キミキス pure rouge 1〜12話

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#01 meet again

とても普通です。
が、面白い試みかもしれない。

そんな今回のお話は…
春休み。高校2年への進学を控えた光一は、気になる女の子がいるものの誘う勇気もなく、家でひとりくつろいでいた。
そこに突然来訪する美少女。
我が者顔で家に上がりシャワーを浴び始めた彼女は、何と2年ぶりにフランスから帰ってきた幼馴染みの摩央姉ちゃんこと水澤摩央だという。
ビン底眼鏡で受験の鬼だった摩央しか知らない光一は、その変貌ぶりに唖然とする。
以上公式のあらすじ。

例によって例のごとく、エロゲ、ギャルゲの類いは全くやらない身なので全くどんな話か知りませんが、
先入観をなくす為とお話を素直に楽しむ為に情報を仕入れずに見ていきます。
というわけで、ファーストインプレッションとしては冒頭書いたように「すごく普通」な感じでした。
2年前にフランスへ引っ越した摩央姉ちゃんが帰ってきて、主要キャラの顔見せがあって、
これから色んな恋愛模様が繰り広げられるんだろうなぁ、という感じで特に何かが良いとか悪いとかそーゆーのはなかったな。

けど、ちょっと面白そうなのは、ギャルゲ原作ということで、どうせ、主役の男がハーレム状態になるんだろうなぁと思っておったのですが、
今回のラストで主役の光一の親友一輝とメインヒロインじゃない二見瑛理子がキスして終わった所を見ると、
主役がハーレムの中から一人選ぶんじゃなくて、それぞれのキャラのそれぞれの恋模様を追っていく感じになりそうですね。
でも6人のヒロインに野郎が4人なので数が合わないんだよな。ということは、実らない恋もアリという事なのかもしれませんな。
ともあれ、それぞれのキャラクターを追っていくのなら、お話を上手く組み上げないと散漫になってしまいそうなので、
変に広く浅くみたいにならないで甘酸っぱい恋愛模様を描いてくれればなぁ、と思います。

で、ちょっと聞きたいのだが、メインヒロインは摩央姉ちゃんじゃなくて星乃結美でいいんですよね?
どーでもいーけど、めずらしく「すごく普通」の感想だなぁ。


#02 cool beauty

なーんかぱっとしませんね。

そんな今回のお話は…
0点の答案を折った紙飛行機を拾った一輝。
持ち主である天才少女、二見瑛理子のもとに届けるが、彼女はいきなり「実験」といって一輝にキスをして立ち去った。
翌日は入学式。各部の新入生勧誘の騒ぎをよそに、放課後あてもなくぶらつく摩央はサックスの音色に気づく。
それは同じクラスの甲斐栄二の奏でる音だった。
ミュージシャンになるため、受験に興味はないと言い放つ甲斐。
何故か摩央はその言葉に共感し、彼の前で受験の話をしないことを誓うのだった。
以上公式のあらすじ。

今回もキャラ紹介みたいな話だった所為か、どーもぱっとしませんなぁ。まぁ正直に言うとちょっと退屈でしたよ。
理由を考えてみると、やはり「なんにもない」のがいかんのだろう。
高校生の日常を眺めているだけでおもしろいと思うヤツは希なわけで、
前回であれば、美人のお姉さん(摩央姉ちゃん)が家に下宿とか、ラストで瑛理子が突然キスするっていう、
盛り上げ所というか、これからどーなるのかというワクワク感があったわけですが、
今回は上記のように高校生の日常が描かれているだけでは、こっちはなんも思うところがない。
まぁ、まだ2話でキャラ紹介をやっているわけですから、今からとやかく言わずにもうちょっと暖かく見守っていこうかと。
そのうち否が応でもなんかが展開するわけだし。
あ、どーでもいーけど私の記憶が正しければ、IQとは知能指数のことであり直接学力とは全く関係がない、はず。
と思って調べてみるとやはりそんな感じだ。・参考知能指数(Wiki/別窓)
アニメ・マンガにおいてIQ高い=勉強できるとなっているのはなんでなんだろうな?

