前の住所は日進市大字岩崎字門木、字芦廻間、字石兼などでした。
「石神バス停」や一丁目の「門木公園」など、ところどころにまだその名残りがあります。
 現在の岩崎台の2丁目、3丁目、4丁目それに1丁目の一部は、1982年(昭和57年)に設立、1995年(平成7年)に終了した日進岩崎西部土地区画整理組合が開発した地域です。
面積は約44ヘクタール。3つの都市公園(もみじ公園、けやき公園、みゆき公園)と3つの調整池があります。
日進市には現在、行政区が19あり、岩崎台区は18番目の若い区です。
 分離・独立した1997年(平成9年)10月時点の人口は3,433人、1,306世帯でした。
2021年(令和3年)4月1日で6,160人、2,426世帯です。その内
自治会加入者は1,626世帯です。
 日本の人口は、2006年(平成18年)をピークに減り始めていますが、日進市の2021年(令和3年)9月1日の人口は92,934人で、市では10年後には10万都市になると予測しています。


自治会

 岩崎区より岩崎台区に分離、独立する前の自治会は、ポニーヒル自治会(現岩崎台1丁目)、石神自治会(同)、岩崎台自治会(現2,3,4丁目)に分かれていました。いまの岩崎台1丁目付近で宅地開発が始まったのは1965年(昭和39年)ごろで、当時の地価は3.3u当り2万円前後だったようです。当時の大学卒の初任給は、月1万3000円−1万5000円でした。
住宅が増え始め、1971年(昭和46年)にポニーヒル自治会が出来、最初の自治会長は中林増美さんでした。自治会の集会などは観音寺で開かれていました。
石神自治会の発足は1981年(昭和56年)で、岩崎区神明自治会からの分離でした。
初代自治会長の小沢さんは会長を10年間務められました。
岩崎台自治会は1989年(平成元年)にでき、初代自治会長は安田新蔵さん。区画整理地域の居住者が加入、当初の自治会加入は130世帯でした。
 
岩崎台区の設立に伴い、3つの自治会がまとまり、1997年(平成9年)10月にいまの岩崎台区自治会になりました。
 区自治会は、1丁目自治会(581世帯)、2丁目自治会(490世帯)、3丁目自治会(345世帯)、4丁目自治会(211世帯)で構成されています。かっこ内の世帯数は2021年(令和3年)9月1日現在です。


自治会の組織

 岩崎台の地区自治会は、1丁目自治会・2丁目自治会・  3丁目自治会・4丁目自治会の4つの地区自治会で構成され、各々に自治会長・副会長・書記・会計の4役がいて、左記4役は区議会議員を兼務しています。
 区自治会の議決機関は、年に6回開く区議会です。予算案や活動計画案、自治会規約の改正案などの審議、議決、年度末の決算案、活動報告などの審議、議決をします。重要な議案があるときは、臨時区議会を開きます。岩崎台区自治会の規約では、総会の開催を定めていません。
 区議会は、区長・副区長と地区4役の18名で構成。決算は会計監査2人が詳しく調べ、区議会にその結果を報告します。
 役員会は執行機関で、新区長・副区長の推薦、予算や活動計画の立案などを担当し、区長・副区長・各地区自治会会長・同副会長の10人で、年1〜2回開催します。
 各地区自治会の議決機関は組長会です。地区自治会の予算案、活動計画案、決算案活動報告案などの審議、議決をします。
自治会費(月額400円)の20%が、地区自治会の予算に入り、各自治会の活動資金となります。
尚、65歳以上の一人住まいの自治会費は半額の月額200円です。


コミュニティー岩崎台

 自治会の集会所「コミュニティー岩崎台」が完工したのは1995年(平成7年)2月。旧岩崎台自治会が建設、区自治会が引き継ぎました。敷地は市有地です。駐車場の下は防火用水になっています。 
しかし自治会員の増加に伴い、コミュニティー岩崎台で合同組長会を開くには手狭で支障をきすようになり、又市から災害時の避難所に指定されていますが、30人の収容が精一杯でした。
 このため、2010年(平成22年)10月に2階建て震度6強に耐える重量鉄骨の新しいコミュニティー岩崎台に建て替えました。現在の「コミュニティー岩崎台」の敷地面積は292.78u、建築面積151.05u、延床面積279.58uで災害時には約60人の収容が可能です。


建築協約

岩崎台区が独立した1997年(平成9年)の2年前頃岩崎台区には500ヶ所の空地があり、住宅の建設が急増しました。そのため無秩序な開発を防止し、良好な生活環境の保持と秩序あるまちづくりを図るのを目的に1995年(平成7年)に建築協約を制定しました。
住みやすい街づくりは、それぞれの土地の財産価値を高めることにもつながっているとも言えます。
この協約は1995年(平成7年)に制定されて以降社会の変化を踏まえ2005年(平成17年)、2006年(平成18年)と二度改正を重ね現在に至っております。


自治会の活動

 文化活動は、毎年秋に開催する本自治会の最大のイベントである「ふれあいウオーク」です。例年約1,400人が参加します。
 防火活動は、年に2回、防犯パトロールを実施、尾三消防署の指導でAEDの講習会や初期消火講習会も開いております。
 環境活動は、春と秋の一斉清掃や空地の雑草調査・除草の呼びかけなどをしています。
 福祉活動では、サークル活動、子ども会、熟年友の会が活動しています。


防 災 会


 南海地震、東海地震、東南海地震の発生が心配です。災害の拡大を防ぐには、隣近所など地域での防災活動が欠かせません。地域の防災意識を高め、非常時には助け合えるように、2004年(平成16年)4月から岩崎台に防災会が発足しました。。
 防災会のメンバーは、区長・副区長と地区自治会4役が兼務し、議決機関として防災会議があり、防災会議は年4回開きます。
 防災会は啓発活動、初期消火訓練などを行っています。訓練や応急手当講習会には積極的にご参加下さい。
防災会では、非常時に備え1〜4丁目、コミュ二ティー岩崎台及びもみじ公園に合計10の防災倉庫を設置し、非常食料、飲料水などを備蓄しています。又コミュ二ティー岩崎台には自家発電機やAEDも設置しています。
 また、毎年、安否確認訓練を開催し、各戸の玄関に「無事です」掲示板を掲示して、安否確認を行なうととも、2021年より避難支援訓練を追加し、「支援必要」掲示板も併せて活用することにより、高齢者・障がい者を隣近所で見守る体制作りを
開始しました。