うたわれるもの 14〜26話

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第14話 戦渦

ちょ、なんか戦闘時の動きがすげぇ!
でもなんか絵が良かったり悪かったり。

さて、今回のお話は…
前回シケリペチムのニウェに踊らされたと解ったトウカがトゥスクルの牢から出され、ハクオロ達の前へ呼び出される。
騙されたとはいえ、非のないハクオロに剣を向けた自分は斬首やむなしを自ら首を差し出すが、
ハクオロは無罪放免を言い渡し、エルルゥがトウカの佩剣を返す。
エルルゥの故郷を襲ったトウカに彼女は何の恨みのない笑顔をトウカに言う。
「すべては悲しい誤解だったんです。」
自責にかられたトウカは自ら首を刎ねようとするが、ハクオロが止めトウカにはまだやる事があると伝える。
それはニウェによって殺されたクッチャケッチャの王オリリカンの遺体を故郷の土に還す事だった。
そんな折、シケリペチムがトゥスクルに侵攻してきた。
国境際での戦闘が断続的に続き、戦闘には勝利するものの国力が劣るトゥスクルは疲弊していく。
シケリペチムはそれを待っているのだった。
オボロは大規模戦闘で雌雄を決しようとハクオロに進めるが、彼は策の為に時期を待っていた。
一方ニウェはウルトリィと同族と思われる青年と、精鋭に兵に怪しい施術を行っていた。
程なく、トゥスクルの消耗が限界に来たと見たシケリペチムは、全軍による総攻撃に撃って出る。
しかしハクオロはこれを待っていた。
国境際で敵軍をなんとか食い止め、その間、手薄な王城へハクオロと少数の精鋭が回り込みニウェの首を取る。
これがハクオロの、トゥスクルが国力に勝るシケリペチムに勝つ唯一の策だったのだ。
しかし、敵軍は進軍速度に差があり、回り込みによる作戦が使えない。
敵軍を全てトゥスクル国内に入れなければハクオロの策は意味がなさない。そこで一旦防衛戦をする事になった。
いつものように先陣を切り指揮を執り、逃げ遅れた国民をエルルゥと共に逃がして回っていると、不意に敵兵に囲まれてしまう。
そんな危機にトウカがあらわれ敵兵を一蹴する。彼女は義によりトゥスクルに助太刀に駆けつけてくれたのだった。
なんとか防衛戦を乗り切り、敵軍の足並みがそろった所で、ついに例の作戦を決行に移す!
って感じ。なげ〜。

戦況も今までより大規模なものになりつつ、イベントも発生していって、どうにもあらすじが長くなっていく一方です。
まぁ、それは横に置くとして、今回のお話はとても戦国時代っぽくておもしろかった。
シケリペチムの侵攻をハクオロがどう返すか見物だったのですが、やはり彼は戦の何たるかがわかっているなぁ。
ニウェが城に残る事をなぜ知ったかの説明があればもっと良かったのだが。
普通、全軍総攻撃にあれだけ好戦的な大将が城に残るとはあまり思えないのでね。
それはともかく、お話的には中盤の佳境といったところで、ハクオロの願いとは裏腹に戦渦が広がっていく感じがいいですな。

イベントとしてはトウカが仲間になりました。
ハクオロのピンチに颯爽とあらわれる彼女はかっこよかったです。
忘れてならないのがニウェについている天使族(勝手に種族名を命名)の青年。
彼は一体何者なんですかねぇ。ウルトリィらとなんか関係があるんでしょうか?
そーいえば今回カミュが出てこなかったな、なにしてたんだろ(笑)。

アニメーション的には冒頭でも書いてますが、なんか今回は戦闘時にえらい動いてましたな。
でもなんか動きに違和感があったなぁ。いったいなにがあったのやら。
それでも、ハクオロのピンチに駆けつけたトウカの動きは秀逸。見事な殺陣でした。
毎回こうならうれしいんだけど。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様。
エルルゥは序盤不安がるハクオロの腕に抱きついたりしてましたな。
やっとふたりの距離もだんだんと縮まってきていい感じ。
それに、後半では負傷兵の治療をしたり、防衛戦ではハクオロと一緒に民を助けて回ったりと大活躍でした。
冒頭のトウカの所でも笑顔であんな風に言えるなんてエルルゥは優しくて強いなぁ。そこにしびれる憧れるぅ。
アルルゥは出番こそ少なかったのですが、負傷兵の治療の所で、
薬を取ってこようと駆けた所で転んでしまうが、「平気!」とすぐ立ち上がって走っていく様が微笑ましい。
アルルゥも強くなったなぁ。しみじみ。
ムチィカパ様ことムックルは…でてきたっけ?
きっとカミュとユズハとで遊んでたに違いないて(笑)。


