[補足]
試合開始前の選手整列
試合開始前に選手がコートにつく位置は、サービスラインの上に下図のように整列する。
リーグ戦表の若い番号のチームが主審の左側、他チームが右側につく。
試合終了後の選手整列
試合終了後も上図と同様、若い番号のチームは右側コートに整列する。主審が勝敗を宣告した後、両チームの右側に位置するもの(サーバー)が記録票を確信した上、サインを行う。
サーバーはそのセットが終わるまで同一人。途中での変更は認められない。図1参照。
得点の合計が偶数の時はネットに向かい右側のコート、奇数の時は左側のコートがサービスポジションになる。
得点が5-5の同点になった時、SR戦でそのセットの勝敗を決する。いわゆる、ジュースと呼ばれるもの。
SR戦は以下の要領で行われる。試合の途中でサービスがアウトになったり、返球がアウトになると同時にアウトになった方の敗戦になる。
又、サーヒ゛スしたボールや返球したボールがネットとネットから1m離れた幅6.1mのサービスラインで囲まれた6.1m2のエリア(通称"ドボン"」に直接落ちた時は、アウトになる。
2ゲームで勝敗が決しない時は、ファイナルゲームで勝敗を決する。
ファイナルゲームは、1ゲーム目のポジションに変わる。
サービスは、1ゲーム目のサーバーのサーバー1から始まり、以下、サーバー2、サーバー3、サーバー4、…へと順に変わる。
タイムオーバーの時は、両チームのスコアに1点づつ加点されるので、サーヒ゛ス順は次の次へと一つ繰り上がることに注意する。例えば、サーバーポジションが①⇒②に変わるところが、①⇒③に変わる。
詳しくは、「サーヒ゛スの方法の12項」を参照のこと。
以下の場合、インプレイ(ゲームが進行中であること)になりゲームは継続される。
次のプレイは失点する
[補足]
*1:ボールがラインの外に落下するとは、ボールが床にバウンドした時にボールの下面が潰れて平面になったその平面の縁がラインから離れているということ。潰れる量はボールの空気圧と自然落下する高さ、あるいは気温で変わるのでボール中心とラインとのずれ量を定量化するのは極めて難しい。詳しくは下図参照。
次の場合、ノーカウントとなってリプレイされ、カウントされない。
[注釈]
*2:得点の誤表示
選手が得点の間違いに気づいた時は、ラリー中であってもタイムを掛けて、訂正の申請をする。
また、選手も審判も間違いに気づかないで次のサービスが行われても、途中で気がついた時は前の正しい得点に戻してサービスをやり直す。尚、試合終了後の整列で記録票を確認した時に誤りに気がついた時は誤りを訂正できる。
*3:突発事故には次のケースがある。これらの妨害があっても、正常にプレイされた時はゲームは続行される
*4:審判の靴のコートへの踏み入れ方による判定の違い 下図参照
サービスや返球をしたボールがノーバウンドで直接審判に当たった時の判定は、審判の足の位置で変わる
*4:ボールの弾みが悪いことについて処置をした時の注意
ゲーム中にボールを変えた時やボールに空気を圧入した時は、現サーバーと対角線上の相手方のレシーバ-は1本づつサーヒ゛スの練習をすることができる
[注釈]
*5:誰が処置してもよいと言うのは、選手4名のうち誰でもが処置してもよいと言うこと。但し、アウトボールがよその
コートに入った時は別であって、選手自がコートに入って処置してはならない。
アウトボールを相手選手に渡す時は、相手に1,2バウンドで届くようなボールをノーバウンドで送球する。
主審、副審、線審の基本的な配置を下図に示す。大会の会場により線審はこのような配置にならない場合あり。
線審は、担当のコートの審判をするだけでなく、隣接するコートの選手の動きを妨害しないように気をつけなければならない。
協議に関するすべての責務を持ち、受け持つコートで最も重要な名役目を負う。
サーヒ゛スや返球したボールがゲーム継続の出来ない状況になること。色々な場面で失点になる
