少女チャングムの夢
第1話「チャングムの夢」
韓国のアニメということでどんなもんなのかなーと思ってみてみましたが、
特になにかあるわけでもなく普通に楽しめました。
韓国のドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」が元で、
ドラマであまり語られていない主人公チャングムの少女時代の話なのだそうだ。
ま、ドラマの方は全く見ていないのでどーでもいいですけど。
お話的には可もなく不可もなくといったところ。
けっこう子供向きに作られているなといった印象を受けました。
それ故、私としては物足りなさを感じずにはいられなかったんですが、まぁ、気になるほどでもなく。
優しく元気なチャングムが今後どうなるか気になりますし、
せっかくなんで見ていこうと思います。
ま、誰も感想書かなさそうだからってのもあるけど(笑)
第2話「見習い女官 選抜試験」
主要人物も全員出揃い、なかなかおもしろかったですよ。
話はチャングムが見習い女官選抜試験に合格するまで。
お話的には割と良くまとまっていて、チャングムが王を助けたが為に試験に遅れたものの、
米を炊くだけで合格するという才能の片鱗を見せるまでだけなのだが、
試験の模様を中心にチャングムの家族や、
王の周辺事情、主要キャラの性格なんかも上手く見せていて、それなりに楽しく見れました。
が、ちょっとのったりした進行が気になりました。
もうちょっとテンポよくなればいいと思うのだけど。
主要キャラの方は、気弱だが優しい親友になるヨンセン、ライバルで天才のクミョン、
食いしん坊だが明るいチャンイ、意地悪でずる賢いヨンセ等、割と王道的なキャラ群。
これからどうこのキャラ達が絡んでくるか、それと王周辺と王の暗殺を目論む連中が、
どうチャングム達と重なってくるかも楽しみ。
ちょっと気になったのだが,このアニメはなんか表情や動きが妙に過剰な所があるなぁ。
もっと自然な感じでもいいと思うのだが、そこは国民性なのかもしれませんねぇ。
あとやっぱり小学校低学年くらいの子供向きだなー。
ミスター味っ子みたいになればおもしろいんだけど(笑)
第3話「自然の味 」
2週だか3週ぶりに放送ですよ。まだ3話なのにね。
さて、今回のお話は見習い女官となったチャングム達、
王に献上されたダチョウの卵の管理を任されることとなったが、
その卵を管理する者を選ぶために試験が行われるのだが…という話。
別に悪くはなかったのだが、取り立てて印象に残る部分もなかったなぁ。
しかし退屈ということもなく可もなく不可もなくといった感じでした。
「見習い女官の少女達の一日」をそれなりに楽しませていただきました。
一応、前回の王とチャングムを狙う賊が侵入して…
という盛り上がりポイントがあるにはあったが、むしろその辺は次週の方がメインかもしれない。
前回までと比べると格段にテンポ良く飽きさせない作りであったが、
もうちょっと1話の中で印象に残る何かが欲しかったような気がします。
チャングム達はかわいかったですけどね。
それにしてもチャングムの中の人は伊藤美紀さんなんだよな。
マリみての祥子お姉さまやFate/stay nightの大河先生の人です。
44歳にしてチャングム(12歳)の声が全く違和感無しで出せるんだからすごいよなぁ。
どーでもいーけどチャングムは12歳なのか。9歳くらいかと思ってたよ(笑)
第4話「母さんの味 」
今回もそれなりに楽しませていただきました。
チャングムは実に主人公らしく素直だなぁ。
お話は…
激しく燃える炭倉庫に取り残されたチャングムをチャン・スロが助けようとするが、
一足早くミン・ジョンホが火の中に飛び込み助ける。悔しがるチャン・スロ。
放火の疑いをかけられ牢獄に閉じ込められるチャングムだが、
ミン・ジョンホと医女ヘヤの活躍で濡れ衣は晴れる。
しかし、水剌間(スラッカン)を追い出され、兵士訓練場の炊事場に回されてしまう。
そこでは、食事への不満から料理人と兵士たちが対立していた。
