灼眼のシャナII 1〜12話

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第1話「再びの刻」

あれ?第一期のイメージとだいぶ違う様な…気がする。

そんな今回のお話は…
夏休みが終わり、2学期が始まった。
いつもと変わらない校舎。積極的に吉田さんに声を掛けてる池。
妙にぎこちない緒方と田中。シャナを心配し、学校を視察しようとするヴィルヘルミナ。
シャナと共に闘ったあの夏祭りの夜がまるで嘘だったかのような風景に、悠二は嬉しささえ感じていた。
だが、悠二はそんな風景に違和感をおぼえ始める。
シャナが英語教師に意見するのも、吉田さんが持って来てくれた手作りのお弁当も、まったく同じことを自分は経験しているのではないか。
それはやがて確信に至り、この世界から抜け出すべく、悠二は1人で姿の見えない“徒”に立ち向かおうとする。
以上公式のあらすじ。

第一期は2年くらい前だっけ?その所為なのか絵の感じが前と違う様な?
特にこの物語一報われない少女、吉田一美ってあんな娘だったっけ?もっと丸っこかったような気がするんだが。
まぁ、そんな私のどーでもいい記憶はホントにどーでもいいので早速お話の方を。

ひとつのお話としては徒(ともがら)能力で第一期のあらすじっぽいのを見せながら、
みんながおかしいのではなくて悠二が罠にかかってるっていう割と凝った内容で、おおぅ、どーなるのかなーと興味深くみれました。
悠二がその能力を見破って現実世界に戻ってきて、シャナが敵を(一応)倒しながらもまだ終わっていない事を示し、プロローグとしては上手く作ってありましたな。
と、第一期見た自分としてはけっこう楽しく見れたんですけど、この第二期から見た人はどーなんですかね?
かなり説明不足なきがしますけど、ま、第二期から見てる人がどれだけいるかって話だが。

さて、お話以外の所だと、なんか絵が綺麗でしたね。
第一期の一話はけっこう微妙な感じだったと記憶しておりますが、
やっぱアニメ化を機に原作の売り上げがあがって(かどうかは知らないけれど)、
今期のアニメ化に当たってスポンサーが多くついたのかしら?ま、そんな裏話は知りようが無いので別によいか。
個人的に所ではメイドさん(え〜と…ヴィルヘルミナ?だったっけ?)の変人っぷりが薄かったのが残念。
あのメイドなのに食事が全てレトルトとか、躊躇なくいつ何時もでメイド服とか、
メイド服に全く似合わないでっかいバックパックとか(これはあったか)の「なんでやねん」てな感じがお気に入りなのだが、
まぁ、その辺はそのうち沢山出てきそうなので楽しみであります。
しかし、悠二のお母さんは高校生の息子をもっているようには見えませんなぁ(笑)。

ああ、あと灼眼のシャナといえば毎回あったサービスシーン。
シャナたんのおぱんちゅも楽しみであります(´д`;)ハァハァ


第2話「全ての序章」

色々と面白かったが全体的には…

そんな今回のお話は…
夢を操る“徒”、“戯睡郷メア”。
だが、悠二の活躍でその自在法は破られ、シャナが振り下ろした一太刀であっけなく倒れた。
封絶が解かれた世界はそれ以前と変わりなく、翌日もまた、悠二はいつもと変わらぬ朝を迎えていた。
ただそこにも僅かながらも変化があった。
朝の鍛錬の相手がヴィルヘルミナだったこと、そして鍛錬を終えた悠二にシャナが「悠二は強くなるよ」と声を掛けたことだ。
……しかし、戦いの時は再び始まった。
封絶の中に取り込まれた悠二とシャナの前に本当の姿を現す“戯睡郷メア”。
その力によって現実化する強大な敵。夢を覚ます為のキーはどこにあるのか。
そして“メア”の狙いとは……。
以上公式のあらすじ。

やっぱりというか、前期と同じく徒関係の話っておまけ感があるよなー。
シャナと吉田一美の恋のバトルとか、悠二の親友、池との関係とか、メイドさん料理と挌闘するとか、
本来メインであるはずの徒関係の話よりそれらの方がおもしろいんだよ。
けどそれらのおもしろさは徒関係の話があってこそなので、その辺の話の構築の仕方は上手く作ってあるなぁと感心する。
まぁ、狙ってそれをやっているかどうかはわからないけど。

