キミキス pure rouge 13〜24話

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#13 crossroad

なんかいつもと絵が違いますね。きれいだから良いけど。

そんな今回のお話は…
一学期最後の日。結美の協力を得て、何とかシナリオを書き上げた光一の心は晴れやかだ。
明日夏の怪我は深刻なものではなかったが、2週間程の安静が必要だった。
怪我の責任の半分は自分にあると、色々と明日夏を気遣う一輝。
サッカーの練習も気合いが入るが、その心には瑛理子への想いがあった。
一方、明日夏も、負傷した時の一輝の行動力やその心遣いに、頼もしさを感じる様になる。
そして、結美から衝撃の告白を受けた光一は・・・。
以上公式のあらすじ。

衝撃の告白つってももうバレバレなんで驚く事はないのですが、それを受けて光一がどう動くかってところが見物です。
お話は相変わらず安っぽいホームドラマを見ている感じではありますが、
カップルごとにちゃんと動き出していてつまらないってこともなく見れました。
が、特にこれといったところもなく、今ひとつ感想が書きにくいのであります。
まぁ、でも光一結美とサックス野郎と摩央姉ちゃんは方向性なりがなんとなく見えてきて、気になるところではあるんですけど、
一樹と瑛理子、明日夏はまだ明日夏がようやく参戦したばかりなので、どうなるのかってところはなかなか面白いかも。
こう考えてみると各カップルちゃんと進展いていて話を構築していっているのはいいんだけど、
祇条深月やなるみなどのキャラがあまり活かされていないのと、やはり各カップルの話がバラバラに見えてしまって、
話全体に統一感があまり感じられないのがどうしても気になってしまうな。
私としてはこれなら各カップルの話を何話かに分けて、ここまでは例えば光一結美編とかにしてしまっても、それはそれで斬新(?)で良いような気がします。
まぁ、それで上手くいくかどうかは別として、どうも散漫な感じがするので一つの話をしっかり見たいって感じなのですよ。

にしても、今回の光一結美の話は次回最終回でも良いような終わり方でびっくりしちゃいましたけど、後半分どーやって間を持たせる気なんですかね?


#14 summer holidays

相変わらずだなぁ。

そんな今回のお話は…
夏休みに突入。結美との思い出作りのため、積極的に行動を始める光一。
事情を知った摩央は、微かな心の痛みに耐えながらも世話を焼く。
複雑な気持ちで甲斐の店を訪れた摩央だが、甲斐が出演するライブの話を聞いて感動する。
なるみのうどん、明日夏のサッカー……ふと、自分の夢は何なのだろうと考える摩央。
一方、次の試合のサブメンバーに選ばれた一輝は、瑛理子の誘いをやむなく断ってしまう。
やる気になった一輝を、明日夏は少しまぶしく感じるのだった。
以上公式のあらすじ。

相変わらず安っぽいドラマみたいでしたが、これはそーゆーものだと思ってみれば割かし楽しめる。
んだけど、みんながいい子ちゃんすぎて今ひとつ面白味に欠けるなぁ。
まぁ、その辺が「安っぽいドラマみたい」に見えるわけなのだが。
特に引っ越す結美との思い出作りにどこへ行こうか悩んでいる光一に対して、
摩央姉ちゃんが背伸びしないで云々とアドバイスする件や、映研の映画のキャストが光一・結美になる件、
サッカーの練習試合での一樹と明日夏など、いかにもな台詞のやりとりがチープというかなんといいますか、
「安っぽいドラマみたい」でね、普通に考えれば「こんな事いわない・しない」ってかんじなんだけど、
ほら、昔、深夜とかNHKでやってた(今もやっているんだろうか?)アメリカのドラマみたいでわざとらしさを感じるんだよなぁ。
でもそれだと思っていれば逆にそういった事を含めて笑って見ていられるわけですよ。

お話の方はというと、特別何かあったわけでもなく、自分よりサッカーを優先させた一樹に、
瑛理子がどう思ったかが気になるところではあるものの、
まぁ、たぶんこのアニメの事だからさほど悪い方向には行かないような気がします。なにせみんないい子ちゃんですからね。
とっても個人的なところでは、映研の会合が終わった後、うどん屋に残る菜々が気になりました。
お前らふたりでナニするつもりですか?百合的なことするつもりですか!?
つか、こいつら絶対そんなようなコトしていそうでいかんな。
とか思っちゃう俺の脳もずいぶん百合色に染まったなぁと思ったのでした。

しかしこのアニメ、あと12話くらいなにで持たすつもりなんですかね?