第15話 宴の終わり(ちょっと長いよ)

なんか今回は残虐シーンが多かったな(´Д`;)
戦闘は綺麗に動いていましたが。

今回のお話は…
ついに作戦決行の時。
国境でシケリペチム全軍をベナウィらがくい止めいている間に、ハクオロはエルルゥ、カルラ、トウカと少数の兵をもってニウェのいる城を目指す。
カルラ、トウカの力を借り場内を進んでいくと、敵兵が突如襲いかかる。
それはニウェがシケリペチムと戦い敗れた国の兵士から屈強の兵を選び、怪しげな施術で生ける屍と化した者共であった。
カルラ、トウカの活躍もあってその場を切り抜け、ついにハクオロとニウェの一騎打ちが始まる。
ニウェとの戦いの最中、次第に高揚していく自分に気付くハクオロ。
だが、それと同時に自分の欲望のために何千、何万の民を犠牲にするニウェに激怒した瞬間、ハクオロは異形の力を発揮する…
彼が我に返ったときに見たものは、無惨に引き裂かれただの肉片と化したニウェの姿だった。
かくして、大国シケリペチムとの戦いに勝利したハクオロは帰国の途に着くのだった。
その一部始終を天使属の青年がみていたのだが…
といった感じ。

そういうわけで、今回は戦闘メイン。
その所為なのか、前回からの流れなのか、殺陣が非常に綺麗に動いていました。
大規模戦闘のシーンやカルラさんと三位一体攻撃の人たちとの戦闘のCGの使い方も上手かった。
特に感心したのがカルラさんと三位一体攻撃の人たちのシーン。
一瞬でしたがカメラ移動によるアングル変更を行っていました。
そういうさりげないCGの使い方がとても上手いです。アクション的にはなんの文句もないくらいの出来でした。

だが、お話としては今ひとつ細かいところが気に入りませんでした。
まずカルラさんと三位一体攻撃の人たちの戦闘。
三位一体攻撃をうち破るのに他のふたりを無視するって戦法はどうかな。
カルラさんは圧倒的武力を持っているので、そんな戦法取らずとも勝てそうな気がします。
それから生ける屍戦でも、遅れてやってきたカルラさんが、先の戦闘で両腕を貫かれるという手傷を負っているにもかかわらず、
何事もなかったかのごとく剣を振るっていたのも気になった。
戦闘自体はとても良く出来ていただけに、そういう細かいところも考えて欲しかった。
ちなみに、生ける屍は運動中枢を奪ってしまえばいいので、わざわざ解体なんぞ手間のかかる事しなくても、首を切り落とせば済むんですけどね。

話の本筋としてはハクオロの正体の謎を上手いことチラリとみせて、次回以降に上手くつなげています。
やっぱり彼はOPに出てくるドラゴンみたいなのなんだろうなぁ。
OPにはそれが赤いのと青いのがいましたけど、どっちがハクオロでもう一方は誰なのか、気になりますねぇ。
次回以降が楽しみですな。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
アルルゥ&ムティカパ様ことムックルは国境防衛戦にて戦闘参加。
ムティカパ様ようやく戦闘に積極参加は良いのだけれど、アルルゥを背中に乗せたまま敵兵を引き裂かないで下さいよ(´Д`;)
つか、アルルゥに戦闘参加させるなよ。情操教育に悪いです。アルルゥにはまっすぐ育って欲しいのになぁ。
エルルゥはハクオロと一緒に攻城戦へ。
アルルゥと同じく何故戦闘参加していたのかが謎です。
普通連れていかないだろ。エルルゥはまったく役に立ってなかったし。
それ以前に、カルラさんが生ける屍をぶっ潰してるグロシーンを間近で見ているはず。
彼女がそんなの見たら卒倒しちゃうと思うんだけどな。

というわけで、戦闘自体は良かったんですが全体的な構成としてはおおざっぱだったのが残念。
いつも話がしっかりしておもしろいだけに細かいところに違和感を感じてしまいました。


