ケメコデラックス 1〜12話

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第1話「鋼鉄の花嫁」

ケメコかっこEEEEEEEEEEE!!

 そんな今回のお話は…
 幼なじみのイズミに尻に敷かれながらも平凡な毎日を送っている高校生・小林三平太。
 三平太は、「10年後に会えた時には三平太くんのお嫁さんになる!」という言葉を残して転校してしまった初恋の女の子を忘れられずにいた。
 ある日、そんな三平太の元にウェディングドレスを着た謎の二頭身女“ケメコ”が大量のロボットとともに襲来する。
 ロボットとケメコの戦場と化した三平太の部屋で、ケメコは「私がおまえのヨメだ!」と三平太に迫ってくるが…。
 以上公式のあらすじ。

 放送前に公式HPにあるPVを見て、すごい面白そう!と思ってみてみたのだが、これが大当たりでありました。
 話の内容としては、三平太くんのところにケメコが押し掛けてくるってだけの話なのだが、それと謎の炊飯器ロボット襲来をプラスしただけで、物語のプロローグを作っている技量は見事。
 この第1話だけで、このアニメが大体どんな感じのお話なのか分かるようになっているのもすごい。
 そしてなによりは、このアニメの核、ケメコである。
 開始から4分でケメコが窓から飛び込んでくるのだが、そこから三平太くんの日常は崩壊する。
 ケメコから離れて一時の日常を取り戻しても、彼女が出てくるだけでガラリと雰囲気が変わってしまうこの強烈なインパクト!
 その姿形からして非日常が、ハイテンションな「とんでも」を引き起こす面白さにはつい笑ってしまう。
 なにより、なによりだ。
 そのケメコが下手なアクションアニメよりも見事なアクションシーンを演じてくて、VS炊飯器ロボットとの戦闘は、アクション大好きな私として、そのシーンを全コマ送りで見てしまうほど秀逸な出来。
 そのケメコのカッコよさに惚れました。

 と、ここまで書いてきて、見ていない人にしてみれば「なんのこっちゃ」な文章でありますが、このアニメはいわゆるギャグ物なのであります。(ここへきて説明するのか、オレよ)
 そのギャグ物としてもとてもテンポが良く、しっかりと笑わせてくれ、見ていて楽しませてくれる。
 個人的にお気に入りなのが、学校に乱入してきたケメコが三平太と結婚すると言ってキスした後のイズミとリョータが吐血するところ。思わず本当にお茶を噴いてしまったですよ(笑)。
 そういった笑わせどころを上手くついているのもさることながら、それをずっと延々と続けるのではなく、あいだに間を持たせて、それを引き立たせる上手さも光る。
 このアニメは全力でバカをやってくるところがとても気持ちがいい。
 それの最たる例がEDであろう。もう見事なバカを全力でやっていて、まさにマ〜ベラス!

 というわけで、オレ、絶賛!であります。この調子で最後まで突っ走ってくれるといいなー。
 それにしても、PV見て期待していたにもかかわらず、これだけ面白いと思わせるんだから、期待以上の物を作った事になるわけで、その辺を含めてもすごいと言わざるを得ないなぁ。

第2話「小林家の人々」
妹、いいなー。

 そんな今回のお話は…
 “ケメコ”の正体は実は特殊強化スーツで、中には三平太の初恋の女の子に似た少女が入っていた。
 三平太は、10年前の写真を突きつけて初恋の少女なのかどうかを確かめようとするが、少女はあっさり否定してケメコに乗り込んだまま三平太に迫りまくる。
 そんなふたりの様子を三平太の超真面目な妹・タマ子が目撃してしまい、三平太が女の子を部屋に連れ込んだと勘違いしたタマ子はキレまくって三平太に襲いかかるが…
 以上公式のあらすじ。

 えーと、結構な勢いで一回感想を書いたのですが、何故か消えやがりまして(泣)、とてもテンション低くなりながらもお送りする、ケメコデラックス!第2話の感想であります。
 基本、三平太くんの家という限定空間内で繰り広げられる見事なドタバタ。
 その狭い空間内での兄妹喧嘩という単純な話でありながら、それを感じさせない騒々しさは素晴らしい。
 そしてこの行から日付がかわり、テンション取り戻した俺がお送りします。
 さて、そんな見事なドタバタですが、やはりケメコの存在は巨(デカ)い、巨すぎる。
 ケメコが出てくるまではフツーなのに、彼女がいるだけで空気がガラリと変わるこの存在感の巨(デカ)さ。日常から非日常への移り変わりのメリハリが素晴らしいな。ってゆーか卑怯(笑)。ケメコはなんでもありのなんでもOK だからなー。

 個人的なところとしては、やはり妹のタマ子か。
 アニメファン的な見方として、この妹タマ子は、普段兄を役立たずと罵りながら実はお兄ちゃんスキスキな、そんなアニメ的妹かと思いきや、全くそんなことはなく今回怒っていたのも、私は毎日家を守るために苦労しているのにテメーは女とイチャつきやがって!私も遊びたいんじゃボケェ!!という単なるやっかみであるという「えー?お兄ちゃんスキスキじゃないのー!?」と思わせるハズし方にやられました。タマ子がかわいいだけに、よけいにそれが効いたな。

