かみちゅ! 1〜12話

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1回「青春のいじわる」

 かーみーちゅー!ヽ(´▽`)ノ
 やっと名古屋テレビで放映開始です。
 なんの前情報も入れないまま見たんですが、コレおもしろいですよ。
 田舎の町のマターリ感とか主人公一橋ゆりえののんびり感(本人はそのつもりじゃないだろーが)とか。
 とりあえず第一回見ても話が全く見えてこないとこがまたおもしろいよ。
 のっけから「…わたし、かみさまになっちゃった」って言われても。その理由も説明もなーんにもなし。
 「はいっゆりえちゃんはかみさまになっちゃいました。んじゃ、お話ドゾー」って感じですよ。むしろいさぎいいね。
 いいなあ、このマターリ感とか思って公式みたら「痛快アクションコメディ「かみちゅ!」今夏ON AIR!! 」
 痛快アクションコメディ?「コメディ」はいいとして「痛快アクション」はどうかな(笑)
 ああ、もしかしてそーゆーとこもコメディの一環なわけ?なるほど!
 よーし!おにいさん毎週見ちゃうぞ!とか思ったら来週はお休みで、再来週に一挙2話放送?
 なんなんだこのアニメはー、なんか振り回されまくってるよ、オレ。

 どーでもいいけど三枝みこちゃんがマリア様がみてるの二条乃梨子にしか見えません。

2回「神様お願い」

 いやはや、おもしろかった。
 一番印象に残ってるのは後光がさしてるとこ。あとみこちゃん萌え。つか乃梨たんにしかみえない。乃梨たんの実妹がこんなんだったらいいのになー。
 そんなんよりお話の感想を。
 八島様がいなくなったので探しに行くってだけの話なのにまあ、よくここまで作れるなーと。田舎ののんびり感がすげー気持ちいいですよ。
 あとあの世界観がおもしろいです。みんなふつーにゆりえちゃんが神様になったのをうけいれてるのな。
 町にもなんか妖怪?みたいなのが沢山いるし。でも見える人と見えない人がいるんだねぇ。
 それでもその差ってのが特別なことでもなく、見える人と見えない人でなんら変わりないのがマターリしてていいなぁ。
 最近のアニメや漫画ならその辺で対立があったりして殺伐としたりするもんね。ああ、マターリ最高。
 前述したが後光の表現がおもしろかったなぁ。
 やっぱゆりえちゃんはすごい神様みたいなんだけどホントなんの神様なんだろね。
 そうそう、あと「ゆりえちゃん祭り」に笑ったよ(笑)御輿でかつがれてるゆりえちゃん萌え。


3回「そんなつもりじゃなかったのに」

 ほい、第3回。
 どうも前回までよりは練り込みが足りないってゆーか、設定の上っ面をなでただけのような話だったな。
 んでも面白いところもあった。ゆりえちゃんの天然っぷりっというか何でも信じちゃう性格は母親ゆずりなんだねー。
 ゆりえちゃんがゲンナリするよーなお父さんのウソ(というか方便ですかね)を本気で信じちゃうお母さん萌え。つか幸せそうな夫婦だ。
 あと、光恵と祀がちっと対立してるのがいいな。
 おそらくゆりえちゃんとずっと一緒だったであろう光恵と神様であるゆりえちゃんを利用してお金儲けもしくは自分の趣味?に利用している(ように光恵には見える)新参者の祀。
 まぁ祀のあの破天荒?な活動は、たぶんゆりえちゃんがなんの神様なのか調べるため(つまりゆりえちゃんの為)でもあるんだけど、あの強引なやりかたがいまいち光恵には気に入らないご様子で、なんとなくゆりえちゃんと光恵の百合を妄想して萌えてしまったですよ。
 あと今回は強引に神様の力が発動して自体を強引に収拾してしまったなぁ。なんとなーく解決ってほうがこのアニメらしいような気がするんだが。
 そして次回予告。え、えっと。サザエさんのタマ?次回も期待大だっ!(笑)


4回「地球の危機」

 おもしろかった。
 割とドタバタした内容だったのにどこかのんびりしててよかった。ただ祀ちゃんたちがほとんど話に絡まなかったのは残念。
  やっぱりあの田舎が舞台の方がマターリしてていーなー。
  「しあわせチーム」(だったっけ?)の猪鹿蝶は今後もでてくるのかなー。
  結構こいつら好きですよ。かわいいし。登場の仕方がサザエさんのタマだし。
  そーいやサザエさんのタマのアレって今もまだやってるのかなー。どーでもいーか。
  ゆりえちゃんのあの「牛歩戦じゅつ」とか「類似品」は神通力?なんだよね。
  ちょっとは神様として成長しつつあるってことなんかなぁ。
  火星人ちゃんに渡した最後の紙は「恋愛成就」にすればよかったんじゃないかなーとかおもたよ。
 来週もたのしみー。


