春日井市内にある金刀比羅社
春日井市内にある金刀比羅社(ことひらしゃ)は、愛知県春日井市に存在する金刀比羅社一覧記事である。
概要
金刀比羅宮は、農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されている。香川県琴平町の象頭山の東斜面に鎮座する金刀比羅宮を総本宮とする[1]。
初め大物主神を祀り、往古は琴平神社と称した。後、本地垂迹説の影響から金比羅大権現と改称。保元の乱で讃岐国に流された崇徳天皇が崇敬したことから、1165年に相殿に合祀。全国で「こんぴらさん」と親しまれ、室町時代以降、特に海の守護神として崇敬された。そして、伊勢参りとともに金刀比羅参りが庶民の間に流行。明治期の廃仏毀釈から元の琴平神社にもどり、宮号を仰せられて金刀比羅宮と改称した。
これらの経緯から、春日井でも金刀比羅社の勧請が盛んに行われたのだろう。そこで、ここでは、金刀比羅社だけでなく、金比羅社、琴毘羅社も掲載する。なお順番は順不同である。
金刀比羅社(八光町) -山神社の境内社
金刀比羅社(二子町) -白山神社(はくさん)の境内社
金刀比羅社(南下原町)-八幡社の境内社
金刀比羅社(東野町) -八幡佐の境内社
金刀比羅社(町屋町) -神明社の境内社
金刀比羅社(大泉寺町)-八幡社の境内社
金刀比羅社(出川町) -諸大明神社の境内社
金刀比羅社(庄名町) -神明社の境内社
金刀比羅社(坂下町) -坂下神社の境内社
金刀比羅社(内津町) -内々神社の境内社
金刀比羅社(高蔵寺町)-五社大明神社の境内社
金刀比羅社(大留町) -神明社の境内社
金刀比羅社(堀ノ内町)-神明社の境内社
金刀比羅社(熊野町) -熊野神社の境内社
金刀比羅社(下市場町)-神明大明神社の境内社
金比羅社(勝川町) -愛宕神社の境内社
金比羅社(東山町) -松原神社の境内社
金毘羅社(白山町) -白山神社(しらやま)[2]の境内社
琴毘羅社(玉野町) -五社神社の境内社
脚注
参考文献
・『春日井市の神社』春日井市教育委員会社会教育課 昭和58年 『愛知県宗教法人名簿』(愛知県総務部学事課 昭和47年)記載の神社を対象として、春日井郷土史研究会の会員が文献資料をもとに、古老や神職からの聞き取りなど調査して、執筆している。