 他、印象に残ったところは、2階で三平太・ケメコ・タマ子が大騒動している時に、特に何があるでもない母の仕事場をカメラ固定で割と長い尺を使ってる。
 ここでは漫画家である母の仕事風景と2階での騒動が同時で進行していて、画面の動きの無さとは逆にとても情報量が多い。
 2階の騒動があえて音声だけになっていることで、こちらにその騒動を好きに想像させておいて、画面の方では、タマ子曰くダメ人間の母や漫画家という仕事の特異性、編集さんと母の関係などを見せていて、さらには三平太とタマ子の喧嘩が割と日常茶飯事的てあることも説明している。
 あの動きのない画面にこれだけの情報量があるごちゃごちゃ感がおもしろい。
 それらが小林家という限定空間内で繰り広げられているのも興味深い。
 劇中的にすごく客観的な見方をすると「小林さんちがなんか騒がしい」というだけなのだけれど、そんな感じのしない騒々しさやドタバタっぷりは見事だ。
 最後に、落ちる三平太とタマ子を助けるケメコはかっこいいんだけど、何故か笑ってしまうのですが。
 着地時には「三平太の嫁」を自称している割に彼に全く気を遣ってないし(笑)。

 というわけで、今回も見事なドタバタが素晴らしく、がんばってこの調子で突っ走ってもらいたいです。
 とか書いて今気付いたのだが、脚本・絵コンテ・演出が、いきなり電話で京都に来いと呼び出されて、新幹線に飛び乗って深夜に京都に着き「なんすか?」と聞いたら「お前クビ」と言われ、最近では「その域に達していない」とか言われちゃった山本寛じゃねぇか(笑)。
こんな所に顔出してないで「かんなぎ」に全力注げよ(笑)。(かんなぎ応援していますよ)


第3話「ケメコ登校!?」
見事な巴投げでした。
視点を変えて3回も。3階から落としただけに。(オレ上手いこと言った!)

 そんな今回のお話は…
 相変わらず三平太の部屋に居候しているケメコだが、なぜか教育実習生として三平太の学校にもやってきてしまう。
 三平太を一日中敵から守るためだというが、授業そっちのけで教室でも三平太を追いかけ回すケメコに、密かに三平太を想っているイズミは動揺を隠せない。
 そんなケメコとイズミの衝突(?)に振り回される三平太の前に、さらに黒装束を着た謎の女・リョーコまで現れて、「十年前にお前の身体に宿された力を見せろ」と迫ってくる。
 以上公式のあらすじ。

 今回も見事にメリハリの利いたドタバタがたまらなく見事。
 お話の方も三平太くんが狙われているかの理由と、ミシマ電機が表向きは大企業だが、その実態は世界制圧を目論む闇の組織である事が語られ、物語としてもちゃんと成立しているんだからすごい。
 なにより、毎回言っているような気もするが、物語を進行するシリアス部分にインされるギャグが絶妙なタイミングで、見事なバランスとメリハリを作っていて見ていてとにかく楽しい。
 私として特におもしろかったところとしては、まずケメコが教育実習生として出てくるシーン。
 なぜ教育実習生として潜り込めたのかとか、担任の先生を懐柔しているとかいう理由は一切語られないのが逆に気になって可笑しくなる。ってゆーかケメコの「まいっちんぐケメコ先生って呼んでねぇん♥」がいい意味でウゼェ(笑)。
 そして、ゆとりが個性を育てると思うなぁ!で爆笑した。ホント、いいこと言ったな、ケメコ先生(笑)。みんなメモっとけよー。
 それから、冒頭にも書いたイズミの見事な巴投げ。も、さることながら、誰も三平太くんを助けにいかないクラスのみんなが酷過ぎるだろ(笑)。その後三平太くんがイズミを押し倒した風に話が展開するしな。
 後半のリョーコが出てきてからは、何も事情がわからない三平太くんが、「とりあえず、コイツらと関わっちゃダメだ!」と逃げ出すのは正しい選択。だが、そのおかげでリョーコの猫「十文字」に突撃されて、頭からコンクリへ落下することとなるのだが(笑)。
 またその三平太くんが頭から落下してきてコンクリに「ゴッ!」と鈍い音を立てて激突し、後からヘタリと体が倒れる様が妙にリアルでイヤだな。
 最後にラストの三平太くんに宿された力、ミシマ電気の究極発明ナノボールの力が暴走したシーン。
 ケメコがあんだけカッコいい事言ってなにするかと思ったらヒップアタックかよ!
 ケツって。なぜケツ?他にも色々とやりようがあろうがそこでケツか!(笑)。
 しかも、次回への引きがまるでそれまでの展開がシリアスだったかのような引きだし。今更なにを……。

 というわけで、今回も楽しませていただきました。
 どーでもいーけど、個人的にはクラスメイトの早川美咲の変態でダメ人間っぷりが素敵です。
 腹黒でイズミを変にけしかけて楽しんでいる人として最低なところがたまらない。ってゆーか妙にエロいし。くぎゅだし。(笑)


第4話「彼女が水着に着替えたら!?」
( ゚∀゚)o彡゜水着!水着!
ポロリもあるでよ!