他、気になったところというか、なんか各所で作画の崩れ云々と書かれていたのだが、個人的には許容範囲内でしたよ。
それよりも私が気になったことがありまして、瑛理子の口調と声が誰かに似てるなー似てるなーと思ってふと気付きました。
語尾に「なのだわ」をつけるとローゼンメイデンの真紅にそっくりじゃないですか?
まぁ、中の人は 水銀燈なんですが(わらぃ)。


#03 book mark

ようやくメインヒロイン(なんですか?)が絡んできて面白く見れました。
ってゆーか、背中がむずがゆい。

そんな今回のお話は…
一輝の妹・菜々も輝日南高校に入学。早くもうどん好きの少女・里仲なるみと仲良くなりゴキゲン。
光一の結美への想いを知り、お姉さんとして協力を約束する摩央。
菜々はカラオケボックスで摩央の歓迎会を開くことを提案するが、割引のための人数が足りない。
摩央は光一の気持ちを汲み、結美をカラオケに誘う。
その帰り道、光一に結美を送らせ、ひとり帰宅する摩央。
ふと見かけたジャズバーで、摩央は開店の準備をする甲斐に気づく……。
以上公式のあらすじ。

前回と同様高校生の日常は日常なんですが、違って摩央姉ちゃんの歓迎会っていうイベントがあり、
これまで出番のほとんどなかった結美と光一の初々しいといいますか、そんな恋心といいますか、
なんかそんな感じが青春恋愛ものっぽくて楽しく見てました。
というか、なんか見てるこっちがこっ恥ずかしくて背中がかゆくなりましたよ。
結美を駅まで送っていって「これからも話しかけても良いかな?」ってなんだよ。
そんなこといわなくても今回カラオケ行って遊んだんだから、別に明日から普通に話しかけてもいいだろ。
と思わんでもないのだが、そんなあり得ないほどの超純愛(?)路線が逆にお話としておもしろかった。
手をつなぐのも一苦労みたいな、今時では考えられないピュアさがどーなっていくか楽しみ。
あーなんかそんなこと書いてて恥ずかしくなってきた。背中がかゆい。

全体的な流れとして、結美と光一の純愛路線、摩央姉ちゃんと甲斐栄二のちょっと大人、
そして一樹と瑛理子と咲野明日夏の三角関係(?)を軸に進んでいきそうな感じ。
なんだけど、そーすると祇条深月と里仲なるみはどこに絡んでくるんですかねぇ。
個人的に百合分が全くないので里仲なるみと相原菜々には百合って欲しいんですが。

アニメーション的には気になる所が多々あり、これでいーのかしらと思わんでもなかった。
図書室でのやり取りはベタではありつつも、それを踏まえた上で楽しく見たのだが、
状況的にはまず、摩央姉ちゃんが図書室にいる理由がないし、
結美たちがいたカウンターから摩央姉ちゃんまでがけっこう距離があった事を考えると、
結美と光一の会話はかなり大きい声で話していたことになってしまう。
図書室という場所的にそれはあり得ないので不自然に感じてしまったなぁ。
それとカラオケボックスでのシーンはもちっと歌って踊らしても良い様な気がしました。
あと結美が何にもしていなくてその場で浮いているように見えたので、摩央姉ちゃんと一緒に歌ったり、光一と話すシーンがあった方が、
彼女がその場を楽しく過ごせたふうに見えて良かったんじゃないですかねぇ。

とまぁ、お話的にはそれなりに楽しかったんですが、アニメーション的にはもちっと頑張っていただきたい。
このアニメはあんまり期待しないで見た方が良いんでしょうねぇ。そんな気がする。


#04 step in

今時ラブレターを出すヤツがいるのだろうか?
今なら携帯でメールだもんな。

カラオケから一ヶ月。進展のない光一と結美の仲にやきもきする摩央は、「その一歩をためらうな」と光一をけしかける。
映研の次回作のシナリオを任された光一は、意を決して結美に話かける。
サッカー部一の実力者・咲野明日夏は、一輝にディフェンスの才能を見い出し練習相手にしている。
練習嫌いの一輝に苛立つ明日夏。
「そんな中途半端で後悔しないの? あたしはどんなにうまくても……」
一輝は、公式試合に出られない彼女の悔しさを知る。
以上公式のあらすじ。

うーん。微妙な作画と相まって(かどうかは知らないが)、話がどうもぱっとしないんだよな。
摩央姉ちゃん、光一、一輝の三人が軸になっているんだけど、
それを1話に全部入れちゃうからどれも中途半端な感じを受けるような気がする。
主役一人がハーレム状態よりはよっぽどこっちの方がいいので、どうせなら、三本の軸を一本ずつ使っていけばいいのに。
今回は光一と結美がメイン。次は摩央姉ちゃんと甲斐がメイン。
とかそーゆーふうに、三つの話をきっちり丁寧に描いていけばいいのに。
ああ、もしかして1クールなのかな?だとしたらどれかひとつの話に絞るべきだと思うがな。

