武装錬金 14〜26話

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第14話 キミは誰だ?

ヴィクターの中の人、力ちゃんかよ!
(小山力也さんの事/2007.3.23追記)

そんな今回のお話は…
百年の眠りから目覚めた裏切りの戦士、ヴィクター。
彼はカズキと斗貴子を錬金の戦士と見て取ると、激しい憎悪を露わにし、二人を一蹴する。
圧倒的な強さにランスを粉々に打ち砕かれるカズキを前に天を仰いで哭く斗貴子……。
その時、ひび割れたカズキの核鉄が躍動を始めた……!
以上公式のあらすじ。

というわけで、柚姉よかったね。また力ちゃんと一緒の現場で(笑)。
(柚姉=柚木涼香さんの事/2007.3.23追記)
それはともかく、お話の方は可もなく不可もなくといったところ。
前回のあらすじも妙に長かったしな。とはいえ、そこそこ楽しんで見れました。
けど、今ひとつ、特筆するようなことがなかったりするから困っちゃう。
パピ ヨンの反乱とかドクトルバタフライがボスと思わせておいて真のボスはヴィクターという、
そーゆーお話の展開の仕方は見事なのだが、この原作マンガの印象と同じでどうも地味なんだよな。
やっている事はモロ少年マンガなんだけど、なんかこうぱっとしない、それがアニメにも出ちゃっている印象を受けるなぁ。
もうちょっとなにかコレっていうのが欲しいんだけど、
そのコレっていうのが何かよく分からないんだよな。なにが足りないんだろう?

今週のパピ ヨン
これといって目立った事はしなかったな。まぁ、今回はヴィクターメインだから仕方ないが。
だけど、ドクトルバタフライに「保護してやってもいいんだぜ」等というセリフは、
パピ ヨンらしくて蝶・最高!。

ところで、ドクトルバタフライの核金をパピ ヨンがどうしたかとか、
黒い核金の発生理由とか、カズキとバタフライの核金の番号が同じ理由とかすっかり忘れてしまった。
なので次回以降がちょっと楽しみだったりする。


第15話 中間の存在

あ… フツーに武装錬金あること忘れてた… _| ̄|○
くそっ!正月休みめっ!普段と違う生活に曜日感覚が完全に麻痺してたよ。あうう。

こんな話だったらしいよ。
ヴィクターと同じ容姿と化したカズキは、闘争本能に駆られ、
狂戦士の如き戦いぶりを見せるが、斗貴子の悲痛な叫びに我を取り戻す。
ヴィクターのこと、カズキのヴィクター化、そして黒い核鉄はブラボーは本隊に戻り、これらの謎を解くための調査を決意する。


第16話 新たなる力

よい機会だからと原作を6巻まで買ってきたら、今回と同じ様な所で終わっていたり。

今回のお話は…
カズキはブラボーから驚くべき事実を聞かされていた。
黒い核鉄を胸に埋め込まれたカズキは、六週間後にはヴィクターと同じく、
存在するだけで死を撒き散らす、忌むべきモンスターと化すという。
戸惑うカズキに錬金戦団から再殺命令が下された……!
以上公式のあらすじ。

冒頭書いたとおり、原作を思わず買って読んでしまった所為か、お話的なおもしろさを感じられなかったな。
残りはアニメが終わってから買うことにしよう。
ま、それはそれとして、アニメの方はというと、
たぶん連載時に読んでいた消えかかった記憶のままで見ていたら面白かったんだろうなぁと。
全体の話的には折り返し地点で、ヴィクター化したカズキが戦団から殺害命令を下され、ブラボーに殺されるという割と急転直下な内容で、
本来ならばワクワク出来るところなんだけど、直前にマンガ読んじゃったからなぁ(´Д`;)
自分の浅はかにちょっとゲンナリしてしまった。
そんなわけでお話的な感想はコレといってないんですが、
改めて原作であるところのマンガを読んでみて、このアニメは良くできていると思った。