チャングムは食事を拒む一人の少年兵と出会い、
いろいろな料理を出して食べてもらおうとするがうまくいかない。
悩んだ末にチャングムが思いついたのは・・・
以上公式のあらすじでした。
個人的には火事云々の話は特にどーでもよく、兵士訓練場の炊事場に回されてからの話の方がおもしろかった。
職務怠慢の料理人達と兵士達の対立をチャングムが料理が解決するという、
いかにもな展開ではあったものの、逆にそのベタさに新鮮を感じてしまった。
まぁ、もともとひねった内容ではないので、そのストレートさが気持ちいいのでありました。
ただ、一応料理がメインであるのだがら、もう少しそれっぽい描写が欲しかったなぁ。
料理がもうちょっと前面に出てもいいような気がします。
その他気になった所といえば、ハン尚宮がチャングムをさりげなく見守っていたり、
ミン・ジョンホのライバル、チャン・スロ三枚目っぷりとかは上手く見せていた。
最後のヨンセンとの友情話が少なかったのはちょっと残念。
と、いうわけで、今回も可もなく不可もなくといった感じ。
退屈せずに見ることが出来たんですが、1話の中で盛り上がる所がほしいですな。
第5話「昇級試験」
今回は料理人アニメっぽくてなかなかおもしろかったですよ。
お話としてはサブタイ通りの「昇級試験」の話なのだが、
罰で訓練場の炊事場に回されていたチャングムが試験資格を得る件や、
試験でのクミョンとの一騎打ち、皇太后の試食など、今まで割と希薄だった料理人アニメな感じが良かった。
他はクミョンとチャングムの対比がしっかり出来ていていて感心。
技術や知識に裏付けされた、いかにもな天才クミョンの上品な料理と、
経験からひらめきを得るタイプの天才チャングムの素朴な料理。
ふたりの性格も料理以外には割と無関心で無表情なクミョンと、
好奇心旺盛で優しく元気なチャングムをしっかり見せていた。
忘れてならないのが悪役であるチェ尚宮とヨンノ。
いかにもな悪役っぷりが話を面白くしてくれる。
こういう子供向けの悪役は最後には因果応報な結果になるのだが、さて。
と、いうわけでけっこう楽しませていただきました。
あえて難癖つけるなら食べた後のリアクションがあっさり過ぎかな。
ミスター味っ子までいかなくてもいいので、ちょっとした何かがあれば良いと思うな。
つかまた3週も休みかよ(´Д`;)
第6話「果てしない料理対決 」
う〜ん、どうも盛り上がりに欠けますな。
今回のお話は…
昇級試験で最後まで残ったチャングムとクミョンは皇太后の提案により、
100人の客に料理をふるまい、支持の多さで決着をつけることになる。
対戦前夜、チャングムは自分の命を狙う刺客に下ごしらえした材料も器も台無しにされてしまうが、
調理場から捨てるはずの貝殻と残ったわずかな食材を使って新しい料理を考え出す。
続々と集まってきた客たちに、2人の料理がふるまわれる。果たして勝負の行方は…。
以上公式のあらすじ。
最初に書いたとおり、もうちょっと一つの話の中で盛り上がるところが欲しいな。
つまらなくはなかったのだけれど、淡々としていてそのまま終わってしまったという感じ。
なにかコレというものを押し出して欲しいところ。
あと料理を食べた後のリアクションが薄すぎ。
どっかのアニメのリアクション皇ほどじゃなくても良いので、ちょっとくらい何かして欲しいな。
あと、せっかくヨンセンがいるんだから、彼女ももっと絡ませたらいいのに。
今の日本アニメ業界ならきっとチャングムとヨンセンとかチャングムとクミョンとかと百合〜な感じになるんだけどな。
そういうなにかワンポイントも欲しいところ。
のったり感がなければもっとおもしろくなると思うんだけどな。
第7話「伝説の壺おばあさん 」
格闘アニメかと思った。
チャン・スロとミン・ジョンホ超人過ぎ(笑)
さて今回のお話は…
チャングムたちは、皇太后から済州島(チェジュド)にいる「壺(つぼ)おばあさん」から
秘伝の料理を伝授してもらうという課題を与えられ、旅立つことになる。
