ジャガイモの歴史

         1.はじめに
            私も借りた畑でジャガイモを作るようになりました。これで、数年経ちました。ふといったいいつ頃から栽培されるようになったのか調べて
           みたくなりました。既にそうした事柄を調べインターネット上に発信されているサイトもあるようです。
            http://www.potato-koubou.com/z-others/link.html じゃがいも工房の「ジャガイモの歴史」なる記述であります。要領よくまとめられ、リン
           クフリーのようなので、拝借いたしました。詳しくは、上記htmlファイルを参照下さい。

         2.ジャガイモの起源
            南米アンデス高原がジャガイモの故郷のようです。確か「トマト」も「とうもろこし」もアンデスの高地とか。日本へ伝来したジャガイモは、スペ
           イン帝国が、あのインカ帝国を滅ぼした時ヨーロッパへ持ち込み、その後オランダ貿易会社が、広く世界に羽ばたき広められたとか。
            アジアでは、当時ジャカルタ(現 インドネシアの古名)を拠点にして活動していたオランダ貿易会社により日本の長崎出島へ江戸期に届い
           たのでしょう。

            ヨーロッパへ持ち込まれたジャガイモは、当初花を観賞する為の物であったとか。その後ドイツのフリードリヒ大王により食用に適する物と
           奨励され食べられるようになったようで、起源はふるいようですが、ジャガイモが、広く食用化されたのは、18世紀になってからであります。
            詳しくは、http://home.q04.itscom.net/asoh/Kulturgeschichte-Kartoffeln.html を参照されたい。
            ジャガイモの食料化については、「 大王は1740年に王位についたが、その際の農業政策の重点項目の一つがジャガイモの栽培の促進で
           あった。というのは、18世紀には各地で飢饉が発生し、食糧の確保は至上命令だったからである。特にジャガイモは小麦やライ麦などの穀類
           の数倍の収穫高を示し、冷害にも強く,各国で戦乱や飢饉で荒廃した畑に積極的に植えつけら始めていたからである。」(上記 htmlファイル
           より引用)という記述がジャガイモの食料化の普及を促進したようであります。

         3.日本でのジャガイモの普及
            「北海道では、現在の瀬棚町で1706年に栽培されていたとする記録があ ります。」(じゃがいも工房の「ジャガイモの歴史」より引用)とすれば、
           この北海道に最初に入ったのは、長崎出島に届いたジャガイモであったのだろうか。

            ジャガイモの種類は品種改良され、多数ありますが、代表的な品種は、男爵とメークインでしょうか。北海道で広まったジャガイモは、{最も早く
           導入されたのが「男爵薯」で、函館の 川田龍吉男爵という人物がイギリスから北海道へじゃがいもをもたらしました。これが日本での男爵薯の始
           まりです。」(じゃがいも工房の「ジャガイモの歴史」より引用)とある。

            私も種薯を近くの農協で購入し、栽培しています。芽の出た食べられなかったジャガイモを植えてもそれなりに収穫できます。やはり男爵薯を作
           っています。
            改めまして、ジャガイモは、日本でもドイツと同様食料難の時代には貴重な食材であった事を知り、その栄養素には目をみはられます。
            もっともっとジャガイモを食せば、健康維持にはもってこい、これは大いに食べるべき物と思いました。