マクロス FRONTIER 14〜25話

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第14話 マザーズ・ララバイ

アルトおいしいところ持っていきすぎ(笑)。

そんな今回のお話は…
アルト、ミシェルに続きルカも戦場に向かうことに。
ルカはナナセに気持ちを打ち明けようとするが・・・。
そして母の子守唄に秘められたランカの記憶。
その記憶が指し示す真実とは?
バジュラやブレラとランカの関係は?謎が謎を呼ぶ。
以上公式のあらすじ。

今回は全編戦闘ではあったものの、どーもあんまり印象に残っていないのは何故だろう。
覚えているところはというと、気絶してしまったミハエルの代わりに操縦するシェリルが、
敵に追っかけられて万事休すって時にアルトがかっこよく助けすぎってところと、
そんなアルトはランカ救出の際にやっぱりハーモニカ野郎に先越されるし、
ランカの歌はやっぱりバジュラになにかしら効果あるっぽい、って事ぐらい。
…よく考えてみると、今回はそんなもんだったような気がせんでもないな。
ほぼ全て戦闘だったの今回だが、ミサイルの軌跡は綺麗なんだけども、飛行機がグリグリ動くわけでもなく、
作戦展開に面白味があったわけでもなく、マクロスクォーターは変形シークエンスもなく、マクロスキャノンの発射も割と簡単に撃ってしまってしょんぼり。
俺は飛行機がグリグリ動いたり、マクロスキャノンみたいな大技がでるのなら、そこまでのプロセスを見たいんだけどなー。
どうしても話は進めなければならないので、ぽんぽんと進んで行ってしまい、タメみたいなものがなくってスルーンと進んでしまったような印象を受けたよ。

他、気になったところといえば…と、特にないな(笑)。
強いてあげるなら、クラン大尉の部下が一人戦死したことと、
百合っ娘ナナセに無謀にも思いを寄せるルカが「帰ったら話があります」とか言って、
かっこよく戦場に行った割には特にこれといったところがなかったこと(笑)。
それと、アーマード装着中のアルトにシェリルが心配して寄ってきて「死なないでよ」とか言われちゃっているのに、
「必ずランカを連れて帰ってくる!」とか言っちゃうのは、まぁ、アルトの流れ的には仕方ないこととはいえ、もちっと気をつかえよとおもわんでもなかったな。
しかし、アルトの立ち位置として、健全な男子だったら「もしかして俺って両方から好かれてる?」と思うよなぁ。
だけど「だーけーどー彼ったら私より、じーぶーんーのー飛行機にお熱なの」って感じで、正直、アルトが健全な10代男子って感じがしないのは俺だけか?
もちっとこう、あるだろ。10代男子なら女の子に対して。
まぁ、その辺のニブチンな所がポイントなのかもしれませんが。


第15話 ロスト・ピース

体のいい総集編と言えなくもない。
とは言え、物語は大きく動き始める。

そんな今回のお話は…
体調がなかなか回復しないシェリルに、グレイスは治るまで仕事はすべてキャンセルすると告げる。
シェリルはランカの人気がますます上がっていると聞き、なんとなく不安を感じる。
そんな時、アルトとランカが見舞いに訪れた。
以上公式のあらすじ。

今までの流れを、裏で暗躍していた奴らが今後の作戦展開などを語りつつ振り返るという、
体のいい総集編と言えなくもないが、ここまでの経緯を黒幕達が語っていき、
漠然とした何かイヤラシい流れを、ある程度視聴者に形としてみせていくのは見事。
見た感じではここまでは黒幕達の手のひらで踊らされているような感じですが、
SMSのオーナーが、コイツらの事を知ってか知らずかは不明だが、計画を思い通りには運ばせていない様子。
それはそれとしても、コイツらが今ひとつ何をしたいのかわかりませんなぁ。
単一種族による宇宙統一でもしようと思っているのかしら。

さて、アルトたちの方はというと、元々ガリア4で消されるはずだったシェリルは、
黒幕達的にランカを手に入れたとしてお役御免とし、復活したグレイスが採血したシェリルの血液をすり替えてしまいました。
バジュラの感染症だかなんだか解らないが、それでそのまま殺すつもりでしょうが、
そこは前々回だかでミハエルが拾った薬が後々役に立つわけですね?
一方ランカの方は大統領府が特別チームを編成して大掛かりなプロジェクトになってしまいましたな。
歌にバジュラに効果があるとの理由ですが、黒幕達がそのプロジェクトに一枚噛んでいるんで、正直、ホントに効果あるのかどうかは疑わしいよなぁ。
それよりも、ですよ。ランカとシェリルの立場が逆になりつつあるのが面白い。これが最終的に二大巨頭になるのか、そうでないのか。
また暗幕の思惑を最終的にはひっくり返さなくてはならないので、
今、ランカが囲われちゃっていて、シェリルが歌えない状況をどう持って行くか見物ですな。

