隠の王 1〜13話

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第1話 目醒めるもの

色々と、思うところがあるなぁ。

そんな今回のお話は…
六条 壬晴(ろくじょう みはる)は中学2年生になった。
何事にも無関心でいることを決意している壬晴だったがクラスメイトの相澤 虹一(あいざわ こういち)が同好会に入らないかと誘ってくる。
無論、そんなの気の無い壬晴だったが、教師の雲平・帷・デュランダル(くもひら・とばり・でゅらんだる)も熱心に誘ってくので、
何故自分なのかと訪ねると、自分が狙われているからだと言うのだが…
って感じ。

原作はマンガのようですが、例によって全く知りませんでした。
で、なんで見たかっていうと、釘宮理恵さんが主役の少年役を演るから。
彼女の少年の声を聞いて、全く気付かずEDでびっくりした事があって、
またやってくんねーかなーと思っていたところだったので、これは渡りに船とばかりに乗っかってみたのでした。
ま、私がこれを見るに至った経緯などはどーでもよく、ファーストインプレッションとしてはなかなかおもしろそうではあるかなぁといった感じ。

公式HPすらまともに見ていなかったので、まさか忍者ものとは見るまで思わずちょいと面食らいましたが、アクションが小気味良く動いていたのが好印象。
秘術やら森羅万象やらはそのうち分かるようになっているであろうから、今のところは放っておいて、
今回のラストで狙われたところを助けられた主役の六条 壬晴が、あっさり仲間にならなかったのも気持ちよかったな。
ちょっと気になったところでは、敵が壬晴を狙うのは分かるのだが、
雲平・帷・デュランダルや、相澤 虹一が、なぜ壬晴を守るのかって理由がよくわからなかった。
まぁ、その辺は次回以降に説明してくれることであろうが。

さて、一番とっても気になったことがありまして、この原作マンガはもしかして女性が描いているのかな?
と、思って調べてみたらその通りだったようです。いえ、別にそれがいかんといっているわけではありません。
ただ、手足が細くて長いキャラデザインや、イケメン野郎ばっかり出てきたり、壬晴が相手を煙に巻くときのアレとか見ると、
もしかしてどっちかっていうと女性向けなのかなぁと思ったのでした。
しかし、忍者ものなんて珍しいし、アクションも今回見る限りはなかなかがんばってくれそうだし、
なにより船に乗ってしまったからには向こう岸へたどり着きたい(最後まで見たい)じゃないですか。
と、いうわけで釘宮少年声と共にお話もちょっと楽しんでみようかなーと思っております。

ってゆーか、公式のキャラクターの所で、金髪ツインテール日本刀装備の少女「清水雷鳴」にビビビときたので、
次回がとっても楽しみなんですが!


第2話 雷鳴、来る

金髪ツインテ少女が出てきたのはいーんですが…

そんな今回のお話は…
秘術「森羅万象」が目覚めたと聞いて、東京から風魔の流れを汲む「清水雷鳴(清水雷鳴)」が
壬晴は秘術の所有者として信用に足るか否かを確かめにやってきた。
秘術の所有者なのだからきっとすごい手練と思っていた雷鳴だったが、壬晴のあまりの自覚の無さにあきれてしまう。
しかし、壬晴が全てに関して無関心ではないことを知った雷鳴は、風魔の里へ壬晴を連れて行こうと勧めるが…
って感じ。

すごく微妙だったなぁ。
割と説明回みたいな感じもあって、金髪ツインテ少女「清水雷鳴(しみずらいめい)」が出てきたにもかかわらず、
さして彼女がピックアップされたわけでもなく、日常パート(?)がおもしろかったわけでもなく、特にコレといったこともなく淡々と進んでいった印象。
おそらくは、今回のお話の盛り上げ所としては、壬晴が巣から落ちたツバメの雛を巣に帰そうとして落ちそうになり、
それを助けた雷鳴が彼は全てに無関心ではないのだと知るところだと思うのだが、なんであんなあっさりなんだろか?
もしかして、そんなに良いところではないのかしらん。
私としてはそこをもっと細かく描けば、一つの話としてココと言ったところが出来たような気がします。
あと、すごく気になったというか、妙に中途半端だなーと思ったのがギャグの部分。
壬晴に対する雷鳴とか、乗り物嫌いの帷とか、その辺のことなんだけど、やるならもっと大袈裟にすればいいのに。
あんまりにも中途半端なので「ここは笑うところなのか?」と考えてしまっただよ。
帷の乗り物嫌いの所は、もっと子供みたいに駄々こねたりすれば、見た目とのギャップもあって良かったんじゃないかなーと思う。

文句ばっかりだとなんなので良かったところも。
といっても、今回の良かったところは最初にちょっとあったアクションくらいでしたが、
これが割と良く動いていて、これからたくさんあるであろう戦闘には期待がもてますな。
日常パート(?)のほうはもちっと頑張っていただきたい。