ま、それはともかく、個人的にはシャナと吉田一美の恋のバトルが面白かったと言うか興味深かったと言うか、
吉田一美強くなったなぁと思ったとですよ。
悠二が倒れてからのシャナの心ないというか、あきらめさせようと酷い言葉を吐くのに、ちゃんと反論してくるようになったもんなぁ。
あんまり覚えてないけど、最初の方は言われてただしょぼーんとしていた様な気がする。恋で女の子は強くなるのね!
シャナの方も恋愛関係の経験値が全然ないので、吉田一美に対しただただ拒絶する事しか出来ないのが微笑ましい。
それにしてもシャナの作ってきたお弁当。てっきりぐちゃぐちゃのドロドロなのを想像していたんだけど、
まさかメロンパン詰め合わせとは思わなかったな。確かにメロンパン5個を食うのはつらいわな。
あと、メイドのくせに料理が全く出来ないメイドさんは大量の食材を前に料理しようとしていましたが…
やっぱり最終的には「生」でしたな(笑)。

あ、そうそう、話の本筋の肝を一応書いておくと、悠二のミステス零時迷子とヘカテーの、
前期でいろいろあった関係で(ちなみにそこ録り逃したんだけどな)、存在の力がとんでもなく大きくなったようです。
その辺はメイドさんとの訓練でアラストールが詳しく語りますが、これはホントに前期見てない人は置いてけぼりだな。
まぁ、前期見てない人がこのアニメを見ているかは疑わしいが。
ま、それはそれとして、この設定によって悠二がより紅世(ぐぜ)側にぐっと近づき、人間離れしていっちゃうのは面白い。
悠二がそうやって力をつければつけるほど、吉田一美との距離は離れていってしまうわけで、
物語の最初で一応死んでしまった悠二は最終的にどうなって、シャナと吉田一美のバトルはどうなるんですかね?
まだ原作も終ってないしこのアニメも今期で一気にまとめたりしないだろうから知り様もありませんが。
はっ!そうやって気にさせて原作を買わせようって魂胆なのか!電撃文庫めっ!今更買わねーぞ!

今週のサービスシーン
ない。
のだが、次回予告でいきなり吉田一美の体操服とか、
今回のラストで出てきたヘカテーそっくりの謎の転校生のおへそとか出てきたので、次回は期待して良さそうだな!
あの学校は今時珍しく、女子の体操服がブルマだし!
なんという時代錯誤だが、そんな教育方針は素敵だ。
つか、来週から能登の声を毎週聞けるのか。わくわく。


第3話「疑惑の転校生」

やべぇ、オレ変人大好きです。
それはそれとしても、どーみてもヘカテーです。本当に(ry

そんな今回のお話は…
その少女を見た時、悠二は驚き、シャナは封絶によって空間と時間を止めた。
少女の名は近衛史菜。ついさっき、クラス担任から紹介されたばかりの転校生だ。
御崎市を襲ったバル・マスケのひとり、ヘカテーにあまりにも似過ぎている史菜。
とはいえ、封絶で動けない史菜が“徒”とは思えず、シャナ達はしばらく様子をみることにする。
海外暮らしが長く、学校生活での勝手が分からないのか、
まるでどこかのお姫様のような言動や行動をしてしまう史菜に、優しく接するするクラスメイトたち。
だが、シャナは疑いを解くことはなく、とある計画を準備していた。そして、その時が訪れる。
以上公式のあらすじ。

今回は頂の座(いただきのくら)ヘカテーそっくりの転校生「近衛史菜」がやってきて、
彼女をはヘカテーではないとシャナらが認識するまでの話。
なんだけど、視聴者的にはフラグがありすぎてヘカテーじゃない方が逆におかしいわい。
史菜が自在法に気付かないのや気配がないのは、何でもありの紅世の世界ならどうとでも出来そうだしな。
例えば記憶や能力封印みたいな形をとれば良いわけだし。
そもそもお話的に敵と瓜二つで同一人物でないのなら、出てくる必要があまり無いからな。

さて、そんな近衛史菜ですが、キャラ的にオレはこーゆー変人大好きです。
特にテーブルクロスところが素敵すぎ。
公式のキャラ紹介を見てみると、「気がゆるむと睡魔に負けてしまう」とか書いてある。
た、たまらないなぁ、この変人っぷり。体操服に着替えるのも一人で出来ないし。(´д`;)ハァハァ
まぁ、こんな人リアルでいたら引きますが(わらぃ)。

