ひぐらしのなく頃に 1〜13話

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第1話 「鬼隠し編 其ノ壱 ハジマリ」

ちょ、OPなんか怖いよぅ。
昔、深夜でやっていたドラマNight Headを思い出した。

さて、愛知でもようやく始まったこの「ひぐらしのなく頃に」。
元は同人のゲームだったっけ?例によって例のごとくMacユーザーの私はよく知らない。
ちろっと聞いた話では日常に潜む狂気がテーマとかどこかでいっていたような気がする。
小心者のくせにホラーとかを好奇心で見てしまう私にとしては、「どんなんだろう?」とわくわくしていたんですが…
…もう1話にしてすでに怖いよっ(ガクブル)

もうのっけから謎の人物が金属バットで人をゴスゴス殴ってる。
うわぁ(´Д`;)とか思っていたところであのOPですよ。もうなんか怖いよママン。
その後は田舎のラブコメみたいな明るいはなしが続く。
まぁ、第一話だし状況説明みたいな感じで今回は終わるのかなーと思いきや、
フリーのカメラマンからバラバラ殺人のことを聞いた瞬間からなにかが変わっていく。
そのことを最近引っ越してきた主人公圭一くんが友達レナちゃんにちょっと聞こうとしたら、
前髪が顔にかかり影が落ちた顔で
「知らない!」ですよ。
それまでレナちゃんは明るく人なつっこくてちょっとボーっとした感じだったのに…
このいきなり感と一瞬の豹変ぶりにおもわずビクッとしてしまったよママン。
それはレナちゃんだけでなく、これまた明るくリーダー格の魅音ちゃんも、
事件の背景にあるであろうダム工事のことを聞くと
「(なにも)なかった!」ですよ。
…な、なにがあったんだよぅ。

友達2人に強く否定された圭一くんは聞いた事件はなかったんじゃないかと疑うが、
ゴミ捨て場ニ落ちていた週刊誌から、本当にあった事件であるを知ってしまうところで終わった。
…みんな何を隠してるんだよぅ!

と、いうことで大部分が田舎を舞台にしたラブコメ風味だったのだが、
ほんの一瞬の恐怖を見せることで話の続きを気にさせる演出が見事でした。
続きが気になって気になってしょうがないですよ。
それと突然態度が豹変する恐怖がツボ。
次回はどんなことで恐怖を感じさせてくれるかガクブルしながら楽しみにします。
ところでこの「ひぐらしがなく頃に」は本格ミステリーなんだよね?
その辺の謎解きもちょっとがんばっちゃおうかなー。


第2話「鬼隠し編 其ノ弐 隠しごと」

レ、レナこわいよ… (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

と、いうわけで今回も一瞬の豹変による恐怖にチキンハートな私はビビリまくりですよ。
細かく話を追っていくと長くなるので、あらすじの方は数あるアニメ感想サイトでも見ていただくとして、
なにが怖いってレナちゃんですよ。普段はほにゃっとして人なつっこいのに。
圭一くんが自分になにか隠していることがあるんじゃないかと問うと…
うつむいて顔に影が落ち、見えている口元だけがニヤリとなった顔で、
「圭一くんも私たちに隠していることがあるんじゃないのかな?かな。」
!! なんで知ってるんだよぅ!
圭一くんはその前に今回から登場の刑事さんからフリーのカメラマンが死んだことと、
四年前から始まっている祭りの日に起きる怪死事件のことを聞いていて、
村ぐるみで隠している可能性があるので、他の人には刑事と話したことを言ってはいけないと言われているのだった。
狼狽しながらも圭一くんはそんなことないというとレナちゃんは…
「ウソだっ!!!」
Σ(□`;)ヒィ!
ビビッた。マジビビッた。背中がゾクッとしました。
あのレナちゃんがおそろしい形相で、しかもあんな大声で、そして態度が豹変するんだもの。
ここが今回一番怖かった。つか次の日ちゃんと学校に行っている圭一くんはえらい。
オレなら確実に引きこもるよ、こわいもん。