マンガの方を読んでいただければわかるのだが、マンガと比べると盛り上げ方が上手いです。
このマンガは週刊少年ジャンプのバトルマンガとしては結構あっさり味で、
(その所為なのかは不明だが、物語終盤で連載誌が変わった経緯がある)
読んでいると物語が淡々と進んでいくような感じがするのだが、
今回の所を比べてみると、アニメの方はブラボー対カズキの所でカットインが入ったりで、
マンガ読んで大した盛り上がりを感じなかった所で、上手く演出して盛り上げているという印象を受けた。
この調子でかんばって戴きたいところだが、もうちょっと派手でもいいかなーとかおもったり。

どーでもいーけど、前回からもう海のシーンがあったのかノ_| ̄|○
てっきり今回から海に行くとばかり思っていて、おいしいシーンは見逃さずに済んだと思っていたのに。
でも、そーいや海に愛しのパピ ヨンがエレガントな水着で出てきた記憶があるのだが、記憶違いだったかなぁ?
いや、確かにいたような気がしたのだが。う〜ん。

今週のパピ ヨン
残念ながら今回の出番はなし。だけど!
EDがパピ ヨン仕様になっているじゃないかーっ!!!
ああん、蝶・サイコー!(´д`;)ハァハァ
そんな素敵仕様なEDもさることながら次回は桜花との絡みでパピ ヨンも登場だ!
次回も見逃せないね!


第17話 夜が明けたら

エレガントな水着キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
と、あれ?戦士千歳は?

そんな今回のお話は…
斗貴子は、彼女が黒い核鉄を手に入れた場所へ向かおうとするカズキに、
「私は君から離れない、君と私は一心同体だ」と告げる。
その言葉にショックを受けた剛太は、錬金戦団戦士長・火渡率いる再殺部隊と出会ってしまう。
斗貴子を反逆者とみなし抹殺すると言う火渡に、剛太は戦いを挑む
以上公式のあらすじ。

なんか今ひとつ印象に残っていないな、今回は。
これといって書くことがなかったりするんだけどどうしようか?
…えっとそういうわけだから以下をお楽しみ下さい。

今週のパピ ヨン
というわけで、やっぱりあったな!エレガントな水着!
はぅん、蝶・サイコー!(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
エレガントなヒップもたまらないよね!
さて、今回は桜花との掛け合いもありましたが、そこのパピ ヨンもいいね!
特に桜花の「武藤君に力を貸して」の後のバタフライマスクを逆さにしておどける所。
その後にエレガントなバタフライマスクがクルクルと回転して、元の位置に戻るというオリジナル要素もあって蝶・サイコー!
つか、あのエレガントなバタフライマスクはどーやってくっついているんですかね?
話はちょっとずれますが、武装錬金ラジオで出演者一同が「パピフェス」絶対やりたいと言っているそうですね。
もしやっていただけるなら、万難を排して必ず行きますよ!オレは!
パピ!ヨン!のかけ声でゴンドラから降りてくるパピ ヨンコスの真殿さんとか蝶・見てぇぇぇぇ!
つか、オレもパピ ヨンしてぇええええ!!
でも、このオレの熱い想いをどうやって武装錬金スタッフに伝えればいいんですかね?(´・ω・`)

…で、戦士千歳は?(しつこい)


第18話 逃避行

あれ?こんな展開だったっけ?

そんな今回のお話は…
ヴィクター化の謎を追い、黒い核鉄のあった場所、
ニュートンアップル女学院に向かうカズキ、斗貴子、剛太。
再殺部隊もまた学院を目指していたが、その前にパピヨンが立ち塞がる。
ホムンクルス撃破数最多記録を持つ男・戦部とパピヨンの戦いはいかに・・・!
以上公式のあらすじ。

途中で錬金戦団と戦う事は覚えていたのだが、あんな展開だったっけ?
もうこの辺になると記憶がかなりあやふやだな。
ま、それはそれとして、お話の方はカズキ達、戦団、パピ ヨン達の三者三様の思惑が入り乱れていておもしろいな。
戦団がとっても悪役に見えるのがポイント。
わざとそうしているんだろうけど、本来、正義の味方であるはずの戦団に主人公達が追われているっていうのが上手い。
火渡なんてどーみても悪役にしか見えないもんなぁ(笑)。