今回のお話としては上手くまとまっていてけっこう楽しく見れた。
一応新キャラの近衛史菜がどの様なキャラなのかということと、ヘカテーかもという疑惑と、雑魚徒と、
三つの事柄を無理なく繋がりを持たせてあって話の流れが綺麗だったな。
前回がちょっと話が散漫だったのでこれからを少し心配していたのだが、この調子で頑張って頂きたい。
それにしても悠二を巡る恋のバトルも近衛史菜が参戦しそうで、俄然面白くなってきましたな!本編よりも(わらぃ)。

今週のサービスシーン
近衛史菜のへそ、そしてナイスブルマ!それに吉田=川澄に近衛=能登が膝枕ときて、
オレにハァハァするなという方が無理な話だろ!(´д`;)ハァハァ
この調子でサービスシーンも頑張っていただきたい。


第4話「憂いの少女たち」

やっぱ紅世が関係ない方が面白いなぁ。

そんな今回のお話は…
ヘカテーと同じ顔を持つ転校生・近衛史菜。
優しいクラスメイトたちのサポートもあり、次第に学校生活に慣れた彼女は、悠二やシャナ、吉田や緒方たちとも一緒に昼食をとるようになっていた。
だが、彼女への疑惑が消え去ったわけでない。
マージョリーとヴィルヘルミナは、バルマスケの動きを世界各地に散らばるフレイムヘイズからも収集するなど、わずかな不安要素も見逃さない気構えでいた。
そんなことを知ってか知らずか、悠二は新規オープンしたデカ盛りの店に行ってみようとみんなを誘う。
そして、悠二と佐藤がデカ盛りラーメンの早食い勝負をしている最中、史菜が姿を消す。
以上公式のあらすじ。

デカ盛り天国(わらぃ)
ま、デカ盛り天国はともかく、前期はシャナと吉田一美の恋のバトルだけでしたが、
今期からの天然・近衛史菜が参戦(?)し、シャナと吉田一美の拮抗したパワーバランスがくずれ、
ツンデレ・清純派・天然の三つ巴の坂井悠二争奪戦の幕が切って落とされましたよ。
今回のラストで近衛史菜に嫉妬したシャナと吉田一美が妙な連帯感を醸し出しているのが面白いなぁ。
相変わらず恋愛経験値のほとんどないシャナがツンツンになってしまうのはわかりきったことだが、
吉田一美の方は近衛史菜に悪意が全くないので(悪意といっていいものかだが)、どうしたら良いかわからないって感じ。
そんな悩みの根本が同じなふたりがなんとなく共同戦線か?という感じだが、
近衛史菜の正体がはっきりしない今(まぁたぶんヘカテーなんですが)、今ひとつどう転ぶかわかりませんなぁ。
というか、悠二は展開的に仕方ないとはいえ、もちっとシャナと吉田一美に気を使えよ。鈍感過ぎだろ(´Д`;)

そんな渦中の人近衛史菜でちょっと気になっているんだが、
彼女が右手につけてる輪っかってこれ見よがしに見せているけど、やっぱりなんかのフラグなんでしょうねぇ。
あれとっちゃうとヘカテーに戻るとか?いくらなんでも安直過ぎですかね。

今週のサービスシーン
やっぱり女子の体操服はブルマな御崎高校の教育方針が素敵です。
しかし、今期はサービスシーンが少ないなぁ。前期は毎回の様にシャナがおぱんちゅ見せていた様な気がしたのだが。
だがしかし!次回はシャナのお風呂シーンがあるみたいですよ!
お話的にも今回の様なお話の様だし期待していきたい。エロ方面とか。


第5話「家族の食卓」

メイドさんかわいいなぁ。
それと報われない少女吉田一美はやはり報われないな。

そんな今回のお話は…
ヴィルヘルミナによる、シャナ以上に厳しい鍛錬。
その皆あってか、悠二は徐々にだが新たな力を身に付けようとしていた。
まだ確実ではないものの、それを「存在 の力を操れるようになった」成果とヴィルヘルミナは言う。
一方、鍛錬を休んだ理由として、ヴィルヘルミナにシャナは「都合が悪い」とだけ伝えていた。
しかし本当の理由は他にあった。
とある抑えようのない気持ちが苛立ちとなり、シャナの態度を悪化させているのだ。
そしてついに、シャナはその苛立ちをヴィルヘルミナにぶつけてしまう。
そんなシャナの苛立ちを知ってから知らずか、悠二はその翌日、史菜の屋敷へと足を踏み入れる。
以上公式のあらすじ。