さて、公式のキャラ紹介の絵を見てビビビときた雷鳴ですが、
動いて喋ってるのを見て、キャラクター的な良さはあまり感じられなかったな。ビジュアル的なところはとても好みなんですがね。
おそらくは彼女のチャームポイントだと思われる「興奮すると人の見分けが付かなくなる」(だったっけ?)っていうのも、
チャームポイントとしては弱い気がするし、そもそも、そんなことってないし(わらぃ)。
だって普通気付くじゃん、違う人だって。それに忍びともあろう者が(雷鳴は侍なんだっけか)、
ターゲットを見失う恐れのある弱点があってどーする。と思わず突っ込んでしまった。
といっても、それは上記したギャグと一緒で、もっともっと大袈裟にやることで突っ込み所ではなく、ホントにチャームポイント になったような気がします。
ビジュアル的にはすごく好みなので彼女にはがんばっていただきたい所。


第3話 襲撃

雷鳴、ミニスカの下に短パンはいてるのか。ちぇっ。

そんな今回のお話は…
帷たちを待ち受けていたのは、霧が晴れて、全容をあらわにしている風魔の里。
そして、灰狼衆の襲撃により、傷つき倒れていた風魔忍たちだった。
その不可思議な傷つき方に悪い予感を覚える帷。
里を襲撃した灰狼衆の目的は、風魔忍に伝わる禁術書の奪取だった。
灰狼衆を率いて里を襲った雪見和彦は、目的を果たし、帰還しようとしていた。
それを阻むべく雪見に戦いを挑んでいく雷鳴。帷や虹一も、壬晴を守りつつ、灰狼衆と戦い始める。
以上テレ東あにてれのあらすじ。

お話は一応戦闘メインですが、宵風(よいて)と風魔小太郎の顔見せ回といったところ。
小太郎は最後にホント顔見せってくらいでしたが、宵風はなんだかよくわからない随分と卑怯臭い禁術「気羅(きら)」で、
エラい強さを見せつけておりましたな。
EDのキャストを見ると壬晴の次になっているので、おそらくは話の根底に関わる人物なのであろう。
しかし、その禁術「気羅」とやらは使うと自分の命を削るようで、最終的には死んじゃうのかしらね?
その辺の事は出てきたばっかりでさっぱりわからないが、追々明らかになっていくであろうから、とりあえず放っておこう。

内容的にはどうも今回はちぐはぐな感じを受けました。
と、いうのも、最初に帷たちが灰狼衆と戦ったときは互角って感じであったのに、
次に戦うときは雷鳴があっさりと敵二人を切り捨てちゃったりするもんだから、私は思わず首を傾げてしまったですよ。
そんなん出来るなら、さっさとやれよってぇ話ですよねぇ。
それに宵風ひとりにみんなやられちゃって、帷が命を賭して壬晴を逃がそうとするシーンも、
画面の中では随分と盛り上がっていたのですが、過程が全くないので見ているこっちとしては結構ポカーンって感じでした。
本来ならば、そーゆーのは、壬晴らが交流なり何なりを深めた上でなら、
あーゆー危機的状況にて自らを投げ出して仲間を救うっていう展開で盛り上がれるのだけど、
まだ3話っていう状況でそういった事も何もないのに、こっちにどうしろというのか。
正直な所、「こいつらなんでこんな早くに盛り上がっちゃってるんだろ?」とか冷静に思ってみてましたよ。
あと、帷が宵風を足止めし手いる間に、残りが雪見らをすり抜けていくシーン。
忍びともあろう者が、予想外に壬晴が先頭に出てきてにっこり笑ったくらいで脇を抜けられるなよ。
雷鳴やメガネ君ならまだしも、壬晴なんてド素人だろうに。
それに、帷が宵風を足止めし、雷鳴が雪見を足止めして壬晴を逃がしていたというのに、なぜか逃げた先でそいつらに会うっていう不思議な逃走経路が素敵です。
と、いうわけで、どうにもなんだかなーと思う所が多々あって、ちぐはぐな印象が強く残ってしまったです。

そんなちぐはぐ感のある今回でしたが、戦闘はまぁまぁそれなりに格好良く動いていて…
動いていたというよりは、動いているように見せていたと言った感じでしたが、個人的にはがんばって格好良くしていて感心したのですが、
アクション好きとしては、もちっと長くアクションシーンを見ていたかったな。
お話的には今ひとつよくわからず、あんまり次も気にならないのだが、お話的に盛り上がれる酔うな展開になってくれるといーなー。

今週の雷鳴
最初は強がっているくせに対した事ないのかと思っていたら、後に敵二人をばっさりやってカッコいい所を見せてくれました。
やはり痩身少女に日本刀は萌えるな!しかし、宵風戦ではあっさりかわされて後ろ回し蹴りでK.O
壁に激突時にスカートの中が見えて、ナイス!J.C.STAFF!とか思ったが、スカートの下に短パンをはいていてしょんぼり。
まあ、頭身大きいんでとてもそうは見えないけれど、彼女は花も恥じらう14歳ですもんね。ミニスカで戦闘はできないよねー。
しかし、彼女は今後活躍していただけるのでしょうか。結構好きなのでがんばっていただきたいのですが。