そして夜、刑事さんから電話がきて事件のことを聞いていた圭一くん。
うん、たしかに見ていて襖が少し開いていたのは気になった、気になっていた。
すると圭一くんの親父が紅茶を2つ持ってくる。2つ。どうして2つなのかときくと親父はこういうのであった…
「どうしてって、レナちゃんが来てるだろ?」
Σ(゜皿゜;)!! 
き、聞かれてしまった!つか襖の向こうにいたのかよっ!
前は隠し事をしている圭一くんにあんな態度で怒っていたレナちゃんが、
このことを言及せずにひっそりと帰っていったということが逆に怖いよ。
「ウソだっ!!!」は直接的な怖さなのだが、この電話の件は後からゾクゾクくる怖さだ。

と、こんな感じで、ホラー映画のような「くるぞくるぞ」的な演出でなく、突然事が起こることの恐怖の演出が見事でした。
またミステリーとしても、節々に引っかかるような所があって見逃せません。
今のところ完全に村ぐるみでなにか隠しているようにしかみえませんが、
怪死事件&鬼(神)隠し事件と圭一くんが今後どうなるのか気になって仕方ありません。
次回が待ち遠しいです。怖いけど!


第3話「鬼隠し編 其ノ三 疑心」

謎は深まるばかりだよ。
というわけで、今回はそんなにゾッとするようなことはなかったんですが、
圭一くんがどんどん追いつめられていく様子が怖いっす。

前回からの流れでさすがに学校を休んだ圭一くん。
昼に病院へ行った帰りに刑事さんに会い、怪死事件のことを聞く。
これがまた思わせぶりな内容で、怪死事件に何らかの形で圭一くんのお友達連中が全員かかわっている。
そういう共通項があるにしても、事件との直接のつながりがないんだよな。
一体誰が、なんのために、毎年一人殺し一人が行方不明になるのか?
そして何故レナちゃん達は圭一くんの行動をを知っているのか?
何故圭一くんは狙われているのか?とっかかりすら見つかりませんよ。

今のところどう考えても村ぐるみとしか思えないのだが、レナちゃん達もかかわっているのかというと、ちょっと違うような気もする。
それはおはぎの中に針が入っていた件がいい例。
完全に殺す気ならば、どれがひとつはレナちゃんが作ったものだ等とヒントをだすとは思えないからだ。
逆説的に考えるとレナちゃん達の一連の行動は、注意をしているように見える。
彼女らは何らかの理由で、直接圭一くんに注意を促せないのだとしたら、
このおはぎの件は、むしろ「おはぎの中のひとつはあぶない」と教えてくれているようにも見えなくもない。

だが、轢き逃げ未遂の件はどうだろう。
あれは今までの流れからするとかなり異質で、あまりに直接的なうえ短絡的だ。
それから今思い出したのだが、前回圭一くんが学校でうたた寝しているとき、
レナちゃんと魅音のボソボソ話でレナちゃんが「次はあたしの番」とか言っていた。
それに怪死事件の被害者関係に魅音、沙都子、梨花が係わっているということを考えると、
レナちゃん達はお互い寄り添ってお互いを守っているとも考えられなくもない。
だけどそうなると黒幕の手がかりが今のところ全くないということになってしまうんだよなぁ。
まだまだパズルのピースが全然足りないな。

と、いうわけで今回はちょっと推理してみたんだけど、全く見当はずれのこと言ってたりしたら恥ずかしいなぁ。
じゃぁ、書くなよって話だけど、こーゆーの好きだし(笑)


第4話「鬼隠し編 其ノ四 歪」

ちょ、一体なにがどーなってるんだか!

前回の予想は全くはずれていましたな。というか、あんな結末になるとは予想だにしませんでしたよ。
レナちゃん達と謎の作業着を着た人たち、謎の薬物、お社様(この字でいいのか?)、
自ら首をかきむしって死ぬ、どれも接点がないのだが一体どう推理すればよいのやら。

まずレナちゃんと魅音だが、彼女らはなにがしたかったんだろう。
罰ゲームと称して注射をうとうとして、殺されると思った圭一くんに、金属バットで撲殺されてしまいました。
本当に彼女らは圭一くんを殺害しようとしていたんだろうか?
レナちゃんは「圭一くんを転校なんかさせない」とはいっていたんだけど、そのことと注射とあの態度が全く結びつかない。

