隠の王 14〜26話

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第14話 夜の底

なぜ雷鳴でなくしじまを推す。
そして、帷のヘタレっぷりときたら……(´Д`;)

そんな今回のお話は…
襲撃を受け、雪見たちと離れ離れになった壬晴と宵風が逃げ込んだのは地下室だった。
すばるやカタリナたちに対し、宵風は気羅を使い、応戦する。宵風が気羅を使うのを見たしじまは、宵風に向かっていく。
しじまの鉤爪と宵風の体術の死闘が続く。
しかし、明らかに、宵風が押され始めていた・・・。
以上公式のあらすじ。

お話的にはワンクール過ぎた事もあってか混沌としてきた。
生徒会と次期首領は互いに禁術「蛇薬」を狙っているのだが、
生徒会は死にかけの元首領こと校長を助けるため、次期首領は禁術を利用し表も隠の世も支配しようとしている。
その禁術「蛇薬」は調合を少しでも間違えれば毒薬になってしまうが、どんな不治の病も治す薬。
その素材として訓練された若い肉体が必要らしく、壬晴たちを襲ってきたのだった。
生徒会と戦闘を続けていた宵風は綺羅の影響から動きが鈍く、また体もボロボロな宵風は「蛇薬」の素材に向かず、刺されてしまう。
雷鳴、十字も気絶させられ、壬晴の頼みの綱「森羅万象」も彼の呼びかけに答えず、壬晴も捕まってしまう。
一方、帷は次期首領にメガネ君を人質に取られていたが、隙を見て拘束を解いたメガネ君が、
次期首領を殺そうとしたメガネ君を帷止めたとき、次期首領によってメガネ君が撃たれ絶命する。
そのころ、壬晴に異変が起き、「森羅万象」が発動していた。
ってところで引っぱった。

とまぁ、お話的には面白くなってはきたのだが、どーも必要なエピソードをポンポンと置いてあるだけのように見えてしまう。
シーンシーンの繋ぎが甘いのか、今ひとつ流れの様なものが感じられないのがその理由か。
そんなこともあってか、話的には動きのある今回だったが今ひとつ乗り切れないのであった。
前回からアクションシーン多めの今回であっても、さしていい動きがあったわけでもなかったしなぁ。
それは壬晴達が常に押されっぱなしだった所為か、見ていてイラッとしてしまったですよ。
綺羅使い宵風ならこんな奴ら瞬殺だろうと思っていたからなんだけど、
綺羅の所為で消耗している宵風が、本来の力を出せなかったからようなのだが、
それならそれで、それと分かる様にしてほしかったなぁ。だって見ている分には、これまでと変わらないんだもの。
さらに雷鳴に至っては、あまりの扱いに泣けた。その辺は今週の雷鳴で。

さて、今回の盛り上がりどころとして、刺されて死にかけの宵風が「死にたくないんだ」と言ったのが興味深い。
森羅万象で存在を消し去りたいという願いは、イコール死ではないということなのか。
その辺しじまがなんか言っていたけど、忘れちゃった。見返せばいいのだが面倒だし。
それよりも、それよりもだ。
帷の所為でメガネ君が撃たれて死んでしまった事の方がよっぽどショック。
といっても、メガネ君が死ぬことにショックでなく、帷のヘタレっぷりにだ。
なんなの?帷は何をしたいの? 殺し殺されの世界に身を置いておきながら不殺とか意味が分からない。
そのなんかよくわからない思想の所為でメガネ君死んじゃうし。原因お前じゃん。
メガネ君の言った通り偽善者の人殺しですよ。この格好悪さにビックリです。
まぁ、その辺は壬晴を守る云々の過去の話と関係しているんでしょうが、正直ウザイよなぁ。
帷がいない方が事が上手く回るような気がするんだよね。

今週の雷鳴
あっさり煙幕に巻かれて、あっさりなんか打ち込まれて眠らされるとかなんなの?
そんなに雷鳴が嫌いなのか。あまりに扱いが酷すぎやしないだろうか。
その代わりにぱっと見「ゼロの使い魔」のルイズみたいな生徒会のしじまはえらい推されようであった。なんなのこの差は?
今回の展開が原作通りならば、オレは絶対作者が嫌っているんだと思うんだ。
雷鳴はいったい何の為にいるんだろうなぁ……。


第15話 別れの朝

まぁ、死んじゃいないだろうとは思ってはいたが。

そんな今回のお話は…
アルヤ学院の地下書庫では、森羅万象の文字を浮き上がらせた壬晴が立ち上がっていた。
地下書庫への扉を開けた雪見たちも、壬晴から噴出する圧倒的な「気」の威力を受ける。
初めて森羅万象に遭遇し、何もできないすばるや雪見たちを脇に、帷はひとり、森羅万象の発動を止めようとするが・・・。
以上公式のあらすじ。