第4話 任務言渡

対立構造を提示って感じ。

そんな今回のお話は…
壬晴たち萬天一行は、里に戻ってきた風魔忍の首領・風魔小太郎たちに保護され、傷の手当を受ける。
壬晴たちを守ろうと宵風と戦った帷がもっともひどいケガを負っていた。
壬晴は、宵風や灰狼衆の冷徹な攻撃、彼らにより傷つけられた風魔忍のことを思いだしながら、自分が忍同士の戦いに巻き込まれた事を実感する。
翌日、壬晴と雷鳴、虹一の前に風魔忍が集合し、会が開かれた。
小太郎は壬晴を秘術の保有者として紹介する。
壬晴は、自分は秘術なんてほしくないと明言し、小太郎に対し、森羅万象を剥ぎ取って、自分のものにしたくないのかと問いかける。
以上あにてれのあらすじ。

他の禁術を探しだし研究することで、森羅万象を灰狼衆は制御、風魔は封印しようっていう、
目的は違えど手段は一緒ということで、灰狼衆の邪魔をしながら目的を達成できるかも。
ということで、灰狼衆と風魔の対立構造が提示されました。まぁ、話的にはそんだけだよね。
個人的な見所としては、宵風のぶっ壊れっぷりが良い。
運び屋にかわいい顔した子供と言われただけで禁術「気羅」使っちゃうなんてちょっとどうかしてる。
そもそも、使えば自分の命も削る術なんて、奥の手のさらに奥であろうに、それをメインで使うなんてホント壊れてるとしか思えない。
この人の目的は一体なんなんですかねぇ。なんか理由がないとただの頭のイッちゃった人になってしまいますが。
ま、なんにせよ、やっとプロローグが終わったって感じなので、お話的にこれから盛り上がってくれるといーなー。
今の所はどーものったりしていていかん。

今週の雷鳴
最初のしょんぼり雷鳴がかわいかったのですが、あっさり復活してしまってこっちがしょんぼり。
雷鳴はもちっと可愛げがあった方がいいと思うんだがどうか。
もうひとつくらい面白い設定が欲しい所だけど、ないんだろうなぁ。だぶん。


第5話 慾

いいこちゃんだなぁ。雷鳴も帷も。

そんな今回のお話は…
晴、雷鳴、虹一は、ケガが重い帷を残し、萬天に帰ってきていた。
中学校に隠された萬天忍に伝わる忍術書を処分し始める三人。
風魔の禁術書のように、萬天に伝わる禁術書を灰狼衆が奪いにくる可能性を考え、帷が三人に早く処分するよう頼んだのだ。
その日、学校から帰った壬晴を、祖母のお好み焼き屋で待ち受けていたのは、秘術を手に入れるために自分を襲った山背だった。
祖母が出かけ、ふたりきりになった店の中で、山背は壬晴に対し、
秘術の力を使って、自分の願いをかなえてほしいと懇願する・・・。
以上あにてれのあらすじ。

お話的には雷鳴の過去話と帷の青臭い所を見せる話。
相変わらず盛り上がりどころは特になく、お話的な動きもないので何がどうってことはない。
雷鳴の方は今週の雷鳴で書くとして、帷の方は忍びとしては甘ちゃんだよなー。
表の世ならばそれでいーのだが、忍びの世界としたらやはり小太郎が言う事が正論だろうよ。
さらには小太郎が言ったように、世界を変える者の争奪戦をするって時に、人死を最小限になんて言うには力なさすぎですよ。
まぁ、彼が若いからなんでしょうが…っていうか帷は若いのか?なんか30くらいに見えますが。
それはそれとして、今回ラストに壬晴警護のためメガネ君と雷鳴がついていながら、
あっさり宵風が侵入し、ふたりを気絶させておりましたけど、主要メンバー弱すぎじゃね?
お話の引きとしては良かったですけど。

ちょっと気になる所としては、今回壬晴の家の猫が意味ありげに出ていたにもかかわらず、
さして何かあるわけでもなく、上手く演出したわけでもないってのはどうなんだ。
別に猫いなくてもいーんじゃねーのかなー。
それと上にも書きましたが、どうも帷、メガネ君、雷鳴が弱そうに見えていかん。
今の所雑魚キャラにしか勝ってねーもんなぁ。
小太郎や宵風クラスに負けはしたけどいい所見せるくらいの強さは欲しいな。
あとは、1話内でなんとか盛り上がりのある所を作れればいーんだけど、なんかいつものったりしているんだよな。

今週の雷鳴
両親を殺し灰狼衆に与した兄「雷光」を探す為に壬晴を利用している事に、当の本人は皆そうだから別に怒ってないということと、
その前に学校で天涯孤独な自分に対し、友達である自分らがいるからそうじゃないと言ってくれた壬晴に、
今後何があろうと絶対に裏切らないと言う雷鳴はいい意味でいい子。
欲言えば、そこでちったぁ感動的にしてくれればよかったんだけどなぁ。
雷鳴のそういう所は彼女の魅力であろうから、良く見せればいいのに。
それはそれとして、学校で友達じゃんと言われじーんときちゃう雷鳴は可愛かったです。
それだけに上記した所でもっと感動的にして欲しかったですよ。
なーんかこのアニメはあっさり味すぎなんだよなぁ。


第6話 選択

帷がヘタレすぎるんですが…
あと猫はなんかあるんですか?