チャングムが遠くへ行ってしまうと知ったトンイも、両親に書置きをして飼い犬のモンモンとともにチャングムたちの後を追う。
港へ到着した一行が船に乗り込もうとすると、チャングムの命を狙う刺客一味に、ヨンノが間違われて連れ去られてしまう…。
以上公式のあらすじ。
チャングムは宮中から出発して船に乗るだけだったので特になにもないです。
今回はヨンノがさらわれてからのチャン・スロとミン・ジョンホがインパクトありすぎて、それしか印象にのこってないや(笑)。
彼らが強いということを分からせたいのだろうけど、ミン・ジョンホとか普通に5mくらいジャンプしてるからなぁ。
チャン・スロは大木を引っこ抜いちゃうし。おまえらどこの超人だよ。
彼らが超人かどうかはさておき、少女チャングムが料理で人を幸せにするのがメインの話なんだから、
今回のような戦闘に特化した話を作る必要はないんじゃないかな。
ミン・ジョンホが王の密命を受けチャングム達を守っていることと、
ヨンノがチャン・スロに恋をした事がわかれば十分だと思います。
戦闘の尺が長すぎです。
それと、今回から壺おばあさんに秘伝の料理を伝授してもらうために、宮中から離れてしまったのですが、
個人的にはもっと宮中内の話を引っぱった方がおもしろいような気がするなぁ。
ちょっと前にせっかく罰で兵士の炊事場へ落とされたのだから、そこから這い上がっていく様が見たかったな。
皆の所まで追いつくまでのことで色々話を広げることができるのに。
なんかいろんな事をあっさり解決しすぎなんだよな。
もちっとドラマチックにすればおもしろくなると思うのに。
第8話「旅館対決 」
う〜ん。一言でいうと竜頭蛇尾。
今回のお話は…
壺(つぼ)おばあさんに秘伝の料理を伝授してもらうため、
済州島(チェジュド)に向かうが、悪天候のため一行は途中の村に避難する。
村で一番大きな大陸旅館は一部屋しか空きがなかったため、
ハン尚宮(サングン)とチェ尚宮だけが泊まり、チャングムたちは姉弟が営む旅館に泊まることになる。
そこは、もてなしも料理も申し分ないのになぜか客がいない。
大陸旅館の嫌がらせが原因と知ったチャングムは、姉弟を助けるため料理対決をおもいたつ。
以上公式のあらすじ。
途中まではとても良かったのだが、最後があまりにも中途半間過ぎた。
料理対決は大陸旅館側が禁止されている中毒性のある食材を使っていたため負けてしまう。
失意のチャングムが出航してから、姉弟が店を続けられることとなったと叫んで、チャングムがああ、よかったと涙を流して終わる。
こう聞くと良い話じゃないかと、なるかもしれないが、
チャングムは料理対決の後、ミン・ジョンホが大陸旅館の悪事を暴いたことを知らないんだよ。
なら、普通は旅館が続けられる事となったと聞いても「え?なんで?」となるのが普通。
そこはやはり、ミン・ジョンホが悪事を暴く様子をチャングムが見ていないとね。
そこまでは、料理対決で少ない食材を工夫して料理を作っていく様や、
対決に敗れ失意のチャングムを優しく抱きしめるハン尚宮とか、
別行動となったチェ尚宮グループとなったクミョンがチャングム(料理対決)を気にしたりとか、
色々と見どころがあっておもしろかった。
特に料理対決に負けて泣くチャングムを抱きしめるハン尚宮の所は、
今までなかった1話内での盛り上がりという点でも良い展開だった。
それだけに最後の中途半端っぷりが残念で仕方ない。
残念ついでで言えば、ミン・ジョンホの悪行暴きも、もっと公明正大に王の名を使ってでも大陸旅館の連中をしっかり裁いて欲しかった。
それと先に述べたとおり悪行暴きはチャングムがいるときにやらなければいけなかった。
そこまでで結構盛り上がっていただけに、そこら辺から一気に盛り下がってしまったですよ。
どーでもいーけど、このアニメ見ていつも最後が変に切れている感じがするんだよなぁ。
ホントは30分1話じゃなくて、NHKが30分(CMないので25分)に収めてるのかしら?
