ひぐらしのなく頃に 14〜26話

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第14話「暇潰し編 其の壱 ヒナミザワ」

諸事情により録り逃し。
こんな話だったらしいよ。(以下公式のあらすじ)

『赤坂が何をしてもしなくても、
 ダム計画は今年で終わりになってしまうのです…
 もう決まっていることなのですよ…』

…昭和53年6月。

時の建設大臣の孫が何者かによって誘拐され、
東京の公安調査庁から一人の新米調査官・赤坂が
雛見沢へ派遣された。
赤坂はそこで、一人の不思議な少女・梨花と出会う。

そして現地のベテラン刑事・大石の
協力を得て 調査を進めるが、
一見どこにでもある長閑な村に見えた雛見沢の“深部”が
見えてくるにつれ、事件は意外な展開に…。


第15話 「暇潰し編 其の弐 兆し」

先週見逃したせいか話がよく分からず。
話としては梨花が今までの事件を予言していて…という内容。
オチも祟殺し編の最後が使われその数年後というものだった。
しかしこの「編」はどういう風にみていけばいいんですかね。
同時間軸で別の出来事が起こっているんだよなぁ。
それぞれの編とに繋がりがあるのか、または全く別の話としてみるべきなのかくらい教えてほしいものだ。
まぁ、同時間軸の話なので普通に考えるなら全く別の話としてみるべきなのかもしれんが、
微妙にちょっとづつリンクしていたりで、あながちそうとも言い切れないのが何とも。

でも鬼隠し編だけはあまり他との接点がないんだよな。
なんか意味があるんだろーか。


第16話「目明し編 其の壱 初恋」

さて、新しい編が始まりました。
時系列的には4年目の綿流しになる。
詩音、魅音の雛見沢御三家、園崎家がメインになるのかしらん。
そして圭一くんはおらず、沙都子の兄、悟史がいる。
という状況。

とりあえず気になるのが、魅音の話した沙都子と悟史の人物評と実際の彼らが違いすぎるんだよなぁ。
それから詩音の二面性も気にかかる。
まぁ、その辺は考えてもじぇんじぇん解らないので良いとして、今まで謎の人物だった悟史がどう動くかが楽しみ。
それから常々思っているのだが、詩音と魅音が双子という利点を活かせば、何でも出来ちゃいそうなのがどうもなぁ。
外見に違いがないので自分はどっちだと言ったところで全く信憑性ないもんな。
あと、正体不明の謎の人物がいるんだよなぁ。
祟殺し編で綿流しに行った圭一くんらしき人物、綿流し編のラストで圭一くんを刺した魅音と思われる人物は誰になるんですかね。
そこさえなにかヒントが欲しいんだけど。

どーでもいーけど、久々に絵が綺麗だったなぁ。
いつもこれ位を保って欲しい所なんですが。


第17話「目明し編 其の弐 ケジメ」

うあぁぁぁ!拷問描写はやめてくださいぃぃ!
見てるだけで痛いよ!つか気分悪くなるぅ。

そんなわけで、そーゆーのが全くダメな私は、ちょっと本気で気分が悪くなりましたよ。あうう。
それはともかくとして、お話の方は淡々と進んでいった感じ。
個人的には詩音が本家に連れていかれ、地下祭具殿にて最初あれだけ強がっていたのに、突然泣いて謝りだしたのが気にくわなかったな。
その辺はもっと心が葛藤する描写とかいれて溜めつくれば、詩音が泣いて謝ることに意味がすごく出てくると思うんだけどな。
拷問描写に作画枚数かけるのなら、そういうところにつかってほしかった。

話の本筋としては、沙都子と悟史の叔母を殺したのが異常者だという警察発表になってましたが、
それは完全にフェイクなので放っておくとして、その後失踪した悟史はどうなったかという話になるな。
沙都子の誕生日にあげるはずであったプレゼントも気になる。
詩音が一番大きいぬいぐるみを予約すると言ったとき、悟史は「えっ!?」って言ったんだよな。
予約することなんて誰でも思いつきそうな物なので、あの驚きはそれと物が違ったのか、それとももともと買う気がなかったのか。
ショウウインドウに何があったか見えなかったので、何を見ていたかわからないんだよなぁ。
肝心なところは何故か見せてくれないし。これじゃわかりっこないよ。

そーいえば、悟史って行方不明で生死も不明なんだよな。
他の編の事件にも何か一枚噛んでいるんですかね。むう。


第18話 「目明し編 其の参 鬼の血脈」

むぅ、ここへきて綿流し偏とつながりを見せるとはなぁ。
これまでにない展開にちょっとびっくりしてしまったよ。

それはともかく、悟史の行方不明に園崎家は関係ない、ということらしいのだが、どうもあやしいなぁ。
その悟史がいなくなって1年後圭一くんが登場し、
そこから綿流し偏の魅音と詩音の裏側が見ることができた。といってもちょっと違うところもあったけど。
それはそれとして、綿流し偏でキモとなった、圭一くんがレナにあげた人形のことも言っていたのだが、
ここからどう、綿流し偏につながっていくのかな。
あのときは最後、あの人形を魅音にあげていれば、ああにはならなかったということなのだが。
この目明かし偏を見ると凶器的な性格に描かれている詩音が、どこかで魅音と入れ替わるような気がするなぁ。
悟史と詩音、圭一くんと魅音の関係からいって、どっかで凶器に取り憑かれた詩音が、
詩音を殺して入れ替わった結果が綿流し偏と考えるとしっくりくるかなぁと考えてみたけど、やっぱりいろいろと辻褄があわないや(´Д`;)
ともかく、お話の方は徐々に「もしかして、こういうことなの?」ということが、ちょろちょろ出てきて、おもしろくなってきた。