全開に引き続き、徒関係の話はなく、悠二を巡るシャナ、吉田一美、近衛史菜の女の戦いと、
メイドさんによる食材との戦いの二本立て?
女の戦いの方はシャナ、吉田一美とも、自分の嫉妬心がよく分からず戸惑っていましたな。
シャナはそーゆー経験値が無いに等しいのでそうなろうというものだが、
吉田一美の方はもちっとわかってもよさそうな物だけどな。
まぁ、彼女は優等生なのであんまりそーゆー気持ちがわからないのかもしれないなぁ。
吉田一美と言えば、近衛史菜のお世話係を悠二と一緒にやっておったのですが、
家が反対方向だという理由で変えられてしまいましたな。
彼女としてはそんなこたぁどーでもいいのだが、ここで変えられてしまう辺りの報われなさっぷりが彼女らしいです。
さて、そんな状況の女の戦いにまったく気付かない悠二ですが、さすがに見かねて親友池が周りを良く見ろと忠告しましたな。
池は吉田一美のことが好きなわけだが、まぁ、それはともかくとして、悠二よりは気配りできるいいヤツだよなぁ。
彼の方がモテてもよさそうなもんですが、吉田一美が悠二を好きな理由ってなんかあったんだっけか?

二本立て(ではないけれど)のもう一方、メイドさんことヴィルヘルミナ(名前覚えました!)ですが、
悠二の母千草に料理を教わりロールキャベツ…のようなものを作って、
なんとかシャナに元気を出してもらおうとしておりましたが、
彼女がそんなにシャナを気遣う理由って今まで説明ないんだよなぁ。
まぁ、前期の過去話らへんで本来ならしっかりとした理由が語られてはいるんだろうが、
その辺は見ててよくわからなかったもんなぁ。
とっても百合っぽくはあるんだけど、あんまり理由がはっきりしないのでどうも乗り切れません。
それにしても料理ひとつで抱きどころをあれだけ汚せるメイドさんはある意味才能と言うべきかもしれんな。
あと、メイドさんは今回のカップヌードルを時計できっちり3分計るのを見てわかるように、
四角四面なところが魅力なんだけれど、最近はちょっと丸っこくっていかん。
もっとこう、きっちりすぎてずれちゃっている感がほしいなぁ。

今週のサービスシーン
シャナのお入浴。だったんだけど、ほとんど動かなかったのと、立ち上がってもあの長い髪の所為で、
ぷりちーなお尻が見れなかったのが残念至極。
前期の様になんか無意味におぱんちゅとかお願いしますよ。


第6話 「試練の前夜」

マージョリーさんがいいこと言った。

そんな今回のお話は…
急遽、明日から行なわれることになった一斉テスト。
その対策のため、緒方の発案で悠二たちは勉強会を開くことになった。
メンバーは、一緒にお弁当を食べている仲間に、会場を提供してもらう佐藤と田中、そして史菜を加えた8人。
勉強会が始まると、自然と池とシャナがみんなに教える形になっていく。
しかし、シャナは史菜が当然のように悠二の隣に座っているのが気に食わない。
一方、みんなのためにとキッチンで夕食を作っていた一美も、
史菜に優しすぎる悠二の態度に、寂しさを感じずにはいられなかった。
だがその後、ふいに現れたマージョリーによって、少女たちの思いは大きく変わって行く。
以上公式のあらすじ。

今回も徒はまったく出現せず、ずっと日常パートのターン。ほのぼのしててこっちの方がいいです。
お話はあらすじにあるように、みんなで勉強会開催し、
恋する乙女たちはマージョリーさんの言葉によって、各人色々と吹っ切れたご様子。
さすがマージョリーさんは数百年の恋愛遍歴の持ち主、っていうか性格なんだろうなぁ。
四角四面なメイドさんから教養を得たシャナはまったくそういった事柄にかかわりなく暮らしてきただろうが、
マージョリーさんは色々ありそうだもんなぁ。っていうかエロそう(わらぃ)。
フレイムヘイズはたぶん歳を取るとかないんだろうけど、マージョリーさんはどれだけの時間を生きているんですかねぇ。
シャナを「チビジャリ」と呼んでいるくらいだから、やっぱりそれなりなんだろう。
そこから考えるとシャナはやっぱり「おこちゃま」なんだろうなぁ。

その辺の恋模様は一応一段落ということでそれ以外との所はというと…特にないな。
まぁ、今回はその恋模様を一端落ち着ける、というかシャナと吉田一美が自分の嫉妬を受け入れる為の話だったしな。
敢えて気になった所と言えば、近衛史菜に食器の洗い方を教えようとしたシャナが、
自分もよく分かってないっていうか洗い物なんかしたことなくって戸惑う姿が印象的でした。
そんなシャナを見て「メイドさん、ちったぁ家事をさせろよ」と、ふと思ったが、
メイドのくせにいつもレトルト出してくるメイドさんがそんなことを教えるはずもなく。
今のシャナはなるべくしてなったなぁと思いました。
最後に吉田一美、マージョリーさんに教わったことをシャナにも伝えていましたな。
優等生だなぁ。こんだけいい子なのに報われないんだよね。