そんな話の本筋とは別に、恋のトライアングルも進展中。
ありがとう合戦やWhat' bout my star?歌合戦は実に微笑ましいな(笑)。
シェリルに対抗できる様になったランカはその自信の表れなのかしらね?
今回の事でアルトのニブチンも、両方が自分に気がある事くらい気付くであろうから、そろそろ何かしらの展開があるやも知れないね。
ここんところはランカのターンだったので、そろそろシェリルのターンになりそうな感じ。
どーでもいーけど、ランカはたまにでいいので、ナナセの事も思い出してあげてください。


第16話 ランカ・アタック

話はキナ臭くなって参りましたな。

そんな今回のお話は…
S.M.Sのオーナー、ビルラーの屋敷に突然呼び出されたアルト。
ビルラーは自らの夢をアルトに語ってみせる。
シェリルは病院を抜け出し、アルトに会いに行く。
一方、ランカはブレラがいつも自分の歌を聞いていてくれたと知り・・・
以上公式のあらすじ。

話の方はざっくり言うとランカの歌がバジュラに効果があると分かり、政府主導のランカプロジェクトが本格的に動き出すといった感じ。
裏で暗躍しているグレイスや三島の思惑通りに進んでいるようで、話としては決して爽快感のあるものではなく、むしろ気持ち悪さを感じる上手い作り。
前回SMSのオーナーに呼ばれたアルトの回想から見るに、どうもSMSのオーナーのそれに一枚噛んでいるのかな。
フォールド断層を無視できるバジュラの能力(技術?)の結晶のような物が、シェリルのイヤリングの石のようなんだけど、
それを使って遠い宇宙の果てまで行ったとして、それで何がしたいんですかねぇ。
まぁ、なんにせよ、裏で暗躍している連中は、自分らの事しか考えていないので、妙な気持ち悪さは変わらない。
そういう状況下で最終的な大逆転をどう持って行くかは見物。
おそらく逆転の一手だと思われるシェリルは今歌えない状況&体調不良なんだけど、
それも含め、最初の一手はガリア4でミハエルが拾った薬なんだろうが、全然音沙汰ないなー。
そこから「グレイス怪しくね?」となって、どんどん裏がバレて行くのかなーと思っているのだが、まぁ、まだ16話だしもちっと引っぱるのかね。

さて、恋のトライアングルはハーモニカ野郎も加わり恋のスクエアになってしまいました。
シェリルはランカ・アタックを目の当たりにして、どーにも落ちぶれちゃった感がありしょぼーん。
ま、シェリルは元ランカのプロモートしていたおっさんと組んで、また這い上がってきそうな気がしますが。
ランカの方は変な覚悟決めちゃって、自分の歌で戦闘が楽になって、オズマやアルトに危険が無くなればいいと思っているみたい。
ホントはふたりも、ランカにはもっと楽しくのびのびと歌っていて欲しいと思っているのでしょうが。
今回、ランカ・アタックで「アイモ」の別アレンジが披露されたんだけど、
それがまた変に戦意高揚な歌詞と気持ち悪いアレンジが、元歌台無しな感じで話として上手く作ってあり感心。

ああ、あと、ランカのボディーガードとして学校に付いてきたハーモニカ野郎の服。
前が開いているのはどうなんだ。そーゆーのは女の子に着せてください。
それと百合っ娘ナナセとルカですが、カッコいい事言って飛び出して行った割に、特に活躍する事のなかったからなのか、
それともルカなど全く眼中にないナナセがその事を完全に失念しているのか、
「大事な話」はまだしていない様なんだけど、うん、まぁ、たぶん後者だよねー。
ランカ大好きなナナセはルカなんか相手にしないよねー。(笑)


第17話 グッバイ・シスター

パイナップルは死亡フラグかと思っていました。

そんな今回のお話は…
ガリア4事件で延期になっていたランカのファーストライブ。
オズマはランカに、ライブを絶対に見に行くと約束していた。
しかし、ライブ直前にバジュラが襲来し、オズマは出撃することになってしまう。
オズマはランカの天空門ファーストライブに間に合うのか!・・
以上公式のあらすじ。

サブタイやパインケーキなどなど、オズマの死亡フラグ立ちまくりなのだが、なぜかこれでもかという所で死なず、
ついにロイ・フォッカーよろしくランカファーストリベンジライブ中に、座ったままついに絶命! 
かと思いきや、最終的に生きていたと言うオチ。
ミハエルのいうように「ここで死んでいたらかっこ良かったのに」なぁ(笑)。
まぁ、しかし、どの辺は制作側の思惑通りで「そうれそうれ」と死亡フラグと思わせる物を用意しておいて、
「実は死なないんだよ、テヘ☆」俺たち「ズコー!」となって欲しかったのだろう、たぶん。
ちなみに、オレは見事にそれにハマったのだがな(笑)。