第16話 戦いの果て

エルルゥあんたええ娘や。

というわけで、今回のお話は大国シケリペチムに勝利し、戦後処理を含めたほのぼの話&次への展開の序章。
戦火が去りトゥスクルに平穏な日々が戻ってきた。
里は着々と復興しつつ、子供達の笑い声があふれる。
だが、ハクオロは咲の戦闘の記憶とニウェの言葉、「貴様こそが争いを呼ぶ元凶」の言葉が脳裏から離れないでいた。
そのことに苦悩するハクオロをエルルゥが優しく、そして強く支える。
そんな折り、カミュの身に何かしらの変化が起こる。
そして密かにハクオロを見ていた人物が彼と接触し、仰々しい仮面を被った人物と引き合わせる。
って感じ。

あらすじの通り今回はひさびさのほのぼの(´▽`)な展開。
いろいろとおもしろかったのですが、特にエルルゥの優しさと強さが光りました。
ハクオロのために早く大きくなって彼と一緒似戦いたいという子供に、
「あなたが大人になることにはもう戦はなくなっているから、お父さんとお母さんを助けてあげてね」
なんて優しく諭したり、焼け野原になったシケリペチムの大地に種をまいておいたり、
ユズハに本を読んであげたり、常にハクオロを気にして陰に日向に支える様に、ドス黒く染まった私の心も洗われましたよ。
ああ、光が、光が見えるぅ(浄化されています)。

久々登場のカミュはなんか様子が変ですな。
のどが渇くといい、お水をゴキュゴキュ飲んでいましたし、顔もなんかトロンとした表情をしていました。
ウルトリィはそれがなにかわかっているようなのだけど…
はっ!もしかして!ふつーの人間で言うところの生理ってやつか!?
あ、うん、なんだ。とりあえずおめでとう、でいいのか?(オロオロ)

話の展開的にはカミュがその後この世ならぬもの(人魂のようなもの?)を呼び出していましたが、それは今ひとつ解らないのでまぁ、良いとして、
ハクオロが新登場の武人と接触して、でっかい仮面を被った子供と出会いました。
どうもこの子共はその口調とえらい長い名前からして、やんごとなき身分な感じが見受けられますな。
この人物との接見が今後の話にどう繋がっていくか楽しみですな。
ともあれ、次回予告を見る限り、来週もまだほのぼの展開が続きそう。
ホント、ずっとこんな感じでみんな幸せ暮らせたらいいのにね。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
エルルゥの方は上記の通りなのでアルルゥ&ムティカパ様を。
カルラさんと組んで蔵から食いもんを拝借しておりましたな。
ハクオロとトウカに見つかって慌てて逃げていく様にほのぼのしました。(´▽`)
アルルゥとムティカパ様はこのワンシーンだけ。
次回はもっと我々をほのぼのさせてくれるに違いないて。ワクテカ。


第17話 幼き皇

なにこの超ほのぼの(´∀`)
最近は戦続きだったのでこんなんのもいいと思うよ。

というわけで、今回は前回から引き続きほのぼの話。
とはいえ、一応前回から登場の仮面を被ったクンネカムンの皇クーヤという、次からに繋がるであろう伏線も用意されていた。
クーヤは見ていてなんか女の子っぽいなぁと思っていたら、ホントに女の子だった。
やんごとなき身分フェチとしては、なんかこう、ぐっとくるモノがありますな。
女の子なのにあの口調ってのがまたいいじゃないですか。
まぁ、エルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様の愛らしさには敵いませんが。

他の連中はまず、オボロと双子ちゃんことドリィとグラァですよ!
一言でいうと「オボロやっちゃった…(´Д`;)」って感じ?
さすがに17話までいくと私の耳にも情報が入ってきまして、双子ちゃんが男性だと知っていますよ。(
それを知ったときの俺の気持ちは察してくれ。)
まぁ、それはともかく、双子ちゃんに酌をされ大酔してしまったオボロ。
そのまま寝てしまい二日酔いになるのですが、その寝てるシーン三人とも裸じゃないですか。
若様(オボロ)大好き双子ちゃんとことですから、うん、まぁ、だろうね、たぶん。オボロが覚えてないだけで(笑)。
その後、エルルゥに二日酔いの薬をもらいにきたのだけど、その薬にハチミツを混ぜてとんでもない臭いを発した時のエルルゥの顔がまたなんとも。
自分で入れたくせにね(笑)。