と、いうわけで今回は特に書く事ないなぁ。


#05 jump up

今ひとつ薄っぺらいな。
あと回想が無意味になげぇよ。

そんな今回のお話は…
摩央をデートに誘う甲斐。約束通り受験の話はなく、音楽の話題などで盛り上がる二人。摩央もまんざらではないようだ。
一方、光一は、シナリオの参考意見を聞くために、たびたび図書室で結美と逢うようになっていた。
そして瑛理子のことが気になる一輝。「実験」は一方的に瑛理子から中止の宣告をされている。
昔から中途半端で、「その一歩」が踏み出せない一輝。
だが、摩央や光一との思い出が、一輝にある決意をさせる。
以上公式のあらすじ。

甲斐と一輝があんまりにうざいので(わらぃ)、ちょいと調べてみたんだが、どうも設定はオリジナルからだいぶ変っているようですな。
甲斐はオリジナルのキャラだったんですね。どうりで妙に薄っぺらいキャラだと思った。
薄っぺらいのは甲斐だけじゃなくお話の方もそんな感じで、というよりは、一輝と甲斐の話はいらねーんじゃねーのかなー。
確かに一人の男がハーレム状態ってのは、もうかなり視聴者的には食傷気味なのだが、
こんなに話が散漫になるくらいなら、光一と結美の初々しい恋話に絞っちゃった方がいいような気がする。
っていうか、そーゆーお話だと思っていたのだが。

それはそれとして、今回としては微妙な作画とともにお話も微妙であり、
甲斐の薄っぺらいキャラの所為なのか摩央姉ちゃんとの話はなんだかなーといった感じ。
甲斐がどーしたいのかがよく分からんのですよ。
そもそ前回デートに誘うのだって唐突だったものな。もうひとつ前フリがあればいいのに。
一輝の方は最後に瑛理子に「実験を再開しよう!」とか言い出しやがりましたが、
これって見方によっては「キスしたんならセクロスさせてもらってもいいですかね?」と聞こえるんですが(わらぃ)。
そんな中、光一と結美はおそらくこの「キミキス」の本分(いや、よく知らないんですけどね)を行くような、
初々しくも素朴な感じがよく、もうちょっと長く見たかったですよ。
なんか今の所一樹が主役みたいになっているのが気に食わないんだよなぁ。

どーでもいーけど、イワオくんとジュリエッタちゃんでおなじみの相原菜々と里仲なるみは今後なんかあるんですかね?
いっそ百合っちゃえばいいのに。


#06 each melancholy

サックス野郎ウゼェ。

そんな今回のお話は…
再開された一輝と瑛理子の「実験」。また、一輝は明日夏とも仲直りし、中途半端な自分を変えようとしていた。
だが、明日夏に退部の危機が! 勉強が苦手な明日夏は、中間テストで赤点を取ると部活停止になってしまうのだ。
一方、かつてガリ勉少女だった摩央も、高校受験失敗の反動で勉強嫌いになっていた。
一輝と光一は彼女たちのために、図書室での勉強会を提案する。
柊や結美、菜々たちも加わり、和やかな雰囲気だったが……。
以上公式のあらすじ。

一輝がなんかいきなりやる気を出し始めやがりまして、
そんなにセクロスしたいのかと思わんでも無かった今回ですが、なんかチグハグな感じがするんだよなー。
こう細かいところまで行き届いていないような感じ?
受験の失敗で勉強嫌いになった摩央姉ちゃんが、たかが数日勉強しただけで学年15位とか無理があるだろ。
そんなできるんなら普段から授業をちゃんと聞いていたなりするはずだが、今回授業はほとんど寝てるか本を読んでいると語られちゃうし。
そもそも、光一の勉強を無理と言って断ったのに、図書室では明日夏にはフツーに教えてるってどうよ。
そんだけできるなら光一にも教えてあげて下さい。
それでも良かった点もあって、図書館での勉強会で地味子こと結美が話に絡んできて、少しずつ結美がとけ込んできている感じは良かった。

