宇宙をかける少女 1〜13話

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第1話 「孤高の魂」

イモちゃんかわいい。

そんな今回のお話は…
獅子堂秋葉は獅子堂五姉妹の三女で17歳。そんな彼女のもとに結婚話がもちあがる。
納得がいかない秋葉は、メイドナビのイモちゃんと一緒に自宅から逃亡。
幼なじみのフリオの手引きでスクールコロニーの脱出ポッドへ逃げ込む。時を同じくして、宇宙空間に謎のコロニーが出現した。
突如として姿を現した強大なコロニーの引力は、周囲を漂う無数のデブリと共に秋葉を載せた脱出ポッドを吸い込いこんでゆく。
上公式のあらすじ。。以上公式のあらすじ。

なにはともあれ、おそらくは2009年1月からのアニメで一番の注目作(?)であろうこの宇宙をかける少女。
さすがサンライズ。見事な導入部である。
お話はあらすじ通りで、内容的には世界観の紹介、主要キャラの顔見せ、謎バラまきまくりした上で、見事に次回へと引っぱった。
話の流れとしては、いきなり結婚しろと言われた金持ちの娘「獅子堂秋葉」
が嫌がって逃亡したら、
偶然、人工知能搭載型(ブレイン)コロニー「レオパルド」と出会い、なんだか騒動に巻き込まれる。
というだけの話なのだが、飽きさせる事なく最後まで楽しく見せてくれた。
そんなある意味ドタバタを眺めていただけではあるのだが、「なんだかこれから楽しそう」と思わせる作りが上手い。

個人的な所としては、メイドナビのイモちゃんこと獅子堂妹子がアクセントとなっていておもしろかった。
話としては彼女がいなくても、おそらくは何の問題も無いのだろうけども、いるといないのでは、だいぶ印象が違う物になったのではなかろうかと思っている。
マスコットのような可愛らしい姿と声で甲斐甲斐しく主役の女の子につくしながらも友達のような関係で、
宇宙船のパイロットになるという夢を持つ乗り物マニア、と見事なキャラ立ちしているのも良い。
今後も主役の周りを飛び回っていい味を出してくれることだろう。
どーでもいーけど、イモちゃんは「ナビ人と呼ばれるロボット。」ということなんだけど、ロボットなのに学校に通っているようなんだよね。
この辺は制作の過程で全部詰め込んじゃってあとからパッチをあってるとか言う機械的な考えじゃなくて、
人工知能搭載型(ブレイン)コロニーなんてのがあるわけだから、イモちゃんもそういう類いの物で、自立成長型なわけですよね?
まぁ、いわゆるペット的なものという事なんでしょうが、やっぱり金持ちの遊び相手みたいなもんなんでしょうねぇ。
それはともかくとしても、イモちゃんの動力がどうなっているかがすごく気になる(笑)。

他気になった人はまず神凪いつき。公式のキャラ紹介によると、
「ICP(インター・コロニー・ポリス)、ディビジョン5、特殊怪奇事例専従捜査課所属。曲がったこと、間違ったことが大嫌いで、融通が利かない性格。」
と、なんでも四角四面にとらえそうな性格といい、今回見事にレオパルドの落とし穴にはまったことといい、
舞-HiMEでいう所の「玖我なつき」ポジション、つまりヘタレで確定ってことでよろしいな?(笑)
彼女は是非マヨネーズ大好きでいていただきたい所(笑)。
それとICP特殊怪奇事例専従捜査課の課長、ニーナ・ストラトスキーの飄々とした感じが好印象。
きっとパトレイバーの後藤隊長よろしく、いいところでカッコいい所を見せてくれるのであろう事を期待したい。
最後に主役の妹獅子堂ナミ。恐ろしく気が強そうな割に対人恐怖症なのかなんなのか人ごみが嫌いで、
内にドス黒い物を持っていそうな「ぶっ壊せばいいのよ、なにもかも」発言と、強そうなのに弱いけれどドス黒い所が素敵(´д`;)ハァハァ

と、これから様々なキャラクターがどんな事をしてくれるか楽しみですな。


第2話「異界からの使者」

イモちゃんノリノリだなぁ(笑)。

そんな今回のお話は…
秋葉が目を覚ますと、そこは自室のベッドの上だった。宇宙空間をさまよっていたところをフリオに助け出されたらしい。
レオパルドの所在を聞くと、消滅したとのこと。翌日、登校した秋葉は生徒会から呼び出しを食らう。
学園の脱出ポッドを使用した件について問いただされて言葉に詰まる秋葉。
と、そこに天井を砕いて謎の少女が現れた。少女は時雨に蹴りを見舞うとそのまま交戦状態に。
隙をついて生徒会室から逃げ出す秋葉。
ホームルームの時間、転校生と紹介され教室に入ってきたのは先程の少女、河合ほのかだった。
以上公式プレビューのあらすじ。

各所で言われていたようにOP曲と絵の印象が全くあっていませんな(笑)。
それはともかく、どうも随分と大風呂敷を広げたような印象でした。
あからさまに怪しい生徒会は出てくるし、レオパルドは50年前のご禁制のブツだし、ICPの上層部もあからさまに怪しいし、
前回ラストから出てきた河合ほのかはなんだか全く分からない不思議少女だし、
クィーンとか言われちゃってるし、なんだかよく分からないままレオパルドの足りない部品を取りに行くしで、
これらは最終的にちゃんとキレイに折り畳む事が出来るんでしょうかね?
そんな謎バラまきまくりな今回は、その辺の色々な要素が入りまくりな為か、どうにもブツ切れ感があった印象。
秋葉の学内での出来事はすごくまとまりに欠けていて、どこかぶった切られているんだろうなぁと思わせるものだった。
おそらくは製品版ではちゃんとなっていそうですが。
それはそれとして、まだこの段階でなにかがわかるような事もないので特に語る事も無いのだけど、
前回突然降って湧いた秋葉の結婚話は嫌ならその気になるまで先方を待たせておく事になってしまい、
ただ秋葉とレオパルドとあわせる為だけのイベントだったみたいでしょんぼりだな。
しかし、相手がどんなんか全く見せていないので、これもまたなにか後々に活きてくるんじゃないでしょうか。
案外、人間のフリしたレオパルドなんじゃねーの?(笑)

その他気になった所としては、ニーナといつきがなんか良いですな。
四角四面ないつきに飄々としているが切れ者っぽいニーナという組み合わせが素敵。
普通に考えると真面目ないつきはニーナ見たいなのを嫌いそうですが、
それなりの信頼関係を気付いているようで、その辺のなにかしらを想像できるのが良いのだ。
個人的に百合ってくれればいいなーと思います(笑)。
今回はそれくらいしか書く事ねーなー。