そんな今回のお話は…
雷鳴と虹一の前から、壬晴が姿を消した。気羅使いの宵風が壬晴を連れ去ったのだ。
それを知り、取り乱し、自分の至らなさを責める帷。
その頃、壬晴は、宵風とともに、町から離れた山の中に居た。
竹やぶに囲まれた廃電車の中で、宵風は壬晴に、森羅万象の力を使い、自分の願いをかなえてくれと迫る。
以上あにてれのあらすじ。

というわけで、帷がとってもヘタレで格好悪かったんですが、たぶんワザとですよね?
よくは知らないけれど、きっと彼の魅力はそんなヘタレな所なんだと今認識した。
そーいえば、とり乱した帷に「落ち着きなさい!」とか叫んじゃったメガネ君はなんかあやしいですね。
この人何か隠しているんじゃなかろうか。

さて、今回はあらすじにあるとおり宵風と壬晴がメイン。
宵風の望みは森羅万象を使って、自分が存在しなかったように過去を修正して欲しいというもの。
しかも、言うこと聞いてくれないと仲間殺しちゃうぞ的な脅しをして、
劇中に壬晴が言ったとおり、サブタイが「選択」なのに全く選択の余地がないっていうのはおもしろいな。
宵風という人間は過去よほど非道い目にあったのかホントもうぶっ壊れている感じが良い。
壬晴も壬晴で人間的に壊れていると言えなくもないが。
そんな二人が伊賀と風魔とはまだ別口で森羅万象に関わってくる事は、この物語の大きなポイントになるんであろう。
大きな対立構造の中にあって、この宵風と壬晴のことがどう大局を動かすのかはちょっと気になるな。
とまぁ、今回はそんなもんで、一言で言ってしまえば宵風と壬晴が秘密の関わりを持った。
って事だけわかれば良いので、あとは特になんもないなぁ。

今週の雷鳴
ほとんど出番無かったな。まぁ、話的に仕方ないのだが。
しかし、宵風が強すぎるのかなんなのかは知らないが、護衛のくせにあっさり彼に浸入された上に、
気絶までさせられただなんて、ちょいと情けなさ過ぎな様な気がしますよ。
ま、それはともかく、そろそろ雷鳴になんかいい所があってもいいと思うのだがどうか。
うん。なんもなさそうだな。だって女の子キャラ扱い悪いんだもんなぁ。


第7話 決する心

やっぱ帷はヘタレだなぁ。

そんな今回のお話は…
萬天中学校に現れたのは、第四の忍の里・戸隠の首領である織田八重。
表の世では人材派遣会社を経営し、隠の世では企業間や国際規模での諜報活動を行っている。
彼女が萬天を訪れたのは、帷たちに、まもなく訪日する海外の要人の暗殺を請け負わせるためだった。
一種の読心術である禁術・飯綱心眼の力を使い、帷や虹一や雷鳴たちに揺さぶりをかける八重。
それでも暗殺の話をうけようとしない帷を追い込むため、八重は壬晴の心の中に入りこむ。
以上あにてれのあらすじ。

前々回だったか、小太郎から教えてもらった戸隠(とがくし)に乗り込んで戦闘になるのかと思いきや、
向こうからコンタクトをとってくるっていう、割と受け身な展開。
戸隠の首領、織田八重自ら出向き、萬天に海外の要人の暗殺を持ちかけるのだけど、なんでわざわざ萬天なんでしょうね?
萬天なんてもう帷たちしかいない弱小精力じゃん。なんで風魔にこの話を持っていかないんだろうなぁ。
流れ的にも風魔小太郎と織田八重の会談があって、禁術獲得のために萬天に要人暗殺の仕事が下りてくる、の方が割かし自然なような気がしますがどうか。
まぁ、なにわともあれ要人暗殺するぞとなって今回は終わりです。お話的にはどうにも盛り上がりに欠けるなぁ。

個人的な所では、織田八重がウザイ。
戸隠の禁術「飯綱心眼(いずなしんがん)」を使うのだけど、子供じゃあるまいし、あんなやたらめったら心を読んでどーする。
一応、メインキャラの秘密を禁術で知って、それを人質に今回の仕事を請け負わせるのだけど、やり方が大人げないよなぁ。
彼女は萬天と交渉にきたんだから、それっぽくすればいいのに。
脅していうこと聞かせるのが目的だったとしても、今回のように弱み握って「へへ〜ん」じゃなくて、
飯綱心眼で秘密をばらしちゃう事もできるんですよ?みたいな一線引いた上で凄みを効かせればいいのに。首領なんだから。
他の所では全体的にちぐはぐ感があったのが残念でした。