しかし、お社様の祟りの前兆といわれる足音は一体なんなんでしょうかね。
たのむからホントに祟りだったなんてオチだけはやめて欲しいところ。


第19話「目明し編 其の四 仕返し」

なるほど、入れ替わりではなくすり替わりだったわけか。

どうやらこの目明かし編ってのは、綿流し編の解明編なのだな?
其の四になってから気付くのもなんだが。
それはともかく、ああ、そういうことなのかと、それまでのモヤモヤしたのがすっきりしていきますよ。
綿流し編を見ていたときは、魅音と詩音が共謀していると思っていたのですが、詩音の単独犯だったんだな。
すると綿流し編のラストで圭一君を刺したのは詩音なのだな。
しかし、地下祭具殿では圭一君と魅音と詩音が会したときは、魅音と詩音の立場が逆だったよな、たしか。
牢にいたのも詩音だったような。
その辺の矛盾をどう料理してくれるのか楽しみですよ。

ところで、もう19話なんだけど、鬼隠し編と祟り殺し編の解明編はしっかり放送してくれるんですかね?

しかし、このアニメを、知らずに途中から見た人がいたら、とっても混乱するんだろうなぁ(笑)


第20話 「目明し編 其の伍 冷たい手」

もう、ただただそういうことかなのかーという感じ。
つかもうこれは綿流し編だけ見てこれだけの真相が分かるはずがないよ。

そーゆー意味でとてもおもしろく見ることが出来ました。
次がこの目明し編のラストということで、この話のラストをどう締めくくってくれるのか楽しみ。

しかし、まだ腑に落ちない事があるんだよなぁ。
梨花はどうしてあんな事情を知っていたんですかね。
それにお社様の声が聞けるとか言っていたし。
園崎家とは別の何かが動いているよな、確実に。
その辺は最終的にしっかり決着つけてくれるんだろーか。
まぁ、なんにせよ、綿流し編の謎はこの目明し編ですっきりさせてくれそうでなにより。

しかし、これは同人ゲームの方でも、こういった流れでリリースされていたんだよね?
なんか当時のみんな困惑したんだろうなぁ。
真相知りたくて続きを買うわな。そりゃ、売れますよ。
しかも、売り方がガチンコ勝負で、それでまたその勝負に勝って、一大ムーブメントを作ってアニメにまでになるんだからすごいよなぁ。
感心してしまう。


第21話「目明し編 其の六 断罪」

謎がわかったことはすっきりしたんですが、拷問描写はホント気分が悪くなります。

綿流し編の真相はよくわかったのですが、悟史の失踪の謎が残ってしまいましたな。
あの状況で魅音が嘘をつくとは思えないので、おそらく本当に園崎家は失踪の件には噛んでいないんだろうな。
とすると、悟史は自ら姿を消したくらいしか考えつかないなぁ。
主要キャラで一番怪しい人物になってしまいましたよ。
そーいえば、あまり表に出てこなかったけど、梨花が全てを知っているっていう謎も残っていましたな。
彼女は他の人物とあまり接点がないので、新しい事実が出てこないと何とも考えようがないな。
前回、怪しいあの薬を持っていたことを考えると、もしかしたら一番深いところにいるのかもしれないなぁ。

この綿流し編と目明かし編ですが、お話としてとても良くできていた。
正直なところ、綿流し編を見たときには、こんなに上手く繋がるとは思っていなかったです。
それ以上に感心したのが、詩音が復讐に我を忘れて狂気に落ちていく様や、
最後の最後で悟史のことでどんでん返し、そして終劇の仕方です。
他の編との事も考えると、恐ろしく緻密に話を考えてあるんでしょうね。
ストーリーテラーとして、とても優秀ですよ。
そして、前回も言いましたけど、ガチンコ勝負に打って出て、勝利を収めるんだからすごいよなぁ。


第22話「罪滅し編 其の壱 幸せ」

新しい編がはじまったのはいいのですが、これってまた別の話だよな、たぶん。
もしかして、鬼隠し編とか祟り殺し編の解明編って無いのか?
投げっぱなしなのか!?おい。

そんな放送の仕方はどうなのかと思わずにいられませんが、
とりあえず、今回のこの罪滅し編は、最初にものすごいインパクトを残したまま、
その後、さっぱり出番のなかったレナちゃんメインの話のようですな。
今まで彼女のことは全く語られていなかったので興味津々。
なんだけど、早速いやな感じな展開になりましたよ。
とまぁ、話はまださわりの部分だけだったので特に何もありませんが、
これからどうなるのかちょっと楽しみです。
って、短いな(笑)