今週の獅子堂妹子ことイモちゃん
憧れの路面電車を運転させてもらって(?)随分ノリノリでしたなー。
車掌のアナウンスまでしちゃってご満悦でした。かわいいなー。
そんな乗り物マニアのイモちゃんなので、QTアームズにも乗りたがるのかと思いきや、「この乗り物はちょっと怖いです。」と言っておりましたな。
ロケットのパイロットになるのが夢ということなので、どうやらバスやら電車やら車やらは良いけれど、
兵器みたいなのは好きじゃないって事みたいですね。まぁ、マニアなんですからこだわりがあるんでしょうねぇ。
それはそれとして、同じ人工知能であろうイモちゃんとご禁制のレオパルドな一体何が違うのか。
同じ自律型だろうにと思うが、おそらくはロボット三原則的なモノが有るか無いかという所なんですかね?
イモちゃんは人間に対し仕える格好だが、レオパルドにはそれが全く見当たらないからな。
F.S.Sのファティマみたいに、人間以上になるのを恐れた人間側が、50年前になにかしらしたんじゃないかと思っているのだがはてさて。
その辺を含め、ちゃんと収拾つくのかしらねー。なんか最後にどばっとまとめてしまうような気がするのだが……。


第3話「黄金のソウルシャウツ」

くされ!チン!ドカーン!(笑)

そんな今回のお話は…
まるで生き物のように伸びるパイプ群、「ネルヴァル」と呼ばれる巨大なメカと対峙する秋葉達。
それらの攻撃に苦戦するも、飛び込んできたほのかの助けにより目的の磁気チェンバーを手に入れ、プラントコロニーからの脱出に成功する。
そこで目にしたものは、ICPの車両を次々に破壊するプラントコロニーの姿だった。
秋葉はレオパルドの元へ戻ると、コロニーに磁気チェンバーを取り付ける。
それは、レオパルドの真なる力の発現となり、秋葉は手にした黄金銃の引き金を引くのだった!!
以上公式のあらすじ。

引用したあらすじではなんのこっちゃよーわかりませんが、要するに、
レオパルドの新しいキンタマを女子高生(秋葉)に取り付けてもらい、みなぎってきたレオパルドが射精してぶっかけ。
おかげですっきりレオパルドが賢者タイムに突入したということです。
いえ、
間違った事は書いておりませんが何か?
というわけで、上記レオパルドの賢者タイムまでが前半、後半は上層部から盗聴されていると気付いていたICP怪奇課のニーナの策で、
いつきが殺害されたように装い、秋葉から情報を得る為に秋葉の学校に下山むつみとして潜入するも、
一部の人たちからバレバレなんですが……。という構成になっております。

お話としては、ここまでで風呂敷を全部広げたといった印象。
とにかくゴタゴタと展開していって謎バラまきーの、設定・状況見せーの、よーし布陣を敷き終わったぞ。って感じ。
おそらくは、1クール終わるまで謎をプンプンに追わせながらもさしたる進展せずに、2クール目から風呂敷を折り畳んでいくのかと思われます。
今回としましては、前回からの引き続きのキンタマ騒動の集結、Bパートからのいつきの潜入捜査と、割と全体的にドタバタではあるものの、
色々な要素を含ませつつ見せていて、フルスピードで駆け抜けていった感はあるが、興味深い事が多く楽しく見させてもらった。
個人的に賢者タイムより、Bパートのいつきが「下山むつみ」として変装して潜入捜査する所がおもしろかった。
OPで出てくる「下山むつみ」は一体誰なのかと思っていたらいつきだったのね。
潜入捜査する際に女子学生の行動を研究したとのことですが、おそらく百合系の少女マンガかライトノベルでも読んだんでしょうねぇ(笑)。
そんな百合的発言などを言ってはいるんですが、この人、根っからの警官口調なので、
ものすごい不自然(劇中的にも)なのだけど、本人はいたって完璧に女子学生を演じていると思っているのがおかしい。
また長い髪のカツラを自分で踏んづけてとってしまい、秋葉に正体を見られたりする、結構なドジッ娘属性も素敵だ(笑)。
どーでもいーけど、「神凪いつき」よりも「下山むつみ」の方がかわいいですね。ずっとそのままでいて下さい。

他に気になった所としては、ニーナでしょうか。
いつきを死んだと装って上層部の目を誤摩化そうとするなんて、やはりこの人かなりキレ者だ。
まぁ、劇中ウルが言っていたように、もうちっと穏便に出来そうな気もしますが、爆殺までさせれば疑われはしまいという事だろう。
爆発したのはアホな刺客がトラップに引っ掛かったからなんですが(笑)。
そのアホな刺客ですが……ホントにアホだな(笑)。
最初に怖そうな仮面つけていたので、目的の為なら手段選ばすな人たちなのかと思いきや、
死体や血に動揺したり、トラップに引っ掛かったりと、見事な役立たずっぷりです。
今、公式のキャラ紹介見たらこの人達は「ICP中央公安部所属のエリート捜査官」なんだそうな。
こんな役立たずがエリートなんだから、公安なんて大した組織じゃなさそーだよな。
ま、現実に官庁のエリートなんて役立たずばっかりなんでしょうが。

今週の獅子堂妹子ことイモちゃん
レオパルドに「にっころがし」と呼ばれ激怒。
ものすごい文句を並べ立て、極めつけは冒頭に書いた「くされ!チン!ドカーン!」ですよ(笑)。
にっころがし言われてこんなに怒っちゃうイモちゃんもかわいいですなぁ(´∀`)ぽわわ
その後に我に帰りって「私、今なんてことを!」と顔を染めるイモちゃんかわいい。
1/1イモちゃんフィギュアとか出たらオレ買っちゃうよ。
そして思うのだが、秋葉って絶対イモちゃん萌えしてると思うんだ。


第4話「まつろはぬ者達」

ぶーんぶーん。
イモちゃんかわいいなぁ。ぽわわ。

そんな今回のお話は…
学園祭でにぎわう校内を歩いていた秋葉は理事長室へと呼び出される。
そこで彼女が目にしたのは仮面をつけたレオパルドの犯行予告の映像だった。
レオパルド曰く、「このコロニーから、僕の大切なものを取り返させてもらう」とのこと。
この映像は秋葉の端末から発信されたらしい。腹を立てた秋葉とイモちゃんは、レオパルドと大喧嘩に。
一方その頃、学令再編特区で男子生徒が暴れていた。
知らせを聞いて駆けつけたいつきと生徒会の面々の目の前に現れたのは、箱をかぶった人間だった!!
以上公式のあらすじ。

イモちゃんの愛らしさは「今週の獅子堂妹子ことイモちゃん」でゆっくりと語るとして、
今回のお話の方はというと、すごい唐突感を感じたのは自分だけだろうか?
変態紳士レオパルドの部品を取りに使いっ走り状態になっているわけだけど、それを普通に受け入れ気味の秋葉に不自然な印象を受けるな。
少なくとも前回のような部品窃盗によるドタバタがもう1回くらいあってからの話の様な感じであったよ。
それがあっての、使いっ走りじゃない→レオパルド報復ならしっくりくるんだがなぁ。
それと、前回ラストからの流れが全くないので、アバンでほのかとなんか盗む為にキャンギャルしてるのも唐突に感じるし、
なによりエクスQT関連の箱男とか、まーだ風呂敷広げるつもりかよ、というか、別にここで出さなくても、
他でそれなりの流れを用意してから、その辺の箱男出してもいいような気がして「いきなりなんなのさ」と思ってしまった。
なんかエラい詰め込みすぎな上にさらっと流しやがるので、今回はお話として、わかりにくいというか、
どうももにょもにょするというか……散漫?だったような気がする。

その他気になった所としては、最後のドタバタなのですが、そこが一番唐突だったような気がするなぁ。
それよりなにより、変態紳士レオパルドの介入により、Qテクターが少しずつ消えてしまうわけですが、
あんな恥ずかしがるほど消えてねーだろ、と思ったのはきっとオレだけではあるまい。
どーせならもっとガバッと剥いてくれよ。そのへんはやはり規制でもあったのであろうかね?
どーでもいーけど、最終的に秋葉は上は全部無くなっていたんですかね、やっぱ。
それから、風音とスール学園の理事長の話を聞く限り、秋葉は存在そのものが特別なのかしら。
そもそも秋葉が頭に付けている赤いヤツってなんなの?飾りなの?それとも何かのフラグ?もうなんかわかんねーことだらけだよ。
風呂敷広げまくっている上に、いわくありげなキャラ達が知った風な思わせぶりな口をきくので、正直ちょっとイライラするな。
最後に、今回強奪したブツですが……ちっさ!(笑)
ああ、そういえば、今回の変態紳士レオパルドのエロい計画ってほのかは知っていたってことでいーんですよね?