あらすじを見るとヘタレ帷が活躍したかの様に見えますが、相変わらずのヘタレっぷりなのでご安心ください。
それはさておきお話的にはアルヤ学院編は今回で完全決着で、色々分からんかった事が何となく分かった感じです。
前回撃ち殺されたと思っていたメガネ君は、まぁ、死んじゃいないだろうと思っていたら、
どうも「不死」っていう設定があるようで、なんじゃいなとおもわんでもなかったなぁ。
むしろ、死んでしまった方がドラマ的には面白かったような気もしますがはてさて。
そんなメガネ君はどうも前回から妙に推されていたしじまと同類のご様子で、髪の色が同じなのはその所為のようだ。
そのしじまは甲賀とは別口の「観察者」らしく、ならばメガネ君もおそらくそれなんだろうな、きっと。
不死の観察者はどうも隠の世の中でも別口らしく、しじまはアルヤ学院の学院長から禁術書「蛇薬(だや)」を預けられ、
信頼にたる者に託すと言う役割を担っていて、今回ラストで壬晴に手渡された。
お話的にざっと書くとこんな感じか。

物語の中盤の山場のラストと言う事もあって、お話的にはなかなかおもしろくはあったものの、
もう忍者とかそういう設定はどーでもいいような感じにはなっていて、
隠の世云々ってのは別になくてもいーような気がしてきた。っていうか無くてもいいだろ。
忍者である理由とか特にないもんな。そもそも忍術っぽい事なんかほとんどしていないし。
お話的にも私個人の興味としては、この物語を最終的にどう折り畳むかって事くらいにしか興味ないや。
周りがどうあがこうと、最強の力「森羅万象」を持つ壬晴の気持ち次第だものなぁ。
壬晴と宵風がどーなろうが、脳が奇麗に百合色に染まった身としてはかなりどーでもいい。

さて、今回は壬晴がヘタレから離れていった理由もそれとなく語られたが、
どうやら「ヘタレが大事にしているのは自分の信念だけだろ?」ということらしい。
全く持ってその通りなのだが、中学生にそんな事言われてとっさに上手いこと言い返せない帷は、やはりヘタレなのだった。
このヘタレは結局何をしたいのかホントよく分かりませんな。

今週の雷鳴
いつも通り大した出番も見せ場も無く、ただのサブキャラになっておりました。
いるのか?雷鳴はこの物語にいるのか?
戦闘で役に立ったわけでもなく、何か重要な役割があるわけでもなし、彼女の存在が、かなり背景キャラのそれに近くて困っちゃう。
上手く使えば面白いキャラクターだと思うんだけどなー。
どー考えても嫌われているよな。不憫だ。


第16話 遠来の客

ええっ!?猫がそうなのっ!?

そんな今回のお話は…
壬晴が甲賀の蛇薬の禁術書を預かったことにより、灰狼衆は5つのうち4つの禁術書を手にいれた。
これにより最後のひとつは、帷が萬天で保管している円月輪の書となった。
服部は、萬天に赴き、帷から最後の禁術書を手に入れるよう、雪見に命令を下す。
一方、アルヤ学院での戦いで倒れた宵風は、和穂のもとで治療を受けていた。
自分たちの目的のために森羅万象を使うためにはどうするべきか。壬晴と宵風はある決断をする。
最後の禁術書をめぐる戦いが、萬天で始まろうとしている・・・!
以上あにてれのあらすじ。

メガネ君の不死の理由が意外すぎて、それしか印象に残ってないや。
江戸末期の秘術の術者の町医者が人体実験した生き残りがメガネ君と壬晴の所のネコなんだそうで、
最初の頃、これ見よがしにネコ見せていたのはその所為だったんですね。
ってことは、しじまはまた別口ってことなのか。
しかし、メガネ君に限らず、不老不死って設定になったキャラって、大概、死ぬ方法を探してるよね。
そんなに永遠の時間を生きるにはつらいんだろうか。
そんなんは自分もなってみないと分かりようもありませんが自分がそうなったら喜んじゃうけどなー。そんな自分は人として終わっているんだろうか。
ま、それはさておき、お話としては最後の禁術、ヘタレの持つ円月輪が状況を左右しそう。
灰狼衆・風魔・ヘタレ・壬晴の四者四様の思惑がそこに向かっていて、最終的にその辺をどう決着つけるのかが見物。

というわけで、他の事はホントに印象に残ってなくて書くことがないから困る。
展開的には四つ巴になって、一番小さい諸役の壬晴と宵風と弱小萬天が、
大勢力の灰狼衆と風魔をどう相手取るかってところで面白くはなってはいるんだけども、どうにもこうぱっとしない所があるよなぁ。
なんかこう淡々と進んで行っている感じがいかんような気がする。
状況的には一触即発的なところではあるとは思うんだけど、どうにものんびりしているように見えてしまう。
宵風に残された時間はもう残りわずかなのだし、壬晴はもっと焦ってもいいだろうし、
ヘタレも残る禁術書は自分の持つ円月輪だけだし、壬晴も自分の側にいないのだから、もっと足掻いていてもいい様な気がしますな。