#15 now's the time

楽しみ方が分かると結構おもしろいよ?

そんな今回のお話は…
光一たちの映画制作がいよいよ始まった。菜々やなるみ、深月も手伝ってのにぎやかな撮影だ。
しかし、ヒロイン役の結美が演技に慣れず、なかなかうまくいかない。
責任を感じた結美は、光一と共に真田家に向かい、摩央に再度ヒロイン役を頼み込む。
二人に頼まれた摩央はあることを条件に渋々承諾する・・・。

相変わらずのホームドラマもそうなんだと理解した分楽しめましたよ。
多分見方としてこれが正しい。昔のさる天才の父親も言ってたしな「これでいいのだ」と(笑)。
と、そんなことはさておき、お話の方はというとまぁ、大体あらすじ通りなんだけど、
ちょっと気になったのは、摩央姉ちゃんを映画のヒロインとして説得する際に、
結美の想いを知った摩央姉ちゃんが神妙な顔をしていたので、
てっきり私は「だったら結美ちゃんが最後までやるべき」とか言い出すのだろうと思っていたら、
「やるかわりにちゃんと結美ちゃんを幸せにするのよ!」とか言い出し、
あまりのホームドラマ的ないいこちゃんっぷりに思わず吹いた。
そしてラストの結美と光一がキスしている現場を見てしまった摩央姉ちゃんが、なんかショックを受けている様子に違和感。
何度も言っている通り、このふたりにそんな何かは今まで無かったろ。
まぁ、今あっさりと2組のカップルを成立させてしまうと、残りが一樹たちだけになってしまい、
話が保たないからなのだろうが、そんな割と無理矢理な引っ張り方もホームドラマっぽくて笑えたので良し。

お話の方はそんなもんなので、ちょっと話と関係ないことでも書いてみる。
結美と光一が海に遊びにいく際の結美の格好が、麦わら帽子に白いワンピース、そして編み上げバスケット。
なにこのオレ的最強コンボ。さらに海では白ビキニで追い打ちですよ。オレもそんな眼福に恵まれてみたい物です。
そして光一の母親はなんという物わかりの良さ。
それは暗に「息子よ男になれ」ということなのかーっ!?
すてきなお母さんですね(笑)。

どーでもいーけど、後10話くらいあるのだが大丈夫なんだろうか。


#16 stand in

摩央姉ちゃんは一体何なんだろう

そんな今回のお話は…
摩央をヒロインに迎え、映画研究部の撮影がはじまった。
順調な光一と結美の仲を傍らで見守る摩央は、光一への想いを自覚しはじめる。
怪我が治った明日夏は、一輝との練習を再開。しかし、一輝は瑛理子からの連絡を気にかけてばかりいた。
苛立つ明日夏は帰り道、瑛理子とばったり遭遇する。
一輝と瑛理子の「実験」を知った明日夏は、一輝の真剣な想いを弄んでいると瑛理子を非難する。
そして、瑛理子が出した結論は……。
以上公式のあらすじ。

どうしても、光一と摩央姉ちゃんの関係に違和感を感じる自分としては、その辺の話が納得いかないのであります。
だってこのふたりはそこに至るまでになんにもないんだもん。
こうなるのなら、最初から分かりやすいそれっぽいものを用意しておけばいいのに。
これで光一と摩央姉ちゃんがくっついちゃったらドビックリなので、
どー考えてもそれは無い状況でこの展開がいるのかどうかと疑問に思ってしまうな。
光一、摩央姉ちゃん関係はそんな感じなので、個人的には明日夏と瑛理子の方が興味深かったな。
もっと言い合いになるのかと思っていたら、あっさりと瑛理子が折れてしまってびっくり。
まぁ、明日夏の言っていることは正論なので、言い返しようがありませんが。
そんなわけで一方的に実験をやめるとか言われた一樹がそれを受けてどうするかが見物。
っていうか、明日夏かどーするか気になるところではある。