次はトウカですかね。
商人チキナロが持ち込んだ霊獣ミキュームなる兎のような小動物を見て、はにゃ〜(´д`;)ハァハァとなってましたな。
堅苦しい人かと思っていたけど、そんな一面があるんですねぇ。
カルラさんは昼間っから城下で酒をかっくらってました。
今回はそんなほのぼの展開でこちらもほのぼのしましたよ(´∀`)
みんな笑顔だしね。ずっとこうならいいのになぁ。

ああ、そうそうクーヤがハクオロの事を側室を何人も持つ好色皇だと思っていたといっていましたが…
エルルゥ、アルルゥ、ユズハ、ウルトリィ、カミュ、カルラ、トウカ…っと。
あながち間違いじゃないね。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
今回はサブキャラ達にスポットを当てた回だからなのか、あまり目立った出番はありませんでしたな。
とはいえ、エルルゥは上記した薬の所で最近なかった、ちょっぴりドジッ娘的な(演技)アレがかわいかったです。
アルルゥ&ムティカパ様は霊獣ミキュームの所で出番がありましたけど、
最近あまり目立った活躍してないなぁ(´・ω・`)ショボーン

次回はどうやらみんなの姉御カルラさんがメインの話のようです。ワクテカ。


第18話 解放軍

前半のほのぼの具合と、ハクオロのハーレム旅行。いろいろと楽しませていただきました。
アーンド、エルルゥこえー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

今回のお話は…
カルラの故郷ナ・トゥンクで内乱が起こる。
カルラは解放軍に支援を支援をして欲しいとハクオロに乞うが、トゥスクルを新たな戦禍に巻き込みたくないハクオロは残念だがと拒否する。
が、カルラが見返りに自分の全てを捧げると、ハクオロを押し倒すと、ちょうどそこにエルルゥがやってきて…。
反乱軍が劣勢に回っているという報がトゥスクルに入る中、ある夜、カルラは寝ているハクオロを簀巻きにして、
旅行と称しナ・トゥンクへ行こうとするが、城内で女性陣に見つかってしまい、
何故が女性陣全員+ハクオロで旅行という名のナ・トゥンク義勇軍として旅に出る事に。
目的地に着き、解放軍の頭目の若者デリホウライとまみえる。が、カルラは彼の度量の狭さを諫め、叩きのめす。
その頃、ナ・トゥンク城では皇スオンカスがカルラが奸計にはまるのを待っていた。
って感じ。

前半はここ2回の流れを引き継いでほのぼの。
主要キャラ全員揃ってごはん食べてるのな。あまりにほのぼのしていて笑ってしまったよ。
そして前半のハクオロの情けなさにも笑わせていただきました。
カルラさんに言い寄られて後ずさり、エルルゥにシカトされ、挙げ句、カルラさんに簀巻きにされた彼に同情の涙を禁じ得ないよ(笑)。

さて、今回からのこのお話はカルラさんメインの話。
今まであまり語られなかった彼女の事がわかって興味深かった。どうやら彼女はやんごとなき身分だったみたいですな。
そして彼女の強さは種族からきている模様。しかも強すぎたが故に廃れてしまったようで。
その辺のことが語られてはいたのだが、用語が出てきてよく分からなかったのが残念。
まぁ、おそらく尺の関係で、説明入れるとはいらなくなるので、分かっている上で脚本書いちゃったって感じがしました。

今回戦闘が少しありましたが、初めてウルトリィが攻撃魔法(?)を使いましたよ。
魔法が使われたことも初めてですが、ウルトリィが積極的に攻撃参加したのにもビックリしました。
以前、戦闘への積極参加は認められないとか言っていたような気がしますが、トゥスクルと無関係を装っているので別にいいんですかね?その辺は。
しかし今回の旅行という名の義勇軍にアルルゥがユズハを連れて来ちゃいましたけど、なんか意味があるんですかね。つか大丈夫なんでしょうか。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
まずはやはりエルルゥですよ。
ハクオロの上に乗っかっているカルラを見て勘違いした彼女がとった行動が、ハクオロ徹底無視ですよ!しかも笑顔で。こ、こえー。
普段優しい娘が怒ると怖いんですよね。でもそんな彼女のやきもちっぷりもかわいいのです。
アルルゥは皆でご飯を食べてるときのごはんモグモグ顔がかわいかったなぁ。ポワワ。
ムティカパ様は簀巻きにされたハクオロの顔を舐めてました(笑)。
はっ!今回の旅行、ハクオロ以外全員女性ということは、
もしかしてムティカパ様もそうなの!?知ってる人いたら教えてぷりーず!