この辺の騒動が終わって、ニュートンアップル女学院に到着してからの事が記憶にない事を考えると、
その辺りから掲載誌が変わったんだっけかな?どーなるのか全然知らんのでちょっと楽しみだなぁ。

今週のパピ ヨン
今週はどっちかって言うと、愛しのパピ ヨンと卑怯臭い(笑)特性の武装錬金との戦闘がメイン。だよな?
武器だろうが自分の体だろうが瞬時に完全再生する戦部との戦いは、
連載当時「こんなのどーやって倒せっちゅーねん(´Д`;)」と思ったもんです。
この戦闘のオチはさすがに覚えていて、彼を撃破したパピ ヨンにさらに惚れ込んだ事を思い出しましたよ。
やっぱパピ ヨンは蝶・サイコーだな。次回が楽しみ。
しかし、今回は良い所で引っぱったわけだが、オチを知らなかったらワクワクドキドキしたんだろうなぁ。
原作読んでいないパピ ヨンファンの人がうらやましい。


第19話 君さえ守れれば

前回のヴィクター討伐隊に秋水くんが入ったのはアニメのオリジナル展開だったようで。
つか、もうかなり連載当時の記憶があやふやで、見ながらこんな展開だったっけ?とちょっとビックリ。

そんな今回のお話は…
カズキとはぐれた斗貴子と剛太を、根来が襲う。
物体に自在に出入りし神出鬼没な攻撃を前に、剛太は防戦一方。
さらに、根来は傷を負った斗貴子にも攻撃を仕掛けてくる。
剛太は、斗貴子を守りたいという気持ちに後押しされ、反撃を開始する・・・。
以上公式のあらすじ。

剛太とサイボーグ002みたいな人の戦闘は「ああ、そーいやそんなだったなぁ」と思ってみていましたよ。
つか気になったのだが、あの忍者刀の武装錬金はそれが切れる物の中に入れるとか言っていましたが、
中空から突然出てくるのはどうなんだろうな。何を切ったらなんにもない空間から出てこれるんだろう。
そんなことをちょっと考えてしまいましたよ。
ま、そんなわけで剛太なんかは割とどーでもよくって、
個人的にはカズキが斗貴子と剛太からはぐれてしまったのが意外だったな。そんな展開だったっけ?
しかも、今回のラストでカズキの前にブラボー出てくるし。
それと火渡ってこんなに出番なかったっけ?なんか悪の中ボスみたいなくせに特になんにもやってねぇしなぁ。

今回は、ヴィクターVS戦団+秋水くんもあったんですが、この戦闘ってなんか意味があったのかな?
ヴィクターが全然出てこないとボスっぽくないから出番作っとくかって感じなのかな。
そんな感じで今回は剛太VSサイボーグ002、ヴィクターVS戦団+秋水くん、
パピ ヨンVS戦部と3つも戦闘があった所為か、話が散漫になっちゃった感があるな。
個人的にはヴィクターの所はいらなかったような気がする。秋水くんには申し訳ないが(笑)。

今週のパピ ヨン
せっかくのパピ ヨンのいいところだったのだが、戦闘が後に2つも控えていたので、なんかあっさり終わっちゃって残念。
もっとパピ ヨンの聡明なところをみたかったなぁ。
しかし、戦闘後かなり体力を使っちゃって飛べなくなりながらも目的地目指してダッシュし、
蝶・つらそうなのに「蝶・余裕!」と強がっちゃうところに萌え。
このあとパピ ヨンってどーなるんだっけか?全然覚えてないんで楽しみ。


第20話 想いと力を込めて

…ドラゴンボール。

そんな今回のお話は…
カズキとブラボーは、決着を付けるべく戦い始める。
カズキを葬った後、自らも命を絶つと告げるブラボー。
「俺はアンタに勝つ。勝ってアンタを死なせはしない!」
カズキの想いを込めた一撃が眩い閃光と化し、ブラボーへと向かっていく。
カズキの想いは、ブラボーに届くのか……!?
以上公式のあらすじ。