5回「ひとりぼっちは嫌い」

 いいなぁマターリマターリ(´▽`)
 今回は絵も綺麗でよかったです。「奥さまは〜」見た後だったのでものすごくいいアニメみたなぁと思ったよ。
 今回は「ゆりえちゃん風邪を引く」なお話だったのだけれど、よくそれだけでここまで話をつくれるなーと感心しきり。
 それと猪鹿蝶も出てきてくれてちょっとうれしい。こいつら好きだなぁ、登場の仕方とか。
 ちょっと気になったのがみこちゃん。ゆりえちゃんの弟君のことが好きなのかなぁ。
 じゃなく弟君がみこちゃんのこと好きなのかな?まぁどっちでもいいけどさ。
 …よかったんだけどお話的にゆりえちゃんが風邪引いて幽体離脱しただけのなで特に書くことないですなぁ。
 ま、それもまたマターリ。

 どーでもいいけどタマ+貧乏神も好きになってきた。


6回「小さな決心」

  うーん、今回はいまひとつかな。
 いつものゆりえちゃんって感じがしなかったなぁ。
 なんか別のアニメをみたような気がするよ。お気に入りの猪鹿蝶やタマ、みこちゃんもでなかったしなー。
 二宮君も印象違ったな、あんな明るいイメージはなかったんだけど。
 まぁ、そんなわけで次回に期待しよう。

 …うわ、短いなぁ。


7回「太陽の恋人たち」

 光恵のおっぱいがっ!ががが!
 なんであんな強調されてるんですかね。えらいきょにうなんだが。あとみんなケツがでかいよ。
 まぁ、それはともかくとして今回もおもしろかったなぁ。
 ひさしぶりに「かーみーちゅー!」も聞けたし。お話も丁寧に作ってあるよなぁ、ゆりえちゃんの両親の話とかちゃんと伏線はってあるし。
 まぁ、その辺簡単に先読み可能なのだが、それでも30分楽しめた。
 単純な話なのにあんなに見れるモノ作れるんだからすごいね。
 ただ一つ残念だったのが…みこちゃんの水着がみたかったなと。

 いつも突然にやってくる猪鹿蝶。今回大爆笑しちゃったよ(笑)
 だって壁に突き刺さってるんだぜ。こいつらいいなぁ。


8回「時の河を越えて」

 サッカーの所為で5分繰り下げ。
 それに気付かなかったのでラストでブチッと切れたよ、トホホ orz
 それはともかく、今回は今ひとつぱっとしなかったなぁ。
 いつものまったり感がなかったかな。いや、まったり感云々よりはストレートすぎて逆に見送っちゃったって感じ?もう一つ何かが欲しかったな。
 猪鹿蝶の出番がたくさんあったのはいいけど、いつもの登場の仕方がなかったし。
 ゆりえちゃんも簡単に神通力使っちゃうしなぁ。
 サクサクと行き過ぎて面白味に欠けたって感じかな。


9回「君に決定」

 前々から思っていたんですが、祀ちゃんってどうですかね。
 かなり自己中ですよねぇ。端から見てる分だとこーゆー人はどうかなぁと思ってしまうデスよ。
 私はおそらく光恵ちゃんが見てる様な感じで見てると思うんですが、はっきりいって友達じゃなかったらけっこうウザーとか思ってしまうかも。
 でもね、こーゆー人が友達だとエライ楽しいんですよね。
 姉御肌だし、美人だし(それに自分が気づいてないし)、行動力あるし、頼りになるしね。
 ムッとするときもあるけれど憎めないタイプって感じ?きっと光恵ちゃんもそんな風に思ってるんじゃないかなー。
 まあ、そんなことをメガネ君が相談に来た時のをみてて思いましたよ。
 そこまでは「もーこいつは相変わらず自己中だなー」と思ってみてたんだけど、チョップからの流れは「あーなんだかんだいっても祀ちゃんいいヤツだよなー」にコロッと変わったり。
 ついでにそこのところのみこちゃんがかわいい。お姉ちゃん子なんだね。
 祀ちゃんもみこちゃんを猫かわいがりしてるし、こりゃ百合臭が…とか思いましたが、きっと祀ちゃんはそんなこと全く考えてないんでしょうねぇ。みこちゃんはなんとなく脈アリな感じがしますが。
 百合といえば、光恵はゆりえちゃんに百合的な想いを抱いてると勝手におもっています。
 と、まあ、個人的に今回の見所はそこくらいだったわけですが。
 だってさー猪鹿蝶でないしぃ。