今週の雷鳴
いつも通り、出番はあるもののこれといった所はなし。
しかし!次回予告で雷鳴が髪おろして帽子かぶっている!
こっちの方がかわいいじゃないか。しかも、雪見の投げたクナイをはじき返しているし。
これは期待していいのかな?かな!
うん、たぶん、いつもと一緒の扱いなんだろうね……(´・ω・`)


第17話 決壊の時

雷鳴かわいい。

そんな今回のお話は…
帷の家に現れた雪見。英に対し、萬天に戻ってきたものの姿を見せない帷の行方を問いただすとともに、
勝手な行動をしている壬晴と宵風を渡すように伝えるが、
英が隠の世とは関係のない人間であることを知り、引き下がらざるをえなくなった。
次の手段として、すでに萬天に戻っている雷鳴と虹一から聞き出そうと二人の前に現れた雪見は、
雷鳴の誘いに乗り、帷の居る場所を探そうとする。
以上あにてれのあらすじ。

そんなわけで、雷鳴の愛らしさしか印象に残っておらんよ(笑)。
あと、久々に忍者ものっぽいアクションがあったくらいしか。
お話的にはヘタレの持つ禁術「円月輪(えんげつりん)」をどうするかだが、
円月輪の在処を知るのはヘタレだけなので、ヘタレのくせにアドバンテージをもっているのが、
視聴者的にはヘタレの耳に付いているヤツだとバレバレなので、なんだかなーといった感じだ。
たしかにヘタレを殺しちゃうと禁術の在処は劇中的には分からなくなっちゃうんだけど、
死体調べたら出てきちゃうっていうのは、隠し場所としてはあまりよろしくないよなぁ。
そもそも、この物語のメインが壬晴と宵風の関係になってしまった今、
綺麗に百合色に染まった脳の私としてはどーでもいー事この上ないとしても、
禁術書を巡る攻防だとか、秘術「森羅万象」をどう扱うかも、
結局は壬晴と宵風の関係の方に集約されてしまうので、話の中身は無いと言えば無いよなぁ。
要は壬晴が制御不能な森羅万象を宵風の為になんとかするのが目的になっているので、
禁術書やら灰狼衆と風魔とか、その他諸々は特にそれに必要ではなく、もっと別な形でも置き換え可能なので、
今、円月輪争奪戦やっている意味はそれほど無いような気がしちゃう。
だいたい、見所が壬晴が森羅万象を扱える様になったときに、宵風をどうするかが見所であって、
禁術コンプリートやらその辺の話はかなり蚊帳の外的な感じがする上に、どうも無駄に引っぱっている様に見えてしまうな。
正直な所、もっとコンパクトにまとめれば1クールで上手く終わられられる様な気がするんだよなー。
だって、今回も大して話が進んでないんだもん。

今週の雷鳴
そんな今回のお話よりも、だ。
今回は髪をおろした雷鳴が異様な愛らしさだった方がオレ的には重要だ!久々にたくさん出番あったしな!!
ツインテールの彼女も愛らしいのだが、今回の格好は変に可愛らしい感じがしたなー。
雪見にヘタレの居場所を案内する所でも、なぜか江戸っ子口調になっているのもポイント高し。
そして学校へ付いてからのアクションシーンで、久々にカッコいい所を見せてくれたのはいいが、
やっぱり扱いが悪く、押されっぱなしで終わってしまうあたりの不憫さが、もはや彼女らしくなってきたな(苦笑)。
ついでに、雪見の投げたクナイを雷鳴がなんかよくわからん金属の棒で打ち落とすシーンがあるんだけど、
どー考えてもそんなめんどくさい事している余裕があるなら、避けた方が簡単な上に、その後の展開が有利に働くと思うのだがどうよ?
正直、雷鳴も特に役に立たないし、それほど強いってわけでもないしでヘタレだよなぁ(笑)。
でも雷鳴のヘタレは愛らしいので良し!


第18話 呼ぶ声

女の子同士ならいいのに…

そんな今回のお話は…
壬晴は、宵風とともに、和穂がいる診療所に戻ってきた。点滴を受けながら眠り続ける宵風。
壬晴は和穂に禁術を使って森羅万象をはぎとる研究が進んでいるかどうか、さぐりを入れようとする。
一方、別の部屋では、傷はふさがったのに、一向に目を覚まさない俄雨につきそう雷光の姿があった・・・。
以上テレ東あにてれのあらすじ。