どう見てもドラゴンボールです。本当にあり(ry
と、いうわけで、最初から最後までずっと戦闘していましたな。
しかも完全に人間離れした…というかドラゴンボールみたく空を飛んでいましたよ。
正直、今回の戦闘はやりすぎ?な感が私にはありました。
基本的に武装錬金ていうアイテムがあってこそのトンデモバトルじゃないですか。
ブラボーのシルバースキンは絶対無敵の防御力が特性であり、
カズキの方もヴィクター化しているならまだしも、ノーマルカズキのサンライトハートでは、
閃光をまとってぴょんぴょんと、飛び回れる理由になっていないんだよな。
なので、なんで突然こんなんになっちゃっているの?と思ってしまった。
ついでにいうと、基本的に突進っていういつもの戦闘で、あんまり良いアクションでもなかったなぁ。
プリキュア無印・MHの戦闘ってホント頑張っていたんだな。

それはそれとして、話の方ですが、カズキとブラボーが「ぬりゃー」とか「うおぉぉ」とか言っていただけで、
別にコレといった所がなかったのが残念でした。

今週のパピ ヨン
全く出番無し。(´Д`;)
やはりパピ ヨンのエレガントなお姿をみれないと、どーも物足りないなぁ。
次回は出番があるのかしら?


第21話 GONE INTO FLAME

「ハハハハハ、フハハハハハ(ゴスゴスゴスゴスゴス…)」
大戦士長かっこいい!(うっとり)
そして…ゲッター?

そんな今回のお話は…
再殺の任を帯びた火渡の武装錬金・ブレイズオブグローリーが炸裂。
しかし、シルバースキンによってカズキ、斗貴子、剛太は救われた。
身代わりとなったブラボーを失った怒りに駆られ、激昂するカズキ。
その頃ヴィクターは、錬金戦団と交戦し、力の片鱗を見せつけていた……。
以上公式のあらすじ。

というわけで、再殺部隊関係の話が落ち着きましたな。
全体的な話としてはあんまり動いていないんだけど、今回のお話としてはけっこうおもしろかったな。
まぁ、前回がうおーとかうりゃーとかいっていただけだったし。
ブラボー達の過去の話なんて全く覚えていなくて(つかこの辺ジャンプでやったっけ?)素直に楽しめましたが、
あの生き残りの女の子って斗貴子さんなんだっけか?
もうなんにも知らないのと一緒だな。

お話以外ではやはり大戦士長がかっこよすぎですな!
特にあの笑いながらのタコなぐりがサイコーです。武装錬金はロボットだしな!
それから忘れてならないのが(?)、ヴィクターと戦ったゲッターチーム(笑)。
彼らは一体なんだったんだろうなぁ。おもしろかったけど。
それにしても
武装錬金のキャラって変な人ばっかりだな(笑)。

今週のパピ ヨン
今週の出番無しかよ(´Д`;)
でもまぁ、今回は大戦士長がよかったからいいけど。
大戦士長とパピ ヨンが出会ったらどーなるんだろうなぁ。
なんかすっげー犬猿の仲っぽそうだ。「ハハハ」とお互いエレガントに笑いながら殴り合いそうで(笑)。

なんにしても次回からようやくニュートンアップル女学園入りで、
我が愛しのパピ ヨンも合流するそうで楽しみですな。


第22話 決断を要す

こんな話だったんだ!(今更)
つかヴィクターが(´Д`;)

そんな今回のお話は…
錬金戦団によるヴィクターへの総攻撃が始まった。
火渡の率いる錬金の戦士達が挑むが、ヴィクターの進化は最終段階に達し、更に強大な力を振るい出す。
一方ニュートンアップル女学院にたどり着いたカズキ達は、パピヨン、御前と合流していた。
一行を迎えた者は・・・!
以上公式のあらすじ。