さて、なんか不思議少女みたいだった瑛理子は結局何したいんですかね?
今ひとつ恋愛感情が理解できないので実験しているということでいーのだろうか。
それと舌にピリピリくる黒い液体は瑛理子曰くコーヒーとのことだったんですが、
一樹が吐き出して聞くくらいだからとんでもない味だったんだろうけど、何煎れたんだろ。
あと、サックス野郎こと甲斐ですが、冒頭書いた通りウゼェ。
摩央姉ちゃんにご執心のご様子ですが、態度がガキみたいです。お前は子供かと。

ということで、一樹はやる気出して明日夏と仲直りし、瑛理子と実験再開し、
光一と結美は少しずつ進展しているような感じの中、摩央姉ちゃんとサックスは仲が良いんだか悪いんだかで、
ラストで摩央姉ちゃんが渋い顔しておりましたなぁ。
恋愛模様が沢山あるのはいいちゃぁいいけど、ちょっと多いような気がします。
やはりいくつかに絞るべきだったんじゃなかろうか。相変わらず話は散漫です。

どーでもいーけど、OP、EDは変らないんですかね?
絵がずっと1話の使い回しなんですが…。


#07 dear acterss

なんか8時代のドラマみたいだなぁ。

そんな今回のお話は…
中間テストは無事終了。なるみの実家のうどん屋「里なか」をたまり場に、映画研究部の活動も再開した。
学園祭で上映する映画のあらすじも、光一と結美で組み上げた恋愛ストーリーに決定する。
しかし摩央や菜々たちをはじめ、誰もがヒロイン役には尻込み。
柊は祇条深月の勧誘に成功するが、彼女の口からは意外な言葉が。
一方、甲斐の働くジャズバーに度々顔を出すようになった摩央。光一たちのことを気にかける摩央に甲斐は……。
以上公式のあらすじ。

しっかし感想書きにくいなぁ。ヒロイン毎に話がコロコロ入れ替わるもんだから、どーも散漫な感じがしちゃうんだよな。
というわけで箇条書きっぽく乾燥することにする。
まず冒頭からの映画同好会のミーティングがアイドル主演のドラマっぽくてすごい安っぽいです。
まぁ、あり体に言うとすごいベタな上に、なんか空々しいんだよな。
なるみの家がうどん屋ってのがようやく出てきたのだが、これってもっと早く出すべきところじゃないのかな。
つかなるみはヒロインとして数えられているのかすごく怪しいな(わらぃ)。
瑛理子のあのコーヒーは味音痴っていう設定だったのか。てっきり何かの実験だと思っていました。しかしこの人は変な人だなー。
そして自主映画のヒロイン候補としてようやく話に絡んできた祇条深月。
このままサブキャラで終わるんじゃねぇかと思ったよ。
しかし許嫁がいるとやらでラブストーリーはダメということで、一体何の為に出てきたのやら。ホントに話に絡むのか?この人は。
最後に摩央姉ちゃん。前から思っていたのだが、制服のままジャズバーってのはどうなの?
多分アルコール類出していると思うので、店側としては入店お断りになりそうな気がしないでもないが。
まぁ、ジャズバーなんて言ったことありませんので知りませんが。
それはともかく、サックス野郎が摩央姉ちゃんにキスしやがりましたけど、すごいいきなり感があるなぁ。
きっとそこからこじれて、なんだかんだあって最終的にはくっつくんでしょうが、
サックス野郎がみてくれと年齢の割にガキっぽいのでなんかすんごい違和感があるんですが。
ってゆーかサックス野郎はこの話にいるのか?個人的にはいらないキャラに思えるのだが。
あ、書き忘れ、結美は相変わらず光一と初々しくて良い。もうこのふたりに話を絞っちゃえばいいのになぁ。

と、いうわけで、話的にはこれからどっちへ向かって行くのかさっぱりです。
各ヒロインに関連があんまりないんですごくバラバラな感じを受けるんだよなぁ。
もちっとまとまりが欲しいところです。


#08 close to you

今回は色んな意味でおもしろかったな。
それはともかく、摩央姉ちゃんって授業全てサボったのか?