今週の獅子堂妹子ことイモちゃんかわいい
今回はイモちゃんの衣装が、パイロット、学生運動、そしてお風呂では浮き輪にシャンプーハットと、
色々と衣装チェンジしており愛らしさが増しておりましたな。
最後に二式空挺(?)で秋葉達を助けるときは、わざわざ学生運動風からパイロットに衣装変えているなんて、結構余裕だな(笑)。
そして変態紳士レオパルドに怒るイモちゃんがまた愛らしい。
犯行予告に文句を言いに行った時の、路面電車を飛ばしながらブチ切れ寸前で「次はレオッパルド前ーッ!(怒)」と、
しっかりアナウンスしちゃう辺りが可笑しい。
さて、乗り物マニアという設定は、どうもイモちゃんだけではなく、ナビの人達みんなそうみたいだったようで。
正直それはちょっともったいないような気がしますなぁ。いい個性だったのに。
それはそれとして、最後の二式空挺のところで、他のナビの人と思われる人達が歓声を上げている所を見ると、
どうやらイモちゃんはなかなかの人気者のようです。さすがだなぁ。
そーいえば、イモちゃんは度々メイド姿のロボットに乗っている事があるんだけど、アレいるか?
まずそっちがフィギュアだかなんだかになるとかをどこかで見た記憶があるのだが……
バッカじゃないの!?全くイモちゃんの魅力を理解していないね!
あんなどーでもいい姿よりもさっさと1/1イモちゃん出せよ!絶対買うから!


第5話「鋼鉄の乙女」

結構強いじゃないか!バカだけど(笑)

そんな今回のお話は…
Qテクターを透過させられ学園内で裸をさらすことになった秋葉は、レオパルドと大喧嘩をしてしまう。
困るほのかを尻目に、秋葉はレオパルドコロニーから出て行く。
その頃、獅子堂家では風音、エル・スールを含む獅子堂評議会のメンバーが集まり、会議が開かれていた。
モニターに映る高嶺から桜が何者かに連れ去られたとの報告が入る。
一方、事態を知らない秋葉は、レオパルドから解放され、久しぶりの自由を満喫しようとしていた。
以上公式のあらすじ。

今回はなかなか綺麗にまとまっており、とても楽しく見させてもらった。
前回のストリーキング事件で変態紳士レオパルドと喧嘩した秋葉と、
裏で暗躍するネルヴァリストとそれと対決姿勢を見せる獅子堂家をメインに、
秋葉の心情や初登場の獅子堂家の次女、罪状たっぷり謎のEXQT女などを見せつつ、
最後はメインキャラ3人が接点を持った所で上手く引っぱっていて、奇麗な流れで感心した。

今まで大風呂敷広げていた本筋ですが、どうも獅子堂家をメインとするレオパルド派とネルヴァル派の対立構造があって、
EXQTやら箱男やらQTアームズやらアレイダやらその他全てはそこから派生する問題のようですね。
獅子堂家はレオパルド派の総本山(?)というとこが本来の目的なのかもしれませんな。
その辺りから考えを膨らませると、獅子堂五姉妹はホントの姉妹かどうかちょっと怪しい感じがします。
そーいえば、今回何故レオパルドが秋葉を選んだかという話もちょろっと出てきたのだけど、
元々秋葉の役目をしていた者がいたそうだが、どうもお亡くなりになっているような様子。
そして今、秋葉が選ばれたということは、やはり第1話での結婚相手はレオパルドなんじゃねーのかなー。
あれは要するにレオパルドが獅子堂五姉妹で誰を選択するかという事だったんじゃなかろうか。
もしくは元々クィーンと呼ばれる資質のある秋葉を、獅子堂が保護していて時を待っていたとか。
今までのイベントを統合して考えると、そういう考えにしか今の所行き着かないなぁ。

他、興味深かった所としては秋葉だろうか。
変態紳士の変態行為に怒って、もう関わり合いたくないと拒絶しながら、いざ自由のみになってみて、自分に出来る事やる事がなかった秋葉は、
自分が色々とスーパーな姉妹の中でもミソっかすである事を再認識してしまうのだが、
いつきに強制的に連れられて起こった騒動に巻き込まれ、そして駆けつけてきたレオパルドを見て、
自分が求められている事、そして他人には出来ないであろう冒険、退屈な日常からの脱却を認識するという、
割とノーテンキな秋葉の意外な内面が見れておもしろかった。
またレオパルドの「手がすべってQTアームズを射出してしまったぁー(棒読み)」を受けての、
「足がすべって乗り込んじゃった」と返す秋葉の何も出来ない自分じゃないという事と、退屈な日常から脱する事への高揚感を感じられる表情が良いな。
個人的観点からして、ミソっかすだろうと大財閥の娘として何不自由なく育ち、
しかも、こんな心躍る冒険に巻き込まれるなんて、うらやましいどころか「なんじゃコイツは」と思う所だが、
秋葉はそういう嫌味を感じさせない良いキャラだなーと思います。

上記以外では、個人的に獅子堂五姉妹で一番可愛いなーと思っているナミ。
この人、人気モデルだったんだねー。対人恐怖症(?)の原因はどうもそれのようです。
彼女は色々と屈折していそうなので、これからどーなっていくか楽しみだなー。
どーでもいーけど、私の脳内では彼女は秋葉お姉ちゃん大好きっ娘って事になっています(笑)。
それと、この娘もかわいいなーと思っているんですが、秋葉の後輩でネネコっているじゃないですか。
あの後輩気質がたまらんのですが、それはそれとして、彼女はなんか本筋に絡んだりするんでしょうかね?
そして最後に、ほのかは裸にされても平気だそうですよ。
よしきたっ!レオパルドさん!やっちゃってください!期待していますよ!
ああ、どーでもいーんだけど、「
アホアホコンビ」ブーケンビリアとミンタオですけど、バカだけどなかなか強いじゃないか。
「いくわよ、ブー!」「ほいきた、ミンちゃん!」が可愛いですな。
ってゆーか、こいつらはあーゆー役回りなのだと確信したわ(笑)。

今週の獅子堂妹子ことイモちゃん
うぉ、出番ねぇ。いや、あるにはあったが彼女のいい所が全くなかったなー。
このアニメきっての萌えキャラなので(そうだろ?)、おいしい所をかっさらっていって欲しいなー。


第6話「白き黒帯」

アシモ強えぇ!