しっかし、相変わらずヌルいホームドラマやってるなぁ(わらぃ)。


#17 her answer

んー、まぁもう17話だしな…


そんな今回のお話は…
瑛理子に実験の終了を告げられ、打ちひしがれる一輝。
一輝の中には恋心とともに、孤独な瑛理子と仲良くなっていきたいという想いが芽生えていたのだ。
苦悩する一輝を見て、瑛理子を非難した明日夏もまた心を痛め、ある決意をする。
一方、結美との時間を楽しむ光一にも、摩央の異変が心の隅にひっかかっていた。
甲斐と会っていても光一のことを考えてしまう摩央。
そんな摩央の心に、光一との幼い思い出がよぎる。
以上公式のあらすじ。

今回のラストで摩央姉ちゃんが「これ以上甲斐君とは付き合えない」とか言い出して、
ああ、もうそろそろ一悶着ないとなぁ。等と思いましたよ。
いやでも、やっぱり強引な感じはするわなぁ。
子供の頃から云々ってな感じだとは思うんだが、だったらそれっぽいのをもっと出しておけば良いのに。
今更摩央姉ちゃん参戦してきたところでどーにもならん様な気がしますが。
つか、これで光一がぐらつくような気がするのだが、それってなんかおかしくない?
それこそ今更結美と摩央姉ちゃんを秤にかけるってのはおかしな話のような気がする。
んだけど、そこはホラ、もう17話だからなんかないと。ね。

もう一方、一樹、瑛理子と明日夏の方ですが、ショックでサッカーの練習にこなくなった一樹を知り、明日夏が「私の所為だ…」ですよ。
いやまぁ、そうなんだけど、別に明日夏は悪いことしたわけじゃないからなぁ。
それに明日夏としてはチャンスのはずなんだけど「私の所為だ」ですからねぇ。
まぁ、なんという「いいこちゃん」なんだろうか。
どうも次回はこの明日夏が一樹と瑛理子を引き合わすようなんですけど、ないよなぁ、こんなこと(わらぃ)。
個人的には明日夏と瑛理子で取り合う位してもよさそうな気もしますがどうか。
一応の取り合い状態で明日夏が退いてしまうってのはどうも不自然な感じがしますな。
こっちはこっちで17話ということで、メイン(?)である光一の方よりははやく決着つけてといった流れにしたいのかな。

なんにせよ、そろそろ佳境に入り始めたって感じですね。
あんま盛り上がっておりませんが。


#18 rainy blue

相変わらずですねぇ。

そんな今回のお話は…
甲斐に本当の気持ちを伝えた摩央。そのまま雨の中を帰宅した摩央は、風邪をひいて寝込んでしまう。
何も知らない光一は、心身ともに落ち込む摩央を気遣うが……。
一方、明日夏は、結果として一輝と瑛理子の仲を引き離してしまったことを悔やんでいた。
自分自身の一輝への想いに気付きつつも、「寝覚めが悪いから」と二人を引き合わせる明日夏。
そして瑛理子は一輝に、「実験」を始めた理由を語りはじめる。
以上公式のあらすじ。

相変わらずのホームドラマっぷりは、もしかしてわざとやっているんじゃないかと思い始めてきました。
それならそれでアリだな。たぶん。
それはそれとして、今回のお話の方はというと、盛り上げようとしているのは分かるのだが、私としてはさっぱり盛り上がらないのであった。
もうこの際、摩央姉ちゃんが光一を好きなのはいい。が、ものすごい今更感があるんだよなぁ。
どうせなら、結美が引っ越すのがわかるのと同時期くらいにこの展開を持ってくるべきだったような気がします。
そしたら光一がどっちとるかってのが発生したのだけど、今現状の状況では摩央姉ちゃんと光一がくっついても、
えぇーっ!?と驚きはしても納得することはできないよなぁ。
「どうせ引っ越すから結美はどーでもいいか」と光一が正に外道なヤツになってしまうので、
さわやか青春恋愛ホームドラマとしてはそれはないわけですよ。
ないってわかってるので、摩央姉ちゃんがあんなんになったところで、こっちはなんとも思うことができない。
が、「さわやか青春恋愛ホームドラマ」として考えるならば、これはこれでアリなのかもしれんなぁ。
なんて言ったらいいか言葉が出てこないのだが、ベタベタ展開の安定感を愉しむみたいな。