第19話 決別

う〜ん。ひとことで言うと「もったいない」なぁ。

今回のお話は…
ハクオロの一行は傭兵としてデリホウライの隊に加勢し、共に収容地を襲撃してケナム(奴隷)の解放に成功する。
だが、ナ・トゥンクの軍勢を相手に兵力の少なさは否めず、本陣たる皇の居城を攻める決め手に迷うハクオロであった。
そんな時、カルラの示唆で少数なら地下水路より城内へ忍び込めることが判明、デリホウライは決戦を決意する。
部下達の尽力により、ついに皇の間へとたどり着くデリホウライとハクオロたち。
そこで相対したのは、死者を苗床に咲かせた白き花園にまみれるむごき皇の姿であった。
全てはカルラを引き寄せ迎え入れるための策略だったとうそぶく皇スオンカスと、それをはねつけるカルラ。
ふたりの言葉から、自らもあざなわれた因縁の全貌を知ったデリホウライは…。
以上公式のあらすじ。

というわけで、今回初めて公式のあらすじをそのまま使ったのは、
今回のお話が上手くまとまっていなかったため、私も上手くあらすじを書けなかったから。
今回はこのアニメらしからぬまとまりの悪さがあったな。
いつもは割としっかりと一つ一つの話を上手くまとめてくれるのだけれど、前回の後半から今回にかけては、話の上っ面をなでたような感じだった。
というのも、どうもこのナ・トゥンクの内乱の話を2話でまとめるのに必死だったような印象を受けた。
そのためなのか、ゲームの方はやっていないのだが、ダイジェストっぽく見えてしまったですよ。
もちっと細かいところまで作り込んでいけば、もうすこしドラマチックになったと思うのだけど。
こんな風になるのであるなら、このお話は特になくても良かったかもしれないなぁ。
割と外伝っぽい話だったし。

戦闘の方もちょっと前のようなすごい動きがあったわけでもなく、どっちかって言うと割ともっさりしていたのが残念。
それに水路を行軍中、エルルゥがいなくて、ああ、さすがに置いていったかと思ったら、
城中の皇の間にはいたりしていて、どうも細かいところでに気を配れていなかった。
と、なんとも粗が目立つ内容でした。

そんなわけで、今回のお話は特になくても良かったかもなぁと思ったのですが、
大事な回でこれが来るくらいなら、これがある意味もあったのかもしれないと思うのでした。
つか、ユズハを連れてきた意味は!?
最後のガックリオボロを見せるためだけ?バカな!

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
特に書くことなし(´Д`;)
まぁ、今回はカルラさんメインだからね。


第20話 初陣(無駄に長いよ)

よかったね、カミュたん(;´Д⊂)
そしてまた戦禍が渦巻きつつあります。

今回のお話は…
ある夜、妙にドジな賊がトゥスクル城に侵入し、見事衛士に見つかり城内が騒がしくなる。
困った賊が逃げた先はハクオロの執務室(?)。
賊と相対したハクオロはその賊の正体がクーヤの使いであることに気付く。
彼女はゲンジマルの孫サクヤ、ハクオロは彼女と共に城の者に気付かれぬようクーヤと密会する。
だが、まだまだ未熟なサクヤの導きでは誰にも見つからず、というわけにはいかず、エルルゥに見られ後をつけられてしまう。
クーヤの用件はサクヤをハクオロの側室に差し出すことであったが、その申し出にビックリしたエルルゥは彼らに見つかってしまう。
ハクオロは上手くその申し出を断り密会は終わったが、クーヤが去り際に残した言葉通り、
クーヤの国クンネカムンと隣国エムルイとの間に戦乱が起ころうとしていた。
ほどなくしてエムルイが同盟国であり三大強国といわれるノセチェシカの後ろ盾を得て、クンネカムンに侵攻するが、
クーヤ達は以前ハクオロに話していた大いなる力、
「アブ・カムゥ」を駆使し逆に三大強国ノセチェシカを3日で落としてしまう。
戦後、またハクオロと密会したクーヤは自分の武勇を語るが、彼はクーヤの揺れ動く心を見通していた。
クーヤの心のように戦雲はいまだ晴れず、新たな戦禍を呼び込もうとしていた。
といった感じ。