そんな今回のお話は…
高嶺からの定時連絡が途切れたことを知った風音は、月へエミリオを向かわせる。
一方、聖アルテミス更生センターに着いた秋葉一行はレオパルドのパーツを探すため、
メインフレームに侵入し構造図を手に入れようとしていた。
コンピュータルームでセキュリティを解除しようとするが、勢い余って施設の全セキュリティを解除してしまう。
それをきっかけに囚人達の首輪のロックが外れ、暴動が起きる。
秋葉は混乱に乗じてメインフレームへの侵入を果たそうとするが途中で人波に飲まれ、いつきやほのか達とはぐれてしまう。
以上公式のあらすじ。

あらすじ後、先行したほのかといつきがお菓子につられてネルバルを修理していてしまっていた獅子堂五姉妹の末っ子「桜」と会う。
その後秋葉もそこで合流するが、アレイダによって捕われていた次女高嶺を発見。
助けに向かった所、一人で退屈だった為に迎えにきてしまった変態紳士レオパルドがやってくる。
レオパルドを発見したことで聖アルテミス更生センターが動き出す。
更正センターそのものが、人工知能搭載型コロニーネルバルであったのだ……って感じ。

お話としては、パーツ集めで向かった秋葉達、レオパルド、ブーとミンちゃん、掴まった高嶺、アレイダ、
上記した知らずに修理してしまった桜、そしてネルバルと、
月の聖アルテミス更生センターへ各方面のベクトルが集約していく感じが、序盤の山場らしい所を見せていて良い。
次回にレオパルドとネルバルの関係をある程度はっきりさせて、話の方向性を見せるのであろう。
そういった所で、各方面がこの局面に集結する事で、話を一段階進めたいわけなのだが、
その為に前回までにバラまいていた要素が、ここでいったん集まってくるという何かありげな感じと、
意外にも早く出てきた対立する立場の黒幕登場で、いかにもこれから話がゴロっと動き出しそうな気配がするのが上手い。
また、これはワザとやっているような気がするのだが、すごくドタバタした感じがおもしろい。
秋葉達はもともとドタバタの成り行きなのだけど、それ以外の所では状況に応じて動いてはいるのにも関わらず、
それらの全体の思惑が絡んでくると、しっちゃかめっちゃかになって、
なんかこっちに転がってしまったーっ!みたいなドタバタ展開になってしまっている辺りの楽しげな感じが良いですな。

さて、気になった所として、お話と関連した所では、
いつきが過去に見た箱男とコロニーはどうもレオパルドではなくネルバルの方なんですかね。
まぁ、ネルバルの方になんかないと、いつきが追っかけられなくなるから、そうでないといかんでしょうが。
そのネルバルと対立構造にある獅子堂家とかその辺の方々っていうのは$助ェわかってきたのだけど、
ちょっとわからないのが公安の連中。彼らの目的がよくわからないんだよねー。
今の所ネルバルと繋がっている風には見えないし、かといって獅子堂らレオパルド派とも違うし、
しかし、なにかしらありそげにしてあるので、なんかに関わりあるのは間違いないのだけど、そこからが全然見えてこねぇ。
そういう所から考えると、変態紳士とネルバルの対立構造だけだとなんなので、第三勢力的な何かかも知れませんな。
最後にアシモことミスタークロオビですが、みょーに強いのはともかく、なにかしら意味があるんでしょうけどなんか重要な役割がありそうですね。
つか、コイツの部品の一部がレオパルドに必要とかになったりして。

今週のイモちゃん
Qテクター装備のイモちゃんかわいい。シャキーン!
頭が大きくてヘッドセットディスプレイ(?)を出すボタンに手が届かないのな(笑)。
そしてミスタークロオビこと第四世代型自律歩行ロボットに感激しておりました。
イモちゃんは乗り物だけでなく、年代物の機械にも造詣が深いなぁ。ってゆーかマニア(笑)。
どーでもいーけど、現在公式HPで人気投票が催されており、当然の如くイモちゃんに1票入れてきたし、
無論、イモちゃんが断トツ1位であると確信しておったのだけれど、途中経過で1位がほのかであった。
はぁ?お前ら何考えてるの?いいからとっととイモちゃんに1票入れとけ!わかったな?
よぅし、こうなったら毎日イモちゃんに1票入れてやるぅ!!みんなもオレに続けー!!


第7話「神々の闘い」

なんか第1章終わりました。って感じだな。

そんな今回のお話は…
レオパルドの前に突如月面からあらわれたネルヴァルコロニー。
秋葉達は高嶺を助けるためにQTアームズに乗り込んだものの、
ネルヴァルの冷気攻撃にやられネルヴァルの内部へと落下していった。
秋葉は意識を失っていたいつきを助け出すが、そこに巨大な顔の形をしたネルヴァルの頭脳体が現れた。
さらに、アレイダとそれを追ってきた高嶺も駆けつける。高嶺はレオパルドの反物質砲のトリガーを引くよう秋葉に命令する。
以上公式のあらすじ。

相変わらずのドタバタ感でしたが、冒頭書いたように「第1章終わりました」って感じだ。
ネルヴァルとの小競り合いを制したと思ったら、ネルヴァル配下(?)の人工知能搭載型コロニー「クサンチッペ」が現れ、
いったん退いた後、高嶺、風音がやってきて秋葉に一応の説明をした所で終わった。
この時点で秋葉に一応の説明がなされるとは思っていなかったなー。もちっと引っぱるかと思っていたが。
ともかく、今回分かった事として、ネルヴァルを裏切ったらしいレオパルドのおかげかどうかは知らないが、
人類はネルヴァルから一応の勝利を得たらしく、また始まるであろうネルヴァルとの闘争の為の超法規権力機関が獅子堂家らしい。
で、秋葉はレオパルドと共に戦う運命なんだそうな。おお、ちょっと前に想像した事が割とかすってるじゃないか!
とまぁ、こういったこの世界の一般人が知らない事を秋葉が知った、という所からして「第1章終わりました」って感じよね。
これからどう話が転がっていくかが楽しみ。

さて、今回としては、巨大な建造物である変態紳士レオパルドとネルヴァルが取っ組み合いとか随分だよなー(笑)。
月面に叩き付けられたレオパルドは特に外装部に破損は見られなかったけど、頑丈に出来ているんだなー、レオパルドのくせに(笑)。
それはともかく、もっと人工知能搭載型コロニーらしく、こう来てこう返すみたいな頭脳戦が繰り広げられるのかと思いきや、
随分大味な戦闘で、割と成り行き的なのはわざとなのか、それともこれまでの流れのようにそういうものなのかで、
あまりこれといって思う所がなかったなぁ。秋葉達は何もしてなかったしね。
それも他の獅子堂の皆さんの見せ場であったというところもありまして、
囚われの身であり「ヘタレ?」などと思われておった高嶺は今回でアレイダと互角に戦い良い所を見せたし、
長女風音は獅子堂家の長でその強権をもって、ネルヴァルとの戦いを指揮しておりました。
個人的におもしろかったのが末っ子の桜で、なんだかよく分からない言葉にテロップがついていた所を見ると、
あの理解不能な言語(?)は思考を出力する際に効率重視で単純化しているのであろう。
天才が時に変人に写るように、一般人には全く理解できないくらい恐ろしく論理的に簡略化されているわけだ。
で、さらにおもしろいのが、それを風音が理解したのは、それなりの頭脳をもつであろう事を推察されるから分かるのだが、
四女のナミは理解しないが秋葉は理解しているのよね。ナミの学力はどうか分からないけれど、秋葉はミソっかすなのにね。
秋葉が論理的に簡略化されていると理解しているとは到底思えない(笑)ので、感覚的に理解しているのであろうけど、
それは論理的にそれを読解しているのではなく、直感的に簡略化された言語を自分の理解し得る範囲に直しているんだから、
これはこれでなかなかすごい才能であると言えるよなー。と、妙な所がツボってしまったよ。