お話の方は錬金戦団VSヴィクターとカズキ達と核鉄関係の話を交互にという感じ。
しかし核鉄関係の話ってこんなふうになるのか。
黒い核鉄が一つ余ってるよなぁ、なんて思っていたのだが、
その余っていたひとつで白い核鉄を生成とか、ちゃんと上手いこと考えてあるな。
つか白い核鉄なんていうモノがあったんだね。全然しらんかったよ。
しかも白い核鉄は黒い核鉄から作るので、黒い核鉄を作る技術が失われた今、
元の人間に戻れるのはカズキかヴィクターのどちらか一方だけってのがおもしろい。
少年誌的に考えれば「どちらも助ける」が王道ですが、カズキはどうするんですかね。
次週がたのしみです。

錬金戦団VSヴィクターの方はというと、ヴィクターが巨大化ですよ(´Д`;)
もうなんでもアリだな、ヴィクター。
一応どういう流れかというと、火渡達がヴィクターと対峙するも歯が立たず、
そこで大戦士長出陣!ってことででますよ巨大ロボ「マスターバロン」。
それに対抗すべくヴィクターが巨大化して巨大ロボ「マスターバロン」と戦闘になるわけですが、
ヴィクター巨大化の説明くらいしてくれよ。
黒い核鉄埋め込んで第3段階になれば巨大化のスキルが付くんですかね?
ちょっとやりすぎのような気がします。

今週のパピ ヨン
やっぱりパピ ヨンは聡明だな!そしてエレガント!
白い核鉄の生成に関することを鋭く見抜く、そんな
パピ ヨンの頭脳にうっとり(´д`;)ハァハァ
このあとパピ ヨンはどーなるのかなー。楽しみだ。

どーでもいーけど、錬金戦団の毒島って女の子なんだね。どんな顔か見てみたいんだけど。
だぶん、すごい萌えキャラみたいな顔なんだろうな(笑)。


第23話 BOY MEETS BATTLE GIRL

なんかLOVEい展開だったな(笑)。

そんな今回のお話は…
白い核鉄によって人間に戻れるのはヴィクターかカズキ、どちらか一人だけ・・・。
カズキは究極の選択を突きつけられる。夏休みも終わりに近づいた登校日。
カズキは斗貴子とともに、仲間たちと楽しい時間を過ごしながらも、
究極の選択の答えに一人葛藤する。
以上公式のあらすじ。

そんなわけで、カズキと斗貴子さんがちゅーして終わった。
ってことくらいしか書く事ねーや(笑)。
あとはブラボー達が任務失敗したミッションで助けた子が、やはり斗貴子さんっぽいってのがなんとなくわかったことくらいか。
そんなわけで、今回はラストバトル前のインターミッションって感じでした。

今週のパピ ヨン
なんだかんだいって白い核金を生成しようとするパピ ヨンはいいヤツだな。
ま、天才なんで知的欲求ってのもあるんだろうが。
それはそれとして、この流れだと、対ヴィクターのあとにカズキVSパピ ヨンがあるってことか。
おお、ラストバトルを飾るのはパピ ヨンなのか!
エレガントな彼にふさわしくラスボスだったのか!
さすがは我らのパピ ヨン!(ほれぼれ)


第24話 キミが死ぬ時が私が死ぬ時

工エェェ(´д`)ェェエ工 月って…

そんな今回のお話は…
カズキは白い核鉄をヴィクターに使うことを決意する。
それは新たな白い核鉄が完成の時までの、人々との別れを意味する。
錬金戦団が激闘を繰り広げる戦場へと赴いたカズキと斗貴子は、
ヴィクターに白い核鉄を打ち込んだ・・・・が!!!
以上公式のあらすじ。

ちょっと判りにくいので補足すると、
白い核鉄でヴィクターを人間にもどし、カズキはパピ ヨンの作った装置で仮死状態になり、
ヴィクター化の進行を最小限に抑え、その間に白い核鉄を生成するという計画。
だったのだが、ヴィクターに白い核鉄を打ち込みはしたが、人間に戻すまでは行かず、
カズキはヴィクター化してサンライトハートでヴィクターと共に月まで飛んでいく。
生命のいない月ではエネルギードレインは無力。お互いの力量のみで戦う事に。
しかし、カズキが勝ったとしても、生きて地球に帰る事は出来なくなってしまった。
って感じ。