今週の雷鳴
なんでも敵、雷光の居場所が見つかったとかで、雷鳴が退場しちゃったんですがどーゆーことですか?
もう来週は帷のヘタレっぷりくらいしか見るところないじゃないですかー(笑)。
ああ、早く戻ってこい雷鳴。まぁ、いたらいたで空気みたいな扱いなのですが…(泣)。
このアニメ、女性キャラの扱いが悪すぎます。


第8話 伝わる心

おおっ、なんか初めて盛り上がったって感じ。
相変わらずちょっとちぐはぐな感じですが。

そんな今回のお話は…
フロスティの特別警護に来ていた灰狼衆は雪見と宵風だった。
壬晴は、雪見たちに捕まったふりをして宵風と接触。
お互いの味方の目を交わしながら、禁術書をめぐる状況について情報交換を行う。
壬晴を人質にとられた帷は雪見と戦闘に入るが、そのすきにフロスティ・ジャパン支社長の野分がフロスティたちを連れて逃げ出した。
その野分達の前に立ちはだかる八重。「ひさしぶりね、野分英生さん」。
八重の本当の目的は、自分の娘を新薬の実験台にした野分への復讐だった・・・。
以上公式のあらすじ。

帷のヘタレっぷりと共にお話はなかなかおもしろかったですよ。
地下駐車場での萬天、戸隠、灰狼衆の三竦み状態はそこからどうなっていくかワクワクしたし、
今回の暗殺の件でのオチも小太郎が美味しいところを持っていって割りかし意外であった。
しかしまぁ、帷のヘタレッぷりときたらある意味素晴らしく、これで忍びとは良く言ったものだ。
女性向きとしてはそこが良いのかも知れませんが、私には彼がただの役立たずにしか見えないのですが(笑)。
そんな彼は見事にヘタレな役割を演じ今回においてはなんもやってないのでいいとして、
メガネ君が代わりに冷徹に仕事こなすのが普段のギャップと相まって良いな。
でもメガネ君、絶対なんか隠してるよなぁ。ホントは灰狼衆とかなのかしらね。

お話としては、各人の思惑が入り乱れたカオスな状況を上手いことまとめていて感心した。
オチも、先回私がなんで暗殺依頼が風魔に行かない?等と言ったが、
元請けは風魔で、今回の暗殺の件は戸隠をはめるための小太郎の策であり、
飯綱心眼で心を読むイヤな人、織田八重をぎゃふんと言わせてくれて気持ちがよかったですよ。

と、ここまでいいところを書きましたが、やはりというか、気になるところは多々ある。
宵風が心を読まれて動揺し、気羅をむやみに使うところの気羅の描写に違和感。
まぁ、いつも指を指してはいたけどさ、あんな幽々白書の霊銃みたいな感じでは今までなかったよなぁ。
加藤君が腕をメキメキとやられたのは、気羅の最初の説明通り「相手を内部から破壊」に合致するんだけど、
織田八重の足をきったり、コンクリの壁をへこましたりっていうのは、何かが当たってっていう感じで、その辺の描写の違いが気になった。
んだけど、そこは宵風が動揺したから上手く使えなくてという事なのかも知れませんが。
ってゆーか、気羅は無機物にも有効なのかよ。
無機物に自分の気を打ち込んで云々なのであるならば、なんとなくイメージ的にはダメな感じがするのだがな。
それと織田八重が最後に改心しちゃうのもなんだかなぁといった感じ。
どうせなら最後までイヤな人であって欲しかった。変に救済すんなよ。
飯綱心眼も割と簡単に抵抗可能なのが分かって、禁術ってその程度なの?と思ってしまったですよ。
同じ禁術でも気羅と飯綱心眼じゃレベル違うよねぇ。まぁ、それだけ灰狼衆がすごいってことなのかもだけど。

今週の雷鳴
全く出番なし。なんだけど、次回は兄雷光を追っていった雷鳴の話っぽいので期待だ!
そろそろ雷鳴にもいいところがあってもよかろうよ。


第9話 前奏曲

雷鳴話じゃねーのかよ。

そんな混愛のお話は…
兄・雷光が雷鳴を除く清水家の全員を切り捨て、清水家から出奔した日からまもなく5年。
その日以来、雷鳴は雷光を探し続けていた。灰狼衆に造反する人間に制裁を加える「分刀」の二人組。
そのひとりが、雷光だった。
日本刀での殺人、彼岸花の置きみやげのニュースを聞いた雷鳴は、部屋を飛び出していく。
それは、まもなく5年目となるその日に向けた、兄から妹へのメッセージだった。
以上あにてれのあらすじ。