もう一方の一樹関連は明日夏があらすじ通りのいいこちゃんっぷりを発揮。普通あんな事絶対しないよなぁ。
前々回だかにあれだけ明日夏を爆発させておいて、対決しないってのも不思議な話。
その展開をやっぱりもっと前に持ってくれば、一樹が明日夏を友達じゃなくて異性としてみるようなことを描けるし、
やはり話として一樹がどっちをとってもOKっていう状況が生まれないとおもしろくないですな。
今の状況では一樹が明日夏を選んでしまうと、第1話で瑛理子が突然きすしたり、
かまって光線だしていた頃に一樹が世話を焼いてあげたりしてきた意味が全くなくなるので、
これも現状、瑛理子ルートでないとおかしいので、今がどうなろうと結局くっつくんだろうと思って何とも盛り上がりませんな。
と、いうか、明日夏は一樹と学力の差はあまりないし、サッカーという共通の趣味もあるし、
どちらもそれほど意識せずに振る舞えるので、一樹は明日夏と付き合った方が幸せなような気がするのは気のせいだろうか(笑)。
瑛理子とくっついたところで上手くいかないな気がしてしまうのもそれに拍車をかけてるなぁ。
それでいいのかと。

そーいや、もう18話というかまだ18話というか…なんだけど、
このアニメって最終的にどうなったら終わるんだろうな?全員カップルになったら?


#19 true heart

なんか絵がきれいですね。いつもこうならいいのに。

そんな今回のお話は…
いよいよ新学期。輝日南高校では学園祭の準備が本格的に始まっていた。
だが、摩央の気持ちを知った光一の心は重い。そんな光一を結美は気遣うが……。
一方、一輝と瑛理子の「人は何故人を好きになるのか」を知るための実験は終わりを告げていた。
瑛理子への想いを断ち切れない一輝は、理科準備室を訪れるが…。
以上公式のあらすじ。

いきなり菜々のパジャマおなか出しサービスカットで始まる今回ですが、
摩央姉ちゃんが上手くいっていた結美と光一を引っ掻き回しているように見えてしまっていかんな。
正直なところ、結美がいなくなるまで我慢すればいいのに、とか普通に思うんですがね。
まぁその辺はドラマ作らなきゃいかんので仕方ないとはいえ、もちっとなんとかして欲しいところであった。
その事は前回前々回で書いたような気がするので、今回の目玉としては結美がその状況に気付いてしまったということか。
菜々やなるみ、深月に転校する事を明かした彼女は、そんな自分を気遣ってくれる友人が出来て、
気持ちよく転校できるって所でのこの展開が波乱を巻き起こすわけなんですが…
どー考えても光一は結美と、摩央姉ちゃんはサックス野郎とくっつかないと話的に納得できない、
というか、ここで光一と摩央姉ちゃんがくっついちゃうと最初の1クールはなんだったんだ?ってことになるので、
そんな先が分かりきっている展開ではなーんも思うところがなかったりする。
こういうのは光一がどっちも選べる状況、つまり、視聴者的にどちらを選ぶか予想できないのがおもしろいわけで、
今のこの展開には「何を今更…」と思わざるを得ないのでした。

そんな状況は一樹達も同じ感じで、一樹が瑛理子とくっつかないと話がダメになるので、
明日夏がなにかアクションを起こそうとしているのですが、こいつらの関係の見所としては、
一樹が瑛理子の閉ざしてしまった扉をどう開けるかという事であって、
明日夏が今更なにかモーションかけたところで、それは全く意味のないものになってしまっているな。
これら今の展開はもっともっと前にやっておかなければいけなかったと思うなぁ。
…なんか前回も同じような事書いた気がするがまぁ、いっか。

そーいえば、話の本筋とはあまり関係のない「うどん同好会」ですが、いつの間にかエラい進展していますね。
これまた今更新サブキャラが投入されたり、学園祭ではどうもいい場所をとったようですし。
それはともかく、今回冒頭での菜々のサービスカットですが、私は姉も妹もいないんでよくわからないのだが、
あんなかわいい妹が朝起こしにきて、あんな格好でおなか出しているのを見て、お兄ちゃん的になんも思わないんですかね?
エロマンガなら犯してますよ(わらぃ)。
どーでもいけど、菜々は髪を下ろした方がかわいいです。おかっぱ最高ぅ!(おかっぱじゃないよなぁ/笑/2008.3.30追記)