何はともあれ、月って(´Д`;)
もうちょっと他になにかなかったのかなぁ。ちょっと無理がありすぎる。
酸素無いんだから大気圏外に出た時点で両方死にそうなもんだが。
そもそも、月に行けちゃうほどの推進力って、ものすごいエネルギーなんだけど。
まぁ、そんなこと言い出してもしかたないのでお話の方を。

話としては色々とあった中ですごく上手くまとめてあって感心した。
序盤はカズキ達と戦団VSヴィクターを交互に見せておいて、時間の経過とともに、その二つが一つになっていく様子は上手い。
そして最後は見事にいい所で引っぱったしな。
全編通してクライマックスの盛り上がりを維持していて、見ていて引き込まれてしまいましたよ。
今回の本書いた人や演出の人には拍手を送りたい。
強いて難点を挙げるならば、絵がちょっと濃ゆかったくらいか(笑)。

個人的に気になった所は、あの巨大化ヴィクターにちゃんと説明がついた事(笑)。
前回(だったっけ?)は突然そんなことになっちゃって、
なんでもアリなのかよ!とか思ったものでしたが、
エネルギードレインで死んだ海洋生物の死骸であんなになっていたんだね。
つか、それならわかりそうなものだけどとも思ったが(笑)。
それと、大戦士長の巨大ロボことマスターバロン。
別の錬金の戦士が中に入る事でそん武装錬金をマスターバロンが使えるとは。
ちょっと卑怯臭い強さだな等と思ったら、あっさりヴィクターが壊しちゃったな。
どっちかって言うとヴィクターの強さの方が卑怯臭いな。
だから、失敗したとはいえ、白い核鉄の効果で第2段階に戻ったのかねぇ。

さて、あと残り2話あって、パピ ヨンとの決着もついていないので、
カズキが戻ってくるんだろうと思うのですが、どーやって戻ってくるつもりなんですかね?
まぁ、巨大化したりロボが出てきたり月まで飛んでいったりするんだから、
今更何があっても驚くまい。次回が楽しみだ。

今週のパピ ヨン
ヘリで移動中のカズキ達にニアデスハピネスで飛んでくるパピ ヨンがエレガント!
これまでの足下にちっこい蝶でなく、でっかい蝶の上に乗っていたな!
その様子が蝶・サイコー!
そして仮死状態にする装置を海から出す所も蝶・サイコー!
どうやって持ってきたのか不明な所がエレガントだよな!


第25話 代わりなどいない

斗貴子さん……(;つД`)

そんな今回のお話は…
ヴィクターとの戦いの後・・・
世界には平和が戻り、何事もなかったかのように時が過ぎていく。
だがそこにはカズキはいない。
そんな中、斗貴子は無為の日々を過ごしていた。
やがて彼女は、自分がカズキのために何をしてやれるかを考え続け、その答えをみつける。
以上公式のあらすじ。

カズキがいなくなった代わりに平和を取り戻した世界で、
各キャラどうしたかという事が描かれている良く出来たお話だった。
特に斗貴子さんはもう見ていてかわいそうで仕方なかったですよ(;つД`)
病院では塞ぎ込んじゃうし、退院したら昼月見て泣いちゃうし、
錬金戦団本部で無茶な模擬戦やってけがしちゃうしと、
斗貴子さんの悲しみを上手く表現していて泣けてきたよ。泣かなかったけど。
岡倉の叫びもポイント高し。
でも個人的にはやはりパピ ヨンが良かったりするので、
いつものあのコーナーへGO

今週のパピ ヨン
カズキの代わりにパピ ヨンと決着を付けようと会いにきた斗貴子さんに言う台詞。
サブタイにもなっている「代わりなどいない!」がとてもよかったな!
斗貴子さんの行動は自分に気持ちに踏ん切りをつける為の、いわば誤摩化しに過ぎないのだけど、そこはさすがのパピ ヨン。
その台詞で見事斗貴子さんの心を射抜き、自分の苛立をも表現しています。
あぁぁ、なんという聡明でエレガント!そこにしびれる、あこがれるゥ!
かなり無気力感が漂っておりましたが、聡明なパピ ヨンのこと、
きっと核鉄の生成など諸々の事はしているはず。
次回の最終回でどうなるのか楽しみです。


