春日井市内にある御嶽神社
春日井市内にある御嶽神社(おんたけじんじゃ)は、愛知県春日井市に存在する御嶽神社一覧記事である。
概要
ここにいう御嶽神社は、木曽御嶽神社のことを指す。
春日井にある御嶽神社は木曽御嶽神社が多いと考えられるが、木曽御嶽神社であるかどうかは、祭神を確認する必要がある。祭神は、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、大己貴命(おおむなちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)である。
同じ御嶽神社と書いてあっても、蔵王御嶽神社(ざおうみたけじんじゃ)、武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)、がある。これらの祭神は、蔵王権現である。
御嶽神社の祠(玉野町) -天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、国常立神、大己貴神、少彦名神
御嶽神社の祠と石碑(大泉寺町) -覚明霊神の石碑。
春日山御嶽神社の祠(中新町) -大己貴命、国常立尊、少彦名命の名がある。
御嶽神社の石祠(林島町) -覚明行者と御嶽講の歴史を刻んだ石碑や多くの石祠がある[1]
御嶽神社(下市場町) -神明大明神社の境内社。祭神は大名持命、少彦名命。
御嶽社の石祠(勝川町) -地蔵ケ池公園に多くの石祠とともに鎮座。
御嶽社(稲口町 -津島神社の境内社。祭神は少彦名命、大己貴命。
御嶽社(宮町) -両社宮の境内社。祭神は大己貴命、少彦名命。
覚明霊神誕生地[2]・御嶽社(牛山町)-天神社の境内社。祭神は大己貴命、少彦名命。
御嶽社(南下原町) -八幡社の境内社。祭神は大穴持命、少彦名命。
御嶽社(東山町) -松原神社の境内社。祭神は少彦名命。
御嶽社(神領町) -三明神社の境内社。祭神は大穴持命、少彦名命。
御嶽社(上条町) -白山神社の境内社。祭神は少彦名命。
御嶽社(下条町) -八幡社の境内社。祭神は大名牟知命)
御嶽社(中切町) -八幡社の境内社。
覚明霊社・御嶽社(松本町) -諸大明神社(国常立尊)の境内社。祭神は天之御中主神
御嶽神社(藤山台) -御嶽大権現(御嶽教の祭神)の石祠が鎮座。
御嶽三社大権現(東野町) -八幡社の境内社。御嶽教の開祖である覚明行者と普寛行者によって開かれた山岳信仰の霊場のこと。主祭神は御嶽大神で、國之常立神、大己貴神、少彦名神を御神体とする。
脚注
[1] 櫻井芳昭「春日井をとおる街道13 御嶽登拝の道・下街道 その2」『郷土誌かすがい 第50号』春日井市教育委員会文化財課
[2] 「覚明霊神誕生地」『春日井の歴史と文化財』春日井市教育委員会文化財課
参考文献
・『春日井市の神社』春日井市教育委員会社会教育課 昭和58年 『愛知県宗教法人名簿』(愛知県総務部学事課 昭和47年)記載の神社を対象として、春日井郷土史研究会の会員が文献資料をもとに、古老や神職からの聞き取りなど調査して、執筆している。