今週のサービスシーン
なかった。がアイキャッチのちびっ子女教師シャナたんはなかなかよかった。
っていうか勉強会のシーン見ても思ったのだがシャナって教え方下手だよなぁ。
私も勉強がとてもダメな人間だったのでわかるのですが、
答えがわからないんじゃなくて、どうやって解いたらいいかがわからないんですよねー。
勉強できる人はそれがわからんのです。


第7話「池速人、栄光の日」

池が不憫すぎて不覚にも笑った。

そんな今回のお話は…
暗闇にシャナが縦横に振った剣先がきらめき、その刹那、魔物たちの断末魔が響き渡る。
だが、シャナの手に握られていたのは贄殿遮那ではなく、そんなシャナを暗闇の外で迎えたのも悠二ではなかった。
そう、シャナたちは、史菜に遊園地デビューをさせるため、いつものメンバーと一緒に「ファンシーパーク」へ来ているのだ。
幹事は、「いい思い出は、いい段取りから生まれる」が信条の池速人。
誰もが彼を段取りをさせたら御崎高一と思っていた。
また、彼自身も今回の段取りを成功させ、リーダーシップのとれる頼りになる男として、
一美に少しでもアピールしようと決意を新たにしていたが…。
以上公式のあらすじ。

というわけで、今回も日常パートのターン。っていうかギャグ回なのでした。
お話の方は段取り上手な池が吉田一美にアッピールしようとするも行動が裏目裏目にでてしまって…という話。
なので内容というほどのものは全く無いと言っていいが、まぁ、池の不幸っぷりを楽しむお話。
そもそもアバンでたかが遊園地に行くだけなのに、ネットやら何やらで調べる池がまずキモイ(わらぃ)。
まぁ、これは前フリそのもので、用意周到な計画があればあるほど物語というものはその通りには進まないものなので、
彼の計画は水泡に帰するのだと視聴者にお伝えしているわけですな。
つまりそういった状況を楽しんで下さいというメッセージなので、今回のこの毛色の違うお話はアリなのですよ。
そーいえば、前期もこのくらいに似たようなプール話とかありましたなぁ。

というわけで、今回は特に書く事ないなぁ。
池が張り切れば張り切るほど裏目に出ることはわかっているので、どうなるかっていうのはすぐわかっちゃうし。
個人的には最後に念願かなって吉田一美と観覧車に乗ることが出来た池が、
極度の乗り物酔いという設定が発揮して…というのはベタすぎたような気がしたな。
それまで予定調和で来ていたわけだから、最後の最後くらいちょっとひねって欲しかった。
ああ、あとちょっと気になったのだが、巨大迷路で悠二と近衛史菜に道を教えていた着ぐるみはなんか意味があったのか?
特別な意味が無いのであれば全く必要のないカットのような気がするんだがな。
悠二に「変なテーマパークだよな」と言わせたかったのならば、
それまでにおかしなテーマパークだということを見せてもいいはずだがそんなことも無かったし。なんだったんだろう。
ともかく、今回の池の報われなさっぷりは吉田一美とお似合いだと思うので、
彼には頑張っていただきたいと思う今日この頃です。

今週のサービスシーン
無い。っていうか、シャナがミニスカでバンジージャンプしたのだが、
逆さになってもおぱんちゅが見えない作画に絶望した!
前期のサービス精神旺盛な心を思い出そうぜ!


第8話「過去への扉」

うぉっ、いいところで引っぱった!

そんな今回のお話は…
ヴィルヘルミナと加えた鍛錬は徐々にその成果を見せ始め、悠二は次の段階へまた一歩踏み出そうとしていた。
一方、悠二の状況を知りつつも何も出来ない自分の腑甲斐なさを感じていた佐藤は、
ついにマージョリーに「俺を、鍛えて下さい」と懇願する。
マージョリーと一緒に街を出て、マージョリーの力になりたい。その「力が欲しい」と。
だが、その真剣は眼差しに対し、マージョリーは冷たく言い放つ「アンタ、死ぬわよ」。
そして、彼女がこれまでどんな生き様を味わって来たのか、その一部を…世界恐慌から数年経った頃のニューヨークで、
あの“千変”シュドナイと繰り広げた戦いとひとりのフレイムヘイズとの出会いとを語り始める。
以上公式のあらすじ。