お話的には宵風の命があと一月くらいで、事を知っておけばいいって感じ。
まぁ、壬晴と宵風のイベント的には、雪の中で抱き合っていたりとそれなりの盛り上がりを見せるのですが、
綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としては、冒頭書いたように「女の子同士ならいいのに…」と思ってしまうのでした。
でもお話としてはなかなかおもしろく、自分の命が保ってあと一月と知った宵風が自暴自棄になって、
一緒の病院に俄雨につきそっていた雷光と口論になり「願いが叶わないなら終わらせてしまえばいい」と、
俄雨に綺羅を打ち込んで出て行ってしまい、最終的にそれがもとで俄雨が意識を取り戻すってのは上手い。
「死神」と言われ、幾多の人間を殺してきた宵風が、死を振りまく綺羅で人を救うってのが今後何かありそげな予感をさせてくれていい。
禁術を集めて森羅万象を研究して……という計画では間に合わない宵風が、ただひとつの善行でどう変わっていくか見物。

その宵風ですが、願いである「消えたい」が死にたいと同義語ではないという理由も何となく明かされ、
おそらくは、必要とされなくて殺されかけた宵風は、自分が存在している事がダメなのだと思っているのかどうかは知らないけど、
普通に死ぬということは、その存在があるから死ぬのであって、死ぬ=存在していたとなるのを嫌って、
森羅万象で最初から存在自体が無かった、という事にしたいようだ。
しかし、その願いとは裏腹に宵風の希望を叶えたいと思っている壬晴は、
宵風に消えてもらいたくないという矛盾をどういう方向へ持っていくのか気になる所だ。

今週の雷鳴
ほんのちょっとしか出てねぇ。相変わらずの扱いの悪さです。
ちょっと前回珍しく、出番ありすぎましたかねぇ(´・ω・`)
ってゆーか、雷鳴はメインキャラなんだから、普通に前回くらいの出番あってもいーだろ!


第19話 死神の横顔

えー?ワザとなのかよ。
つか、宵風って本来は子供ってことなのか?

そんな今回のお話は…
雷光と俄雨に気羅を打ち込み、診療所を飛び出した宵風。
壬晴は宵風を見つけ、ずぶぬれの姿で診療所に戻ってきた。
そのころ、気羅を打たれた雷光は意識を取り戻し、騒ぎに唖然としていた。
雷光の刃に倒れて意識を戻さなかった俄雨が、雷光の目の前に立っていた・・・。
その翌日、円月輪の行方を知る帷を探し出すための作戦会議が雪見の部屋で開かれる。
意識を取り戻し、任務復帰に意欲満々の俄雨を中心に、雷光、壬晴、そして宵風が集まる。
以上あにてれのあらすじ。

前回宵風が俄雨に撃った綺羅は、殺そうと思ったのではなくて、
それと分かっていて撃ったようで、私としてはちょっとそれは面白味に欠けるかなー。
殺そうと思って殺しの技を使ったら結果救ったことになったってのがおもしろいと思ったのだが。
そんな面白そうな展開になったと思っていたのに、さしてそれが進展するわけでもなく、
まぁ、宵風として意識的にしろ人を救いお礼を言われる所あたりを見せたかったのだろうけど、特にこれといった所もなく残念。
お話の展開としては、もう時間のない宵風と壬晴が灰狼衆の思惑からはずれ、
雪見の妹「和穂」を脅し森羅万象の制御方法の可能性に禁術「飯綱心眼」で眠っている森羅万象を引っぱり出せるかも、
という情報を聞き出し戸隠の小田の所へ向かう。
そして灰狼衆のボスはなんだかよく分からない別動舞台とやらを呼び出した所で終わった。
また新キャラかよ。といった所だが、この辺はたぶん倒されるためのキャラっぽいのでまぁいいか。
こいつらで3話くらい使って、残り3話くらいで森羅万象と宵風に決着って感じかしらね。
そう考えると、新キャラは特にいるキャラじゃなさそうっていうか、やっぱり無駄に話引っぱってるよなぁ。
もっとコンパクトに話をまとめてもいいような気がするが、原作もこんな感じなんだろうか?
禁術集めるのとか、清水家の話とか、けっこういらんエピソード多いんだよなぁ。
もっと核心をメインに話を作っていけば、妙なノッタリ感は無くなりそうなんだけどな。

今週の雷鳴
……出番あったっけ?ホントに覚えていないので、たぶん出てきていないだろう。
ヘタレが行方不明な今、灰狼衆の方がメインで話が続いてるからなぁ。
ってゆーか、最終的に雷鳴にいい見せ場があるかどうかが心配だ。うん、たぶんないけどな。


第20話 戸隠へ

なんか終わりへ向かって行く感じがしないんだけど。

そんな今回のお話は…
和穂から得た情報をもとに、壬晴と宵風は、飯綱心眼の術者である織田八重に会いに長野にやってきた。
八重と対峙する壬晴は、宵風のために森羅万象を使えるようになりたいのだと明言する。
壬晴の変化に驚く八重。
フロスティの事件以降、飯綱心眼を封印し、隠の世を退いていた八重だが、壬晴のために封印を解く覚悟を決める。
そのころ、東京の灰狼衆本部では、壬晴と宵風が灰狼衆を裏切り、行方をくらましたことが発覚していた。
以上あにてれのあらすじ。