お話の流れとしては、バジュラの秘密を説明したお話?って感じ。
バジュラは攻撃されるとそれを仲間に伝えて、それに対抗した進化を進めてしまい、
対応策を講じれば講じるほど先細りしてしまうということらしい。
そのために、ランカ・アタックが重要なのだけれど、それならそのうちランカの歌も通用しなくなるんじゃねーのかな。
とオレは思っているのだが、バルキリーの武装と合わせてその辺どうなんだろう。
まぁ、ランカの歌が永久的に効くとしても、バジュラ自体への攻撃力があるわけではないので、
結局はなにがでぶっ潰さないといけないから、ランカの歌自体にそんなに重要性を感じないのはオレだけなのか。
そこをどうやって逆転させるかが見物だな。

さて、戦闘以外の所では、前回の感想に書いたミハエルが拾った薬のフラグがようやく立って、
そろそろ大逆転に向けて動き出した感がある中、クラン・クラン大尉が視聴者の期待を裏切らない見事なツンを見せており笑う。
フォールド断層を無視できるフォールドクォーツはやっぱりバジュラの体内でのみ生成されるようで、
三島が技術屋LAIの御曹司ルカを取り込もうとしているようで、ある程度彼らの目的を知ったようなんだけど、
まだこの段階ですべてを視聴者に明かす事は無く、相変わらず何をしようとしているのかさっぱりなんですが、
とりあえず、SMSのオーナーとはどうも別の思惑で動いているらしい。
一方、ランカの方は特に何もないんですが、ランカプロジェクトに衣装デザイナーとして我らが百合っ娘ナナセが入り、綺麗に染まった百合色の脳としては良かった良かった。
三島とグレイス主導のプロジェクトなので、ランカの周りに味方が誰もいないのが気になっていたのだけれど、
とりあえずこれで、ランカの盾になりそう且つ、グレイスの裏を掴んできそうなフラグが立ったと言えなくもない。
こっちも逆転フラグをどう立てて行くのか見物ですな。
そして、今回最後にしか出番の無かったシェリルは、どうも次回ほされるっぽいな。
グレイスがシェリルを囲っておく必要などもう無いし。シェリル落ちてゆくなぁ。
ま、でも彼女はミハエルの薬の話と絡んで、そのうち復活しないと話が回らないと思うのが、どのタイミングかってところが重要だな。
12話のランカぐらいのインパクトが無いとキツいよねー。

しかし、もう17話なのか。はやいなぁ。


第18話 フォールド・フェーム

あの薬は逆転フラグじゃないのか。

そんな今回のお話は…
フロンティアではバジュラの攻撃により物資が不足。
エネルギー供給を制限され、食料や水もすべて配給制となる。
シェリルは体調がなかなか回復せず、ますます不安になり、アルトを探しに出かけるが、高熱で倒れてしまう。
それを救ったのは・・・
以上公式のあらすじ。

あらすじは異様なあっさり加減ですが、お話としては超長距離フォールドとシェリルの病状の秘密等々あり割と濃い。
冒頭にも書いたが、シェリルのあの薬は逆転フラグかと思っていたが、そーではなく、
グレイスがシェリルをいかす(活かす、生かすの両方の意味で)為のもののようだ。
そのグレイスはこの物語のキーポイントのひとつ第117船団の生き残りで、V型感染症の研究もしていたらしく、
スラムでシェリルを拾って、どうも幼い彼女で実験したらしい。
そんな事実が明らかになったのはいいとして、こういう状況からシェリルをどう復活させるかが腕の見せ所だな。
どーでもいーけど、クラン大尉とミハエルが薬の事を調べている最中に、
シェリルがやってくるのは随分都合がいいような気がしたな。まぁ、シナリオ的には仕方ない所ではあるが。
そんな傷心のシェリルはぶっ倒れた所をアルトの兄さんに拾われ、見所としては次回アルトが早乙女のお屋敷にいくかどうか。
まぁ、行くんでしょうが(笑)。

今回のもうひとつの見所として、フロンティア船団が長距離フォールドを行うというもの。
バジュラがフォールド反応に魅かれるので安易なフォールドが出来ないので、ランカの歌をおとりにして一気に現宙域から離脱しようという算段。
なんかランカがいい様に使われていてあんまり気持ちのよいものではありませんな。
それはそれとして、ランカの歌ってバジュラに何かしらの影響があるのはいいとして、
それによって攻撃が止まるのはいいのだけど、バトルフロンティアの主砲射線上に集まるのは今ひとつ納得いかんなぁ。
バルキリーの皆さんがバジュラを上手いこと誘導したのかもしれませんが、それならそれで、それとわかるようなのが欲しかったな。
そーいえば、前回だかにランカプロジェクトに我らが百合っ娘ナナセが入って良かったと言っていましたが、
三島の方もルカがその計画に入ったようで、こちらも彼からやらしい計画を潰せそうですな。

全体的なお話は、やはり第117船団で何が行われていたか分からないと話にならんねー。
残り話数少なくなってきたけど、その辺すっきりして終わるんだろうか。


第19話 トライアングラー

次回が楽しみだな!