今回はマージョリーさんの過去話。しかも今回で終わると思っていたら次回へ引っぱったよ。
それはそれとして、過去話とはいえ久々の本筋のお話はなかなか興味深かった。
というよりは、これまであんまり背景の語られることのなかった(と思う)マージョリーさんってのが良い。
今回の冒頭で思い出したのだが、そーいえば彼女はあの徒を探して復讐しようとしていたんだっけ。
どうも時代的には中世っぽかったので、時間的に四、五百年くらいの時間を過ごしているんですかね。
まぁ、それはどーでもいーのですが、今までが基本酒飲んだくれなマージョリーさんだったので、
ちゃんと仕事している彼女がなんか新鮮でしたなぁ。

というわけで、今回はマージョリーさん過去話の前編なので特に書く事がないなぁ。
エンパイアステートビルやそれでなんかしようとする徒、バルマスケの一人「千変」ことシュドナイ、
おかしな新人フレイムヘイズ「ユーリィ」とお話のピースとしては面白そうな駒が揃っているので次回期待ということで。

今週のサービスシーン
マージョリーさんのおヌゥド…な、なんというけしからん体(ゴクリ)。
マージョリーさんってパツキンロングでナイスバディ、そして姉御肌でサバサバした性格といい女ですよねー。
酒代かなりかかりそうですけど。


第9話「悲しみのマイルストーン」 

なんで蛾がよってくんの?

そんな今回のお話は…
先の大戦の残り香が漂うニューヨーク、エンパイアーステートビルにマージョリーはいた。
対するは“穿徹の洞”(せんてつのほら)アナベルグ。
だが、彼女が纏う青く燃えるトーガから次々に放たれた炎弾は、一向にアナベルグに当たる様子がない。
その時、鈎爪が青いトーガを切り裂く。シュドナイによる不意打ち。
絶対の危機に、半人前のフレイムヘイズ“魑勢の牽き手”(ちせいのひきて)ユーリィが駆けつける……。
自らの過去を語り出したマージョリー。だが、その最中、ふいに話をやめ佐藤たちに質問を投げかける。
「もし、仮にあんたたちがフレイムヘイズだとして…」。ある訳もない前提の質問、その意図とは…。
以上公式のあらすじ。

お話の方は、シュドナイが無理して突っ込んできたユーリィをマージョリーとの射線上に落とし、
シュドナイ、マージョリーがお互い撃ち合いユーリィは死亡。シュドナイとの対決は水入りに。と言った内容。
文字で書くと何のことかようわからないが、要は自分の目的の為に死ぬわけにはいかないマージョリーが、
射線上にいたユーリィを撃ち抜いたってこと。
ユーリィは死ぬだろうなぁと思っていたので死ぬこと自体は何とも思わないのだけど、
死なせる方法は上手く考えてあったと思う。それでただの過去話ではなくなったわけだし。
まぁ、もともとフレイムヘイズになりたいという佐藤を諌める格好の話なのですが、これを受けて佐藤がどう出るかが見物ですな。
過去話でちょっと気になったのだが、ユーリィが力を使う際に大量の蛾がよってきたんだけど、あれってなんなの?
全く説明がないんだよね、劇中で。どーゆー意図だったんですかね。
説明がないとあれは全く無駄な演出になってしまうんだけどこれでいいのかと。

個人的には悠二の封絶の話の方が気になりますな。
なんか悠二はどんどん人間離れしていくなぁ。まぁ、もう人間ではないのだけど。
しかし、悠二が力つけちゃうと今ひとつ面白味に欠けるような気がするのだけどな。
私としては力はないけど知恵を働かせてがんばってシャナの一助になるってのがおもしろかったのだが。


第10話「帰って来た男」

なるほど、どうりで若いはずだ。
っていうかさー。このアニメ説明不足多すぎじゃね?