以下、どーでもいーこと、
パピ ヨンとともにいたヴィクトリカがクローン脳をクレープにしていましたけど、
さすがにテレ東規制が入ったらしく、思いっきりモザイク処理されていましたな。
たぶん食人って台詞もギリギリだったんじゃないかなー。
なのでそれを食べるシーンなども問題外ですな。持っていただけだったし。
ちなみに指の欠損とか四肢の欠損なんかもNGらしいのですが、
パピ ヨンVS戦部はまた腕なり何なりが復活するから良しって事だったんですかね?
ま、ホントどーでもいー話だが。


第26話 ピリオド

これぞまさしく大団円というヤツだな。

そんな今回のお話は…
パピヨンは、カズキを諦めず白い核鉄を精製していた。
そして斗貴子に、「貴様は武藤カズキを諦められるのか」と尋ねる。
斗貴子の頬を伝う涙。見上げた月に、山吹色の閃光が走る。
カズキの生存を確信した一同は?
そして、斗貴子とカズキは・・・・・・。
以上公式のあらすじ。

見事かどうかは知らんが、全部をきっちりとまとめて、しっかり終わらせましたな。
ま、ヴィクターのことはちょっと強引な気もしましたが、
お話としては全てにスパッと決着がついて気持ちがよかったな。
特筆すべきはやはりカズキを迎えにいった斗貴子さんか(笑)。
裸のイメージカットで「一心同体だ」って言われたら性的な意味を考えちゃうよ(笑)
その件でちょっと気になったのはマスターバロン。
地球から飛び出してカズキたちを回収しにいったのですが、
それを最初から考えてのロボという事ならば、よく考えてあるなぁと感心する。
その他気になる所は、ちょっと気になっていた毒島さん。
最後にちょろっとあのマスクを外したんですよね。
もちょっとしっかり顔を見たかったなぁ。

さて、やはり語らずにはいられません。いってみよう今週のパピ ヨン!
カズキとの決着シーンで「真っ赤な誓い」が流れる演出は良いな!
待ちに待ったふたりの決着にあの熱い曲が良く合う。
が、戦闘シーンとしては相変わらずで、あんまりおもしろい戦闘ではなかったな。
正直、最後にパピ ヨン死んじゃうのかなと思っていたんですが、
そこはやはり武装錬金。そんな事にはならず、パピ ヨンは新しい名前と命で生きていく事に。
エピローグで都市伝説化したパピ ヨンが人気者になっているのはちょっと感動してしまった。
蝶野攻爵の時は誰にも気にされず、親族にさえ邪魔者扱いされていた彼が、
蝶人パピ ヨンになり、最終的には皆から愛され、新しい命を謳歌している様を見ると、
パピ ヨンファンとしてはちょっとジーンとくるものがありますな。
ともあれ、パピ ヨンが元気で何よりですが、これで最後かと思うと寂しいですなぁ。

と、いうことで総じて評してみる。
少年ジャンプ連載のバトルマンガのアニメ化でしたが、楽しませて戴きました。
正直な所原作マンガより、こっちのアニメを見た方が楽しめるんじゃないかなと思った。
原作の理由はよく分からないが、なんかぱっとしなさを上手く盛り上げて、
ちゃんとジャンプのマンガらしさと熱さが出ていたんじゃないでしょうか。その辺は演出の勝利なのかもしれん。
とはいえ、バトル系としては戦闘のアクションはそれほどでもなく、
10話の秋水くんVSカズキが良く動いていたくらいなのが残念。
他は基本的に突進していただけってのはどうもな。もちっと派手に動いてほしかったなぁ。

個人的にはやはりパピ ヨンの存在が大きい。
あの聡明でエレガント(変態)っぷりは蝶・最高!
その他のキャラもいい味を出していて、キャラクターメイキングは素晴らしいし、
それを活かした話の構成は見事だったなぁと思う。

そんなわけでこの武装錬金、原作を読んでも見ていないと言うなら、見てみても余韻じゃないでしょうか。
原作未読ならさらに楽しめる事と思います。気になるなら見ても損ないんじゃないですかね。


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