それら以外の所では、まずはアホアホコンビのブーとーミンちゃん。
電気を喰らって骨が見える演出みたのなんてタイムボカンシリーズ以来だよ。らしくて笑った(笑)。
後はとっても個人的な事だが、ネルヴァルは以下のコロニー「クサンチッペ」を田中理恵さんが演じておられたなー。
私は彼女が大好きなのでうれしいのはともかく、あーゆー役、似合いますよね(笑)。
それはそれとして、ネルヴァリストなんて呼ばれている方々は、もっと個別な活動しているのかと思っていたら、
上記クサンチッペやアレイダ、それに箱男たちとかを見るに結構組織的なんだなー。
まぁ、対抗する獅子堂家がカークウッド全域をほぼ支配しているとなると、当然なのかもしれませんが。
その獅子堂家ですが、本家(だったっけ?)の方々が出てきましたけど、またなんか怪しげですなー。
ってゆーか、高貴そうなナビの方が、やんごとなき身分フェチな私としましてはちょいと気になりますが、
でもやっぱりイモちゃんの方が断然かわいいです。という事で以下……。

今週のイモちゃん
今週は特にこれといった所がなくて残念。このアニメきっての萌えキャラなのに。
次回予告では変態紳士レオパルドにまた凄んでいたので期待したい。
それはともかく、イモちゃんは高貴なナビの方が気になるご様子。
あんなカットをワザと入れているのだから、そのうちきっと何かあるに違いない。
高貴なナビの方の情報をイモちゃんが受け継ぐとか、そんなイベントがあったらいーなー。
そーいや、公式HPの人気投票。毎日イモちゃんに1票入れてやる等と豪語しておったわたくしでありますが、
物の見事に忘れておりまして、さきほどそそくさと1票投じてくるこの体たらく。
ってゆーか、途中経過が1位ほのか、2位いつき、3位秋葉となっており、
イモちゃんのイの字もないのだが、これは一体どーゆーことなのだろうか?
イモちゃんがぶっちぎりでトップのはずなんですが……集計システム壊れていたりしませんか?


第8話「暗闇へのいざない」

たぶんワザとドタバタにしているんだよな。

そんな今回のお話は…
レオパルド内部に湧いている温泉に入浴しくつろいでいる一行。
秋葉が事件のいきさつについて問いただすと、ようやく風音は重い口を開ける。
数十年前に試験的に作られた最初の人工知能搭載型コロニー、それがネルヴァルだった。
ある時、ネルヴァルはコロニー内に住む人々を洗脳し反乱を起こす。
その時にネルヴァルと戦ったのが、獅子堂評議会とレオパルドだった。
長い戦いの末に、評議会は人々を救い出すことに成功するが、その際にネルヴァルは逃走していた。
さらに秋葉が疑問を口にしようとしたその時、温泉の中から大きな首長竜が出現、
レオパルドに装着するはずだった冷却装置を奪われてしまうのだった。
以上公式のあらすじ。

あらすじ後は冷却装置を探しに図書館へ行って、悪霊の首を探して、地図をもらって急行して、
子供クロパンダに腕かまれてつつも、なんとか冷却装置を取り戻して終わった。
何のこっちゃよー分からんでしょうが、間違ってはいませんのであしからず。
さて、前回からの引きで、風音の説明を受けるも、肝心な所でクロパンダが冷却装置を持っていったり、
レオパルドから話を聞こうとするいつきも、タイミング悪く何かとレオパルドの機嫌が悪くなって聞けなかったりと、
視聴者が物語の核を知ろうとした所を、あからさまでとって付けたようなイベントで妨害してくるのはきっとワザとなんだろう。
風音らがいた時までは、今まで謎であった部分を説明する落ち着いた回になるのかと思いきや、
いつも通りのドタバタ展開になっているんだから、たぶんそういう事なのだ。
そんなわけなので、今回分かった事としてはあらすじにあるように、ネルヴァル事変のことと、
獅子堂評議会はレオパルドを頂としたヒエラルキーなのかと思いきや全くそうでなく、
むしろ獅子堂評議会がレオパルドを組み込もうとしていたりで、ネルヴァルを倒すというカテゴリーの中で一緒というだけで、
獅子堂とレオパルド自体はそれほど密接な関係でもないということが分かったくらい。
なので、その辺の本筋の所では特に何もないぁ。

個人的な所としては、図書館でのいつき、というよりは、怪奇課の仕事がおもしろかったな。
特殊怪奇事例専従捜査課とは一体どんな仕事をしているのかと思ったら、ホントに霊とかを相手にしているんだなー。
しかし、9割が見間違い等の事例という事は、本来はそういったオカルト的な事ではない事を証明するような仕事なんだろうな。
んでも、今回のように本物が出たなら出たで、ちゃんとした対応をしているあたりがおもしろく、
また、人が宇宙で生活しているほど科学なりが発展した状態で、非科学的な存在の霊とかが立証され、
それに対しての対処法等が確立しているという、アンバランスさがおもしろいな。
要するに「宇宙をかける少女」って宇宙が舞台ってだけで、えーと、なんていうんだろうか、学園ファンタジー?
学生がひょんな事から非現実的な事に巻き込まれて大業を為す的な、そーいったモノってことなのよね。

ちょっと気になっているのですが、獅子堂五姉妹で、四女のナミが仲間はずれというか、
蚊帳の外になってしまっており、レオパルド関連の事情を知らないナミは、「どうせ私なんか……」などとふてくされておりました。
一方で秋葉は自分と同い年で仕事しているいつきを見て「わたしには何にもない……」などと言っており、
どちらも自分で自分はミソっかすだと思っているのだけど、レオパルド関連で色々気にしてもらっている秋葉、
という図式が出来ちゃっているので、ナミはどんどん思い詰めてしまって、最終的には反旗を翻らせそうね。
まぁ、最初からナミは「全部壊しちゃえばいい」みたいなことを言っていたことだし、いい具合にネルヴァルと手を組んじゃいそうですなー。
しかし物語として、この宇宙をかける少女はどういう方向へ持っていくつもりかしら。
舞-HiMEみたく後半はウツな展開になったりしそうだなーとか思ったり。

今週のイモちゃん
特に何かしたわけではありませんが、路面電車でのアナウンスは見事にらしさを醸し出しており和む。
しかし人工知能であるイモちゃん霊を怖がるのね。
上記したように、一応霊は確立された存在のようなんだけど、世間一般としては周知の事実ではないのかしらね。
というか、人工知能がそういった物を怖がるというのはどういう状態なのかね。
そういった物を見たりした場合、怖がる人を見て学習した結果のリアクションなのか、
それともそういったプログラムが組んであるのか興味は尽きませんな。