話の流れとしては、前回登場した灰狼衆別動部隊が、休暇を取っていた戸隠首領織田八重以外を爆破して殺害。
壬晴達は八重の飯綱心眼で森羅万象に接触するも失敗。そこへ別総部隊が強襲。
宵風を殺そうとするが、壬晴が宵風を殺したら自分も死ぬと言い、宵風共々灰狼衆へ連行されることとなった。
って感じ。あんまあらすじコピった意味がないな。

今回のメインとしては森羅万象関連のことであろうな、やはり。
森羅万象はどうも術者の強い欲求に応えるみたい。
それに関連してヘタレの隠している過去もおぼろげながら分かってきた感があるな。
壬晴の前の術者が彼の縁者らしいのだが、森羅万象が関係してどうも死んだらしい。
それがあって今の壬晴は森羅万象を持つ自分が強い欲求を持たない様に「何事にも無関心」という性格になったんだろう。
しかし森羅万象が移る際に関連した人間の記憶を消すらしいので、壬晴自身にその自覚はない。ということみたい。
と、いうことを踏まえて考えるに、最終的に宵風の願いを叶えるのか、
縁者かヘタレの希望通りに森羅万象を使わない事にするかという、ヘタレと宵風のどっちを取るかってことになるんですかね?
……どー考えてもヘタレを捨てるよな(笑)。
じゃないと森羅万象の意味があまりなくなるし。そもそもヘタレはヘタレだし。

そんなわけであんまり書くことねぇ。
結局の所は壬晴がどうするかだし、たぶん宵風のために動くんだろうしねぇ。
そんなんだから続きが気にならないんだよなぁ。
敢えて気になる所といえば、雪見とか雷光が灰狼衆から離反しそうな感じなので、
メガネ君と雷鳴、雪見、雷光ら主要キャラは最終的に壬晴の所に集まるんじゃねーのかなー。
それで灰狼衆、風魔とは別の第三勢力を作ったりしてな。まぁ、勢力っていうかどうかは別として。
なんにせよ、まだあと6話もあるのか。一体どーするつもりなんだか。

今週の雷鳴
ちょろっと出番がありましたが、雷光にカマかけられていることくらい気付けよ。
それにしても出番ねーなー。


第21話 野望

あ、あれ?地獄は?

そんな今回のお話は…
宵風は、気羅を使えないように体の自由と意識を奪われ、拘束されていた。
壬晴は別場所で監視カメラのある部屋に閉じ込められていた。
そして、織田八重は、飯綱心眼を使って森羅万象と接触できることを知った服部の尋問を受けていた。
以上あにてれのあらすじ。

あらすじ後の流れとしては、我雨と雷光が宵風を助け、そこから壬晴を救出して逃げるところで、
やることがあると残った雷光を我雨が追っていって終わった。なんか我雨は死亡フラグっぽいな。
そんなことがないと、雷光が表立って灰狼衆と対立しなさそうだし。
まぁ、それは次回以降に分かることなのでよいとして、今回一番印象に残った、
というか、ぽかーんとなってしまったのは、織田八重を尋問する灰狼衆の首領服部ですよ。
その前に、いつも服部の側にいる京都弁の女の人がいるじゃないですか。
服部とあえて飯綱心眼で心を読ませるという話をしていて、その人が服部の心を見るのは地獄を見るのと同じみたいなことを言っていたので、
灰狼衆のボスでもあるし、どんな酷いものを見せてくれるのだろうかと思っていたら、
戦場ジャーナリストだった服部が、戦場で助けようとしていた人たちに、逆に敵のスパイなんじゃないかと疑われ、
殺されかけたっていう戦場ならありそうな話で終わってしまい、「あれ?地獄……は?」となってしまったですよ。
忍びの大勢力のボスが世界を変えようと、陰謀を巡らせているわけだから、
そりゃもう、とんでもなく惨たらしい場面に遭遇したのだと思っていただけに、今ひとつピンとこないのであった。
正直、もっと深い何かがあるものだと思っていたのだがなぁ。
それに、森羅万象でどーするかと思ったら、人の記憶を改変して憎しみの心を消しちゃうとか言う目的で、
それじゃ根本的な解決になってなかろうよと、思わず突っ込んじゃいましたよ。
なんか思っていたよりずっと服部がちっちゃい人間に思えてしまった。
どうせならもっと悪そうなことを考えてくれていた方が、よっぽど悪の大ボスらしくて良かったんだけどなぁ。
エラい中途半端な感じがしたよ。

しかし、前回も言ったような気がするが、全然終わりに向かっていっているような気がしないんだけど、ちゃんとこの物語は収拾つくのかしらねぇ?
最後にドタバタっとまとめ出すような気がするよ。