第9話「チェジュ島の試練 」
壺おばあさんの変身はスルーなのかよ!(´Д`;)
今回のお話は…
長い船旅の末、チェジュ島に到着したチャングムたち。
どうにか壺(つぼ)おばあさんに会い教えを請うが、一向に取り合ってもらえない。
何とかしようとチャングムは、ヨンセンたちと壺おばあさんの手伝いを始めるが、頑張りすぎてかぜを引いてしまう。
クミョンは、競う相手がいなくては困ると、献身的にチャングムの看病をする。
2人の真剣な姿に感心した壺おばあさんは、自分の料理を伝授できる相手かどうか試すために課題を出す。
以上公式のあらすじ。
んまぁ、話はともかく壺おばあさんが気になってしかたねぇよ。
おばあさんは、見た目そのままのおばあさん姿と、40代くらいの女性と姿を2つ使い分けるんですけど、
私は今回見ていて、たぶんそのおばあさんと、40代くらいの女性のふたりがいて、
何らかの理由でまるで一人のように見せかけているとおもっていたのだけど、
チャングムたちは壺おばあさんの姿が変わることになんの違和感も持っていないとはどーゆーことか。
最初は40代くらいの女性ででてきたのだが、その後おばあさん姿見ても対して驚かず、
「これが本当の顔か」の一言で終わってしまったのは、こっちがビックリしたよ。
まぁ、たぶん上記したとおり、ふたりいるというネタバラシすると思うんですが、
なんかこのままいきそうな予感もするのでなんか嫌だ。
おばあさんの話はとりあえずいいとして話の本筋の方は、
いままであまり自己主張することなく、チェ尚宮にいわれるままだったクミョンが、
風邪をひいたチャングムとヨンセンに薬湯の様な物を作って自発的に看病する様はなかなかよかった。
個人的にはもっと百合〜な感じになればいいのにとは思うんだけど。
今回のラストで町に売っていない食材を探してくる課題で、
ヨンノにこっそり売っているところを教えてもらったクミョンがどーでるのか、ちと楽しみ。
どーでもいーけど、やっぱ今回の話って、次回と合わせて1話のような気がするなぁ。
いつも終わり際に違和感があるんだよ。
第10話「アワビとナマコ 」
チャングムの話よりもミン・ジョンホによる世直しの方がおもしろかったなぁ。
そんな今回のお話は…
壺料理の材料であるアワビとナマコを手に入れるという課題を出されたチャングムとクミョン。
クミョンは、チェ尚宮(さんぐん)から預かった大金を使って手に入れるようとする。
チャングムは、自力で採ろうと海へと向かう途中、代官所の兵士に連れて行かれる海女にでくわす。
代官は王様への貢ぎ物と偽り、アワビを集めて密売し私腹を肥やしているらしい。
物陰から様子を伺っていたミン・ジョンホは、海女を助けに向かう…。
以上公式のあらすじ。
そんなわけで、チャングムの話はむしろおまけで、ミン・ジョンホもよる世直しの話のほうがメインだったように思える。
そこにチャン・スロも加わって悪い代官をやっつけるという話だった。
なので、特にコレといったところもなかったが、
悪代官の手下とミン・ジョンホ、チャン・スロの戦闘で画面を揺らし過ぎですよ。
必要以上に画面がグラグラ揺れて見にくいったらなかったなぁ。
このアニメ、割とどーでもいー所で凝ろうとしてはずしてる。
ああ、そういえば、海中で足が挟まって溺れかけたチャングムを、
ミン・ジョンホが飛びこんで酸素を口移しするというシーンがあった。
そのおかげでチャングムが彼を意識してしまうのだが、私はそれよりも酸素を口移しするってのはどうかと思うぞ。
たまに映画などでも同様のシーンがあったりするけど、吐く息は二酸化炭素だろ(笑)。
どう考えても無意味です。
と、まぁ、文句は色々あるのだが、
話としては割と上手くまとまっていてそれなりに楽しめました。
個人的にはこの壺おばあさんシリーズをそろそろ終わらして欲しいのだが(笑)。
第11話「不気味な洞くつ 」
いやもうビックリしました。
まさかこのアニメでクモのモンスターとの戦闘を見ることになろうとは(笑)。
今回のお話は…
チャングムとクミョンの勝負が引き分けに終わったため、
壺おばあさんは、山はちみつを持ち帰るという新たな課題を2人に出す。
クミョンたちは、チェ尚宮(さんぐん)の指示に従い、お金を払って道案内を雇う。
一方、チャングムは、途中で会ったおじいさんに教えられたがけを登り、つり橋を渡ろうとするが、綱が切れて谷底へ。
危機一髪、ミン・ジョンホに助けられるが、2人そろって転がり込んだ洞くつの中には…。
以上公式のあらすじ。
そんなわけで、今回のメインはクモのモンスターとの戦闘という訳が分からない展開で、
このアニメの方向性は一体どっちに向いているんだろうか?といった内容だった。
おそらく「蜂仙人」に会うためにちょっと間を持たせたかったのだろうけど、
もうちょっと他に方法があると思うのだがな。
つか「蜂仙人」って(笑)
あと、もう壺おばあさんシリーズはもうお腹いっぱいですよ。
早く宮中に戻って欲しいんだけどなぁ。
そしてまた3週休みですよ(´Д`;)
第12話 「自然の贈り物 」
久々のチャングムですが、なんか見るのがつらくなってきました。
仙人とか言われても(´Д`;)
そんな今回のお話は…
困難を克服しながら、ようやく壺(つぼ)料理に必要な山蜂蜜(はちみつ)が採れるがけに到着したチャングムたち。
蜂の仙人から2人で協力しなければ、蜂蜜は採れないと告げられる。
一人が邪心を捨て目を閉じたまま蜂笛を吹き、もう一人が蜂への感謝の気持を持ちながら採らねばならない。
チャングムのためにヨンセンが、クミョンのためにヨンノがそれぞれ笛を吹くことに。
最初にクミョンとヨンノが挑戦するが…。
以上公式のあらすじ。
始まって、歩いて土下座して、また歩くだけで10分。そしてヨンセン達が笛の練習して会得するまでがほんの2分程度。
もうそれだけで工エェェ(´д`)ェェエ工といった感じでした。仙人の縮地法よりもヨンセンの笛の方が大事だろ。
どうもこのアニメは見せるところを色々間違えているような気がします。
そんなこんなあって、チャングム・ヨンセンチームが山蜂蜜を手に入れるんですが、
直後、ヨンセンが倒れてしまって蜂の精の夢(?)を見ます。いやいや蜂の精って。(´Д`;)
なんかその蜂の精に今後意味があるのかい?