第23話 「罪滅し編 其の弐 還る処」

なんかサスペンスドラマみたいで普通におもしろかったですよ。
今までのような謎が謎を呼ぶおもしろさでなく、単純に話として興味深かったな。
しかし、一世一代のがんばり物語があっさり終わってしまったのは意外だったな。
あのシーンがラストになると思っていただけに。
まぁ、その辺は、毎回こっちが想像していた方とは、いつも違う方へいっていたので今考えるととても「らしい」展開ではあるな。

さて、その展開だが、レナの殺人を見せておいて、「もうこんなんになっちゃってますが、この後どうするんだ」と思わせておいて、
圭一くんらがその事実を知って、それを隠し通すことに決めるところで落ち着かせ、
最後に刑事大石が出てきて気にさせるところは、やはり話の作り方が上手い。
この後どうなるのか全く想像つかないや。

しかし、この罪滅ぼし編はここまでのお社様関係とは、全く無縁なのかと思いきや、
やはり最後に綿流しのお祭りが出て来ちゃいましたなぁ。
個人的にはサスペンスドラマみたいな話を、そのままいっちゃってもいいような気がしますが。
ことこのアニメに関しては、ですけど。
だってこのアニメの方ですっきり全てがわかるようにはなってないんだよね?
そーゆー放送の仕方ってどうなんだろうな。
まぁ、PS2のゲームも出ることですし、そーゆー売り方なのかもしれませんが、
私のようにMacユーザーで、同人にあまり興味のない人間にとってはちと厳しいな。

マイノリティなヤツが悪いとかゆーなー!


第24話 「罪滅し編 其の参 34号文書」
第25話 「罪滅し編 其の四 地球侵略」


諸事情により2話いっぺんに感想。

なんかまたよく解らない展開になってるなぁ。
あの自分でのどをかきむしって死ぬ理由は解ったのだが、傷口から出てくるウジ虫が見えるのは幻覚として、
何でそう見えるのか、どうして仲間を信じられなくなるのか、その辺が全く解らないや。
鷹野さんの寄生虫云々の話も眉唾だし、というかレナが持っているスクラップ以外の事を考えると、完全に信用ならんはなしだしなぁ。
それと、一番最初の鬼隠し編が変な繋がり見せてくるし、一体何がどうなっておるのやら。
後一回分で全部スッキリ…………  っていうわけにはいかないんだろうなぁ(´Д`;)

お話的にはそこそこおもしろくはあったのだけれど、
なんかパラレルワールドみたいな事になっていてちょっとゲンナリしてしまった。
それに謎を投げっぱなしで放送終わっちゃうってのはどうなんだろうな。
まぁ、そういう販売戦略なのはわかるのだが、納得はできんな。
なんにせよ、残り1回で終わりか。ほんとすっきりせんアニメだったなぁ。

どーでもいーけど、圭一君の過去の秘密の話。
レナが変な言い方するもんだから、
てっきり圭一君はロリなのかと思っちゃったよ(笑)


第26話「罪滅し編 其の伍 リテイク」

やっぱ投げっぱなしか…(´Д`;)

と、いうわけでこのアニメも最終回ですよ。
今回のお話の方は続きがあるのならいいのだが、これで終わりなのにあんな締め方ではこっちはどーしていいものか。
というような話だった。
なにがなんだかよくわからないまま話が進み、よくわからないまま終結して、
最後の最後にまた謎を残して終わるなんて、いくら販売戦略とはいえあまり感心せんなぁ。
見終わって「結局なんだったんだろうなぁ」と思ってしまったです。

そんなわけで、全体としての感想ですが、
最初の方はおもしろかった。
というか、最終的にわからないところがわかるようになっているんだろう、と、思っていたのでアレコレ考えるのが面白かったんだけど、
流れからしてこのアニメ内ですっきりすることはなさそうと感じられるようになると一気に冷めちゃったですよ。
1冊で終わると思っていた小説がそれだけで終わってなくて、しかも続きが何冊もあるっていうような、そんな気分になりましたよ。
どーしても続きや真相を知りたいのならともかく、ナマケモノの王「ナマキング」を目指す私としては、
めんどくさくて「もうどーでもいーや」となってしまった。

私なら多くの「編」を見せて謎を投げっぱなしにするくらいなら、
一つの謎で13話、その謎解きで13話とか(別にきっちり半分にする必要はないけど)、
26話内ですっきりするようにして、取り上げた話を丁寧に作っていきますけどねぇ。
まぁ、いろいろな兼ね合いもあって今のこの形になったのだろうけど、最後まで見た今となっては、
別に見なくてもいいようなモノだった、と言う感想しかないな。

結論としては「素直にゲームやれ」って話だよな。
その方が面白いのだろうし、すっきりするし、なによりお得だ。


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