雷鳴メインじゃなくてがっかりと思いきや、お話的には先を気にさせてくれてなかなかやる。
あらすじだと、雷鳴と雷光メインのように思えるが、サブタイトル通り、色々な事への前振りのようなお話。
雷鳴の方は今週の雷鳴の方でかたるとして、まぁ、帷のヘタレっぷりときたら。
中坊にいいように言われて言い返せないとか、大人としてどうなんだ。
なんだろう、腐な方々にとってそーゆー所がいいのか?そーなのか?オレにはさっぱりわかりません。
そんなヘタレは放っておいて、前半戦は割と雷光の紹介みたいな感じ。
見る感じそんな悪い人ではなさそうですなぁ、正義やらなんやら言っていたし、
その辺の真面目さを灰狼衆のボスに上手いこと利用されているって感じなのかしらね?
そして宵風ももう余命があと数ヶ月とかで、耳もまともに聞こえないような状況になっております。
ホント、この人はなに考えているか全くわかりませんな。
とりあえず、森羅万象を使って自分の存在を消したいってのは以前語られましたけど、それって一体何の意味があるんですかねぇ。
早く壬晴に会わないととか言って出て行って行き倒れてしまいましたが。
そんな壬晴は守るとかいっておきながら、さっぱり役に立たないくせに、その上重要なことを喋らないヘタレにお冠。
ヘタレの壬晴きゅん大好き(笑)な思いとは裏腹に、壬晴は「それなら宵風の方がいいもん。何となく似てるし」と、割と修羅場を迎えておりました。
が、壬晴と宵風って密約を交わしたっていうのはあるのだけど、お互いを思うようななにかって特になかったから、
壬晴が宵風の為に森羅万象を使いたいなんてことは、突然出てきたような感じがするなぁ。
ここへくる前にもちっと接触なりなんなりがあってもいい様な気がしました。
最後にどーでもいーんだけど、中途半端なギャグが寒いんで、いっそ無くってもいーんじゃないかと思います。

今週の雷鳴
最初と最後しか出番ねぇ。だが次回こそは雷鳴メインとなるであろうから期待いていきたい。
…たぶん扱い悪そうだけども。
それにしても、腕立てする彼女を見て思ったのだが足ほっせぇー!
オレごときのローキックでも折れるんじゃねーのか?あの細さは。
だが、針金足大好きなオレとしましてはナイス足!なのでありました。
ってゆーか、雷鳴はホント唯一メインな女の子キャラなんだから、もっといい所作ってあげてください。


第10話 ポルカ 雷鳴と雷光

雷鳴の扱いが悪すぎだろ。

そんな今回のお話は…
かつて清水家の存在した場所で、遂に、雷鳴は雷光と対峙する。
雷鳴は、清水家を滅亡させ、侍の誇りを汚した人間として、雷光を切り捨てるべく、刀をふるう。
一方、森羅万象の秘密をめぐり、帷を問い詰めていた壬晴のもとには、予期せぬ来訪者がやってきていた。
以上公式のあらすじ。

あらすじを見る限り、雷鳴話と壬晴をめぐる修羅場の二本立てのように見えますが、完全に修羅場の方がメインです。
ホント、雷鳴扱い悪いよ。オレは野郎の三角関係なんか見ても全然面白くないです。
雷鳴の方は今週お雷鳴で書くとして、その他はというと、ザッピングな上にキャラが多すぎてよくわかんね。
もっと見せる所をしぼればいいのにと思ったですよ。
雷光のそばにいるかなりウザイ天パ野郎と灰狼衆のボスのところとか、寿司屋のシーンは正直いらんと思ったよ。
今回は雷鳴・雷光と、壬晴・帷・宵風のところをじっくり見せるだけでいいのになぁ。
変にあっちこっちへ場面が飛ぶので、すごく話に集中できなかったですよ。
それとちょくちょく入るギャグはまったくもって寒いのでむしろない方がいいです。
そしてすごく気になるんですけど、忍びの二大流派が勢力争いしているっていうのに、話がのんびりすぎやしませんか?
一応、話的には宵風の命が残り数ヶ月ってゆーことで、お話のもっと動きがあっても良さそうなもんですが、
話は遅々として進まなくてイライラするですよ。ってゆーか、すごく退屈です。

それから、壬晴の周りの人間関係が希薄な割に、親密なことになっていて今ひとつ乗り切れん。
この辺の淡白さは一体なんなんだろうなぁ。
もちっとドラマチックにすればいいのに。

今週の雷鳴
あっさり雷光にやられた上に愛刀「黒我門」を奪われちゃいました。
なんかすげーヘタレに見えるんですが…。
でもまぁ、この雷光との話は前後編でなく、次回を含めた前中後編のようで、次回雷鳴がいい所を見せてくれるんだろうと思います。
しかし、この雷光との話って、それだけをメインにすれば1話で決着付くような気がするんですけど、
こんな長々と3話も使う必要なかったように思えますな。

しかしなんだな。このアニメって忍び云々言ってる割に全然戦闘しないよな。
話ものんびりだし、寒いギャグするしで見ていて眠くなるんだよなぁ。
公式見ると26話まであるみたいだ。最後まで見続ける自信がなくなって参りました。