 そんな今回のお話は…
 三平太を襲った謎の女が、翌日なぜか学校の三平太の後ろの席に座っていた。
 実は、入学以来一度も登校したことのないクラスメイト、“黒崎リョーコ”だったのだ。
 驚き怒る三平太だが、クラスメイト達はなんの抵抗もなくリョーコを受け入れてしまう。
 一方、教育実習生ケメコの一存で、突然一日プール実習となり女子高生水着運動会と化してしまった授業で、三平太がおかしくなりはじめたのはケメコのせいだと思い込んだイズミは、ケメコに水泳で勝負を挑む。
 以上公式のあらすじ。

 水着の良さが解る歳になりました、とみー永遠の14歳(精神年齢)がお送りするケメコデラックス!第4話の感想です。
 そんな今回はあらすじにあるように、突然水着祭でありまして、大きなお友達から大きなお友達まで楽しめる(限定的じゃないか)ハイテンションドタバタ水着コメディでありんす。
 まあ、いつもとの違いは水着があるか否かの差だが、それがあると無いとじゃ大違いさっ!

 と、のっけからテンション高めでお送りしておりますが、内容もそんな感じのハイテンションで繰り広げられ、終止水着で巨乳な女子高生が画面にあふれるドタバタを楽しませていただいたのだが、なによりこのお話でおもしろくさせているのはのは三平太くんが「蚊帳の外」にいる事である。
 前回の夕立で風邪気味な三平太くんは見学し、プールの外で草むしりをさせられ、プールの方でのなんだかよく分からないテンション(笑)に全くついていけていないが、しっかり事象の中心にいたりするところが見事。なんだけど、彼は基本「蚊帳の外」であり、その巻き込まれ体質がすばらしい(笑)。
 そういう細かい所が効いていて、ちゃんと前回から登場の黒崎リョーコとケメコの中の人エムエムとの関係だったり、物語の根本という所では話を進めてもいて感心しきりだが、今回の話としての内容は全くない(笑)。だがそこがいい!
 今回はケメコがほぼ出ずっぱりなので、非日常が日常化しているという所がポイント。
 だからなんだかよくわからない女子高生だらけの水着運動会〜ポロリもあるでよ〜に、違和感無くとけ込んでいるクラスの皆さんやら、羞恥心の固まりであろう女子高生の皆さんが新作水着で巨乳をさらし、昔あったその手のTV番組がごとくの振る舞いは、むしろそれでいーのである。
 そんなハイテンションの場の中、蚊帳の外の三平太くんと真面目なイズミが常識的でいることが、話のメリハリを効かせてくれていて、日常と非日常のバランスを上手くシーソー状態にして、ドタバタバカ一辺倒にしていない上手さも光る。
 その辺の技量はあっぱれ見事なりとしか言いようが無い。

 さて、個人的にヒットした所としては、途中、三平太くんの家でダメ人間で漫画家の母とその編集者のシーンがインするのだが、見ていて、何故ここを入れる必要があったのかと思っていたのだが、ラスト付近での「ケメコdeバタ足」で吹っ飛んでいったタマ子が家まで飛んでいって、編集者に直撃する所で大爆笑した。
 前回までケメコが先生になった過程などを全く見せないでスルーしていたりしていたので、家での母と編集者のシーン、タマ子が吹っ飛ばされるシーン長く間が開いていたから、それも完全にその場限りのシーンなのかと思わせておいての最後の直撃は、ここまでこの話を見てきて「ここへきてちゃんと繋がるのか!(笑)」と思わせる用意周到ぶり、もしくは緻密に計算された笑いに見事にはめられました。またタマ子が正座の格好のまま飛び込んでくるってのがシュールで笑えるよ。
 あと、最後のイズミのポロリシーンで、BGMにベートーベンの第九を使う上手さも目を引いた。
 最後までポロリが無いと思わせておいて、スローモーションでビキニの上がハラリと落ちていく様を視点を3回変えて見せる、満を持してのポロリはそのBGMの壮大さと合わさって、仰々しさが素晴らしく、正しくキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!といった感じが素敵だ。ちなみにそれでイズミに殴られる三平太くんは何一つ悪い事はしていないのだがな(笑)。
 ってゆーか、おっぱい見て興奮する男子はむしろ健康的だと思うのだけどなぁ。

今週の早ちゃんこと早川美咲
 たしか1話でも見せていたスク水(旧)が、この巨乳だらけのアニメにおいて、見事な貧乳を披露しており素敵。そしてイズミの育ちすぎの胸に(´д`;)ハァハァする変態っぷりがサイコーだ。
 しかし「元金メダリストが将来の夢」ってなんだよ(笑)。微妙にわけわかんないよ!


第5話「戦士の休息」
らめぇ!三平太くんの脳漿がでちゃうぅぅ〜!

 そんな今回のお話は…
 三平太の母・ふみ子は、締め切りを過ぎた漫画原稿をケメコの超人的なアシスタントでなんとか仕上げ、そのお礼にと映画のチケットを2枚、ケメコにプレゼントする。そして三平太を脅迫し無理やりケメコとデートさせようとする。
 脅された三平太は渋々ケメコに付き合い町に出るが、ガイドブック通りのデートスポットを回ろうとするケメコは、案の定、行く先々で問題を起こしまくり、嫌気がさした三平太は映画だけを見て帰ろうとする。
 しかし、気づくと目の前にケメコの中の少女が立っていて…
 以上公式のあらすじ。