そんなわけでまた話の本編の方も動き出しました。
クーヤのいう大いなる力とは「アブ・カムゥ」なる鉄工騎兵。
鉄工騎兵ではわかりにくいのだが、「天空のエスカフローネ」に出てくるガイネルフに近い。
まぁ、いわゆるロボットみたいなもの。いや、しかし、こんなものまで出てくるとはなぁ。
しかも、鈍重なのかと思いきやけっこう機敏な動きを見せていたな。
この辺のシーンはファイブスター物語でヤクト・ミラージュが出てきたときの様でした。
今後どうなるかは知りませんが、このアブ・カムゥと対峙するようなことになるとすると、
こりゃちと骨が折れそうですなぁ。まぁ、そんなことにはならないと思いますが。
しかし、今回の肝はこのアブ・カムゥではなく戦後のことでした。
クーヤの国クンネカムンの戦闘狂みたいなお姉さんとともに、
シケリベチムでニウェと共にいた天使属の青年がいて、また何かを企てている模様。
もう物語も佳境に近づきつつあるので、また一波乱起きそうですな。

個人的にはこの話の本編よりもあらすじで書かなかったカミュの話の方がおもしろかった。
一応ことのあらましを説明しておくと…
アルルゥの首にカミュが噛みつき血を吸うという事件が起こる。
アルルゥは首に少し傷ついた程度で事なきを得るがカミュが姿を隠してしまう。
心配した皆でカミュを探すのだが、ハクオロが以前カミュの様子がおかしかったときに、人魂のようなものと戯れていた泉で彼女を発見する。
カミュは自分の境遇を告白し、またその所為で今までできなかった友達を失ってしまったと涙を流すが、
ハクオロは「アルルゥはそんなことでカミュを嫌ったりしない」と優しく彼女の頭をなでる。
そこにアルルゥが現れいつもと変わらぬ笑顔でカミュを迎え、手をつなぎ一緒に城へ帰る。
城ではこれまたいつもと変わらぬ笑顔でユズハがカミュの帰りを待っていた。
これまでと変わらぬ友情にカミュは大声で泣いてしまうのだった。
…といった内容。
ダメだ、オレこーゆー話に弱いっす。泣きそうになりましたよ。友情バンジャイ(ToT)
そんなちょっといい話で、カミュの翼が黒い理由も語られてはいたのですが、今ひとつ要領を得ない内容だったのが残念。
一応カミュが始祖の血を色濃く受け継いでいるのは分かったのだが、
それによってそうしてこうなるのかが全く語られていなかったので、どうにも消化不良な感じ。
見事に友情話ではぐらかされた感がありますな。その辺は後で回収してくれるんでしょうか?

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
エルルゥはあまり見せ場はありませんでしたが、クーヤが「床上手」をベットメイキングが上手いという意味と勘違いしていて、
サクヤと一緒にオタオタする様がかわいかったです。一応それくらいの知識はあるんだな。さすがエロルゥと呼ばれることだけはある(笑)。
ちなみに一応「床上手」の意味を言っておくとえっちがとても上手な人のことを言います。
アルルゥは上記の友情話で大活躍。優しいなぁアルルゥは優しいなぁ。そのままいい子に育って下さいね。
ムティカパ様はユズハと一緒にカミュのお帰りを待ってました。
もうちょっと活躍してもらいたいところ。


第21話 大封印

ビデオになんか違う番組が写ってた(´Д`;)
あぁぁぁ、やっちまったぁ!うわぁん!

と、いうわけで、公式のあらすじを見ると、
どうやら奸臣達の計略によって天下統一する羽目になったクーヤ。
するとウルトリィとカミュの祖国オンカミヤムカイに、クーヤらクンネカムンが侵攻。
オンカミヤムカイはクンネカムンの鉄工騎兵「アブ・カムゥ」に対抗すべく、超絶の力「大封印」をもって迎え撃つ。
だが、戦場にはあの天使属の青年が暗躍しているのだった…
とかいう内容だったらしい…。