そんな今回のお話は…
いなくなった<あい君>をブレラと一緒に探すランカ。
ブレラの「誰のために歌う?」という問いかけに、歌うことに疑問を感じ始めていたランカは、自分の本当の気持ちに気づく。
一方、シェリルは見舞いに訪れたアルトに、もう歌は歌わないと告げる。
以上公式のあらすじ。

お話はこれまでと同様に三角関係、三島・グレイスの計画、バジュラ関係、そしてそれらから派生する問題を上手くひとつの話にまとめていて見事。
今回の見所としては三島の計画とあい君から派生するバジュラのことか。
とは言っても謎だらけで分かったことと言えば、三島の計画の一部がクーデターであること、
あい君はバジュラの幼生でフロンティア船内にバジュラがいるということが分かったくらい。
次回から話が大きく動きそうですが、今回はそれの前フリって感じですな。
今回として三島がクーデター起こしてどうしようとか、バジュラを研究しているグレイスが、
船内にいるであろうバジュラで何をしたいのかとか、さっぱり目的が分からないよなー。
まぁ、そこが面白い所ではあるんだけど。

さて、恋のトライアングルとしては、こちらもおいしい所で引っぱって、やはり前フリか、といった感じ。
ランカの方は、おそらく兄であろうハーモニカ野郎に何の為に歌っているのかと問われ、
ああ、アルトくんの為に歌いたいんだ。だってアルト君が好きだから!
みたいな感じでいい感じでライブ終わらせてあるとの所へ行ってみたら、シェリルと抱き合っていて(゜Д゜)はい?みたいになっておった。
正直、とってもいい感じな修羅場で思わず笑ってしまったよ(笑)。
ここまで順風満々なランカはここいらでブレーキですかね。
シェリルの方はアルトが彼女の病気のことを知らないのでなんともなんだけど、それはそれとして、シェリルの病気は治るのかね?
ミハエルが拾った薬から発展させて治すフラグが立つんだろうと思っていたのだが、
そんな様子は全くないので、極端な話、シェリル死亡で三角関係が終わるってゆーのも、
可能性としては0じゃなくなっちゃうなぁ。まぁ、そんなことはないでしょうが。
そろそろシェリルのターンになってもおかしくないので、復活する兆しがあっても良さそうなもんですが、さて。

しかしこのアニメ、「超銀河ラブストーリー」と銘打っているだけあって、今の所ラブがメインであってメカ好きな私にとっては今ひとつ物足りないなぁ。
別につまらないってわけじゃなくもちろん面白いんだけど、メカ分が足りなくてやきもきするんですよ。
正直、三角関係なんてアルトがどっちとっても知ったこっちゃねーし。どっち選ぶかは気にはなるけど、もう好きな方選べよといった感じだ。
だが、まぁ、次回から戦闘が激化しそうなので、これからのメカに期待が持てそうだ。


第20話 ダイアモンド・クレバス

おお、意外な展開に。

そんな今回のお話は…
美星学園でのランカのコンサートで顔を合わせたランカ、シェリル、アルトの3人。
それぞれの思いが交錯する。
そして再びバジュラの攻撃が開始された。
誰もがいつ死ぬかわからない状況の中、 想い人との心の絆を確かめようする。
以上公式のあらすじ。

お話の流れは非常にまとめ辛いので割愛。とりあえずミハエルが死んだことを知っておけば良い。
さて、今回のポイントとしては、ランカの歌が逆効果を生んだことか。
どうも重要なのはランカの感情であって、歌はいちデバイスにすぎないのかもしれんな。
しかしランカ=リトルクイーンということなんだけれども、バジュラのことがさっぱり分からないと何ともいえませんな。
それもきっかけはやはり第117船団(だったっけ?)のようで、その辺はどうも物語の核心のようだ。
人でない宇宙生物のバジュラを最終的にどう落ち着けるのか興味深いな。

今回の大きな目玉としてはミハエルが死んでしまうこと。クランの告白&キスは死亡フラグであったか。
その辺りのシーンは防空壕で歌うシェリルの「ダイアモンドクレバス」の歌詞、
もう二度と会えない愛する人への歌がとてもマッチしていて物悲しいが、演出という点では上手い。
やっぱりこれはこういうイベントがあるってことがあっての作詞の発注なんだろうね。
しかし、ミハエルはホントに死んじゃったのかね。
第17話のグッバイ・シスターを見た後では、後でひょっこり出てくるんじゃねーのか?と思ったりもしたが、
体貫かれてるわ、生身で宇宙に放り出されるわで、生きている方がおかしいのできっと死んだんだろう。
オレでホントにハーモニカ野郎みたいな体になってひょっこり帰ってきたらズッコケるな(笑)。
そーいえば、SMSまで行ってなんでバルキリーに乗らないんだろうとよく考えてみたら、
マクロスクォーターは索敵任務(だったっけ?)で船団から離れていたのだった。忘れてたわ。
そこら辺はやっぱりグレイスの策略だったりするのかしら。