どーでもいーけど、次回予告で野球やっているカットがあったけど、一体次回は何が起こるというのだ(笑)。


第9話「Q速∞」

これは難解だな。

そんな今回のお話は…
子供たちを救うため、かつて自分を追放した場所へと戻ることを決意するいつき。
一方、秋葉は姉妹たちの復讐を心に誓う……。
何者かの筋書きにより、やがて秋葉といつきの運命は真っ向から激突する事となった。
QTの力を使ってでも復讐を果たそうとした秋葉に対し、いつきの想いは砕け散る。
しかし、倒れたいつきにとどめをさすことなく、秋葉はほのかと共にその場から立ち去る……。
以上公式のあらすじ。

前回の次回予告で野球しているカットがあったので、何が起こるのかと思っていたら、
今回はこれまでの流れを無視してアストロ球団が始まり、しかもちゃんとオチがついて、
「ちゃんちゃん」で終わると思いきや引っぱって終わったよ。まぁ、おそらくは続かないのでしょうが。
で、突然こんな事されて困っているわけです。なぜなら意図が全く読めないから。
お話の内容としては、おそらくはこれまで特に説明のなかった「QTとは」という所を見せたかったことは間違いないであろう。
がしかし、なぜQTの説明をする為だけに設定をまるで変えて野球するのかが分からない。
ただ単に説明するだけだとなんなのでバカやってみました的なことなのか、
それとも、こういったパラレルワールド的なことが好評なら別な商品展開しますよ、ということなのか、
もしくは今後の展開や設定を暗に示唆したものなのか。

今の所はそれを知る術がないので今回をどう受け取っていいのやら。
単純にお話としては、見事にベタで熱血な内容は、この回だけとしてみるとおもしろい話にはなっている。
キャラクターの設定がまるで違うので、なんというか、秋葉たちが真面目にお芝居を演じているような、そういうおもしろさがある。
けど、どうしても、「なぜこのような形にする必要が?」と思ってしまい、結局はまた「どう受け取っていいのやら」に戻ってしまう。
何か意味があるのだろうと色々考えてみて、秋葉達は別のキャラクターを演じているわけだから、
各キャラが演じているキャラはそのキャラとイコールではないだろうとすると、
これより後ではなく過去の話をなぞらえているのかと思い、「どうしてネルヴァル事変は起こったか?」を暗に示しているのではと考え、
今回のお話を上手く辻褄を合わせてやろうかと思ったんだけど、どーしてもハマらない所があって断念しました。
まぁ、たとえ上手く辻褄があったとしても、野球になぞらえる意味が分からないので、やっぱり堂々巡りになってしまうのですが。

野球の方はいくら考えたって答えが出ないので、QTで分かった事でも書き留めておく。
今ひとつ原理はわからないけれども、QTはいわゆる超能力的なものであると。
で、野球の話の流れが物語とリンクするのならば、それを排除しようとする動きはあったのかも。
実際、いつきやブー・ミンらは公的機関のような所に登録なりされているみたいなこと言っていたことだし、
まぁ、そーゆー動きはあって当然だろうなー。いつきらよりも力の強いのがほのかみたいなEXQTということらしい。
どうもQTの力を得ると体に印が出来、その印の大きさが力の大きさと比例しているっぽい。
いつきやブー・ミンが目の周りにちょこっとつくくらいなのに対して、ほのかは2話で背中に手のひらくらいのマークがあったからな。
それを見た秋葉が「あっ」とつぶやいていた所を見ると、彼女にも体のどこかに印がついているのだろう。
また野球の話が物語とリンクするのならばの話になるが、QTは後付け出来るってことなんですかね?

どーでもいーけど、次回予告でネタにされていた秋葉の頭の飾り、アレやっぱ何か意味あるのかなー。
秋葉のQTは力が大き過ぎてあれで抑制しているとかだったりして(笑)。

というわけで、よくわかんないので、よくわかんないままこの感想も終わる。
せめて放送中には今回のお話がどーいった意図だったか教えて欲しいなー。


第10話「箱入りの娘」

なんか急に物語が動き出した感があるな。

そんな今回のお話は…
獅子堂家に宛てた巨大な箱が発見される。その箱の前面には、『エニグマ』の情報と引き替えに亡命を希望する、との表示が。
どうやら箱の中には人間が入っているようだが、かたくなに外に出ることを拒否している。
一旦は、その箱を学校まで運び廊下に置いておくことにしたが、お掃除ロボがゴミと間違えて回収してしまうのだった。
箱が消えたことに気がついた秋葉は箱の捜索を開始する。
そして間一髪、廃棄用の穴に捨てられそうになっていたところを助けだすのだったが……。
以上公式のあらすじ。

お話はその後、秋葉の家へいつき、ほのか、ハコちゃんを連れてきてお泊まりするが、夜中にアレイダが獅子堂家を強襲。
何とか逃げようとするも、寸での所でハコちゃんを連れ去られてしまう。
しかし秋葉はその時、装甲服で覆われたアレイダの正体を見た。それは夢でいつも語りかけてきた女性「神楽」であった。
って感じで引っぱった。

前回のアレはどうもスターシステム的話を入れよう→「野球だ」→QTの説明も入れよう→超人野球へ
で、各キャラの今後の立ち位置や伏線も多分に含まれている重要エピソード。ということらしいですよ。その辺は後述。
さて、今回はお話として良く出来ていて、突然のハコちゃん登場で、また奇怪なのが出てきたな(´Д`;)などと思わせ、
いつものドタバタ展開を繰り広げ、謎の生徒会のつつじを何かありそうに見せておき、
その後のアレイダ強襲からつつじ=アレイダ?と思わせておいての正体「神楽」とミスリードを誘っていて、
ちょうど10話辺りのお話として、これからどーなるんだと期待させる展開のおもしろさがあったな。
個人的にはハコちゃんの特異なキャラクターが印象に残った。というか印象づけているよな。
箱表面に表示されるネットの書き込み風の文体がおもしろおかしいのだが、箱に入ってかたくなに出てこないという特異性は、
物語のネルヴァルを語る上でどうも重要な所でもある、というギャップの見せ方が上手い。
箱の中に何かがあると分かれば、開けてみたくなるのが人の性。
今回ラストでハコちゃんが箱を出ると言い出し、出ようとした所で正体を明かしたアレイダか連れ去ってしまい、
これではどーがんばってもハコちゃんを気にしてしまうじゃないか。
と、そんな感じで、いつもの明るいドタバタあり、分かってきた事もあり、今後を匂わせる色々もあり、
そして急展開ありと、なかなか見所たくさんで見ていて楽しかったです。

気になった所としては、獅子堂本家にいた人達とほのか。
どうもほのかとその人達は同胞らしいのだが、ほのかはどうも時間的な空白があるっぽいよな。コールドスリープ的な。
イグジステンズの生き残りという話がちょっと前に出てきたけど、獅子堂本家の方々もそれっぽい。
となると、獅子堂家との関係が気になる所。というか、ほのかは数回段ボール箱にはいっていたことがあったし、
箱男の段ボール箱に涙していた事もあったので、もともとネルヴァル側の人間だったのかもしれませんな。
そーゆー観点からも今後の展開を気にさせる。