10回「ふしぎなぼうけん」

  よかったね、よかったね!ゆりえちゃん!(ToT)涙ドプァ
  流れとしては80年代に青春ドラマを見ている様な感じでしたが、あの青臭さが逆によかったな。
  人見知りなゆりえちゃんがいい感じに出ていて見ていてやきもきしちゃいましたよ。
  中間テストの後、屋上で泣いちゃうとことかよかったですねぇ。それを見ていた同級生とかもね。 でも、その後(劇中の時間的に)すぐ仲良しにならないところが良い。
  同級生の子もあんなの見ちゃうとなんて一定以下解らなくて逆に声かけづらいだろーし、
  ゆりえちゃんもあの性格からしてあんなことがあった後だともっと引っ込んじゃうだろうしね。青春だなぁ。
  そして最後の別れ際にみんなと仲良くなるのがナントモまぁ80年代テイストだなぁ。
  その他には、舞台が80年代と言うこともあってか、神様新人研修にファミコンの神様がいたり、弁財天でてきたりと細かいところにも見所たっぷりでした。
 個人的にはそこよりもゆりえちゃんが出発する前の光恵と祀ですかね。たき火で煙のかけあいしてるとこが好きです。
 あのふたり、相性はたぶん悪いと思うんだけど光恵が大人なのか、祀の性格なのか上手いことやってるってゆーか、なんだかんだいってもふたりはプリキュアじゃなくて友達なんだねぇ。
 あと、猪鹿蝶が牛車で迎えにくるところ。他の人にどう見えてるのかなぁと思ったらあんな不思議な光景なんだね(笑)
  来週もたのしみです。


11回「夢色のメッセージ」

 ついにゆりえちゃんがこたつから出ることはなかったなぁ。
 ただお正月にゆりえちゃんが家でだらだらしてるだけで30分もたすんだらすごい。
 終わってしまった某アニメとは大違いですよ(奥様は魔法少女のこと/20051009追記)。
 各所に見所があり、家でだらだらしてるだけなのに見ていて退屈しませんでした。いやーすごいね。
 個人的に今回はタマ+貧乏神がよかったですよ。
 もともと喋るほ乳類に(´д`;)ハァハァする質なんですが、お膳を片付けたりしてるとこ見たりするともうっ!(´д`;)ハァハァ
 貧乏神がちょっと東北訛りなのとかもポイント高し。
 猪鹿蝶も出てきたし今回はなーんもなかったんだけど満足ってゆー不思議な感じですな。
 ちょっと気になったのはダラダラしてるゆりえちゃんがちょっとイラッときましたが、たぶん羨ましいんだと思います。いいなぁ、あんな生活。
 しかしもう11回ですか、残り1回ですな。関東はもう終わったみたいですね。寂しくなるなぁ。


12回「小さな一歩で」

 最終回です。ああ、寂しくなりますねぇ。
 さて、お話の方はバレンタインデーにゆりえちゃん告白するの巻、って話。
 神様らしさを全く出さず、ゆりえちゃんが一女子中学生だったのはとても好感が持てます(ラストシーンは別)。
 そして今までがんばって神様業やってきたことが実を結んだと言いますか、女子達が結託してゆりえちゃんの恋を成就させようと奮闘する姿がほほえましい。というか、あんだけ大事になっちゃうところが中学生っぽくて良いですなぁ。
 当のゆりえちゃんと二宮君も晴れて両想い(しかしこの年になって両想いとか書くと妙にこっぱずかしいですな)になれてよかったよかった。
 ほのぼのとしながらも大団円に終わってとても満足ですよ。
 かみちゅ!全体の感想としましては、とても良いアニメを見せてもらったなと。
 制作側がしっかりとこだわって丁寧に作り込んだんでしょうねぇ、たぶん。
 見事なクオリティを最後まで保ち続けたことにも好印象。良いアニメに出会えてホント満足しましたよ。
 ただ全12回はちょっとさびしいですねぇ。2クールくらいみたかったです。
 DVDの方で放映できなかった4話分がどっかに入るってのが、ゲームのクリア後のお楽しみじゃないけれどうれしい。
 桝成監督、倉田脚本さん曰く作ったら全16話になっちゃったらしいけど(笑)
 なんにせよ、昨今なかなか無い良作アニメでした。

 そーいえば「ゆりえちゃんは一体何の神様だったのか」という謎だけ残りましたが、そこは「みんなを笑顔にする優しくてかわいい神様な中学生」でいいじゃないですか、ねぇ?


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