そんなグレイスと三島ですが、やっぱり何をしたいのかさっぱりだ。
三島に関してはグーデター成功の為にグレイスと組んでいたのかと思っていたのだけど、公式の次回のあらすじをみると、どうも本懐は別の所にある模様。
グレイスの方はバジュラ関連のことが明らかにならない限りは、真意を測れそうにないので、結局の所なーんも分からなかったりするわけで。
最後に思いっきり詰め込んだない様にならないことを祈るばかりです。

しかしなんだな。結構な山場だというのにメカが全然出てこないな。
その辺は最後の最後に取っておいてあるんですかねー。


第21話 蒼のエーテル

これまた意外な展開に。

そんな今回のお話は…
バジュラとの戦いが続く中、あるものは愛する者を失い、あるものは憎しみを増幅させていた。
三島の陰謀が大きく動き出す中、自分が人々の悲しみと憎しみを背負い<歌う道具>になることを拒んだランカは、一大決心をする。
以上公式のあらすじ。

前回からの展開は前半で終わり、後半からは新章のプロローグ的展開に。
バジュラ騒動はルカ発案の作戦、ランカの歌でアイランド3に全バジュラをおびき寄せフォールド爆弾で殲滅。
全権を掌握した三島はフロンティアのトップになり、クーデターのことを知っているオズマとキャサリンは雲隠れ。
ランカは歌う道具になることを拒否し、いなくなっていた「あい君」と遭遇する。
バジュラの幼生「あい君」は脱皮し完全にバジュラの姿になるが、自分になつくあい君を仲間の元へ帰そうとする。
アルトを呼び出しそれを話すランカだったが、バジュラを憎むアルトはあい君を銃で撃とうとする。
それを止めたハーモニカ野郎ことブレラはランカの望みを聞き入れ、VF-27でフロンティア船団を後にする。
って所で終わった。

まず前半のバジュラ騒動だが、個人的には割とあっさり終わってしまったという感じ。
メインキャラのひとりであるミハエルが死んでしまったのだから、もっとその後に引きずるのだと思っていたが、
クラン大尉が戦闘中「ミシェル!」と延々と言っていたり、ミハエル機のコクピット内で、ヘルメット抱きしめて泣いていたくらいで、
その後ランカといい感じになっちゃうアルトに薄情だなと思ってしまったよ。
まぁ、次回からその辺でいざこざがありそうですが。
それとちょっと気になったのは、アイランド3でアルト達がバルキリーに乗っていたのだけど、
バルキリーを調達する場面がなかったので、割と突然な感じがあり、どこから持ってきたか気になってしまった。
気になったと言えば、セントラ化したクラン大尉がバルキリーの兵装戦う場面ありましたけど、
銃器は良しとしても、その他装備で空飛んだりミサイル打ち出したりするのは、どういう機構になっているんだろうな。
ゼントラと仲良くなって、バルキリーの兵装も万が一の時の為に、そう出来る様になっているんですかねぇ。
と、割とどーでもいーことが気になってしまっただよ。

さて、今回としてはランカがハーモニカ野郎と船団を飛び出していっちゃった所が目玉。
もしかして、最終的にランカ率いるバジュラ達と対立する格好になったりしてな。
そーいや、船団から出て行ったVF-27の軌跡のところで、よくわからん平原?に謎の人物のシルエットが小さくあったねー。
それってもしかしてミハエルだったりしてな(笑)。なんともわからないんでなんとも言えないが。
しかし、残り話数も少なくなってきましたが、これって最後にちゃんとまとまるんですかね?
いい感じの所で終わって、好評につき時間空けて第2期とか言い出しそう等と思っているのはオレだけか?

以下ホントにどーでもいー話。なので読まなくていーよー。
あい君のこと、というか、バジュラのことなんだけど、「脱皮」したじゃないですか。
あんなフニフニなのから、甲殻類みたいなのになるのって、脱皮というよりは変態だよなー。
と、思って調べてみたらどうも変態には色々種類があるようで、変態について詳しくはWiki(別窓)。
これをみると不完全変態みたいだが、あい君からの見た目の違いを考えると完全変態とも言えるが、
さなぎにならない所を見ると、なかなか宇宙生物している。
なるほど、グレイスが研究する気も分かるような気がしますなぁ。
生殖とかどうしているんだろう。戦闘に出ているやつらはいわゆる働き蜂か。
リトルクィーンなんて固有名詞があるのだから、女王蜂に相当するものはいるわけで、それらしいものもあったが、もっと女王蜂のような存在があるんだろう。
となると、雄の存在が気になりますが、その辺の生態系は物語で分かる様になってんのかなー。
つか、こんなの気にしているのってオレだけなんだろうか?(笑)
ホントどーでもいーけど、さなぎって幼虫がさなぎの中で体をドロドロに溶かして体を再構成するんだ。
だからさなぎをつんつんしたりすると再構成に失敗して死んじゃったりするから、さなぎを発見しても触っちゃだめだよー。
カブトムシとか飼っているお子様とかいる人は注意してあげよう!(ホントどーでもいー話だ)


第22話 ノーザン・クロス

これホントにちゃんと終わるのか?