今週の雷鳴
ここ最近と比べれば、たくさん出番はあったのですが、風魔に行って情報を得て、壬晴達と合流しようとしただけで、
特になーんもないのはもはやいつも通りで、このままさして何かあるわけでもなく終わるのかと思うと、雷鳴が不憫で仕方ないです。


第22話 混沌

割と思った通りに。

そんな今回のお話は…
見張りの灰狼衆から逃れ、宵風とともに街中に逃げ出す壬晴。
しかし、歩くのがやっとの宵風を連れて、灰狼衆だらけの街を逃げなくてはならなくなった。
追い込まれた二人は用水路に逃げ込む。
そのころ、壬晴たちを助けるため、監禁されていたホテル近くに雷鳴や虹一がやってきていた。
また、八重を助け出すため、加藤とサラバもホテルにやってきた。
以上あにてれのあらすじ。

話の流れとしては、前回だかに予想したような感じになりつつあり、
織田八重から服部のしようとしていることを聞いた雷光は灰狼衆から離反する格好に。
今回のメインとしてはそこであり、雷光が自分の過ちに気付き、再び愛刀「白我聞」を手にする。
それと雪見は灰狼衆に疑念を持ちつつも、まだこだわっているようだがそうなるのか。
という所が見所であったのだが、その他の大部分としては全く印象にないのであった。
今回をもっと上手くまとめればAパートで収まりそうだよ。
22話だっていうのに話はさほど進展しないしなぁ。ちゃんと最後にまとまるんですかね?

そーいえば、今回は久々にヘタレが登場しましたが、彼の持つ秘密である10年前(だったっけ?)のことは、
なにか分かったわけでもなく、エラい引っぱっておるのだが、それだけの驚愕の新事実が出てくるんですかねぇ。
第1話からそれとなくかなり断片的なさわりを見せているので、話の根底に関わる部分だと思うんだけど、
なんとなくまた「それだけ?」みたいになりそうでイヤだな(苦笑)。

今週の雷鳴
久々に結構な出番。戦闘シーンもあったし。
しかし、彼女の報われなさというかヘタレっぽさは健在で、やはり敵を倒すようなことはないのであった。
雷鳴はなんか居ても居なくてもいいようなキャラに成り下がっちゃったなぁ。
ビジュアル的には好みなだけに不憫でならない。


第23話 発動

おお、雷光が……。

そんな今回のお話は…
反逆者である壬晴と宵風が服部の前に連れ戻された。
壬晴の前で、服部は宵風とであったころの話を始める・・・。
以上あにてれのあらすじ。短いな。

話としては、宵風が綺羅習得に至った経緯と、雷光が灰狼衆アジトへ押し入るも服部に殺される所まで。
内容的にはそんなもんだが、雷光だけでこのアニメとしては結構盛り上がった。
雷光が清水家のことを思い出しながら、服部を止めるべく進んでいく様はなかなか格好いいのだが、
いちいち問答していくもんだからちょいとイライラもしたな。
京都弁の女なんて戦闘力もないし問答無用で斬り殺してしまえば良かったのに。
彼女を生かしておく必要なんて特になかったんじゃないのかなぁ、雷光としては。
まぁ、そこでいきなりズバッとやらない所が雷光らしいとも言えるが。

宵風の方は、幼少の宵風を拾った服部が、彼の望み「自分の存在を消したい」というのを聞き、
ならば綺羅を使えばいずれ地理となって消えるから禁術書をやるかわりに、灰狼衆の為に働きなさいと利用したという話。
うん、特に驚愕の事実とかがあるでもなし、子供の宵風を利用したってだけの話だ。
悪の大ボスなんだから、客観的に見てもっと悪どいやり口なのかと思っていたのだが、
やっぱりこの服部とか言うヤツは、今ひとつボスっぽさに欠けるなぁ。
ボスにしては小物というか、もっと巨悪な感じが欲しいよな。
壬晴との言い合いも「それは欺瞞だ」みたいなことを言っておりましたが、
お前のいうこともさして変わんねーぞと思ったのはオレだけではあるまい。

しかし、その小物っぽさはきっと森羅万象があるからなんだろうな。
服部なんかを遥かに超越する存在、森羅万象はきっと彼の想い通りにはならないだろうという考えが、こちらにあるものだから、
どうしようと無駄であろうとタカをくくって見てしまうからなんだろう。
今回のことも、ラストで森羅万象が発動したみたいだし、きっとあっさりと覆してしまうんだろう。
ボスは倒されるものなので、主役側が勝つことは分かっていても、どう倒すかってところがおもしろいのだが、
これは森羅万象が圧倒的な力で片付けちゃうんでしょ?とそれも分かってしまうので、小物っぽい感じがしてしまうのだろう。きっと、たぶん。
それに、壬晴の宵風の願いを叶えるというのを「つまらないからダメ」と言われた様に、服部のそれも同じこと言われそうだよな。
彼が上手いこと事を運んだとしても、そこで頓挫するんだろうと予想できてしまうからか、計画自体も「ちゃちい」ものにみえてしまうんだよな。
だとすると、話はもっと別のルートへ進んでいた方が面白かったような気がするな。

