テニスをする人は運動しない人に比べて全死亡リスクが47%も低くなることをご存じですか?
英国オックスフォード大学などの研究チーム、六つの分野のスポーツ
①テニス・スカッシュ・バトミントンなどのラケットスポーツ
②ランニング・ジョギングなどの走るスポーツ
③サイクリング
④スイミング
⑤エアロビクス
⑥サッカー・ラグビー
について運動と健康との関係を調べるため、調査開始時の平均年齢52歳の男女80306人を9年間に亘って追跡調査したところ
運動しない人に対して死亡リスクが次の結果になると言っています。
項目 | 全死亡リスク | 心臓血管疾患の死亡リスク | |
1位 | テニスなどのラケットスポーツ | 47%減 | 56%減 |
2位 | スイミング | 28%減 | 41%減 |
3位 | エアロビクス | 27%減 | 36%減 |
心臓血管疾患の死亡リスクについては、飲酒や喫煙など、ほかの要員あわせて調整した結果でもある。
ナゼ、死亡リスクがテニスなどのラケットスポーツで低くなるかについて、日本テニス医事委員会の委員長は、「テニスでは、ただ走るだけでなく、ボールを追いかけ、楽しみながら、足腰の件肉が鍛えられるからではないか」と言っています。
尚、ランニングなどの走るスポーツ、サイクリング、サッカー、ラグビー等のスポーツでは明確な違いは認められなかったと記事は書いています。
*出典:2018.9.30付け朝日新聞日曜版の記事