そんな今回のお話は…
悠二の鍛錬は、自在法の構築を試みる段階にきていた。
幾度かの失敗の後、悠二が封絶に成功した時、シャナとアラストールからの祝い言葉はなかった。
悠二の張った封絶を染める、“銀色の炎”から目が離せずにいたからだ。
 学園祭まで3週間を切り、悠二のクラスでは出し物の最終決定と、
地域の商店街まで繰り出す、仮装パレードへの代表者選びが行なわれていた。
シャナや一美だけでなく、史菜と悠二もまた出場者として選ばれ、それぞれが仮装する役がくじ引きによって選ばれる。
そしてシャナがその怪しい影に気付いたのは、そんな一日の夕刻だった。
“徒”でこそないが、悠二の家から彼女らを尾行するその影に、シャナは容赦ない一撃を加える。
以上公式のあらすじ。

というわけで、話の方は割と予想通りに進み、驚愕の事実がっ!ってことは全く無い。
銀の炎でマージョリーさんがシャナ達に絡んでくるフラグが立って、
帰ってきた男は悠二の父以外に考えられず、近衛史菜はやはり怪しげな動きを見せ始め、学祭の悠二の相手は吉田一美。
と、大方の予想を裏切らない割とベタな展開でしたが、コレから起こるであろう事のプレリュードとしては、
まぁ、沢山の要素をいっぺんにみせたのはそーゆー意味で上手い。
それにしても悠二は全ての事柄の機転になっていて、いくら主人公とはいえ大分カオスなことになっておりますな。
あまり関係のなかったマージョリーさんとも繋がりつつあるし。
最終的にみんな一極集中で悠二を狙うことになっちゃって…ってことになりそうな感じ。っていうか多分そう。

まぁ、そんな紅世関係はなんでありなので放っておいて、
学園ものとしてこのアニメを楽しんでいるわたしとしちゃぁ、やっぱり学内の話の方が興味深いのですよ。
悠二の相手役ジュリエットを吉田一美が射止めるのは、シャナが紅世関係のメイン、
近衛史菜がヘカテーであることを考えれば、ここで吉田一美が引かない方がおかしい。
ただ、彼女はこのアニメいち報われない少女なので、おそらく紅世関係の所為で一緒にパレードに出ることはないでしょう。

そんな吉田一美とシャナは以前のような恋の好敵手ではなくなってきて、
近衛史菜の登場から恋する乙女としての境遇が一緒になり、
互いの気持ちを共感するようになってきて、恋の戦友って感じになってきましたなぁ。
しかし、悠二がどんどんと人間離れしていくなかで吉田一美はどーするんですかねぇ。
OP見ると池が告っちゃうような気がしますが、もしくっついちゃったとすると、
紅世関係のシャナと人間世界の吉田一美という対比構造が崩れちゃって、
物語としてのおもしろさが一気に失われると思うので、そんなことにはならんと思うんだけど、
悠二が人間でない以上、吉田一美が勝つ方法が全く無いんだよね。どーやってこの辺まとめる気なんだろうなぁ。。
まぁ、今期で全部終わらないんで別にいーんですけど。

で、今回一番気になったのはさ。冒頭にも書いた説明不足なんだよ。
悠二の親父が出てきたじゃないですか。
シャナ達を尾行したりして思わせぶりなことをしておいて、親父が何物なのか説明が一切ないんですよね。
彼はどんな職業で何故あんなに家を空けていたのか。これは語られるべきなんじゃなかろうか。それが例え嘘でも。
というのは、あんまりにも説明がないので実は紅世関係に一枚噛んでいるんじゃないかと邪推してしまったからで、
まぁ、そんなブリーチみたいなことはねぇだろうとは思いますが。

今週のサービスシーン
前回、前々回とこのコーナーを書き忘れていたような気がしますが、ぜんっぜんねぇ!
どうしちゃったんですかね。前期は毎回のようにシャナがおぱんちゅ見せていたような気がしていたんだけど。


第11話「約束の二人」

相変わらず紅世関係は説明不足だなぁ。
まぁ、だから学校内の方がおもしろいわけだが。

そんな今回のお話は…
御崎高校学園祭「清秋祭」まであと3日。
教室を使った研究発表、屋外テントでの模擬店、そして仮装パレードの衣装作り。
準備に忙しいのは悠二のクラスだけではなく、クラス単位で泊まり込みを含めた作業が行なわれていた。
祭りはその準備が最も楽しいと言われる。特に気の知れた仲間で作り出す祭りは特別であり、共に過ごす夜は格別だ。
だが、その雑然とした興奮と歓楽の中、一美は自分自身に正直でいるための決意を新たにし、
シャナもまた己の心に真正面から向か合おうとしていた。
そしてヴィルヘルミナが帰ってきたその夜、悠二に新たな試練が突きつけられる。
以上公式のあらすじ。

お話としてはメイドさんの報告がメイン…メインっていうかなんていうか、重要なところで、
それ以外は特にお話としての重要度としてはあんまりないな。文化祭の準備していただけだし。
一応、恋する乙女の戦いとしては、吉田一美とシャナがもう恋の好敵手ではなく親友って感じになっちゃってますが、
まぁ、ここ2、3回と状況的にはさほどの違いはないですな。
本筋である紅世関係の話もメイドさんの話は半分くらい前回のカムシンの話と一緒だし、
相変わらずの説明不足だしでお話的なおもしろさは特になかった。