 ケメコとエムエムのギャップが今回の見せ所。
 それを上手く演出していたし、話としてもハチャメチャなケメコのギャグと、エムエムのシリアス(?)な部分と分けて見事なメリハリを見せていて感心した。
 オチのイズミは今回の登場した時点で予想できるオチではあるものの、逆に話の締め方として安定していて「今回はここでお終い」といった感じでしゃっきり締めたのも良かった。ホントこのアニメはよく出来ているなぁ。

 個人的な所としては、やはり今回のメインであるケメコとのデート。あのハチャメチャっぷりは見ていてやっぱりおもしろい。
 その中で好きなのがボーリング。ボーリングの球をオーバースローで豪速球を投げるなよ(笑)。
 そこはアバンでもカットがあったのだけど、それでも見事に笑わせてくれる流れがすばらしい。
 それだけに、アバンでそのカットを使ってしまったのはちょっと残念なきがしました。なければもっと笑えたと思うのだが。ってゆーかアバンの「今週の名珍場面」みたいなのは無くてもいーような気がするがどうか。
 つぎは映画館での戦闘シーン。
 ドラえもん体系のケメコなのに、それでもカッコいいんだからアニメーションってすごいよなぁ。
 その辺の「カッコよく」見えるように作るという技術力に感心させられた。
 で、最後はサブタイ直後の三平太の母ふみ子ママがマンガをあげるシーン。
 スーパーアシスタントケメコJによって何とか原稿を落とさずに済んだ後(でも締め切りは延ばしてる/笑)、編集者に「クズ!」と罵られても「クズでぇ〜す」と変な踊りしているふみ子ママは最低っぷり。
 ああもう、なんて見事なダメ人間なんだ(笑)。編集の葵ちゃんは絶対そのうちに胃に穴が開いて倒れると思う。
 最後に「ケメコの歌」ですが、コーラスの変なエフェクトが見事に耳障りで、いい意味でイヤな感じを出しているのが上手い。
 ここではケメコの歌う歌が実にイヤな感じでないと成立しないので、ちゃんと「うわ、ちょっとヤダ(笑)」と思わせる作りが見事でありました。

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 今回はイズミの回想シーンと最後だけの出番でありましたが、見事にエロい。
 別に不二子ちゃんみたいなナイスバディでもないのに、なんであんなにエロスを感じさせるのか。
 そして映画のチケットをイズミの胸の谷間にギュと押し込むのが上手い演出だ。ってゆーか、どうも上手くいかないであろうことを想定した上で、イズミにチケットをあげたようで、それでイズミが動揺している様を楽しむ腹黒さが逆に素敵です。
 来週のエロテロリストっぷりもたのしみだねっ!


第6話「ミシマの女」
ヤヴァい。キリコさん……ステキっす!!

 そんな今回のお話は…
 ついに夏休みが始まり、早川はイズミ達に旅行の計画をもちかける。
 三平太とイズミをくっつけようという心づもりだが、ケメコが無理やり割り込んできて結局一緒に行くことになってしまった。
 イズミとケメコの妙な張り合いにふりまわされそうになった三平太はあわてて家に逃げ帰るが、家にはケメコそっくりの特殊強化スーツ“キリコ”が三平太を待ち構えていた。
 “キリコ”の中には、“ヴァニラ”という美少女が乗っており、自分はミシマ電機の専務取締役だと名乗る。
 以上公式のあらすじ。

 冒頭にも書きましたが、今回から登場のキリコさんがステキ過ぎなんですが!(´д`;)ハァハァいや、中で乗ってる人のヴァニラさんのことではなくキリコさんです。
 ホラ、だっておかっぱで和服でクールで眼帯ですよ?で、眼帯はずすスゲーパワーですよ?嗚呼、ス・テ・キ。
 そんな今回ですが、1本の話として最初から最後まで飽きさせないキレイな流れ。
 夏休みの旅行計画と三平太の家に突然やってきたミシマの女を軸に、見事にメリハリの聞いた話を展開していて見ていて楽しかった。
 そういった所で目を引いた所として、旅行計画での学校のメインキャラ達、話の本筋で進行するキリコらと三平太くん、そして三平太のママンとタマ子&葵ちゃんと、三つの場面が進行しながらも煩雑な感じがなく、キレイに話が進ませているのが上手い。

 そんな見事な展開の中で今回一番際立っていたのが、三平太ママンこと母ふみ子。いやもうナイスバカキャラだ(笑)。
 ダメ人間で30も半ばだという歳で水着を披露するのは、こちらとしてはナイスバディの美人なおねいさんなのでいいのですが、さすがに実子のタマ子と三平太くんはドン引きしておりましたな。
 たしかに自分の母親の水着姿なんぞ頼まれても見たくはない。つか三平太くんは吐血するほどのショックだったようで(笑)。
 そして何よりなのはそのダメ人間っぷりが素敵。
 締め切りを遅らせまくり、担当編集の葵ちゃんのプライベートタイムを削りに削りまくった上、彼氏にふられてしまった葵ちゃんに、笑いながら「彼氏いたのね〜」ですよ。
 お前の所為だろ!ってゆーか、これまでに散々彼氏と会う予定云々と言っていたから知らないはずがないのに、申し訳ないと思う気のかけらもないという、本っ当にに最っ低なクズ人間ですよ(笑)。そら葵ちゃんも殺そうとするわ(笑)。
 あとはイズミちゃんがみょーに可愛かったですな。パンチラしていたしね。イズミちゃんは次回がメインの話みたいで楽しみです。

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 あいかわらずの腹黒っぷりが素敵だが、あまり出番がなく。
 どうせなら、あの育ち過ぎなおっぱいをもみゅもみゅしていただきたかったです。ってゆーか、あの色っぽい発声はどーにかならんのか。しんぼーたまらん!のですが(´д`;)ハァハァ

今週の名(迷)言
 「自分探しするヤツに限って結局なーんも見つかんない!
 ですよね〜(笑)。さすがケメコ先生、じゅん……ときちゃう!