#20 uncontrollable

作画が個性的でしたねー。いや、悪くはないよ。
あと、珍しく(苦笑)演出がよい。

そんな今回のお話は…
自分の気持ちを抑えられない摩央。映画の撮影中にも、つい現実の想いが交錯してしまう。
そんな摩央を甲斐は優しく諭す。摩央との別れを経て、彼もまた大きく成長していたのだ。そして摩央はある決心をする。
一方、一輝もめげてはいなかった。瑛理子に拒絶されながらも、必死に彼女の心を開こうと努力する。
以上公式のあらすじ。

今回は何はなくとも個性的な作画ですよ。Bパートが特に顕著でした。
アニメにしては小さな目に細かく書き込まれた髪の毛等々、ちょっとリアル指向な絵なのでした。
絵的には個性的でおもしろい絵でいいと思うんですけど、この回だけこの絵ではやはり違和感アリまくりですな(わらぃ)。
若くて才能のある人にちょっと任せてみたって感じなのかしらね?
作画の話はこの辺にしてお話の方はというと、珍しくまとまっていて普通に楽しく見れました。
話としては一樹と瑛理子が目玉で光一対の三角関係はイベントフラグ立てただけみたいな。
にしても、結美が摩央姉ちゃんの想いに気付くのはよいのですが「真田くんも…」とか言っちゃって、
なんとなく光一が摩央姉ちゃんを選びそうな雰囲気を醸し出しているのは上手いな。
まぁ、たぶんそうならないんだろうが、視聴者にもしかして?と思わせるような誘導をちゃんとしてるのは偉い。
ラストでは摩央姉ちゃんが光一の家を出るとか言い出したところで終わるんですけど、正直、それって重要か?(劇中的に)
そもそも、光一の家に居候しているのがおかしな話なのであって、光一が驚くのは仕方ないとしても、
光一ママンがそんなびっくりするような話じゃねーだろ。とか思っちゃった自分はひねくれ者なのか。

さて、今回のメイン一樹と瑛理子の話は良くできていたと思う。
食堂の所も良いのですが、やはり瑛理子のマンションでのシーンは彼女の愛らしさが秀逸。
ベランダでやってくる一樹を発見して思わず隠れてしまったり、
その後部屋でおろおろしたかと思ったら覚悟を決めたようにソファにどすんと座ったり。
そこですぐに一樹がやってこないところがまた良い。瑛理子と一緒に「一樹なにやってんだ?」と思わずやきもきしてしまう。
じれた瑛理子がTVモニター付きインターホンで一樹の様子見て、
彼の想いを彼の知らないところで瑛理子が知るというのもうまいな。ま、男としては情けないのですが(わらぃ)。
実際面と向かって上手く言えない一樹なので、インターホン越しに彼の想いを知り、
見られているとは知らないからこそ、彼の想いが本気で真剣なんだということを、
会って本人の口からじゃなくてインターホン越しで伝わるってのが、このふたりらしくて良いのだ。
そんな中、明日夏がモーションおこそうとしているのもちょくちょく描かれたのですが、遅い、遅すぎるよ明日夏。
ってゆーか、彼女は単なる当て馬みたいなんですけど扱い悪くね?
なんにせよ、今回は演出良かったんですが、これくらいできるンなら毎回やってくださいよ。

今週のうどん同好会(今更)
菜々がなるみのお家にお泊まりするそうです。
っておまえらナニするつもりだーっ!絶対あんなことやこんなことするに決まってるよ!
くんずほぐれつくんずほぐれつ(´д`;)ハァハァ


#21 cutting memory

なんか瑛理子が別人になっちゃいましたが。

そんな今回のお話は…
瑛理子に自分の想いを、自分の言葉で伝えることができた一輝。
瑛理子もまた一輝の心を受けとめた。瑛理子と仲直りをし、学園祭当日のサッカーの試合でも先発出場を決めた一輝は上機嫌。
だが、そんな二人の様子を見た明日夏の心は穏やかではなかった。
一方、光一の家を出て行くことに決めた摩央は、引越しの準備を始める。
まるで自らの気持ちを整理するかのように・・・。
以上公式のあらすじ。

冒頭に書いた瑛理子が別人すぎて、それ以外があんまり印象に残ってないです。瑛理子変わりすぎだろ(わらぃ)。
あとは……特に話は動いてないからなぁ。
瑛理子が明日夏の気持ちに、結美が摩央姉ちゃんの気持ちに気付いたんだけど、
おそらくは一樹と瑛理子、光一と結美は動くことはないと思われるので、
明日夏がどうするのかとか、光一が摩央姉ちゃんのことをどう整理するかとかあるけれど、
行き着くところがある程度見えているのでなんとも、こう、盛り上がっていきませんな。
しかし、ゲームの方はどうか知りませんが、瑛理子より明日夏の方がいい女だと思うんだ。