っていうかさー。ホント説明なさすぎなんだよな。
今回出てきた紅世の王フェレスってのは追々でてくるキャラクターであろうからいいとして、
せめて戒禁(かいきん)の説明くらいしたらどうかと。公式の用語集でも読めとでもいいたいのか。F.S.Sじゃあるまいし。
一応公式に載ってるのを張っておきますかね。
>悠二の体内にある『零時迷子』にかけられた自在法。
>主に、戦闘用ミステスに宿る宝具の摘出を防ぐために用いられる。
>取り出そうとした“徒”に、ダメージを与える、腕を捕らえる、破壊する等、効果は様々

とまぁ、こんなものなんだそうな。つか自在法なのね。そーゆーことはちゃんと劇中に説明せいよ。
原作読んでない人は知りようがないんだからさ。
なんでこんな事書くかと言うと、今回メイドさんがこの戒禁のことをある程度わかっていることを前提としたセリフだった為に、
そこで戒禁の説明から入ると思っていた私としては「おいおい、説明無しかよ」と思わず画面に突っ込んでしまったから。
紅世関係の話はどうも原作読んだことを前提に語られているような感じがするのがどーも気に食わんな。
そうそう、前々回のユーリィの力も隷群(れいぐん)といって、
用語集によると「ユーリイの能力。虫を操ることができる。」ということらしい。
第2期とはいえ原作読んでいない人にもわかるように作るべきなんじゃないですかねぇ。
と、お話云々よりもそういったことが気になってしまいました。

今週のサービスシーン
シャワーシーンで乳揉み(´д`;)ハァハァ 女の子同士はやっぱいいなぁ。
今期はあんまり目立っておりませんが、吉田一美の乳はまだまだ育っているご様子ですよ。
シャナはシャナで相変わらずのご様子でなによりです。というか中村公子GJ。


第12話「清秋祭始まる」

なんかエライ引っぱって登場だな。

そんな今回のお話は…
「清秋祭」初日、商店街を練り歩く仮装パーレドがスタートした。
1年2組の仮装は、ロミオとジュリエットに扮した悠二と一美、
ドロシーのシャナや魔法使いの史菜を有するオズの魔法使い。
コース沿いには多くの見物客に混ざり悠二の両親、そしてちょっと離れた場所にはヴィルヘルミナに無理矢理連れてこられたマージョリーの姿もあった。
悠二の自在法に現れた銀色の炎、零時迷子を追うフィレス。
悠二の身に起こった疑問にマージョリーの力を借りるため、ヴィルヘルミナは彼女に銀のことを打ち明ける決意をする。
だが誰一人として気付かないまま、しかし確実に、不吉な風は吹き始めていた……。
以上公式のあらすじ。

というわけで、話の本筋としてはフィレスとやらが登場したところで引っぱった。
前回、前々回でいつ来るのやらと思っていたけど、今回も出てきたところで終わるしエライ引っぱりますな。
まぁ、重要な役所なのかもしれませんが。
紅世関係はなんでもありだし、そのうち否が応でも話が動くからとりあえず放っておくとして、
個人的には学内とその他諸々を見ていきたい。

といっても、清秋祭とやらをやっていただけなので特におもしろいところはない。
今回のラストから始まるフィレス編を盛り上げる為に、平和な日常生活を見せたという印象。
本筋である紅世関係の話は悠二を中心にかなりカオスな状況だし、
次回予告によると緒方さんがどうも死ぬっぽく、割と殺伐としてくるであろう前に、
学内のメインキャラで楽しくわいわいとやることで、それがより活きるということなんだろう。
しかし、なんか悠二はいつのまにかイケメン野郎共の仲間入りというか、
私は彼はそんなカッコいいという設定ではないと思っていたのだけど、
シャナや吉田一美、近衛史菜だけじゃなくなんかエライモテモテなのがどうもな。
三枚目がいつの間にか池になっちゃってるし。本来は出来るヤツなんだろうに、合掌。
と、まぁ、そんな感じで実はあんまり書く事がなかったりする。
今回で1クール終わりということで、次回から本筋の紅世関係がメインとなって話が進んでいくことだろうから、
次回からの急転直下な展開を期待していきたい。
っていうか、そろそろ面白くなっていって欲しい。
あとサービスシーンがないよー。シャナのおぱんちゅまだぁ?


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