第7話「ピンチのイズミちゃん!」
水着占い?うーん、じゃあスク水で。ファイナルアンサー!って結果を言えよ!!

 そんな今回のお話は…
 早川と一緒に旅行用の水着を買いに行ったイズミ。
 三平太とのロマンスを妄想しながら、早川の選んだセクシー系水着を試着していたが、突然店の中で倒れてしまう。実は、風邪で高熱を出していたのだ。
 早川に泉が大変なことになったと聞かされた三平太は、あわててイズミの家にかけつけるが、ただの風邪と知りひと安心する。
 しかし、三日後に迫る旅行を前に、風邪が治るには1週間はかかると診断されているイズミは密かに落ち込んでいた。
 以上公式のあらすじ。

 今回も見事に一定水準以上のクオリティでとても楽しませてもらった。
 いつもそうではあるのだけど、今回は特にひとつのお話としてすごく良くまとまっていて感心。
 話の内容としては上記あらすじ通り、イズミが風邪をしまったのでお見舞いに行く、というだけの話なのだが、そんな小さなイベントだけでキレイに一本作り上げてくる手腕もさることながら、たったそれだけのことに画面から目を離させない作りに仕上げてくる辺りはもう見事としか言いようがない。
 このアニメは毎回すごい完成度でホント感心しきりです。

 そんな今回の印象深い所をいくつか。
 まずはお話の印象がこれまでと違う所。今回はサブタイ通りイズミちゃんメインであり、いつものケメコのハイテンションでおかしな行動で笑わすのではなく、それによってイズミちゃんが振り回されるといった所で何となく今までと印象が違うように感じたな。
 そしてなによりもそのイズミちゃんは、幼馴染みの巨乳ちゃんで好きな男の子にツンデレしてしまうかわいい設定ながら、いままでポイントにはなるもののメインではなかった彼女にスポットが当たり、下着姿あり、コスプレあり、おっぱいぽよんぽよんあり、そしておなじみのツンデレありと、見事な「イズミちゃんサービス回」になっており、彼女の可愛い所を楽しみましたよ。
 可愛いなぁ。エロテロリストもとい早ちゃんちゃんこと早川妃美咲の気持ちがよーくわかりました。
 それ以外のところとしては、三平太くんも印象深かった。
 割と特徴のない彼ですが、なかなかどうしていい男のようです。
 回想シーンでの幼い頃のイズミちゃんを助ける彼を見ると、あーゆー男らしい所があるのだなぁと思ったのと同時に、今までなんでイズミちゃんが三平太くんに惚れているのか不明だったのだけど、そーゆーことだったのかと納得しました。
 今ひとつ冴えない三平太くんですが、イズミちゃんにとっては頼りになる男だったんですねぇ。
 最後に三平太ママンことふみ子ママ。プリップリン体操のラストが出来るようになるなんて、なんという才能(笑)。

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 イズミちゃんのしり撫で、そしてコスプレに(´д`;)ハァハァしておりました。うむ。気持ちはよーく分かる。
 しり撫で時の手の動きがなんともエロテロリストでありましたな。
 しかし、今回はゴス(?)な服装に三平太くんの家に乱入してきたときのうるうる泣き顔(ウソ泣き)は異様な可愛らしさでした。そら三平太くんも騙されるわ。
 そんなエロテロリストから今週の名(迷)言がでましたよ。
 「乙女の水着は一回こっきりの使い捨てなの。一度着たらそれでおさらば!常に見る人が飽きないように心がけるのが美少女のたしなみよ!
 す、素晴らしい!では、そんな乙女で美少女な皆さんの為に、来年の夏は水着の女の子をガン見しようと思います。
 しかし、人前でスカート引っぱられて下着があらわになっているというのに動じないなんて、さすがのエロテロリストっぷりですよね(笑)


第8話「ブラックガール」
ちょ、脳漿出てるからっ!やめて!やめてあげて!!

 そんな今回のお話は…
 ヴァニラ達は5日後の三平太との約束の日を前に“邪魔者”を片付けようと画策し、ひとりの少年を“邪魔者”のもとに送り込む。
 一方、ケメコが町内のラーメン屋のチャレンジメニュー・特大激辛ラーメンに挑戦することになり、三平太を除くクラスメイト達は大盛り上がりだが、三平太はいつも通り乗りついていけず店を出る。
 そこへリョーコが通りがかり、三平太は財布を忘れたリョーコに昼食をおごるはめになってしまったが、この機会にリョーコが何者なのかを聞こうとする。
 今日一日自分を楽しませてくれたら教えてやってもいいという意味深なリョーコの態度にふりまわされる三平太だが…。
 以上公式のあらすじ。