「大封印」ってなんだよ!ああ〜気になるぅ。
展開的にも今回は見ておかなければいけなかったなぁ。
おかしいなぁ、なんで録り間違えたかなぁ。あうう。


第22話 忌まわしき契約

うおっ!先週見ていない所為なのか、それとも元々こんな話なのか、いきなり超急展開なのですがっ!
つか、すごく先週見れなかったことが悔やまれる。あうう。

そんな今回のお話を以下かいつまんで。
クーヤからハクオロの確保を命じられた戦闘狂な人がアブ・カムゥの一団と共にトゥスクルに侵攻。
国民を非難させている間、ベナウィらが迎撃に出るが劣性極まりない。
そこにハクオロがやってきて自分に策があるのでベナウィらにも逃げろと命令する。
ハクオロは囮となってアブ・カムゥの一団を引きつけるが、彼には策などなかった。
ハクオロが孤軍奮闘しているころ、エルルゥはアルルゥとムックルがいないことに気付き探しに行く。
アブ・カムゥの攻撃をなんとかかわしてはいるものの、次第に追いつめられるハクオロ。
彼はそんな中、過去の記憶が断片的によみがえる。
そこへムックルとアルルゥが現れ、アブ・カムゥに立ち向かっていくが敵わず、アルルゥは命を落としてしまう。
茫然自失となったハクオロとアルルゥはアブ・カムゥに踏みつぶされようとしたとき、アルルゥを探しにきたエルルゥが駆けつける。
ちょうど踏みつぶされたかと思ったとき、ハクオロの体に変化が起き、
巨大で禍々しい怪物になったハクオロはアブ・カムゥの一団を一蹴、そして、その禍々しい力でアルルゥを生き返させる。
生き返ったアルルゥと禍々しい怪物をみたエルルゥは、過去にこの怪物と交わした忌まわしき契約の記憶を甦らせた。
かくしてアブ・カムゥの驚異から、一時平穏を取り戻したトゥスクルだが…
といった感じ。

ううむ、だいぶ話も核心に迫ってきましたよ。
とりあえず、ハクオロが見た過去の映像。
意外や意外、現代もしくは近未来の研究所の様なところの話が一部分だけ流れました。
発掘された怪物の化石のようなもの。それを見たが為に、殺された元ハクオロと思われる研究員。
そして、殺された研究員の飛び散った血を吸い込む怪物の化石。
その化石の怪物が今回ハクオロ変身したモノ。変身よりも変化の方が近いか。
殺された研究員の血を吸って怪物は彼を取り込んでしまったとか、そんな解釈でいーんですかね。
とすると、文明のあった時代から、今エルルゥ達がいる時代になったということになり、文明が何らかの理由で衰退していったことになるな。
だが、ちょっと気になるのが、殺した側の研究員がいっていたミッシングリンクという言葉。
もしかして、この過去の映像は実は未来の話なんじゃないのかな。
けもの耳やしっぽが無いのは今のところハクオロだけ。
エルルゥたちはそのミッシングリンクの時代の人だとするなら、けもの耳やしっぽがある理由も付くじゃない。
それにわざわざミッシングリンクなんて言葉を出すことに意味があるのなら、
案外そういうことなのかもしれないのだけれども、そうすると、化石の怪物と今回の怪物、
そして殺された研究員とハクオロの関係が説明付かないんだよなー。
まぁ、あくまでちょっとひねくれた私の妄想ですが。

エルルゥの方の記憶はというと、昔、アルルゥが森でどこかからか落ちて死んでしまった時、
あの怪物がアルルゥを助けるかわりに、エルルゥの全てを捧げるという契約を交わしたとのこと。
それを思い出したため、怪物とハクオロが同一の存在だと彼女は悟ってしまいます。
ううむ、せっかくうまくいっていたふたりだったのに、これからどうなってしまうんですかね。
ちゃんとパッピーエンドになってくれればいいのだけれど。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
まずはなんといってもアルルゥですよ。
アブ・カムゥにやられた時は思わず「え?アルルゥ?マジで?」と、うろたえてしまいましたよ。でも良かった。生き返ってよかったぁ。
最後も城の庭でムティカパ様ことムックルに乗って「きゃっほぅ」と、ほほえましい声をあげていましたしね。しかし「きゃっほぅ」って。(´д`;)ハァハァ
エルルゥの方はやっぱ契約のことですかね。
だって全てを捧げるんですよ。身も心も。身も、身もみもミモー!マモー!(´д`;)ハァハァ
すいません。取り乱しました。
なんか変な想像しちゃったじゃないですか。元々エロゲーだし。
ムティカパ様はアブ・カムゥ相手にがんばっていましたけど、まぁ、敵うはずもなく。
ムティカパ様はあんまりこれといった活躍してくれないなぁ。残念。