そんな今回のお話は…
甲斐とどう接したらよいかわからず、保健室に避難する摩央。そこで授業をサボタージュ中の瑛理子と再会する。
「自分のことが良くわからない」とぼやく摩央に、瑛理子は「自分のことは自分が一番良くわかる」と言い放つ。
放課後、一輝は瑛理子の味覚を試すため、とんでもメニューのあるラーメン屋と「里なか」へ誘う。
瑛理子の味覚音痴ぶりは明日夏や映画研究部メンバーにとっては親しみを感じるものだった。
以上公式のあらすじ。

今まで独立していた感のある三つの話が、とりあえず接点をもちなかなか楽しく見させてもらった。
それに関しては上手いと言わざるを得ないが、それ以外にもおかしくて笑っちゃう部分もありましたよ。
ひとつにまとめて感想すると収拾つかなくなりそうなので、基本の三つをひとつずつ書いてみる。
まずは摩央姉ちゃんとサックス野郎。
あらすじにもある通り、サックス野郎と顔を合わすのが気まずい摩央姉ちゃんは保健室に非難するのだが、
冒頭にも書いたが、保健室から出てきたのが放課後で「寝過ぎて肩こったー」ですよ。
あの学校の保険養護教諭はなにしてるんですかね。っていうかホントはいないんじゃないのか?
そして摩央姉ちゃんが出て来るのを待っているサックス野郎はまるでストーカーです。
その後なんだかんだあって、告ってきたサックス野郎に正式に付き合うわけではないが、
事実上そんな関係になったおふたりが最後に純情カップル光一と結美にばったり会うのだけど、
そこで、光一と摩央姉ちゃんが妙に気まずい表情をしているのがどうもな。
もともとバスタオル一枚の摩央姉ちゃんをみても反応しなかった光一と
躊躇なくその姿をさらしていた摩央姉ちゃんなので、どうにも今更感がありますな。

さてその純情カップル光一と結美ですが、やはりこのふたりはそれっぽくていいですな。
一緒に映画へ行く約束をするだけで1イベントですよ。その青さが良い。だが展開が遅いよな。
そんなふたりですが、今回の摩央姉ちゃんのこともあってこれからどーなるか見物です。
ってゆーか次回水着w

最後に一樹と瑛理子ですが、あらすじ通りな展開なわけですが、ラーメン屋で明日夏と会ったり、その後里なかへ行く流れは良い。
これでサックス野郎以外は主要キャラ全員が接点を持ったことになる。
それと、ラーメン屋での瑛理子の頑固なところや、里なかでの他人を受け入れない態度などの、
他者との関わりを持とうとしない瑛理子をみせるエピソードとしても上手かったと思う。
個人的にはそれよりも、ラーメン屋で瑛理子の肘が触れあった一樹で笑ってしまったですよ。
その時のセリフが「ヤバ…肘があたったくらいでヤバいよこれ…」ですよ。
そら肘があたったくらいでチィンコ勃ててたらヤバイわな(わらぃ)。
まぁ、実際オニンニンがオッキした描写はもちろんないのですが、どーみてもそーとしか思えませんよ。

というわけで、今回は今まで散漫だった話が一転、まとまっていたので楽しく見ることが出来ました。
これからもこんな感じで続けていただきたい。
つか、次回は水着回ですよ!なんで紺色の水着はこうも野郎の心をときめかせるのか(´д`;)ハァハァ


#09 water girls

( ゚∀゚)o彡゜み・ず・ぎ! み・ず・ぎ!

そんな今回のお話は…
校内水泳大会開催! 柊のはた迷惑な閃きによって、光一と一輝は水着の似合う女子を映画にスカウトしようとする。
しかし栗生恵にクギを刺され、おとなしく競技に集中。
大会で活躍する明日夏だが、はりきりすぎて足をつってしまう。
回復しないまま最後のリレーに出場しようとする明日夏を、瑛理子が止める。
結果の見えた勝負は「やるだけ無駄」だという瑛理子に、明日夏は「やってみなければわからない」と応える。
そして結果は……。
以上公式のあらすじ。

校内水泳大会があんなに盛り上がる学校も今時珍しいよな(苦笑)。
しかも学年や男女問わずみんなバラバラに座っているし。普通教師が何組はココとかやっちゃうよね。
しかも女の子達がふつーに水着でよってくるのね。僕らが学生の頃は恥ずかしがって男子に寄ってきませんでしたが。
なに!?おれらがキモメンだからだって!?知ってるよバーカバーカ(泣)。

と、そんなキモメン野郎ども(泣)の戯言は放っておいてお話の方ですが、
前回同様、主要キャラ全員がそれなりに繋がりを持ったので、
校内水泳大会という一つのイベントに全員が絡むという状況は、学園ラブコメとして楽しく見れた。
カップル単位で見ていくと、光一と結美は相変わらずですが、
水着の女の子と保健室に二人きりになって、見るところがくちびるなのかと。どんだけ純情路線なのかと。
普通健康的な男子ならどうしたって胸とか見ちゃうよね。男の子だもん。だから個人的にはそーゆー風でも良かったような気がします。
あの状況で水着の彼女にドキドキするのは男子として普通でしょ?