 お話的にはリョーコの正体が(視聴者的に)判明するお話なのだけれど、どーみてもリョーコにたかられる三平太君の話。
 正直なところ、くの黒崎リョーコーには何の思い入れがない上に、あーゆー横暴な女性はご遠慮願いたいと思っている身としては、見ていて辛いものがあった。
 もちっと彼女も可愛げがあるといーのですが、あの人、根っからのいじめっ子体質なので、ふつーに三平太くんが可哀想で仕方なかったです。まぁ、今回はそこがおもしろい所なんでしょうが。

 個人的にはその本編よりもラーメン屋でのわけわからないテンションの高さの方がおもしろかったです。
 三平太くんが静かにラーメン屋から出て、悟ったように爽やかな笑顔で「さっぱり……ついていけねぇ」で爆笑したよ(笑)。
 やっぱりケメコがいるといないとじゃテンション違うなー。リョーコではケメコの存在感に勝つ事は出来ん。ってゆーか、ラーメン勝負盛り上がり過ぎだろ(笑)。
 そして、わたくしお気に入りのクズもといダメ人間もといふみ子ママが今回も見事なダメっぷりを披露しており笑う。
 原稿をほったらかしで娘のタマ子とプリップリン体操のいそしみ、最後の極め技「マ〜ベラス!」の完成に着々と近づきつつあるその努力を原稿に向けてください。
 タマ子がいるのでキレられない編集者葵ちゃんの胃はたぶん穴のひとつやふたつ開いていると思われます。つか、ふみ子ママのはちまきには「現実逃避」の文字が。げ、原稿あげる気がねぇーっ!!(笑)
 どーでもいーけど、タマ子の体操服アーンドブルマはいいですなぁ(´д`;)ハァハァ

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 ラーメン地獄にケメコが悶えるかもしれないとワクテカな、相変わらずの最低っぷりが素敵です。
 が、出番スクねぇ!って「少ねぇ」と変換しようとして「スクねぇ」と一発変換するオレのMacはどーなってるんだ(笑)。
 いつも「スク水」とか変換させたりしているからですか?


第9話「ばとるろわいやる?
( ゚∀゚)o彡゜水着!水着!

 そんな今回のお話は…
 ついに早川の別荘にやってきたケメコ達。
 三平太は幼なじみとしてしか見ていなかったイズミの水着姿に、急にどぎまぎしてしまう。
 三平太とイズミのいい感じの雰囲気に、エムエムはケメコの中から出てひとり落ち込む。実はエムエムも水着を着てきていたのだ。
 しかし誰に見せるわけでもないのだからと着替えようとしたその時、イズミがやってきてしまい、あわてて逃げたエムエムはケメコの中に戻れなくなってしまう。
 三平太はエムエムをうまくケメコの中に連れ戻そうとするが、別荘に戻る途中ふたりは落とし穴に落ちてしまい、そこにはなぜかメイド服の少女“ミウラ”が待ち構えていた。
 以上公式のあらすじ。

 録画時間を変えるのを忘れていてラストのラストで切れてましたが、お話的には問題ないと思う。
 と、いうわけで、水着だヒャッホイ!な今回でしたが、さしてこれといった所はなかったなぁ。
 一番のヒットはスイカ割りがあんな猟奇的になるとは思わなかった(笑)くらいで、他はなんとも。
 というのも、このアニメの一番のポイントはケメコであって、中の人のエムエムなんてむしろ邪魔、なーんて思っている自分としては物足りないの一言だ。
 やはりこのアニメはケメコがハチャメチャしてなんぼだなと痛感したよ。
 まぁ、けしてつまらなかったわけではないのだが、ケメコの存在感が巨(でか)過ぎて、クリープのないコーヒーのような、禿げて髷の結えない横綱のような、初心者マーク付けたフェラーリのような、そんなちょいとしたしょんぼり感を感じてしまいました。
 つかホント、オレ的にはエムエムいらねー、ケメコだけでいいよ。

 まぁ、そんなわけなので、今回のメインとしては水着!なのですが(笑)、重力に逆らいまくっているイズミちゃんの育ちすぎな胸はともかく、タマ子とエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲の見事なペッタンっぷりが素敵すぎ。
 そーいえば、ケメコの他にも何か足りないと思っていたら、私のお気に入りのクズもといダメ人間もといふみ子ママが出てないや。
 タマ子が海にあれだけ感激していたということは、海に連れて行ったりとかしていないんだろうなぁ。つか、ふみ子ママがスケジュール調整して旅行するなんて芸当できるわけがないのでさもありなん(涙)。
 しかし次回あたり、ふみ子ママはプリップリン体操のマーベラス!を会得していそうでイヤだな(笑)。でもそんな所がス・テ・キ。

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 やはりというかなんと言うか、期待を裏切らない見事なスク水と地球に優しいお胸が素敵です。
 ってゆーか、あなた「三代目」なお方なのですね。悪巧み云々という設定はその辺から来ているのかしらねー。
 どーでもいーけど、悪巧みしているときの「クフフフ……」っていう声がすごく……いいです(´д`;)ハァハァ

 えっ?メイドのミウラ? ああ、いたね。そんな人。


第10話「花火」
あのメイド姿の21歳バツイチは早ちゃんこと早川美咲の姉だったのか!