そんな今回のお話は…
フロンティアの人々のバジュラへの憎しみが一気に燃え上がる。
アルトやルカも自らの憎しみを抑えきれず、新型兵器を使用しバジュラを全滅させることのみを考えていた。
しかし、三島の陰謀を探るオズマは、真の敵は何かに気づき始める。
そしてシェリルは以前とは違う気持ちで再び歌を歌い始めた。
以上公式のあらすじ。

冒頭のような感想を持った今回の話の流れを箇条書き。
・アルト、シェリルの病状を知り、最後まで一緒に居ると一応くっついた形に。
・逃亡を続けていたオズマとキャサリンはクォーター館長の元へ。
 SMSは解隊し政府軍へ統合を機にクォーターを強奪。船団から去る。
・アルト、ルカ、クランはフロンティアに残る。
・三島、グレイスを裏切り暗殺を決行。曰く「銀河の支配者は一人でいい」
・ランカとハーモニカ野郎、バジュラの母星に到着。まるで地球のような美しい星。
・黒幕グレイスは殺されるはずもなく、暗殺者を殺害。ハーモニカ野郎を通してバジュラ母星の座標を特定。狂喜する。
って感じ。

話の道筋は今の所三つに枝分かれした格好。
ひとつは話のメインのひとつでもあるラブストーリーは、アルトがシェリルの病状を知って、最後まで一緒に居ると、
一応は収まった格好ではあるものの、シェリルがホントにV型感染症で死ぬかどうかで、話がコロッと変わるだろうから正直何ともいえん。
まぁ、死ぬことはないだろうと私は読んでいるので、その場合にランカをどうするのかが見物。
シェリルといえば、感染症の副産物として、ランカには劣るものの、彼女の歌にも同様な反応が出る。
こりゃ最終的にランカ・バジュラVSシェリル・人類の存亡を賭けた(歌)合戦が起こりそうだなぁ。
とか予想してみる。が、私の予想はまー大抵当たらないことの方が多い。

ふたつ目は三島の陰謀と、それをなんとかしてやろうというオズマ以下クォーターのみなさん。
ここの話は三つ目のバジュラの話とひとつ目のラブな話とも関連していて個人的に面白い。
クォーターで逃げていった人たちは、バジュラはともかく三島の暴走はヤバいと感じている人たち。
それに対してルカ以下残ったクルー達はバジュラに因縁がある人たちで、まぁ、別れちゃったんだから当然なんだけども、向いている方向が違う。
アルト、ルカ、クランが受け取ったメールで三島のクーデターのことを知ったかどうかは分からないけれど、
目の前でミハエルがバジュラに殺された所を見ているので、オズマ達とは逆に、三島はともかくバジュラを殲滅、
という考え方になるのは致し方ないところなのだが、実際の所フィロンティアに残っていても、三島が全権掌握している状況としては芳しくないよなぁ。
そもそも、グレイスを裏切った三島は疲弊したフロンティアでどうしようというのだ?
この状況下で「銀河の支配者」になんかなれるのかねぇ。
そういうでかい何かに巻き込まれるなかで、アルト達はどうするのか。
最終的にはバジュラ殲滅を旨とする三島率いる人類代表フロンティアVSグレイス率いるバジュラプラスランカとかになりそう。
そこで第三勢力のクォーターが活きてくるって感じなのかなぁ。

三つ目はバジュラ。とランカ・ハーモニカ野郎。
この三者(?)は裏でグレイスら黒幕が糸を引いている(と言う表現もおかしいが)ので、どー考えても、何かしらのいい結果は出なさそうだよな。
それを覆すキーポイントが、おそらくランカもしくは彼女の歌なんだろう。
バジュラ(グレイス)、人類(三島)の全面戦争となって、三島の計画を止めるのにクォーター、
グレイスを止めるのにランカと言う形でしか話の収拾の付け方が思いつかないな。
なんにせよ、バジュラ関係はもう22話だというのになーんも分かっていない上に、グレイスもなに考えているか分からないので、どうとも出来そうではありますが、
次回サブタイがトゥルー・ビギンということを考えると、来週真相が見えてきそうな感じはする。
ってゆーか、もうそろそろまとめに入っていかないと終わりそうもないのだけど、そーなるとホントに2期があるんじゃねーかと思ってしまうなぁ。
そーいや、初代も好評につき1クールだか引き延ばしたもんな。はてさて、どーなることやら。