次、被害者あり加害者でもある圭一くん。
状況が状況だけに彼がレナちゃん達を撲殺してしまったのはしかたないとして、今となっては遺書となってしまった、時計の裏に隠したメモ。
真ん中を切られ、注射器は抜き取られていました。
残った遺書の部分でレナと魅音は犯人の一味というのが切り取られていないところを見ると、
やはり作業着と連中とレナちゃん達は関係がない、というよりはむしろ敵対関係にあるように見えるな。
遺書を切り取ったのが作業着と連中だとして、レナ達と関係があるならその部分も切り取るはずだからな。
そして最後に公衆電話から刑事に電話をかけた圭一くん。
その時すでにお社様がずっとついてくるといっていた。怖くて後を振り向けないとも。
これが本当のことなのか、それとも注射による何らかの幻覚症状なのか。
自ら首をかきむしって死んでしまうところを見ると、普通に考えれば注射による薬物が原因としか考えられないのだが、
注射を打つシーンはなかった。ついでにあの押さえ方で無理矢理注射できるとは思えない。
では圭一くんは何に怯えていたんだろう。

次、作業着を着た連中。何らかの組織の一員にしかみえない。
前回圭一くんを轢き逃げしようとし、突然出てきた連中だ。
なので彼らが何者なのか全くわからない。圭一くんをとらえようとした理由はなんだ。
彼らが圭一くんを殴って気絶させた後、場面は圭一くんの自宅でレナと魅音がいた。
レナ達と彼らはどんな関係なのか。もうさっぱりわからないです。

話は今後どういったつながりをしていくんですかね。
今回の出来事を終着駅として、今後はその途中を見せることによって謎が解けていくようになっているんでしょうか。
そもそもこの鬼隠し編、けっこうシーンがブツッと切れていたりした事が気になっていたので、
間になにかあるのかなぁと思っていたのですが。
ああ、次回が気になるぅ〜。


第5話「綿流し編 其ノ壱 嫉妬」

やっぱ抜けていた部分を見せていく格好になるのか。

前回までの鬼隠し編から考えて、冒頭のあの猟奇的なシーンは、やはり今回からの綿流し編のキモとなるべき部分なんだな。
状況的には自信を包丁でグサグサ刺してる梨花を魅音が高笑いしながらみている。
鬼隠し編との時系列を考えると、そのシーンで沙都子も死んでいたっぽいことを考えると、
鬼隠し編のラストから時間が余り立っていない、時間があると圭一くんが彼女らが死んだ事を知ってしまうからな。
とすると、圭一くんが気絶させられ起きるまでの間に、このシーンがあると言うことか。
冒頭のシーンから解るのはこれくらいか。

さて、今回わかった新事実として、まず魅音には詩音という双子の妹がいるということだ。
これで魅音達はかなり怪しい存在になってしまったな。瓜二つなので入れ替わりが可能だもんなぁ。
中の人も同じなので声で見分けがつかないし、ぱっと見でどちらか解ればいーんだけど、
これじゃいろんな場面であのときの魅音または詩音は本当に魅音または詩音だったのか?
っていう話になっちゃうよなぁ。ま、そこが狙いなんだろうけど。

あとはやはり村ぐるみの可能性はかなり高いかもしれん。詩音がヤンキーに怒鳴ってからの結束力は異常。
これならば、圭一くんの身の回りがレナちゃん達に筒抜けだったのが頷ける。
作業服を着た連中はまだ出てこなかったので、村との関係は解らない。

さて今回とても気になっているのはタイトルが嫉妬なんだよな。
今回それらしい場面といえば、おもちゃ屋の景品の人形を、圭一くんがあっさりレナちゃんに渡したシーンくらいしかないんだよな。
今回はなんか魅音の女の子らしい所をこれでもかとみせていたし、あの人形の一件がどう「嫉妬」に結びつくのかがまったくわからん。
そこじゃなく、もっと当たり前に詩音が圭一くんの腕に抱きついてるのを、魅音が見たことかもしれんし。
と、今ふと思ったのだが、魅音が本当はとても女の子らしいのであれば、ダムの現場監督ととっくみあいの喧嘩していたってのはおかしくないか?
というか、詩音が今回ヤンキーに思いっきり怒鳴っていたことと、
魅音自信が詩音とは性格が全く逆といっていたことを考えると、喧嘩していたのは詩音なんじゃないのか?
さらに、鬼隠し編で警戒していた圭一くんにその喧嘩のことを突っ込まれた魅音が、
動揺しあの刑事殺してやるなんていってたけど、あの魅音はホントに魅音だったのか?
あのときすでに詩音が入れ替わっていたとしたら?

うあぁ!謎が深まっていくばかりだよ!はやく、はやく続きを!