今週のうどん同好会
学園祭で出すうどんが完成した模様。
しかし、瑛理子の味見が最終工程とはこいつらチャレンジャーだな。
今回は瑛理子が別人だったから良かったようなものの、普段だったらまた絶対ベリーベリーラーメン(だったっけ?)と同じくらいって言われてるぞ。
そーいえば、ちょいと前に投入したうどん同好会のサブキャラ、全然でてこないね。


#22 time gose by

うっどーん!

そんな今回のお話は…
一輝への想いが高まるばかりの明日夏は、部活動でも学園祭の準備でもミスをしてばかりいた。
鈍感な一輝はそのことに気付かないが、瑛理子だけは明日夏の苦悩に気付き始めていた。
また、引越しなどの疲れがたまっていた摩央は、保健室で久々に瑛理子と話をする。
かつて自分の心が分からないと言った摩央は、今は分かってしまったばかりに苦しみ、
自分のことで分からないことはないと答えた瑛理子は、不可解な自分の心に戸惑っていた。
以上公式のあらすじ。

うっどーん!は後に語るとして、お話の方は光一と摩央姉ちゃんがくっつきそうな勢いですね。
ラストで光一がふたりの思い出アイテム「フランダースの犬」で泣き出すし。
いや、別にそれはいーのだけど、ここで摩央姉ちゃん選んだら光一外道すぎだと思うがどうか。
どうかって数回前からさんざんそれはいかんだろと言っておりますが。
ないない。まさかそんなことはしないよな?
一樹の方は瑛理子と上手いこといっておりますが、瑛理子が明日夏の気持ちに気付いたようで、
さぁ、どうなるかってところなんだけど、こちらもどーにもならないことは、もうさんざ言ったような気がする。
むしろ、光一よりも鉄板だっつーの。それにしてもやっぱり瑛理子人が変わりすぎです。
最初の頃のかまって光線出していた頃の方がかわいかったのになぁ。
と、いうわけで特に何かが進展したわけではないのでした。

今週のうどん同好会
うっどーん! というわけで、このかけ声に思わず笑ってしまいました。なかなかのセンスですね。わらぃ
うどんの方は後はじじぃがOK出せば、というところなのですが、じじぃ職人気質すぎます。
学園祭のうどんなんてそこそこ美味けりゃいいだろ。
とか思っちゃう自分は学生時代そーゆーイベントを真面目にこなしていないのでした。
そーいえば、サブキャラふたりも初登場以来ようやく出てきましたが、おもえらはなにやってやがりましたか?
せっかくだからもちっと顔出しくらいさせてあげてください。
久々登場といえば、イワオくんとジュリエッタちゃんも久々に出てきましたね。
こっちもどーせなら毎回チュッチュさせに出せばおもしろいのに。ついでになるみと菜々もチュッチュすればいいのに。

なんかエラいテキトーな感想だなぁ。


#23 miss you

じじぃ、シヴいなぁ。
そして知ちゃん先生は普通にかわいいと思います。

そんな今回のお話は…
いよいよ学園祭当日。それは結美が輝日南高校で過ごす最後の時間でもあった。
わずかな時をも惜しむように、共に校内を廻る光一と結美。しかし光一は摩央のことが気にかかっていた。
一方、グラウンドではサッカー部の対校試合が行なわれ、一輝と明日夏は自分で満足できる活躍をすることができた。
試合後、明日夏は相手校の監督に女子リーグの関東選抜の合宿に誘われる。我が事の様に喜ぶ一輝に、明日夏は…。
以上公式のあらすじ。

学園祭当日になりまして、色々あったような無かったような、そんなお話。
映研とかうっどーん!とじじぃとか知ちゃんとメイド服とか栗生と柊とかただのサブキャラに成り下がった深月とか、
そんな細かいなにがしはいろいろあったわけですが、基本的には明日夏が告白してフラれた所以外は割とどーでもいい。
しかし、なんだな。一樹のキス以上がしたいっていう一途な想い(わらぃ)でなし崩し的とも言えなくもない、瑛理子とのことよりも、
明日夏とのことの方がよっぽどこのアニメのサブタイpure rougeにあっているような気がするな。
前回も言ったような気がするが、やっぱり瑛理子より明日夏の方がいい女だと思います。
もったいないですねぇ。えりりんはかまって光線出していた頃が一番良かった。
とりあえずこれであとは光一がどうなるかってところですが、
もうそれは、光一と摩央姉ちゃんがお互いの気持ちにどう折り合いを付けるかってことだけなので、
何がどうこうってことも無く、最後はタイトル通りキスでもかまして終わりそうですね。