主審のコール後にサービスサイドを間違えてサービスした時には主審がコールする。失点になる。尚、主審がコールする前であればこの限りではなくてやり直しが出来る。
レシーブ側の選手がポジションを間違えてレシーブした時に、審判が気づいた時、あるいは、選手が気づいて審判に抗議してこれを審判が受理した時に「アウトレシーブサイドミス」とコールされる。
サーヒ゛スや返球したボールがゲーム継続可能な状況にあること。いわゆる、セーフのこと。
サーバーがサーヒ゛スを打った時の打点がサーバーの腰より高い行為。
主審の「ウエストオーバー」コールで失点する。
☆サーヒ゛スする時に腰が下がり気味になることに注意する。
サーヒ゛スしたボールや返球したボールがライン上に着地すること。セーフになる。
尚、ラインの縁付近に着地したボールがラインに接触しているかどうかを見極めるのは難しいので、便宜的に、ボールの縦中心線がラインに掛かっていればセーフと審判する方法もある。
ラケットや体の一部がネットを超えること。ネットに触れていなければ失点にはならない。
得点板に示されたの点数。主審はこの得点板の数字(得点)をコールする。
2ゲームマッチの時は1ゲーム目が終了した時。3ゲームマッチの時は1,2ゲームが終了した時に主審がコールする。
ゲーム終了して勝敗の決した時。主審がコールする。
言う、呼ぶ行為。通常、審判の使う「アウト」と主審の使う、「プレイボール」、「ポイント」、「サーバー」、「セーフ」、「ポイント読み上げ」、「チェンジコート」、「SR戦プレイボール」、「ゲームセット」等の言葉。
SR戦プレイボール
ゲームが5-5の引き分けになった時、審判はサーバーに向け手を挙げて「サーバーSR戦プレイボール」とコールする。
最初にサービスを行う側のコート。試合開始前に、主審はトスの後にサービスを選択した側に「サービスサイドXX,YYサンチーム」とコールする。
競技規則にもとずいて判断・審判・審査することを意味する。名詞の審判ではない
対戦相手のボールがワンバウンドすることなく直接体に当たること。当たった場所がコート内外に関わらない。即、当たった方の失点になる。
ゲームの継続時間が1分を超えると副審は”タイムオーバー"とコールする。副審がタイマーで計時する。
コートを入れ替わること
打球時にボールがラケットに2回以上接触すること。あるいはラケットでボールを保持(ホールド)すること。
サーヒ゛スアンドレシーブ(Serve
& Receive)の事と解釈される。
サーバー側が正しいサーヒ゛スと返球を1回ずつ、レシーブ側が正しい返球を2回すれば「セーフ」とジャッジされて、サーヒ゛スは相手側に移る。そして、同じことを繰り返す。
ネットや支柱に体や身に着けた物又はラケットの一部が触れること。失点になる。
2ゲームで勝敗が決まらなかった時に勝敗を決めるために行う最終ゲーム。
試合を開始すること。試合開始前と試合中に主審は、副審のほうを向いて右手を上げながら「プレイボール」とコールする。
ゲームで獲得した得点。得点板に表示される。
正しく相手にボールを返球できなかった行為と、この行為にともなう失点。
サーヒ゛スボールがネット(支柱、得点板を含む)に接触して相手コートに正しく入った時にサーヒ゛スをやり直すこと。主審のコールにもとずく。
サーバーがサービス時にライン(ベースライン、仮想延長線)を踏むこと。失点する。
☆ ルールが不明な時や仔細を知りたい時は日本ミニテニス協会のルールブックを参照下さい。
☆ ルールが不明な時や仔細を知りたい時は日本ミニテニス協会のルールブックを参照下さい。
最初にレシーブを行う側のコート。試合開始前に、主審はトスの後にサービスを選択した側に「レシーブサイドAA,BBサンチーム」とコールする。
ネットを挟んで、ボールのやり取りをする行為。1分以上この状態が続くと「タイムオーバー」と主審にコールされる。