どーでもいーけど、今回寝る前に見たんだけどさ、見終わった後、気になって寝れなくなっちゃったよ(´Д`;)
寝る前に見るのはやめよ。


第5話「綿流し編 其ノ弐 タカノ」

むぅ、おかしい。鬼隠し編との適合しないところがあるな。こりゃ一体どういうことなんだ?
謎は収束するどころか、枝がどんどん分かれていっているよ。

ずれているのは圭一くんが雛見沢ダム計画にまつわる連続怪死事件を知るところと、カメラマンとタカノさんが死んだことを圭一くんが知った時間。
鬼隠し編のとき怪死事件を知ったのは、祭りの時は同じだけど、河原で聞いたよな。
カメラマンとタカノさんが死んだことを知ったのも、刑事さんに学校で会ってからだ。
それに詩音から聞いたふたりの死因もおかしい。
カメラマンが自ら首をかきむしって死んだのは同じだが、タカノが焼死したとは刑事は言っていなかった。行方不明といっていたんだけどな。
もし、焼死が事実なのだとしたら詩音はどこでそれを知ったのか。

詩音といえば、この人かなりのキーパーソンだな。
祭りの日に入っていけない聖域に圭一くんを誘い入れたり、魅音と対立しているように見えたり。
魅音と詩音の家は雛見沢かなりの力を持った家だと刑事が言っていた。
その跡取りが魅音だとか。その辺の関係で対立しているのか。
ああ、それとどうやら魅音達はやはり村人達(?)とかなり深く繋がっているな。
祭りの日、圭一くんがカメラマンとタカノさん、詩音とは会っていないと(嘘を)言ったとき、「みんなにそういっておくね」といっていたしな。
それからやはり入れ替わりらしいところもあったな。
詩音が圭一くんを図書館に呼びだした時にいた詩音はホントに詩音だったのか。
刑事が来ると用件を言わすに帰ってしまった所を見ると、やはり、魅音が詩音のふりをして圭一くんをハメようとしていたんだろうな。
色々とおかしな点があるにはあるのだが、一つにむすびついていかないんだよなぁ。

ほか気になるところ。
圭一くん、詩音、タカノさんが入った聖域のお社。
中にあったお社様の像の右手首がなかった。なんか意味があるんだろうか。
梨花は演舞ミスったようだが、どの程度のミスだったのか。感じからするとけっこうなミスっぽいのだが、
それが、圭一くんがその場にいなかったという証拠以外に何かの意味があるのかな。

なんにせよ、時系列的には次回から物語が動いていくはず。
ほんの少しでもとっかかりを掴みたい所なんだけどなぁ。


第7話 「綿流し編 其ノ参 嘘」

う〜ん、鬼隠し編との適合性がますます無くなっていくな。
この綿流し編は鬼隠し編のどのあたりに入ってくるのかがさっぱりわからん。
まぁ、見返して検証とかしてないしな。

それはともかくとして、やっぱり魅音と詩音の入れ替わりがあったわけだ(電話でだが)。
一応失踪したのが詩音となっているわけだけど、失踪した詩音が実は魅音で、魅音を詩音が演じているとかはないのかな。
其ノ壱で詩音に攻撃的な面があることを示していたし、そうなれば、今回の魅音(詩音)が梯子の所で豹変したことも納得できるのだが。

その豹変ぶりも気になった。
沙都子の話が出たとたんあの豹変ぶり。震えが来ましたよ。
ちょっと(どころじゃないが)異常だよな。まるで二重人格のよう。
台詞も呪われているとか祟りとかであったことを考えると、あの魅音はたぶん本人になってしまうんだよな。
詩音はあの聖域に入ってしまうくらいだし、怪死事件も人の手によるものだとしたら?と考えていたことから、
そういった類のことは信じていないと思われるからだ。
そうすると前述した「失踪した詩音が実は魅音で、魅音を詩音が演じている」は矛盾してしまうな。

そもそも梨花が猫を例えにしてヒントをくれていたな。
妹猫が悪いことをしたので姉猫が怒っている、と。
そうすると失踪したのは詩音でFAか?
大体梨花はその話のとき体が汚れていたな、泣きそうだったし。
沙都子と一緒に失踪もしてしまったことを考えると、その時彼女の身に何が起こっていたか気になるな。
それと刑事がいっていた圭一くんがみていなくて他の3人が見たものは何か。
圭一くんは拷問道具のことだけを話した。
ということは、やっぱりあの仏像と切り取られていた右手はキーポイントなのかな。
最後にレナが普通すぎるのが気になる。
綿流し編で圭一くんに親身な彼女が鬼隠し編の彼女とどう繋がるのかさっぱり分からない。