第23話 トゥルー・ビギン

ここへ来てランカルートかー。
シェリルはどーなっちゃうのかなー。

そんな今回のお話は…
フロンティア船団内の資源はいよいよ窮乏してきた。
食料は配給性になり、酸素は低下しつつあった。
そんな中、アルトはV型感染症をわずらうシェリルに手料理をふるい、つかのまの安らぎの時を過ごす。
だがその直後、アルトはビルラーと三島からバジュラの生態とランカの歌の秘密を聞き…
以上公式のあらすじ。

今回のキモはバジュラの生態とランカの歌の秘密。
バジュラは以前私がどーでもいー話として書いたことが微妙にかすっていたりしてましたな。
正確にはバジュラ一個体はシナプスのようなモノで、群れ全体がひとつの生物かの様に振る舞う、フォールド波によるネットワーク生物なんだそうな。
ランカの歌はV型感染症のシェリルのようにフォールド派を放ちながらも、何故感染症として発症しないのか、
という問題は生まれる以前母体内で感染し、バジュラとの共存を選んだからということみたい。
その後の三島の話では、バジュラはそれを利用し、人類とバジュラを繋ぎ人類を滅ぼす尖兵となるだろう、
なんて言っておりましたが、その辺はあんまり信憑性はないな。アルトを焚き付ける方便だろう。
バジュラの頂点、蜂で言う所の女王蜂がどういった思惑が分からない以上、
バジュラが人類を滅ぼそうとしているってのも、推測の域を脱しない話であるしな。
まぁ、バジュラの女王がどれくらいの知性があるかも分からんのでなんともですが、それはそれとして、
グレイスがバジュラでなにしようとしているか、さっぱり分かりません。
銀河の支配者なんて言葉が以前出てましたが、バジュラの女王と自分達をすり替えちゃおうとかそんなんかしら?
その辺のグレイスの野望は次回が詳しそうなので、ここまで引っぱっておいたのだから、納得できる物を期待したい。

さて、超銀河ラブストーリーの方としては、ここへ来てランカルートですよ。
アルトはランカが尖兵になるのなら殺すのがオレの愛みたいなこと言っておりましたが、
シェリルも放っとくと死んじゃうので、どちらも死亡エンドがないとするならば、
話の終わらせ方として、ランカの呼びかけでバジュラと友和がマクロスの流れっぽい。
と、するならば、ランカ生存でいいとして、シェリルはどーなるのか。
もうシェリルとしては、死ぬかハーモニカ野郎みたくサイボーグ化するくらいしか選択肢が見当たらねぇ。
こちらも最後は上手く落ち着けてくれると良いなぁ。
でもなんか、最後は強引にまとめそうな予感がしてイヤだ。

なんか感想というよりは、予想みたいな文章になってしまったな。


第24話 ラスト・フロンティア

意外にも割かし予想通りな展開に。

そんな今回のお話は…
かつての第117調査船団の事故の秘密をつきとめたマクロス・クォーターのメンバー。
そこにはグレイスの野望の影が。
一方、船団の存続を賭け、バジュラとの決戦に臨む決意のフロンティア軍部。
アルト、ルカ、クランもそれぞれの思いを胸に、船団はバジュラの星に向かう・・・
以上公式のあらすじ。

前回だかに書いたようにシェリルVSランカの歌合戦になったな。
グレイスの野望も考えていた通りだったしで、個人的には驚くような驚愕の事実はなかった。
そんなわけで特に書くことがねぇ(笑)。
ああ、そういえば、第117調査船団の事故はランカの歌がバジュラを呼んだからみたいなんですが、
そのことと船団の事故はあんまり結びつかないような気がするのは俺だけか。
その辺の関連ってグレイスがいいように言っているだけのような気がしますな。
マクロスっぽい流れとしての話の落ち付け方ならば、最終的にバジュラとの友和だろうというのは前に書いた。
そういう流れならランカの歌でなにかしらのマイナス要素があるもんかね?
このままだと事が落ち着いてもランカが悪者になっちゃうような気がするのだがはてさて。

クライマックスの大規模戦闘ということで戦闘に期待していたのだが、特にこれといったところはなく。
このアニメの重点が戦闘の方にちっとも向いてないので、まぁ、さもありなんといったところだが、
やっぱりバルキリーがぎゅんぎゅん飛んで納豆ミサイルかわしまくって……というのは見たかったなぁ。
今回のラストでアルト機が撃墜されちゃったので、次回の戦闘はもうあんまり期待できないもんな。残念だ。
あとはどー綺麗にまとめるかが見物。ああ、あとアルトがどうやって生き残っていたかも(笑)。
次回で最終回なんだよね?