第11話 カーテンコール

画面が黒い。

そんな今回のお話は…
雷光との勝負に負けた雷鳴は、重傷を負い、病院で治療を受けていた。
身体は傷つき、さらに黒我門を奪われ、心は屈辱に震えていた。
雷鳴を静かに見守るサラバと十字と虹一、そして萬天からひとりやってきた壬晴。
そのころ雷光から清水家の過去の真実を聞いた俄雨は、雷鳴を探し出そうと病院を回り、
ついに、病院を抜け出し、雷光と決着をつけにいこうとする雷鳴を見つけ出す。
雷光への復讐心に燃える雷鳴に対し、俄雨は真実を語りだす・・・。
以上公式のあらすじ。

秋葉原無差別殺傷事件のおかげで規制が入りました。まったくいい迷惑です。
さて、今回は簡単に言うと雷鳴の誤解が解けるお話。
雷光が私欲に走って清水家を滅ぼしたのではなく、ふたりが信じていたおじさんが、
若かりし雷光の正義感を利用して清水家を乗っ取ろうとしたのを止めたのであった。
が、幼い雷鳴の思い出を怪我したくなかったのと、事の発端が自分の正義感だった為に、
雷光は全ての罪をひとりで背負い、雷鳴には真実を隠していたのだった。
それを聞いた天パくんこと俄雨(がう)は、他人に喋ったら斬ると雷光に言われながらも、
ふたりの誤解を解こうと決死の覚悟で雷鳴に真相を話す。といった流れ。
最終的には、それでも戦う事となったふたりの間に割って出た俄雨が雷光に斬られてしまい、
雷光は自分の愚かさを呪うが、雷鳴との誤解は解けるのであった。

お話としては、ちょっとダイジェストっぽくはあったが面白く見れた。
割とベタな展開ではあったものの、若かりし雷光が大人の欲に利用され、
それがあれよあれよと、悪い方へ悪い方へと転がっていく様は何とも気持ち悪くて逆にそれが良い。
そして雷鳴を傷つけまいとした彼の思いが、今回の結末に繋がるという後味の悪さ。
雷光はいい人なんだけど、そんな彼の行動がマイナスに働いてしまう隠の世の不条理さが出ていてそういう所は良かった。

今回を見ていて思ったのだが、ウザイなぁと思っていた俄雨は今回の為にいたわけね。
でも、雷光との関係が何も知らない自分から見ると、なんか理由はあろうが勝手にくっついてきている、
という風にしか見えなかったので、俄雨が間に入って斬られても、なーんとも思わなかったなぁ。
むしろ雷鳴と雷光のふたりでしっかりと何らかの答えを出すべきだった様な気がします。
っていうか、普通は当事者同士なんだからそうなるもんだと思うんだけど、
そんな大事な所で第三者の野郎がおいしい所をかっさらっていくあたりに、
女性向きな臭いがプンプンするんだけど、それは色眼鏡で見ていますかね?
ああ、それと、俄雨はもともと隠の世の人じゃなく、今回冒頭の病院前のシーンで、
とっても普通な人である事を見せていたのだけど、そんな彼が雷光の一撃の間に割って入れますかね?
彼が斬られたときに、私は「お前には無理だろ」と思ってしまったですよ(笑)。
まぁ何せよ、これで雷鳴がメインな話はこれでサブタイ通り幕を引いたのですが…

今週の雷鳴
雷鳴いい所無さすぎだろ!なにこの扱いの悪さ。
よくは知らないけれど絶対作者に嫌われてるよ。間違いないね!
だって清水家の話だよ?そして雷鳴は主役側のにんげんだよ?普通は雷鳴がメインになるじゃん。
なのに雷光と俄雨がほとんどかっさらっていくとか、もうよくわかんないよ。
まぁ、これまで見てきて野郎共がなんやかんややっているのを見ていると、
実は編集から「男性ファンを増やす為に金髪ツインテの女の子でも出しとけや!」とか言われて、
渋々雷鳴を出したんじゃなかろうかと邪推してしまいましたよ。
嗚呼、雷鳴に明日は、見せ場はあるのか!?(無い様な気がしてきた)


第12話 意志

今回も何となくダイジェストっぽい感じがしたなぁ。

そんな今回のお話は…
俄雨が入院していた病院の前で雷鳴は、萬天の地から出てきた壬晴に出会う。
宵風のために森羅万象を使うことを決意した壬晴の意思の強さを確かめた雷鳴は、
壬晴のこれからを心配しながらも、引き止めることができなかった。
宵風と合流した壬晴は、雪見の車で風魔忍が運営する図書館で飯綱心眼の書を手に入れ、灰狼衆首領である服部に会いに行く。
壬晴の真意を疑い続ける雪見を尻目に、服部の前に飯綱心眼を差し出した・・
以上公式のあらすじ。