その今後の展開を予測するであろう前回のことだが、アレを額面通りうけとれば、
姉ふたりは死亡し、獅子堂家は無くなり、レオパルドは封印されると。
秋葉はナミのためにダークサイドに一旦落ちるということかしらね。
ただそうすると、姉ふたりの復讐という話はどこからきているのかがよくわからん。
その辺前回を上手く当てはめる事は出来ようが、案外「と、思わせておいて」みたいにひとひねりしてきそうではある。
まぁ、今後の展開という話ならば、見ていけば追々分かる事なので、
後から「ああ、こーゆーことだったのか」と理解する方が正しい見方のような気がするな。

今週のイモちゃん
イモちゃん曰くナビ人の方々にも人権が保障されているようです。
ううむ、発達した人口AIには人としての個性があるとしたというかとか。
その辺は、人権認める代わりにロボット三原則受け入れろみたいな交渉が過去あったのかもしれませんねー。
だとすれば、レオパルドがご禁制のブツになるのもうなづける話だ。

次回はようやくナミの話をやるみたいで楽しみ。
下手すると次回でダークサイドに落ちるかもしれませんねー。わくわく。


第11話「鏡信者たち」

ブログの炎上が引きこもりの理由かー。
ネルヴァルは心の寸隙をついて狂信者増やしているみたいですね。

そんな今回のお話は…
監視カメラの映像により、ミラーを奪う巨大な構造物とアレイダの関係を突き止め事件解決の協力を申し出る秋葉だが、風音に学校へ行くよう促されてしまう。
しかし、自分にも何かできることはないかと考えた秋葉は、ほのかとイモちゃんと共にレオパルドの元へと向かった。
一人だけ事情を知らないナミは風音に説明をもとめるが、風音から冷たくつきはなされ、家を出ることを決意する。
一方、何者かの陰謀によりミラー泥棒の犯人に仕立てられたレオパルドは、怒り心頭。秋葉とレオパルドは協力し、
アレイダとハコちゃん、そして巨大な構造物を追うことになる。
以上公式のあらすじ。

今回も上手く話を組み上げているといった印象。
ミラー泥棒関連でいつものドタバタを見せながら、ブー・ミンがダークサイド落ちかとフェイクを張っといて、
実はそんな事なかったりしつつ、本編に関わるナミのダークサイド落ちを上手く絡めてみせていた。
上記以外にも新しいブレインコロニー「ベンケイ』やつつじの事、ICPの動きなど、
たくさんの要素がありつつも、それらも上手くまとめてあって感心。
お話的には、今回は主役である秋葉達が関わるミラー泥棒の件は引っぱるので、
特にこれといった所はないのだが、お話のとしてはナミの方の話が本流だろう。
ナミは何が原因で引きこもっていたかと思ったら、冒頭書きましたが、ブログが煽られて炎上したのが原因。
今まで応援していたファンが手の平返したことで、他人を信用できなくなってしまったようです。
まぁ、そこでそれがどうしたと堂々としておればいいのですが、心が折れて逃げてしまった為にそこから逃げ続ける事になってしまった。
そこで今回の風音の対応ですが、ま、家長としては良い判断なのですが(多少厳しいような気もしますが)、
獅子堂としては、結果ミスった対応となってしまいましたな。
まぁ、ナミがネルヴァルの「宇宙をかける少女」だなんて知らないのだから仕方ないのだけど。
そんなネルヴァル側の意図ですが、今ひとつ良く解らなくて、つつじとアレイダとの会話では、
「ネルヴァル様は個性の庇護者」という言葉が出てくるのだけど、前回ハコちゃんを見たほのかは、
ネルヴァルは人を箱に誘い込んで自分の収める世界の部品にしてしまうという。
実際、ハコちゃんは自分の名前すら覚えてないのだから、個性の庇護者という話はどうもウソっぽいよな。
自分の周りのの環境に不満を大きく持っている者に、
「あなたはここにいても実力を発揮できない。それより個性の庇護者であるネルヴァル様の世界へ来て本当の自分になりませんか?」
的なことを言って信者を増やしているんですかねぇ。なんか怪しげな宗教みたいですね。
まぁ、アレイダを教母様なんて呼んでいるんだから、宗教みたいなもんなんでしょうが。
なんにせよ、ほのかの言う事が正しければ、人を集めて箱に突っ込んで部品にしてしまうのだけど、
それで一体ネルヴァルはどーしたいというのでしょうかねぇ。今ひとつ真意を掴みかねますな。
そーいえば、ナミはアレイダを「お母さん」なんて言っていたけど、その辺どーなのかしら。
神楽は獅子堂にやっぱ関係あるのかな?

その他気になった所としては、もうすっかりお馴染みのアホアホコンビ、
ブーとミンちゃんは前回取引で交通課へ格下げされ、ダークサイドに落ちたかと思いきや、
ミラー泥棒取っ捕まえようとして一発逆転を狙っていましたなぁ。
エリートとはとても思えない行き当たりばったりな作戦が彼女達らしく微笑ましいですね(笑)。
でもこの人達って、いい感じにネルヴァルにつけ込まれてダークサイドに落ちそうなんだけど、
むしろこのふたりのバカっぷりは、ネルヴァルを気持ちよく否定しそうな気もします。ってゆーか、そうあって欲しい。
あと、公安のお偉いさん三人組は見事にニーナ課長をやり込めて、アホなおっさんではない所を見せてくれてちょっとビックリ。
ニーナはいつきの復帰の為に上手い話に乗っちゃった格好ですかね。向こうはアホアホコンビ切っただけだから痛くないしなー(笑)。
といった所でいつものコーナーへ。

今週のイモちゃん
ずる休みの電話の為に、風音のモノマネしておりましたけど……意外にもけっこう雰囲気は似てたな。
わざわざコスプレする所がかわいい。ってゆーか、鼻つまむ動作してましたけど、鼻、ないよね(笑)。
さて、ベンケイが出てきた所で彼はナビな人を「半端なサイボーグ共」と称しておりましたな。
つまりイモちゃんは単なるロボットではなく、サイバネティック・オーガニズムであると。
いわゆるサイボーグの定義として、サイエンス・フィクションとしての定義は結構微妙なのだけど、
一般的には人工物を身体に埋め込むなど、体の一部は電子機器的な人達を言ったりしますが、
とすると、イモちゃん達はもともと何らかの生物なんですかねぇ。愛玩用の犬猫とか?
まぁ、けどこの「宇宙をかける少女」はSFはSFでも正式な略としての「サイエンス・フィクション」ではなく、
むしろ
「スペース・ファンダジー」だと個人的に思っているので、まぁぶちゃけ何でもアリだわなー(笑)。
どーでもいい知識ですが、日本で最初に「サイボーグ」という言葉を使ったのは「サイボーグ009」で石ノ森章太郎らしいですよ。
ホントかどうかは知らないけど(笑)。


第12話「虚ろなる巨像」

状況が一気に変わったな。

そんな今回のお話は…
レオパルドと秋葉に自分たちの存在を忘れられていたベンケイとつつじは怒り心頭。
自己実現のためベンケイはレオパルドに襲いかかる。
火花を散らしコロニー同士の対決が繰り広げられるが、レオパルドはベンケイの放った大技により、
巨大な箱空間に閉じこめられてしまった。
徐々にエネルギーを奪われていく危機的状況のレオパルドは、
最後のエネルギーを振り絞ったレオパルドキャノンの一撃に勝負を掛ける。
以上公式のあらすじ。