今週の雷鳴
それなりに出番があり、戦闘もあったのだが、やはり相変わらずのヘタレっぷりなのであった。
もちっとカッコいい所を見せていただきたいのだが、そんなことにはならないんだろうなぁ。
んでも、雷光の死を目の当たりにした彼女が、次回どうなるかちょっと楽しみではある。
まぁ、逆上して切りかかるもあっさりやられて終わりそうですが(´Д`;)


第24話 円月輪

おお、最後に意外な展開が。
そして相変わらずのヘタレっぷり。

そんな今回のお話は…
壬晴と宵風のいる座敷牢に飛び込んできた雷鳴と俄雨。
思いがけない光景を前にした二人は、怒りに任せて服部に向かっていくが、かなうはずがない。
服部は、愕然とする壬晴に向かい、すべてはお前のせいだと、大いなる力を持つ者として義務を果たせと語る。
追い詰められた壬晴はついに・・・!
以上公式のあらすじ。

服部が壬晴にすべてはお前が元凶とかいっておりましたが、どー考えてもそれはお前の方だろと思うが、
それを言い返せないあたりはさすがまだ14歳ってところなんですかね。
お話の方はと言うと今ひとつ納得しかねるというか、最後以外は割とどーでもよかった。
壬晴の森羅万象が発動するのはいいとして、ヘタレが円月輪使う意味がよく分からない。
円月輪はどうも記憶を操作する術みたいで、今まで引っぱってきた壬晴が森羅万象になった時のことそれで甦らせたのだが、
それはあの状況でなんの意味があったというのか。
とりあえず全部の禁術を見せておかなくちゃって事のように見えて、円月輪と話との繋がりは全然分からなかったのは俺だけか?
まぁ、話数的に今までひっぱてきた「どうして壬晴が森羅万象なのか」ってのを見せなくてはいけないんだけど、
どーしてもあの状況で記憶を呼び戻すことに意味があったようには見えないんだよなー。
おそらくは、壬晴から森羅万象を引き剥がすことと、服部が森羅万象を自分に転写するのに円月輪が必要だった、
ということなんだろうと思うけど、それが劇中で分かるようになってないんだよな。
だから、ヘタレがかっこよく(かどうかは知らないが)、「円月輪!」とか言って耳飾りを放り投げ、
うりゃーっとやって昔のことを見せて、で、なに?お前どーしたいの?と思ってしまった。
案の定、壬晴に「なんで今言うねん、なんで今まで黙ってんねん!」みたいなこと言われてるし。ごもっともな意見だよなぁ(笑)。
でもまぁ、ヘタレのヘタレっぷりは見事なヘタレで、雷鳴に「お前大事なときに役に立たへんねん!」と言われるわ、
メガネ君に「お前、何やってんねん!」とか言われるし、服部に森羅万象転写のことを円月輪で思い出させちゃって、
「そんなことはさせん!」とか言って向かっていってもあっさりやられるわで、
これだけ見事に役に立たないヘタレはむしろ逆に清々しいとさえ思ったよ(笑)。

さて、今回の一番の見どころとしてはラストもラストの、宵風が服部に綺羅を打ち込み殺すところ。
服部としては飼い犬に噛まれた、というか喰い殺された格好ですが、宵風的には壬晴を守ったことになりますかね?
壬晴をというか大きな観点で言うと世界を守ったとも言えるなぁ。
でも、宵風としては親からも見捨てられ、死にかけていた自分の願いを、一応綺羅という形でかなえてくれた恩人を、
自ら手にかけてしまって発狂寸前?ってところで終わり、いい引っぱり方なのはそれはそれとして、
服部の「嫌いになってしまうよ?」に反応して殺しちゃう所を見ると、宵風は他人に愛されたかったってことよね?必要とされたかったでもいーけど。
だけど、自分は必要とされていない人間だからそんな事されないし、だったら消えちゃいたいっていう超ネガティブ思考なわけだね。たぶん。
ここへ来てやっと宵風を少し理解したような気がします。
さて、服部もいなくなって後は森羅万象をどうするかですが、上手くまとまるのかなぁ。

今週の雷鳴
ヘタレほどではないけれど、彼女もヘタレ属性なのは相変わらずで不憫です。
しかし、ヘタレに「てめー役に立たねーんじゃボケ」といってくれたのちょっと気持ちよかった。
つかヘタレが何歳かは知らないが、おそらくは一回り以上違うガキンチョにそんなこと言われちゃうヘタレはホントヘタレだよな(笑)。