なんか良くわからんけど、壬晴が灰狼衆に入る事になっちゃいました。
その辺はおそらくは裏があるんだろうけど、その片鱗すら見せてくれないので、
こっちとしてはすごく突然感があって、なんでそーなるのかさっぱりわからないんですが。
まぁ、素直に帷のヘタレっぷりに愛想を尽かしたのかも知れませんが、はてさて。
そんなもんだから、えらい間を端折られた感じがして、ホントになんだかよくわからない。
頭に「?」を付けたまま見ておりましたよ。
まぁ、取りあえずは壬晴は宵風の為に今回の行動を起こしたことはわかったので、それが分かればいいのかなって感じ。
あと、お話的には甲賀から灰狼衆と風魔に招待状が届いて、とりあえず両者とも乗ってみるかって所で終わったのですが、
どうも甲賀は忍者育成云々のなんとかで(説明になっていないな/笑)、次回から学園編に突入しそうな勢いです。
なんか……話が迷走していませんかね?
そもそも、現代に生きる忍者云々のお話のはずなのだが、全くそれっぽくないしなぁ。一体このお話はどこへ向かっているのだろう?
ま、どーでもいーちゃぁどーでもいーのだが、それなら全26話は長過ぎるような気がするのはオレだけか?
ぶっちゃけかなり飽きてきましたがどうしようか。まだ半分かぁ。つらいなぁ。
ああ、あとギャグがものすごく寒いのでなんとかしてください。

今週の雷鳴
壬晴を引き止めようとしたが失敗。
それはもうオレとしちゃどーでもいーのだけど、雷鳴は次回から出番あるのか?
ほんっとに雷鳴扱い悪いよなぁ。


第13話 眠らない学舎

久々にアクション。

そんな今回のお話は…
その実体は甲賀の里の本拠地というアルヤ学院からの招待状。
今までずっと他の里との交流を断っていた甲賀からの突然の招待に疑念を抱きつつも、やってきた雪見、雷光、壬晴、宵風の4人。
甲賀の里の持つ禁術・蛇薬の書を入手するには最高のチャンスなのだ。
途中車の事故に見舞われた雪見たちを案内すべく、学院の生徒・しじまが迎えにやってきた。
しじまを始め、明らかに普通の生徒ではない、油断ならない雰囲気をかもし出すアルヤ学院の人々。
その晩、雪見の目の中に飛び込んできたのは、となりの部屋から顔を出している帷の姿だった!
以上公式のあらすじ。

忍者物だというのに、舞台はハイソな学校になったりして、一体この物語はどこへ行こうというのか、といった感じではあるものの、
話の展開としては、甲賀の里の本拠地アルヤ学院に主要キャラ勢揃いな上に、
壬晴と宵風、灰狼衆、帷、メガネ君、雷鳴、萬天、そして甲賀の思惑が入り乱れた上で、
夜の灰狼衆、萬天襲撃から、それら思惑が勝手に行動し出すという、ある意味ドタバタながらも、
本来の忍者アクション物(?)としてはなかなかおもしろかった。
甲賀の学校の生徒会の娘っこどもという、雷鳴がいながらのテコ入れと、話の新展開ということで、新鮮味を感じたからかもしれませんが。
まぁ、でも今思い返してみると、甲賀の首領が病気で余命幾ばくもない為に分裂気味なのと、
灰狼衆組と萬天組が甲賀に襲われてドタバタしていただけのような気もする。

甲賀の方は次期首領候補が灰狼衆と萬天(風魔?)利用してを対立している生徒会の娘っこを殺そうとしている、
ってことなんだろうが、話の流れ的にはコイツがいい所を持っていく事はないので、
最終的に灰狼衆、萬天、甲賀の生徒会の三者がどう落ち着かすかといった所がポイントなんだろうけど、
なんとなくここは風魔小太郎がまた最後においしい所を持っていきそうな気がしないでもないな。

さて、むしろこちらが本編と言っても差し支えのないような気がする壬晴と宵風だが、
前から言っている通り、どうもコイツらの繋がりが希薄に見えるので、
さもある程度の関係の様に見せられても何とも思わんなぁ。そもそも野郎同士だし。何を期待せいというのだ。
どうせなら、生徒会の娘っこ共とか、雷鳴と風魔のちびっこ南十字とかの百合展開でもすればいいのに。
百合はさておき、壬晴は宵風の願いを叶えたくて、なんか一計あって灰狼衆に入ったのだと思うのだが、真意が全く読めなくてまいっちんぐ。
ただ単に灰狼衆の方が禁術集めるのが早そうって理由だったら思いっきりずっこけてやろうと思いますが、
まさかそんなことはなかろうよ、ということなのだが、そろそろヒントくらいくれても良さそうなものだ。
ま、なんにせよ、お話としては今回からの話をどう落ち着けるか、そして、甲賀の生徒会の娘っこ共は今後活きるのかが気にはなりますな。

今週の雷鳴
相変わらずの冷遇っぷりが素敵。
扱い的には、今回から萬天組として一緒に行動している南十字と同じような扱われ方だ。
雷鳴はメインキャラだろうになぁ。今後彼女に見せ場はホントにあるのか?
まあ、おそらくは大した事なく終わるんだろうなぁ。不憫だ。


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