そんな、よくわからない展開はもうお腹いっぱいだよ。つかこの壺料理の話早く終わらないかな。
個人的に宮廷内の話に絞った方がおもしろいと思うんだけどなぁ。
今回山蜂蜜を手に入れられなかったチェ尚宮組は壺料理を教えてもらえないのだけれど、
次回、何か奸計をしかけてどうにかするつもりらしい。
「引き」としてはいいところで引っぱったのだが、まだこの壺料理の話を引っぱるのかよ(´Д`;)
でも、まぁ、今回は今まであまりスポットの当たらなかったヨンセンに、見せ場を作っただけでも良しとするべきかもね。
第13話「壺料理の心 」
ちょっとブツ切れ感があるところもあったものの、まぁまぁ、普通に見ることが出来ました。
そんな今回のお話は…
見事、山蜂蜜を手に入れたチャングムは、いよいよ秘伝の壺料理を教えてもらうことに。
壺おばあさんに、山蜂蜜をいつ加えるかと問われ、火にかける前かそれとも後か悩むチャングムだったが、
ヨンセンが蜂の精に山蜂蜜は温めてはいけないといわれたことを話す。
一方、このまま引き下がる訳にはいかないチェ尚宮は、
クミョンとヨンノを従えて、チャングムが料理を習う様子を隣の部屋から盗み見みるが...
以上公式のあらすじ。
色々な要素があったにもかかわらず上手くまとめたなと言った印象。
前回、意味あるのか?と思っていた蜂の精も壺おばあさんの問題解決に役に立ったし、
ずっと引っぱっていたチャングムの指輪の話も、ここへきてようやく進展したし、
チェ尚宮の独断専行や、クミョンの苦悶など、色々とあったが特に散漫にならず1本の話としてなりたっていた。
いつもこうならいいのに。
個人的にはクミョンが良かった。
料理法を盗み見ることに抵抗を感じないてしまったり、盗み得た料理法を(肝心な所は勘違いしているが)、
先に帰って宮中で披露してしまおうとするチェ尚宮を良く思わず、なんとか説得しようとする様など、
チャングムのライバルと言う割には影の薄い彼女だっただけに、人となりがみれて、なかなかおもしろかったな。
それ以外といえば、肝心の壺料理ですかね。
料理と言うよりは薬だったのだが、食すと悪いところが痛むのだが、
それを食べたチャン・スロが「恋の病」によって胸が痛み苦しむという何とも言えないオチに、思わずぐんにょりしてしまいましたよ。(苦笑)
心の病にも効いてしまう料理なんか出すなよ、「ミスター味っ子」じゃないんだから。
それと、山蜂蜜をいつ入れるかという問題に悩むところはちとおかしな展開だったな。
チャングムが悩んでいたと思ったら、いつの間にか蜂の精のことを話すべきかヨンセンが悩んでいて、見ていてアレ?と思ってしまったですよ。
それにヨンセンもそんなに悩むようなことじゃないと思うしな。
夢かもしれないけどこういうことがあったよとさっさと言うべきだよな。
ようやくこの壺料理の話も終わり、やっと宮中の話に戻るなぁと思っていたら、ラストで海賊出てきたよ。仙人の次は海賊か(´Д`;)
どーでもいーけど、壺おばあさんが最初若い姿と老婆の姿を使い回していたことは、そのままスルーして終わったな。
あれは一体なんだったんだろう。