 そんな今回のお話は…
 早川の別荘で過ごすバカンスも残すところ一日となり、早川は、最後の夜に隣の島で行われる花火大会を見に行こうと皆に提案する。
 全員浴衣に着替え向かった花火大会だが、早川はさりげなくリョーコとリョータ、イズミと三平太をそれぞれふたりきりにして様子を窺おうとしていた。
 しかし、イズミは三平太とふたりきりになった途端子供の頃のふたりの思い出が蘇り、恥ずかしくなり逃げてしまう。
 そして、残された三平太の前に、今度は浴衣姿のエムエムが現れ…。
 以上公式のあらすじ。

 やっぱエムエムいらねー。などと思っている私としては今回も今ひとつな感じであった。
 見所としては枕投げの「ケメコDEブーメランピロー」で三平太くんの「どんだけ広いhおぶぅっ!」と枕を喰らう様が、見事なタイミングでわらってしまったのと、お気に入りのクズもといダメ人間もといふみ子ママの過去くらいか。
 しかし、ふみ子ママの高校時代はツインテールの可愛い容姿とは裏腹に、今と全く変わらずの最低っぷりが素敵です。
 見たいアニメが始まるからって帰るなよ(笑)。まぁ、オレも似たようなことした覚えがあるので人の事言えませんが。
 あと気になった所としては、ミムラが三平太くんをご主人様と言い出した時に、イズミちゃんは何故か三平太くんを怒るんですよねぇ。おかしいよねー。と、これくらいしか思う所がないなぁ。
 しかし、次回は満を持してキリコさん再登場の予感なので期待大だな。ワクテカ。

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 イズミちゃんと三平太くんをふたりきりにして、影から興奮しながら見ている様に興奮します。相変わらず良い趣味していますね。
 それはそれとして、ケメコとエムエムの関係性に一般人として唯一気付きそうな人になりそげ。
 なにかしら良い役割があるのかしらねぇ。

 どーでもいーけど、ミウラの後任ポール・パトリック(43)はあんだけの経歴ありながらずっとあそこで過ごすのか。
 さすがキューティーボンバー(笑)。


第11話「ミシマ」
次回で最終回か。はえーなー。

 そんな今回のお話は…
 ケメコ(エムエム)が現れてから、渋々とはいえ平凡な(?)同居生活を送ってきた三平太だが、エムエムが何者なのかが気になり続けていた。
 そして、とうとうエムエムの正体を教えてくれるというヴァニラとの約束の日になり、三平太はヴァニラに会う前にエムエム本人から話を聞き出そうとするが、いつも通りエムエムははぐらかして逃げてしまう。
 仕方なく意を決してヴァニラとの約束の場所に向かう三平太。
 しかし、三平太は待ち構えていたヴァニラ達に睡眠薬で眠らされ、連れ去られてしまう。
 以上公式のあらすじ。

 冒頭にも書いたように、次回最終回という事でまとめに入っていますが、話としてさすがよく出来ている。
 話の冒頭は夏休みののほほん話を見せておきながらも、三平太くんの「エムエムは何者なのか?」という悩みを、出来れば本人の口から聞き出したかった彼の思いに反して、口を閉ざしてしまったエムエムが彼女の事情を気にさせる。
 その後、仕方なくミシマの誘いに乗る三平太くんが拉致され、エムエム=ケメコとリョーコの共同戦線の布石を見せて、ミシマによるエムエム過去を知らされた所で、ケメコ、リョーコが突入してきた所で引っぱるという、メリハリの利いた見事な流れで、尚かつ、おなじみのギャグなどを織り込ませてくれて楽しく見れた。
 エムエムとは何者なのか?ということと、ミシマの誘いを前々から見せて気にさせてあるので、ここへきて突然という感じもなく、全体通しての流れもキレイにハマっている。が、「エムエムいらねー」と思っている自分としては、割とどーでもいーと言えばどーでもいい(笑)。
 けども、そういった全体通しての話の作りとしては、最後の方に全部詰め込んでしまったり、なんやよーわからんオチのアニメもある中で、なかなか目を見張る物があると言える。

 さて、そんなお固い話はこの辺までにしておいて、その他気になった所としては、まずはエムエムの過去。エムエムいらねーとか言っておきながらですが(笑)。
 まぁ、彼女の過去というか、ヴァニラさんの言っている事がどうなのよ?という所が気になったのだけども、どー考えても、あの話はミシマ側からの主観なので、おそらく真相としてはちょっと違うのであろう。
 ミシマの初代社長にして天才科学者三志摩宗一郎の最高の発明「ナノボール」を奪ったのが実の娘である、エムエムこと三志摩メイであるということなのだけど、そこから順当に予測される展開としては、そのナノボールを利用し悪巧みしていた者達がミシマを乗っ取って、エムエムはナノボールを守っている、といった所ですかねぇ。
 ま、それはそれとして、三平太くんにその情報を教える際のヴァニラさんを見ると、ミシマ関連の人間ってーは、あーゆーアホばっか(笑)なんですかね(笑)。三平太くんとしてみればフツーに教えろよと思っているに違いない。
 そして私のお気に入りふみ子ママは相変わらずのクズ、もといダメ人間っぷりを発揮されており笑う。
 自分の子供と徹マンすんなよ。親として寝かせろよ。
 その後の葵ちゃん乱入してからのノリもステキングで、OPにワンカットある怒りながらぐるぐる回っている彼女は、今回の葵タイフーンだったんですねぇ。
 それで気付いたのだけど、OPに所々あるカットは全部本編で使われているものだったんですねー。今気付いたよ。
 ふみ子ママは、三平太くんが出かける際にも「スケベな本的なモノを買いに行くのね!」とか言い出し、オープンな家庭なんだか、ただ単にダメ人間なのか分からない所も素敵です。うん、十中八九ダメ人間ですが(笑)。
 最後に特筆すべきはちょっとだけあったケメコVSリョーコのアクションの相変わらずのカッコよさ。
 次回はケメコVSキリコということなので、その辺のカッコいいアクションも期待大で今からドキワクです。ってゆーか、キリコさんは全体通してあんまり出番なくって残念だったなー。カッコかわいかっただけに。