第25話 アナタノオト

結構ご都合主義だよなぁ。

そんな今回のお話は…
バジュラたちとの決死の攻防を繰り返すクォーター。
しかしバジュラを操る新たな存在が現れ、フロンティアの居住区アイランドワンは危機に瀕する。
敵母艦に向かうバトルフロンティア。
その時、戦艦のステージに現れたシルエットがあった・・・
以上公式のあらすじ。

あらすじはご覧の通り全く要領得ないので無視してくださった結構。
さて、お話としては、もともとはマクロスギャラクシーがバジュラに襲われてということ自体がグレイスたちの狂言であり、
首謀者(といえるのかどうか)はギャラクシー全体であったということみたい。
そして、バジュラのクィーンと直接アクセスしたグレイスたちをどう逆転していくか、というのが今回のキモなのだが、
これが割とご都合主義っぽくあり、随分あっさりとひっくり返してしまったような気がしないでもない。
リトルクィーンであるランカがクィーン同様のネットワーク構築をして、
バジュラの細菌が脳にまでいって倒れてしまったシェリルの最近を、腸に定着させランカと同等の力を持たせ、
異なるふたつのリトルクィーンの情報からバジュラの個体が人類を理解し、今や共通の敵となったギャラクシーおよびグレイスを叩く。
とまぁ、説明できるようにはなっており、とりあえず矛盾なりなんなりは感じはしないのですが、
なんか突然そんなことになっちゃったような感じも受けなくはない。
なんでそんな印象を受けるのかなーと考えてみると、おそらくは、この逆転劇が怒濤のごとくの勢いだったからからかも。
もうちょっとその辺の明るい兆しは前々から見せておいて、
見ている人が「まだこの線が生きているから」云々と薄々感じられるようになっておけば、そんな風には思わなかったかもしれません。
こういう展開が上手くいった回が第12回のファステスト・デリバリーで、
これは話のオチとして、ランカが来ることはたぶんほとんどの人が読めていたと思うんだけど、
それでもクライマックスに満を持してのランカ登場にキター!となり、
「キラッ☆」という武器もあって大いに盛り上がったわけですよ。
この場合、むしろ先が分かっているからこその「よしキタ!」感が逆に盛り上がれるんですな。
この最終回も、グレイス達が敗れるってのはもう分かりきったことなので、
ランカの小ネットワーク形成やらシェリルのV型感染症治しちゃうのは、とっても急なことのような感じてしまったのが残念。

とはいえ、ランカが目覚めてからの展開は一発逆転という高揚感はあり、
完全不利な状況からランカ復活を軸に段階的に状況が好転していき、バジュラと共に巨悪を叩くという、
最後の大団円に向かっていくスピード感は見応えがあった。
それと歌のメドレーも個人的には好きだけれども、このアニメにおいては歌がかなり強力だし、
戦闘よりも比重をかけられているような感じがするので、もっと歌を前面に押し出してもいいような気がしたな。
あとものすごく個人的な所として、クォーターの館長の演説(?)がやっぱカッコいい。

最後にラブストーリーとしては、結局アルトがどちらかを選ぶということ無しに終わってしまった。
まぁ、どちらも同じ力を持ち差がなくなった所で、同じスタートラインに立ち、フロンティアやバジュラのことと同様に、
ここからまた始まっていくというところで、見ている側にその後の想像の余地を残したのと、
どっちか切ってしまうと色々うるさいであろうということなのだろう。
ちなみに我らが百合っ娘ナナセは最後にようやく目を覚ましましたが、もちっとなんかあって欲しかったなー。
そーいえば、最後に劇場版始動なんて文字が出ていましたな。
この恋の話はそこで決着つけるのかしらね?

さて、最後なので全体の感想を。
全体として25話までよく出来ていたと思う。おそらくは金も人も随分とかかったのではないだろうか。
そんだけ金と人使ってしょぼしょぼでは話にならないので(ネタにはなるが/笑)、
それだけのものに仕上がっていて、アニメ好きなら見て損はないだろう、たぶん(笑)。
話としてはちょっとのんびりしていて、後半に詰め込み過ぎな感があり、もちっと前からグレイスらが動いていてもいいような気がしました。
それは私がもちっとメカの戦闘を見たかったという意味も含めてですけど。
第1話見て、バルキリーがガンガン動いてミサイルかわしまくって、ってのを想像しているメカ好き野郎としては若干消化不良なのかもしれません。
このアニメはどっちかっていうと歌とか恋話とか物語のほうに重心がよっていて、
私みたいにメカがよく動くとか、アクションシーン大好きとか、そーゆー所に期待している人と、純粋に物語を楽しんでいる人とでけっこう温度差があるかも。
個人的に気になったのは、好きなキャラクターができなかったこと。
こんなに毎週楽しみにしていた作品なら、大抵、こいつが好きってのが出来るんですけど、
このアニメに関してはそーゆーのがなかったなぁ。このサイト的にいうなら「今週の○○」ってのができなかった。
そーゆーことを考えると、キャラクターの魅力という点で、あんまり面白味がなかったような気がするかなぁ。
ともあれ、このマクロス FRONTIERはマクロス25周年記念作品としてとてもよく出来ていたと思います。
アニメ好きな人ななら見て損なし、ってゆーか、個人的にやっぱ菅野よう子の音楽は絶品であり、
見なくてもCDは買って是非聞いていただきたい(えー、そこに落ち着くのかよ)。


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