ああ、謎が謎を呼ぶばかり。続きが気になるよぅ。


第8話「綿流し編 其ノ四 願い」

工エェェ(´д`)ェェエ工
一体どーゆうことなんですかね、いろいろと気になる、というか納得できんのですが。
鬼隠し編と話がつながらないね。ほとんど。
これは同じキャラクターで別の話をやっているってことなんだろうか?

そもそもこの綿流し編、鬼隠し編と感じが違うんだよな。
鬼隠し編のほうはかなり人為的な感じがしていたのに、こっちはかなーり超常現象くさいよなぁ。
今回明らかになった鷹野さんは祭具殿に忍び込んだときにはもう死んでる(検死が真実なら)とか、
最後に圭一君を刺した魅音はその前に井戸で死んでるとか、
まさに祟りが形となって人を殺したと言わんばかりだ。
それだったらなんでもありになっちゃうよ。
祟りを隠れ蓑にした連続猟奇殺人事件ってのがおもしろいとおもったんだけどな。
まぁ、まだ結論出すのは早いか。

さすがに、祟りとかで結論づけられちゃうと、こっちはなーんも面白くないんで、
あくまでここは人為的な殺人事件として考えていっちゃうぞ。
つかね、鬼隠し編がどういう事になっているのか真相が知りたいのだよ。
まぁ、鷹野さんと魅音は今後の展開次第ではトリックなのかもしれんし(望み薄だが希望含む)。

そんなわけで、色々考えてみたのだが,さっぱりわからん。
まず鬼隠し編とどうつながるのかがさっぱり。
事の顛末が違う以上、別の話としてしか考えられないなぁ。
もっとも気になっているのが、この綿流し編の冒頭の猟奇的なシーンが出なかったことだな。
あれはどこに挿入されるべきシーンだったんだろう。
そのシーンが綿流し編のラストだと思っていただけに、よけい訳が分からなくなってしまったよ。
次の祟殺し編でこの2編が上手くつながってくれればいーんだけど。

でも、どー考えても別の話だよなぁ。


第9話「祟殺し編 其の壱 兄」

今回から祟殺し編です。またこれまでとは感じがちがうなぁ。
それにこの祟殺し編は沙都子の失踪した兄、悟史がキーポイントのようですが。

というわけで、またリセット(?)してはじめからみたいな感じなのですが、各編によって各キャラ設定が微妙に違うんだよなぁ。
特にレナなんて綿流し編では名探偵だったのに、今回からの祟殺し編では、鬼隠し編のようにかなりヤヴァイ感じです。
その辺のことはどういうふうに収拾つけるんですかね。

それはともかく、お話の方はお社様の祟りがメインの話のようです。
綿流し編で魅音(鬼)が沙都子をお社様の祟りを一身に受けたとかいっていましたが、
両親も死んで、兄悟史すら失踪(死)したのになんでまだ沙都子が祟りを受けるんですかね。
祟りはレナも受けたらしいと今回魅音が言っていました。
ということはこれまでの一連の出来事はすべて祟りで済ませてしまうんですかね。
それはちょっとどうかなー。個人的には人為的殺人として犯人を挙げたいんですけど。


第10話 「祟殺し編 其の弐 キズナ」

児童虐待の話かよ、後味悪ぃなぁ(´Д`;)

それはともかく、編が変わるとキャラの性格が違っちゃうんだよな。
それをどう受け取って良いのやら。視点が違うということなんだろーか。
でも、全編通して圭一くん視点であることには変わりないんだよな。
圭一くんといえば、今までバックボーンが語られなかった彼が、
御三家だかの跡取りで、父は有名な芸術家という設定が初めて出てきた。
魅音の園崎家とも綿流し編を踏まえた上での会話もあったしなぁ。
鬼隠し編では割と味方っぽかった大石刑事も、今では立派な悪役だ。
これじゃいつも次回予告の最後の台詞じゃないが、誰を信じて良いのかさっぱりだ。
以上が気になったところ。どこをどうつなげていって良いのやら。
せめて、スタート地点さえ分かればなぁ。