お話としては、前回からの引き「ミラー泥棒」騒動のドタバタを見せつつ、
風音がアブソリュートなんちゃら(忘れた)を使ったらクサンチッペに逆にハッキングされ、
カークウッドを乗っ取られて、その影響で琴音はネルヴァルに操られてしまった。
ベンケイとの格闘戦を繰り広げたレオパルドと秋葉らは地球へ落ちていった。
ざっくり説明するとそんな感じ。
相変わらずドタバタ感ではあるものの、ネルヴァル派達の用意周到な策に、
見事にはめられる様はある意味気持ちがいいくらい「やられた」感があり、これからを気にさせる作りがよいな。
風音は強制脱出された後にどうなったか不明だし、武闘派は琴音は操られてしまうし、
ナミも前回ダークサイドに落ちたし、カークウッドは乗っ取られてしまったし、
レオパルドはベンケイを地球へ落とすために頭脳体だけになってしまうしで、
これまで大きな力を持っていた獅子堂や「半物質砲」という一発逆転技を持つレオパルドが力を失って、
状況があっという間に一変してしまう、舞台がごろっと変わってしまう様な話の転換は見ていておもしろかった。

ちょっと気になったというか、もにょもにょするのは高嶺でちょっとヘタレっぽくないですかね?(笑)
デキるお姉さん的なポジションでそんな雰囲気の彼女なのですが、最初にあっさり捕まってしまったり、
今回はなんか刻印打たれていて操られてしまったりと、あんまり良いところがないなぁ。
割と気に入っているキャラなんでちょいと残念だ。
その他としては、レオパルドが元々ネルヴァルの寵愛を受けていたという話か。
それと関連しているかもしれないところとして、桜がブレインコロニーの頭脳部を分解しようとしていたな。
風音はベンケイとっ捕まえたら、レオパルドとどちらか分解しても良いみたい事を言っていたところを見ると、
獅子堂としてはブレインコロニー自体何とかしてしまいたくて、レオパルドを利用しているだけみたい。
としたことから想像してみると、ネルヴァル事変の発端は、元々人類VSブレインコロニーってのがあって、
なんやかんやあって、レオパルドの離反とその時に宇宙をかける少女(神楽?)が決着つけちゃったって感じなのかしらね?
そもそも、レオパルドってネルヴァル事変から今まで何していたのかが、さっぱり語られていない。
ネルヴァル事変の説明も風音が言っているだけの説明なので、都合良く言っているところもあろうから、
事の詳細と事変直後のレオパルドと宇宙をかける少女が物語の鍵を握っていそうね。

それはそれとして、次回は地球へ落ちて水着でヒャッホイ!な話みたい(笑)。
私ももう水着の良さが分かる歳になりましたので、素直に楽しむとしますかね。

今週のイモちゃん
今回もこれといった出番のなかったイモちゃんでしたが、Qテクター装着した姿はなんか愛らしいな。
学校でのワンピセーラーも愛らしくて好みだが、これはこれでいけるな!
なんか、こう、捕まえて体中をはむはむと甘噛みしたくなるよ。(変態っぽいねっ!)
どーでもいーけど、人気投票の結果っていつ出るんだろう。
まぁ、イモちゃんがぶっちぎりでトップに決まっていますけどね。


第13話「棄てられた大地」

つつじがラムちゃんになるの巻

そんな今回のお話は…
激しい戦いの結果、秋葉達は地球へ不時着していた。
仲間とはぐれ途方に暮れる秋葉とイモちゃん……。すると突然そこにレオパルドが転げ落ちてきた。
一行はそのまま川へと転落し流されてしまう。流された先で秋葉はいつきやほのか達と運良く合流。
壊れたQTアームズを修理するため、カークウッド地球領事館を目指す事になる。
ようやく目的地へたどり着くと、そこにあったのは朽ち果てたドーム都市だった。
以上公式のあらすじ。

いつものドタバタ以上にドタバタだったような気がするな。
内容的には……地球をのんびり放浪していたらみんな合流、みたいな話?
「?」が付いているのは、今回がどういうポジションなのか今ひとつわからなかったからで、
ホントにただドタバタを眺めていたような印象です。とりあえず、現在の状況を説明しただけのような印象。
とはいえ、ちゃんと話は進んではいて、おそらくはいつきの過去に関係のある「テラーアブダクション」や、
なぜ地球は見捨てられているのか?というあたりを説明していこうとしていた、ような気がする。
テラーアブダクションは、今回そのものズバリが行われ、ブレインコロニーらしき何かが出てきたと思ったら、
白いほのかがたくさん現れ、こっちゃ来いこっちゃ来いという感じで手招きすると、
原住民(ヒッピー?)の方々と秋葉が自ら箱をかぶって連れていかれそうになりました。
結局、秋葉はほのかにビンタされ正気に戻るのですが、自分をしっかり持っていないと、
白いほのかのこっちゃ来いに誘われてしまうようなのですが、これってやっぱりネルヴァル関係なのよね?
とするならば、地球はネルヴァルの制圧下にあるのかしら?
地球管理局があると言う話をいつきがしていたけど、秋葉はそれを知らなかったから、宇宙に住む人々の管理下にはなさそうではあるな。
で、今回ラストで出てきたおっさんが、テラーアブダクション起こしているヤツらと戦っているとか、そんなとこかね。
この辺のカークウッドみたいな宇宙で暮らす人々と地球の関係とかって、ネルヴァル事変となんか関係あるのかしら?
まぁ、全くないということはないだろうけど、とすると、風音の語った事変の話はあんまり信憑性はないのかもしれませんな。

他、気になったところとしては、いつきのバッグです。標準装備で水着が入っているなんて、怪奇課は素敵なところだな(笑)。
そして水着どころか火打ち石すらも常備とは恐れ入る。あのバッグには何がどれだけ入っているのだろう。
さて、その火打ち石の件ですが、いつきとほのかでQTに対する考え方が違いましたね。
そもそもQTってなんなんだろうなー。一応公式に解説あるんだけど、どういう経緯で発生して、
どういう扱いを受けているのかとかよくわからないよなー。その辺は後でちゃんと説明してくれるのかしら。
あと思うのだが、ネルヴァルとの対立という本筋から派生する細々とした枝葉が多過ぎて、これらを最終的に収拾できるのかな。
まぁ、最後にどっこいしょとまとめてしまうような気もしますが、ちょっと広げ過ぎているような気がしないでもないなぁ。
こんだけ色々と出てくる事になんか意味あるのかしら。もちっと単純でもいいと思うなー。ちょっと考えるのが面倒になってきたよ。
あとどーでもいーんだけど、レオパルドって完全防水なのね。

今週のイモちゃん
Qテクターから魅惑の水着(競泳タイプ)、桜と合流してからはチャイナと三つの衣装を楽しませてくれました。
ってゆーか、イモちゃんのの水着も怪奇課の標準装備なのだろうか?
なんでナビ人サイズ(女物)まで入れる必要があるのか謎だ。
それはともかく、イモちゃんらしく飛行機に心躍らせておりましたが、改造が気に入らなかったらしくご立腹です。

今回はなんか色々あってまとめるのが難しかったわ……全然まとまってないけど。


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