一樹関連、というか瑛理子なんですが、何故かそこにいるんですよね。
都合良く何かあったときにいるので、実はかまって欲しくてみんなのそばをチョロチョロしている瑛理子を想像すると実に微笑ましく、
昼食の時なんかあきらかにかまって欲しくて、ちょっとだけ離れたところで一人でいるでしょ(わらぃ)。
それでいて口を開けば憎まれ口を叩いたりして「かまって!私をかまって!」って感じが笑えました。
そしてみんな優しいのでちゃんとかまってあげてるのが微笑ましいですね。
きっとみんな「しょうがないなー(´▽`)」みたいな小動物かわいがりのような感じなんだろうと思います。
瑛理子はそれに気付いてなくて、かまって欲しいくせに「私は群れないのよ!フフン」な態度が可笑しくて素敵です。

最後に摩央姉ちゃんなんですけど、前回も行ったような気がするが、ここへきて光一を気にするのは一体何なのかね?
それならそれで、わかりやすいフラグをもっと立てておくべきだと思いますが。なんか突然って感じがするんですよねぇ。

そんな感じでまぁ、学園ラブコメとして形になって以前のようなチグハグ感がなくなり普通に見れるようになったな。
こんな調子で行ってもらいたいものです。
どーでもいーけど、次回予告は作画がえらい綺麗だったな。


#10 miss tone

か、かったりぃ。

そんな今回のお話は…
光一のことを変に意識してしまい、普段の態度も、どこかギクシャクしてしまう摩央。
そうとは知らず摩央の様子を心配した光一は、街で偶然出会った甲斐に相談する。
気持ちを切り替えて甲斐とのデートに出かけ、元気を取り戻した摩央だが、光一が甲斐に相談していたことを知り、憤然として帰宅する。
だが、そこには風邪をひいて寝込んだ光一の姿があった。
光一の家族が留守のため、やむなく怒りを忘れて看病する摩央だが……。
以上公式のあらすじ。

摩央姉ちゃんと光一を中心とした休日のお話なんだけど、すごいたるいんだ、コレが。
ま、個人的に摩央姉ちゃんと光一なんて絶対くっつかないと思っているので、
摩央姉ちゃんが知らず知らずに光一が気になっていてとか見せられても、
「最終的には甲斐とくっつくんでしょ」とか思って全く話に乗れねぇ。
こんなんなら前回、前々回の様な学内でみんながわいわいして、瑛理子が「かまってー」って来て云々の方がおもしろいんだけどなー。
今回のような話なら、さりげなく主要キャラ全員を出して、この子とこいつみたいに(3人以上でもいいけど)ペア作って(主要カップルでなくても良い)、
ショートエピソードをとんとんっとつないでいく中で、摩央姉ちゃんと光一の関係をメインで見せていけばいいのにと思った。
なんで中途半端に瑛理子だけ出ないかな。

とまぁ、摩央姉ちゃんと光一はまぁまずくっつくとは思えないので放っておくとして、なんか結美はなんか転校しそうな感じですね。
決まった事だからいつまでもクヨクヨ云々から連想できるのはそれくらいしかないものな。
こんなフラグ立てるんなら、ますます摩央姉ちゃんと光一の話はいらないような気がするんですけどその辺どうなんですかね。

と、いうわけで、今回は特に書くことねぇ。
あ、そうそう、菜々となるみは一樹に嫌がらせしてるんですよね?アレは(わらぃ)。


#11 tear drops

なんかまた突然だな。

そんな今回のお話は…
映画のロケハンで祇条深月の家を訪れる映画研究部一行。
深月の好意で摩央、結美、菜々となるみはもちろん、明日夏や瑛理子も招待されていた。
広大な祇条家の屋敷と深月のもてなしに圧倒される一同。
誰もが驚きを隠せない中、なぜか沈みがちな結美とそれを心配する光一。
昼食後に行われたかくれんぼで深月と一緒に隠れた摩央は、深月の恋愛に憧れる想いを知る。
同時に摩央は、自分自身の想いが揺れはじめていることに気付くのだった。
以上公式のあらすじ。

