6/27 名古屋市公会堂 

 ハッチポッチのコンサートだと思っていってみたら、「グッチ裕三とグッチ―ズ」のコンサートでした が、大変楽しめました。ハッチポッチのテーマ(ハッチポッチファミリー)はもちろんのこと、ビールトスのメドレーや、ムード歌謡えっさっさなど、ハッチポッチの歌続出!

ハッチポッチ以外でも、ハッチポッチだと思って来ていたお子様の期待を裏切るような60年代、70年代を思わせる歌で、グッチさんの美声を惜しみなく披露していました。

エルヴィス・プレスリーのコスプレ(?)をして、舞台から降り立ったグッチさんは、客席に何かを配って歩いてファンサービス。この時、もちろん私は、「こっち来い電波」を送りつづけていたんですが…その前に曲は終わってしまいました。

「上を向いて歩こう」のときは上を向いても涙がこぼれそうなくらいカンドー。「アンチェインド・メロディ」のときもため息の連発でした。

そして、迎えたアンコール、いつ花束を渡そうか困っていた私達二人(相方の濱崎と一緒に行ったのです)、ふと、舞台のすその前に目を移すと、花束をもって並んでいる人が…グッチさんも、それに気付き、舞台から降りてきました。「こんなチャンス無い!」と、私達も舞台の方へ駆け寄り、花束を渡すのに成功!しかも、握手をしてくださり、私の持っていたカメラ(席に置いてくる余裕もなかった。)に気付き、「写真とってほしいの?」と、声をかけてくださいました。「お願いします」も、言えず、ただ、必死に頷くだけの私。さらに、「でも、あなたが撮ったら、あなたが写らないでしょ」とのお言葉、あたふたしてたら会場のカメラマンの方が、申し出てくれて、「ワン、ツー、スリー」の、グッチさんの声で、無事、スリーショット写真が。し、か、も、肩に手がぁぁぁぁぁ!別れ際に再び握手をしてくださったグッチさん。あぁ。イベント後輩に任せてでも来て良かった。

その後の「オンリー・ユー」は、また格別でした。また、サックスも披露していただきました。しか〜し、その見事なお姿を写真に収めようとしたら…フィルムを巻く音が・・・あぁ、惜しい・・・!

それまで、“ハッチポッチステーション”のグッチさんが好きだっただけなのに、エンターテイナーとしてのグッチ裕三に惚れてしまいました。夢見心地で会場を後にした私達。そのころ、えらいにぎわっているグッズ売り場の中心に誰がいるのかも知らずに…

グッチさんコンサートレポ−ト弐につづく…