第25話 二人

なんか、あっさり収束したな。

そんな今回のお話は…
宵風はついに服部に対して気羅を放ち、殺してしまった。
そのショックで混乱を極める宵風は、自分自身に気羅を打ち込もうとする。
一方、森羅万象の発動より自我を失っている壬晴は、その宵風のそばにいながらも、心ここにあらずの状況。
さらに壬晴の中では、森羅万象が壬晴を誘い、より完全な発動をとげようとしていた。
以上公式のあらすじ。

話は前半で森羅万象騒ぎが終わってしまい、後半で次回最終回の前フリをしたって感じ。
前半の森羅万象騒ぎはここへ来て突然、壬晴の母親を出してきて終わらせちゃい、
他のヤツらをなんも活かすこともなく、正直そんなんでいーのか?と思ってしまったよ。
雷鳴やメガネ君はなんかするわけでもなし、久々に出てきてなんかありそうなしじまも、
ただ見ていただけという、一体何の為に出てきたのだかよく分からないまま終わってしまった。
この辺でもっとドラマチックにすればいーのになぁ。
灰狼衆もどんな最後になるかと思いきや、あっさり地割れに飲み込まれて終わりだし。
そんな壬晴と森羅万象より、宵風の方がどうなるか興味深かったけども、後半から出てこないしな。
ま、その辺は「待て!最終回!」ってことなんでしょう。

と、いうわけで、特に思う所がないなぁ。
正直な所、よく最後まで見続けて感想を書いていたよな、オレ。
釘宮少年声に魅かれて、次週で26週間我慢し続けたオレはちょっと褒められてもいいような気がする(笑)

今週の雷鳴
壬晴にビンタ。だが壬晴が悪いのでそれで良し。
病院のシーンでは少しだけ以前あった髪を下ろしたバージョンも出てきたのは良かったな。
あの格好はかわいくて良い。のだが、最後の最後まで彼女はなんもなかったなぁ。不憫過ぎる。
ラストくらいなんかいい所があるといいなー。


第26話 心 紡いで

しじまはあの猫だったのかー!

そんな今回のお話は…
帷や虹一、雪見のおかげで、壬晴は姿を消した宵風のもとにたどりつくことができた。
海の近くにたたずむ教会で、壬晴は宵風と何を語るのか・・・。
壬晴と宵風。彼らをめぐる人々。そして森羅万象。
それぞれの物語がついにクライマックスを迎える。
以上あにてれのあらすじ。

やっと迎えた最終回はエピローグ、というよりは宵風の最後をみとるだけの話。って感じ。
その他のことは、かなりあっさりと片付けててしまったという印象で、やっぱりこの物語は壬晴と宵風の物語だったんだなぁと再認識した。
だとするならば、隠の世とかの設定は別になくてもいいような気がしますな。
とはいえ、今回のお話としては、宵風が自分を思ってくれる人たちの為にも、
わずかに残された命を生きるという選択をし、森羅万象を否定して、宵風が初めて得た幸せな時間を過ごし、
そしてその幸せを十分に感じた宵風が遂に命を散らすまでを描いていて、見事にまとまっている。
自らの存在を消してしまいたいと願っていた、超ネガティブな宵風が最終的に皆に想われ、それまでの過去を肯定し、
幸福な時を経てその幸せを十分に感じ、その満ち足りた表情のまま塵となって消えていく様は、死んでしまった悲しみよりも、
彼が充足し、幸せに満ちたまま消えたという感じで切なくはあるが「ああ、良かった」と思えるものであった。
個人的には最後ということで、森羅万象やその他のことをバタバタっと終わらせてしまったことが残念であったが、
最終回としてはなかなか綺麗な終わり方をしたのではないかと思う。

さて、全体的な感想としては、だ。
正直、かなり見ていてかったるい話だったなぁ。
そもそも、一応隠の世という忍びの世界の物語ではあるものの、今ひとつそれが活かされた風でもなく、
アクションが派手であったわけでもなく、壬晴と宵風がいちゃいちゃしている(?/笑)のは、
綺麗に百合色に染まった脳としては全く乗り切れず、お気に入りの女性キャラ雷鳴は全く活躍せず、
と、私としてはないないづくしであったなぁ。ホント、中盤辺りは視聴がかなり辛かったですよ。
釘宮理恵さんの少年声が聞きたくて見始めたこの作品ですが、それだけで26話見るのはかなり無理があったな、ははは。
とはいえ、この釘宮少年声はツンデレロリッ娘キャラの彼女か知らない人なら、こんな演技も出来るんだとビックリするんじゃないですかねぇ。
ま、くぎゅのことは余談として、この隠の王、26話分の時間かけてみるものではなかったなぁ。
原作はどうか知らないけれど、話はもっとコンパクトにまとめる事も出来たような気もしますし。
女性向けとしたら、それなりに面白いのかもしれませんが(アニメ化したわけだし)、
綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としては、ほぼ惰性で見ていたアニメでありました。
せめて、雷鳴がもっと活躍してくれればなぁ。清水家の話は雷光が持っていっちまうし。不憫すぎます。


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