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 出番ねぇー!が次回はなんか活躍してくれる事だろう。
 ということで、今週のイズミちゃんをお送りしようかと思います。ま、パンツと入浴シーンさらしていただけですが(笑)。
 がしかし、次回最終回の騒動でこいつら主要キャラがなんか絡まないとおもしろくないので、きっとなにかやらかしてくれる事でしょう。その辺も期待していきたい。


第12話「キリコVSケメコ」
あれ?エムエムの過去は投げっぱなしか。

 そんな今回のお話は…
 ヴァニラに連れ去られた三平太を助けようと、ケメコ(エムエム)はリョーコとともにミシマビルに突撃する。
 エムエム(ケメコ)はリョーコのことなどお構いなしにひたすら突進していくが、リョーコはリコの攻撃にあい足止めを食らってしまう。
 一方、エムエムが、父親である科学者・三志摩宗一郎を亡き者にしその発明を奪い去った宗一郎の娘だということを聞かされ動揺する三平太。
 そこへエムエムが現れ、ついにキリコ(ヴァニラ)とケメコ(エムエム)の死闘が始まった――!!
 以上公式のあらすじ。どーでもいーけど、公式のサブタイは『ケメコVSキリコ」と逆になっていますね。

 今回で最終回ということではあるが、伏線投げっぱなしな上に、なんにも決着はついておらず、最後には謎の巫女さんが登場だけするという、半年後に思いっきり第2期があります的な終わり方であった。ま、たしかに12話だけではちょっともったいない出来だしねー。
 さて、今回といたしましては、サブタイ通りケメコとキリコさんの戦闘が見事でした。が、そんなサブタイの割に、あまり長く戦闘が続かなくてちょいと残念。もっと長い時間見ていたかった。というくらい小気味良く動いていて感心。
 欲をいえばもうちょっと広さを感じられるようにして欲しかった所ですが、まぁ、あまり文句はいいたくないくらいによく出来ていると感じた。
 それだけに二人の戦闘はもっと長い尺を取ってもらいたかった所。

 それ以外としては、まずイズミちゃん。育ちすぎな胸が邪魔だからなのか、パジャマの前を開けっ放しかよ。その後、外出する際の着替えではノーブラだし!
 そんなイズミちゃんはミシマ本社ビルの火災をスクープしようとしていたリョータにヒザ蹴りかますところで爆笑したよ。
 リョータが美女を見つけ携帯で撮ろうと「火事どころじゃねぇ!これこそ最高のスクーぐぼぁ!!」と、見事なタイミングでのヒザが素敵な上、顔面踏んづけ、落としたリョータの携帯を踏み抜く華麗な3HIT COMBOは不幸なリョータには申し訳ないが、あまりに奇麗な流れ過ぎて感動したわ(笑)。
 私のお気に入りのクズもといダメ人間もといふみ子ママは、風呂上がりにケツかきながら帰ってこないケメコと三平太くんに対し「もう寝よ」と、相変わらすのクズもといダメ人間っぷりを発揮しており、むしろ癒される(笑)。
 最後に三平太くんですが、最終的にエムエムの口から直接話を聞くことにするとして男を上げたな。
 彼は、いつだったかイズミちゃんとの幼少のエピソードでもそれらしい所を見せており、ただのいじられ役でなかったのは気持ちのよい所でした。

 とりあえず最後ということなので、全体的な感想といたしましては、一言でいうととてもよく出来ていたと思います。
 絵も最後までキレイであったし、お話もケメコのハイテンションなギャグからシリアスな本編の話を上手くメリハリを利かせて見せていて飽きることなく最後まで楽しんで見れました。
 個人的にはもうちょっとケメコが前面に出てハチャメチャしていた方が良かったかなと思いますが、ケメコがエムエムという美少女が乗るロボットであるという所から、そこは仕方の無い所かなと思います。
 あと、リョーコはそんなに話に絡んでこなくてもいいような気がしますな。
 さして彼女が必要な気がしないんですよね。ケメコが全部片付けちゃっても特に問題ないので。
 もひとつ特筆すべき所としては、ギャグを含め展開の流れが良い。
 この物語は基本的に見ている人に笑ってもらう話だが、狙って笑わせると笑えないことがあるものだけど、これはしっかり笑わせる流れを作って見せていることに感心する。
 笑いという所で人を選ぶ所があるかもしれないが、個人的には見て損ないアニメなんじゃないかなーと思います。
 第2期が楽しみです。ってゆーかあるよね?

今週のエロテロリストもとい早ちゃんこと早川美咲
 最後にイズミちゃんのケツ撫で。さすがですね。(笑)ずっとこのままの貴女でいて下さい。


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