なんか、ようやく終わるなぁって印象だな。
もっと速くドラマを動かして、無駄にいる女の子をもっと使えばこんなかったるくなることもなかったろうに。


#24 ......and meet again

うぉおい!それやっちゃダメだろっ!

そんな今回のお話は…
明日夏たちの試合、なるみたちのうどん、映画研究部の映画……それぞれの目標が学園祭で実を結んでいく。
一緒に過ごす光一と結美だが、ふと忘れものを取りにいった光一は甲斐と、そして光一を待つ結美は摩央と遭遇する。
一方、一輝は約束の時間に現れない瑛理子を探していた。
人を好きになる心を知った瑛理子は、傷つくことを怖れて一輝を避けていたのだ。
学園祭の終わりを告げる花火の下、誰もが本当の気持ちに辿り着こうとしていた。
以上公式のあらすじ。

あーもう。まぁ、EDのキャストの所で結美より摩央姉ちゃんが上なのでもしかしたらと思ってはいたんですけど、
まさかホントに土壇場でひっくり返るとは思わないじゃないですかー。他の部分は無難に落ち着かせたのになー。
視聴者をびっくりさせるとか、そーゆー発想はいーんだけども、もちっと空気嫁。な?
だれもこんな土壇場で結美ふっといて摩央姉ちゃんとくっつくことなんて望んでねぇ。
そうしたいのであらば、やっぱりもっと早くからそんな展開にして、
結美と摩央姉ちゃんの取り合い状態にして、光一が選ぶっていう状況を作らなければならないよなぁ。
だいたい結美と別れる際も普あんな握手してさよならなんてならないですよ。
普通、罵倒され、蔑まれ、ぶん殴られる、くらいのことされますよ?
摩央姉ちゃんとのラストシーンもそう。なるかよ。あんなふうに。
「私も光一が好き」…って、アホか。

まぁね、これはフィクションです。嘘っぱちのお話ですよ。
フィクションは嘘っぱちだから、時には魔法が飛び交い、人が空を飛び、異世界から美少女が落ちてきたり、
18mの人型ロボットが宇宙でプロレスしたり、特に接点のなかったふたりがプリティでキュアキュアしたり、
女子校で女の子達がいちゃいちゃしていたり、未来からネコ型ロボットが人生設計のためにやってきたりもします。
でも、科学的にありえなくっても、異世界が現実に存在しなくても、百合ん百合んな女子校がなくっても、
見ている人が納得できればそれでいーんです。だってフィクションだもの。
だからこそ納得できなければ意味がない。嘘っぱちを嘘だと認識させてはダメなんです。
そんなのねーよと思わせた時点で負けです。でもそれを納得させられたら勝ち。
つまりはそーゆーことで、最終回で結美をふって摩央姉ちゃんとくっついては納得できないだろ。
話の流れ的には光一と摩央姉ちゃんはお互いにお互いを卒業しましょうねと折り合いつけて、
光一は結美と上手いこといかなければならないし、摩央姉ちゃんは甲斐と新しくまた初めてもいいし、何か新しい目標に向かって歩き始めるべきだった。
どうしてもふたりをくっつけたいのであれば、上記したように早めにそれがなる展開にしておかなけれなならなかった。
残り数分でこんな手のひらを返したような展開はさすがにフィクションと言えどこれは「ない」わ。
そもそも、この物語のキャラクターはいいこちゃんばっかりなので、
だれかひとりが不幸なままで終わるってのは、絶対避けて通るべき道だった様な気がします。

こんな最後でなければ「原作やった人には総スカンでしたが、まぁまぁそれなりでしたよ?見なくてもいーけど。」と書いたんですが、
ラストがこんな落ち着かないのであれば、正直、2クール分の時間を割いてでも見るべき作品ではないわな。
これを見る時間があるなら同じ恋愛ものの「true tears」見た方が絶対にいい。


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