私のベスト3
時代劇俳優の投票ランキング集計結果
2002/12〜2004/02、投票いただいた「皆さんのイチオシの俳優さん=私のベスト3」を集計し(1位=3点、2位=2点、3位=1点)、頂いたコメントを掲載しました。
俳優ランキング
- 1位−22ポイント
- 菅貫太郎さん
- 「やっぱり馬鹿殿。危なくなった時の慌てっぷりが好き。」「私の心に最初に焼きついた方デス」「冷静沈着で冷酷なイメージが強烈でした」「以前はシリアス中心で、後にはコミカル路線でしたが、なんと言っても、“スケベお公家”がはまり役。そして、ヌケた役でも時折見せる何とも冷酷な顔つきと、別人のような声が、好きでした。後年では、サスペンスもので、刑事役でも出てましたね」「ネチッとしたいやらしさ。不慮の事故、残念です」「“妖気と狂気”漂う、話し方とまったりとした動き。震えて見ていました。怖かった」「昭和40年代の“俺は用心棒”の時の高杉晋作が忘れられません。ふてぶてしくて、堂々としていて、いかにも世の中なめてるような…。(悪役ではないかな?一応新撰組寄りの内容なので)」
- 菅貫太郎さん
- 2位タイ−11ポイント
- 亀石征一郎さん
- 「あの眼光!声!善人に回ると非常に良い味を出されますね」「野望に燃え、貫禄と指導力を供えた悪人。容姿に騙されそうになる」「この方も出てくるだけで、憎憎しい。土方を付けねらう役で昭和45年「燃えよ剣」にご出演。若いときから、この存在感」
- 川合伸旺さん
- 「悪代官としての自信と貫禄が滲み出ています。素顔とのギャップには驚きました」「悪代官と言えばこの人。冷酷な代官から時にはお茶目な代官まで」「定番。安堵感がある」
- 亀石征一郎さん
- 4位−9ポイント
- 成田三樹夫さん
- 「日本が誇る貴重な悪役俳優。いまだこの人に代わる俳優なし」「カッコいいです」
- 成田三樹夫さん
- 5位タイ−6ポイント
- 石橋蓮司さん
- 「鬱屈した狂気の爆発を陰湿に表現できる人(なんのこっちゃ?) 」「血も涙もない。しぶとい。不気味。狙われたら逃げられないような絶望感を感じました」
- 遠藤辰雄さん
- 「東映の任侠映画では、シリアス路線で、テレビでは、あの、スケベそうな笑い声から、ちょっとしたコミカルなしぐさまで、見ているものの目を釘付けにします。風呂で、黄門さまに、湯につけられたことは、何回あったことか。」
- 江見俊太郎さん
- 「『すけべ悪代官』と言えば私の脳裏に真っ先に思い浮かぶのがこの御仁。デビュー当時は二枚目で、『眠狂四郎』演じてらした事もあったそうな」「マヌケな悪代官からシリアスなものまでとにかくいいアジだしてる。彼は、S40年代は、シリアスなものが多く、それ以降はコミカルなものが多かったような気がします。」
- 今井健二さん
- 石橋蓮司さん
- 9位タイ−5ポイント
- 山形勲さん
- 「知的で、計算高く、ずる賢くて、スケール感たっぷり。頼り甲斐のある、紳士の魅力が、悪役にもハマッてる」「東映悪役俳優の雄。たまに善役もあり」
- 山本昌平さん
- 「ぜったい改心しなさそうなところがいいです。(人間のココロを持ってるようには見えない…)」「私の中で陛下は世界一の悪役ですね何せ悪役商会の食客ですから善人を演じることはないでしょう」
- 金子信雄さん
- 「いわずと知れた「仁義なき戦い」の山守義雄。この人ほど「声に出して読みたくない日本語」(具体的に書くのはちょっと憚られる)が似合う人はいないと思われます」
- 山形勲さん
- 12位タイ−4ポイント
- 名和宏さん
- 「一心太助なんてやってた若い二枚目の頃よりも、東映PVで大活躍の頃のでかい濃い顔が大好き!です。クレジットに「名和宏」って出ただけでうきうきしてしまう方。勿論時代劇もよし」「「実録路線」とほぼ同時期に作られていた「声に出して読みたくない日本語」(これもまた具体的なことはご容赦)の映画(見たことはないですけど)にたくさん出演されていました」
- 立川三貴さん
- 「濃い。公家化粧してホホホ…と笑わせると並ぶもの無しッ!!この方も悪役だと性犯罪者系だな…」
- 汐路章さん
- 「赤影の悪役のボス。水戸黄門ではやくざの親分、印象大」「この方は金子さんと違って「牛裂き」・「鋸引き」・「煮て焼いて食う」とゆう言葉が似合いそうな感じです。「残酷な領主」と言った所でしょうか」
- 佐藤慶さん
- 「クイズ番組などでの笑い上戸がウソのような、冷酷な異常性がカッコいい」「ヒネリにヒネった悪役」
- 内田朝雄さん
- 「悪役俳優の中では伝説ですね。黒幕といったら朝雄さん、この方知らない邦画ファンはもぐりでしょう」
- 伊藤雄之助さん
- 「この人だけはどうしても、サイコパスの演技が演技に見えず、冗談抜きで怖かったです。日常生活を全く想像出来ない」「出るだけで画面のカラーを変えてしまう、まさに性格俳優」
- 名和宏さん
