防災本部実行委員長 あいさつ
「災害は突然やってくる」とよく云われます。皆様もよくご存知の平成23年3月11日に発生した東日本大震災。この原因となった東北地方太平洋沖地震を受け、日本沿岸の海溝で発生する地震の考え方が大きく変わってきました。
東海地方から西日本へ延びる浅い海溝、南海トラフでも地震想定の見直しが進んでいます。
東海地震は、国が公式に「予知できる可能性がある」とみる唯一の地震です。発生数日前に海底のプレート(岩板)で「前兆滑り」と呼ばれる現象が起きるといわれております。しかし、本当のところ予知はどこまで可能なのか!
東海地震は、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界となる海底の溝「南海トラフ」沿いで起こります。両方のプレートは強く固着しており、フィリピン海プレートが沈み込むにつれて「ひずみ」が蓄積、ユーラシアプレートが大きくはね上がると地震が起きます。国の中央防災会議ではその確率を30年以内に87%と推測します。
以上の様に災害は予期せぬ時に襲って来る可能性が大であります。
よって、少しでも災害を最小限にするためには、まず一番身近な個人及び自治体が一番大事と思われます。災害発生時はもちろん、日頃から地域のみなさんが一緒になって防災活動に取り組むことが大切ではないでしょうか!
岩崎台防災会の重点活動
○防災訓練や救急法講習会等を通じた防災知識技術の向上
○防災倉庫や防災資材及び器材・非常用食料の調達、備蓄等
防災に関する「意識の普及」と「物の調達確保」をしてまいります。
自治会皆様のご理解、ご協力をお願い致しますとともに、ご意見、アイデアなどが有りましたら、是非防災本部の方へお寄せ下さい。