んー、なんかアメリカのホームドラマを見ているようだったよ。所々でワザとらしいって感じが。
とまぁ、今回の感想はこの1行で終われそうな勢いでしたなぁ。
とりあえず、また唐突に瑛理子が一輝にキスとかしちゃうのはどうなのかと。
そもそも、祇条邸にいくのに瑛理子も普通に呼ばれているのがちょっとな。
普通に仲良しグループの仲間になっちゃっているのが気に食わんなぁ。
もう少し過程があればいいのだけど、前回までで別にそれほど仲が良い様には見えなかったもんだから、ものすごい唐突感がありましたよ。
なんか瑛理子も頬を赤らめちゃってるし。別にこれまでなにか一輝とそんなようなことなかったのになぁ。
やっぱり正統派の光一と結美の話に絞ってしまった方が全体的な流れとしては上手くいったような気がしないでもないな。

っていうか、このアニメ2クールなんですね。あと半分くらい何でもたす気なんだろう。


#13 passing rain

そーゆーものだと思ってみれば楽しめる。

そんな今回のお話は…
夏休み直前だというのに様子のおかしい結美を心配する光一。
そして摩央は、光一のその姿に言い知れない想いに駆られつつも、お姉さんとしての恋愛のアドバイスを忘れないのだった。
一方、深月の家でのかくれんぼを通じて、瑛理子と急接近できた一輝のテンションは高く、
放課後の明日夏との個人練習でも、一輝の動きのキレは明日夏も思わず舌をまくほどであった。
だが、プレイに夢中になりすぎて明日夏は転倒、足を怪我してしまう。
以上公式のあらすじ。

相変わらずアメリカンなホームドラマを見るようでしたが、そーゆーもんだと思ってみれば楽しめる事がわかりました。
まぁ、前回と違って学内の話が中心だった所為もあり、一樹と明日夏の話も回り始めた事もあって、
普通に惚れたはれたのホームドラマをしていたのが良かったのかもしれない。
しかし、光一が前回の結美の涙に対し「やっぱあの涙に深い意味はないのか」とか思っちゃうのはどうなのか。
あの状況で深い意味がなくて泣くヤツがいるかっつーの。
その後の積極的な結美を見ても何かあるんだろーなと考えるのが普通だと思うのだが、
その辺は手をつながれたり腕を組まれたりの色仕掛け(じゃないんだけど)されちゃぁ仕方ないというところか。
とはいってもやっぱり「気づけよ」と思わざるを得ないのであった。
この二人に関してはどうも次回に引っ越しネタがバレるっぽいので、そこからどうなるのか期待したいところ。

一樹の方はというか女の子ふたりはというと、瑛理子の方はなんかえらい丸くなりましたな。
前みたいに「かまって」光線出していたときの方が可愛かったような気がしますなぁ。
そもそも、一樹がそれほど瑛理子に対し何かしたってわけでもないので、やはりこのふたりが仲良くなってしまうのはどうにも突然感がある。
そんな中で進展した明日夏の方は、恋に落ちるときはそんなもんだろうという割と下手な展開ではあるが、
一樹が全く彼女を気にしていないというこれまたベタな三角関係を形成し、こちらも面白くなってきた。
のだけど、一樹というキャラクタに全然魅力がないので、どうもいまひとつ乗り切れませんなぁ。

最後は年上組の摩央姉ちゃんとサックス野郎は特に進展がないのだけど、
光一と結美が腕を組んで歩いているのを見てしまい、雨の中立ちん坊してずぶ濡れになっていましたが、
そのままサックス野郎のところにいってしまうと、流れ的にそのままベットインしてしまいそうで嫌だな。
濡れた制服から透けて見える下着に「み、水澤!」ガバッ!みたいな(わらぃ)。
まぁ、そんな事にはならないでしょうが、いまひとつ光一とサックス野郎との間で揺れ動く摩央姉ちゃんってのも、
今までさんざ言ってきたような気もしますが、妙な違和感を感じていかんな。

とりあえずワンクール終わって次回あたりから話もいろいろと動きそうなのでこのまま暖かく今持っていきたいところ。
それにしても今回と次回予告の作画レベルの違いはすごいな。


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