- 18位タイ−3ポイント
- 山本麟一さん
- 永井秀明さん
- 進藤英太郎さん
- 五味龍太郎さん
- 北原義郎さん
- 平幹二朗さん
- 「主演二枚目スターなんて、勿体無い!江原真二郎、故・伊丹十三とともに、悪役専門として大成して欲しかった」
- 藤岡重慶さん
- 「あの独特の笑いといい、表情といい、最高に気持ち悪いです(褒め言葉)」
- 神田隆さん
- 「もっともリアルな、“政治家”然とした悪役。よく通るいい声という点では、進藤英太郎と双璧」
- 田口計さん
- 「俺は用心棒」のころは、チンピラ役で、いつのまにか、巨悪になっておられました
- 27位タイ−2ポイント
- 山城新伍さん
- 「若き日の映画『伊賀の影丸』における、悪の魅惑がたまらない。白馬童子より柄に合ってる」
- 御木本伸介さん
- 「途中まで善人役か悪役かわからない」
- 戸浦六宏さん
- 「この方も焼きつきました。実によく響く美声をお持ちの方でした」
- 大前均さん
- 「ストレートに見た目一番迫力ある人。「刀通じるの?」と思える時も…」
- 加賀邦男さん
- 原口剛さん
- 外山高士さん
- 江幡高志さん
- 「小狡い三下系」と言えば。
- 山城新伍さん
- 35位タイ−1ポイント
- 西田健さん
- 「性的変質者をやらせたらベストではないか。名和宏だと色事師という感じだが、西田健だと変質狂的な病んだ部分が出ていい。ねっとりまとわりつくような雰囲気がステキです」
- 清水紘治さん
- 「むかし"クロスオーバー・イレヴン"というラジオ番組でナレーションをしていたのが印象的でした」
- 遠藤憲一さん
- 「不気味だったり暴力的だったり、生理的嫌悪感を味わわせてくれます(褒め言葉)」「『きけ、わだつみの声』の上官役がお気に入り。善人は善人で中々…」
- 安部徹さん
- 「好色で、ギラギラと脂ぎった、“体育会OB”的な悪役。凄みがきき、不敵な面構え」
- 石山律雄(現・輝夫)さん
- 「あの何を考えているのかわからない表情好きですね」
- 岸田森さん
- 「悪奉行鳥居耀蔵ならこの人」
- 沢村宗之助さん
- 藤木孝さん
- 深水三章さん
- 天津敏さん
- 横森久さん
- 西田健さん
女優ランキング
- 1位−10ポイント
- 弓恵子さん
- 「やはりこの人ははずせない、必殺で一番殺された女優です」「やはり宮口二郎さんの妻なので」「この方も絶対腹黒そうでした」
- 弓恵子さん
- 2位タイ−3ポイント
- 今出川西紀(久保にしき)さん
- 「被害にあう町娘というとやはりこの方でしょうか」「初期必殺はこの人が初回に殺される事が多かった」
- 三浦真弓さん
- 田島令子さん
- 「現代劇女優のイメージが強いが、御高祖頭巾の悪女が似合った。知的なクールさがいい」
- 本阿弥周子さん
- 「ハスキーな声で、すれっからしな年増役が見事。何しろ、お名前が時代劇に最適」「大名の悪奥方・悪のお姫様(?)」
- 高田美和さん
- 「「付け馬おえん事件帳」での血も涙もない「女郎蜘蛛」の役。「取り込まれたら最後、もう二度と生きて帰れない」と言った所でしょうか」
- 夏純子さん
- 「大きな瞳が印象的でした」
- 湖条千秋さん
- 「狡賢さぎらぎらの演技がすごいです」
- 今出川西紀(久保にしき)さん
- 9位タイ−2ポイント
- 金沢碧さん
- 「二時間サスペンスで、ひところは田島さんと並ぶ常連悪女。冷めた美貌で、和服姿の色気が怖い」
- 初井言栄さん
- 「鬼姑、鬼婆と言えばこの人。おそらく「夜な夜な包丁を研いでいる姿が最も似合う女性」ではないでしょうか」
- 水原麻記さん
- 「この人も殺された。確か、中村梅之助の遠山金さんで居酒屋の看板娘お光役した人だと思ったのですが」
- 珠めぐみさん
- 「被害にあう武家の妻女というと、この方かな」
- 葛西眞純さん
- 水島美奈子さんもいいんですけど悪役としては葛西さんの勝ち」
- 佐藤万理さん
- 後期必殺で出演」
- 金沢碧さん
- 15位タイ−1ポイント
- 大塚道子さん
- 「武家の頑固母、嫁いびりのお姑さんといえばこの方」
- 藤江リカさん
- 「一度見たら忘れられないアクの強さ」
- 木村俊恵さん
- 「あの山守すらも平伏させるくらいだから、ある意味「仁義なき戦い」の中でも最強の人物かもしれません」
- 吉本真由美さん
- 「よく出ていらっしゃいました。顔が可愛すぎるためか、悪役はそんなに悪そうに見えませんでした」
- 黒田福美さん
- 「この人の悪女は美しく、上手く演じる」
- 秋谷陽子さん
- 「この人も悲惨な最期を遂げる役が多かった」
- 北川恵さん
- 鈴鹿恵子さん
- 「小悪魔の三浦真弓姉さんもいいんですけど鈴鹿さんのほうがタイプなので(三浦姉さんファンの人すみません。)それに裏切りの鈴鹿さんのほうが悪役らしいので」
- 大塚道子さん