しかし、今回の児童虐待の話は今後に繋がっていくのか?
つか児童虐待の話はキツイ。気分悪くなるですよ。
小さな子供は世界の宝、子供をいじめる人間などもはや人にして人に非ず。


第11話「祟殺し編 其の参 境界」

また新事実が。
圭一くんは天才少年のようなのですが。

それはともかく、沙都子のために叔父を殺してしまった圭一くん。
天才少年の割には結構計画がずさんだなぁ。
ちなみに池に捨てた金属バットですが、知っている人は知っているかと思いますけど、
金属バットって水に浮くんですよ?証拠の隠滅になっておりません。
それに穴を掘った場所を忘れちゃったりするしなぁ。
襲撃時も殺害して埋めるつもりなら一撃で殺さないとね。運ぶとき困るから。
意識のある人間は担ぐと落ちないように重心を取ってくれますが、気を失った人間はそんな事してくれないので予想以上に重いですからね。
なんか人を殺したことがあるような書き方だなぁ。もちろんそんな事したことありません、一応念のため。

しかし、鷹野さんはなんで圭一くんが沙都子の叔父を殺して埋めたことを知っているんですかね。
それに鷹野さんの車のトランクに何が入っていたのかも気になります。
一番気になるのはこの話がどう繋がっていくかですけど。
この物語で唯一普通の人間だと思っていた圭一くんでさえ、今回コレですから。
一体この物語はどう収拾つけるんですかねぇ。
全然謎解きのヒント出ないし(´Д`;)


第12話 「祟殺し編 其の四 失しモノ」

工エェェ(ォд`)ェェエ工 一体ど〜なってるの?
綿流しに行っていないはずの圭一くんなのに、みんな会ったっていうし、
殺して埋めたはずの死体は出てこないし、そして鷹野さんはやはり焼死しちゃうし。
とりあえず、圭一くんが綿流し行っているって事が一番ありえないな。
可能性があるとすれば、圭一くんが二重人格みたいな何かで、
もう一人が出てるときにはもう一方は記憶がないとかなら、
前回あらかじめ掘った穴の位置がわからないっていうのもわかるし、
死ねと念じたら死んでしまうというのも、もう一人がやっているのだとしたら話がとおる。
時間的な問題はともかくとしてだけど。

もう一つの可能性は完全村ぐるみだった場合。
だとしたら綿流しに行っていない圭一くんが、他の人と会ったというのもわかる。
全員でそういうことにしておけばいいのだから。これなら時間的な問題は解決するな。
だけど、かなりの大人数でこういうことをすると、必ずどこかで綻びが起きる物なので、可能性としては低いか。

個人的に一番止めて欲しい可能性としては、祟りが形になってってやつだ。
これだとなんでもOKになってしまうのでこれだけはやめてほしいなぁ。


第13話「祟殺し編 其の伍 謝罪」

なんとなくちょっとづつリンクしてきたような気がしないでもない。
のだが、納得いかないところが増えすぎ。

とりあえず、沙都子の叔父は本当に生きていたんですかね。
圭一くんが殺害して以降、叔父がいることにはなってはいるが、その姿は見れていないんだよな。
それから、鷹野、入江、大石、梨花は誰が殺したのか。これはもう手がかりすらない状態。
なにせエピローグで土砂崩れにより地中からで有毒ガスで村が全滅だからな。
その唯一の生き残りが圭一くんだったてのもおかしな話だ。
圭一くんはエピローグの前に錯乱した沙都子に吊り橋から落とされている。
あの高さから落ちたら下が川でも普通死にます。
ではエピローグの圭一くんはなんなんだという話になってしまう。
なんかありとあらゆる所がつながらないなぁ。

でも、綿流し偏でちょっと気になっていた祭具殿のお社様の右手が、今回沙都子が誤って壊してしまったことがわかった。
そして、おそらく沙都子が自分がやったと言わなかった為、替わりに梨花が罰を受け、
親友を助けなかったことでお社様の祟りを受けている、と沙都子が思っている。
これで、綿流し偏で魅音沙都子をお社様の祟りを一身に受けた云々とつながった。
が、それだけなんだよな。

そういえば、祟殺し編の最初でレナがお社様の祟りという言葉に、異常に反応していたことは全く祟殺し編で活きてこなかったな。

今回でちょうど1クール。
最後にはしっかりスッキリすることができるんですかね。


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