第23話 心の在り処

ううむ、やはり研究所の事は過去の話だったか。先回の自分はちょっと妄想が過ぎたか。
それはともかく、今回、話は特に動かなかったが、残り3回で上手く話に収拾つくのかしらん。

とりあえず、今回のお話は…
アブ・カムゥを撃退され、ハクオロの捕獲に失敗したとの報告を受けたクーヤ。
遙かに戦力として上回るはずがどうしてと動揺する。
それを機に、ゲンジマルは全土統一をやめるよう進言するが、
もはや、この戦いは後に引けないと苦悩しながらも、ゲンジマルの言質には耳を傾けることはなかった。
一方、先の戦闘で大きく戦力を失ったトゥスクルは今後の戦略に窮していた。
そんななか、ハクオロとエルルゥはそれぞれ思い出した記憶に苦しむ。
そんなエルルゥを見たウルトリィは自分が全て知っていることを話し、その上で心の在り処を説き、
エルルゥは自分を取り戻し、変わらずハクオロを支えるのであった。
そこへゲンジマルとサクヤがアブ・カムゥの追撃を逃れやってくる。
彼らは滅びの道を進むクンネカムンとクーヤを憂い、ハクオロに救いを求めにきた。
ふたりの忠節にハクオロはクンネカムンへ進撃を決めるが、足りない戦力を補う上でも、クンネカムンの侵攻により散った部族を集めることになる。
各部族を束ねるために、囚われのみであったオンカミヤムカイの賢大僧正を救出。事情を察した大僧正だが、
自分にはもうその役目を負えないとし、娘のウルトリィにその役目と大僧正の称号を譲る。
かくして、着々と対クンネカムンの準備が整いつつあるだが…
って感じ。

まずは研究所のできごとですかね。冒頭書いたとおりやはり過去の話みたい。
そしてエルルゥみたいな獣人がでてきました。実験体だそうで、番号で呼ばれていましたが。
何らかの理由で文明と人間が滅び、実験体らが生き残り繁栄して今に至る。
って感じなんですかね?その「何らかの理由」は今のところいくらでも深読みできるので真相が分かるまでそっとしておこう。

ハクオロ関係はウルトリィが全てを知っていたのが意外でしたな。彼女らの一族はハクオロをずっと監視していたのかな。
まぁ、それはよいとして、ウルトリィがエルルゥに助け船を出してくれたのは良かった。
記憶のことでちょっとギクシャクしていたハクオロとエルルゥが、これを機に、ちょ、ハオクロ、それプロポーズ!みたいなこともあったし(笑)。
なんにせよ、このふたりが最終的に幸せになってくれたらと思いますよ。

戦況としてはほとんど動いていないのだけど、反クンネカムンに向けて着々と動き出そうとしていますな。
まぁ、ハクオロ側が絶対勝つであろう事は間違いないのだが、そーするとクーヤはどーなってしまうんでしょうかね?
普通に考えるとクーヤは負ければ斬首は免れませんが。

今週のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
エルルゥは記憶関連でハクオロとギクシャクしましたが、ウルトリィのおかげで、また元の鞘に。よかったねエルルゥ。
しかし、このふたり。前より関係がしっとりしてきましたな。
やっぱ、あの後やっちゃったんだろうなー、元々エロゲだし。くそー。
アルルゥは干した後のふとんにダイブして「きゃっほー」ですよ、きゃっほー(´д`;)ハァハァ
く、くそぅ、アルルゥめ。俺をこんな想いにさせやがって(´д`;)ハァハァ
ムティカパ様ことムックルは… でてきたっけ?
もうすこし、ムティカパ様のことを考えてあげてください。


第24話 滅びゆくもの

うおっ!なんかすごい駆け足感が!
そしてカミュたんの中から人が出てきたよ。誰?あんた。

とりあえず今回のお話は…
新たに賢大僧正になったウルトリィの元、トゥスクルと各地の勢力が一丸となり、クンネカムンは陥落目前だった。
城下まで来たハクオロ達は仮面の不死兵に襲われるが、ハクオロ、ゲンジマル、エルルゥがディーの力によってクーヤの下に転送される。
ハクオロの言葉に頑なに耳を貸さないクーヤは、彼と決戦を挑むが、ゲンジマルの助言によりハクオロはクーヤのアブ・カムゥを討ち取る。
一同が駆けつけ、ハクオロが頑なだったクーヤの心を諭し、全て終わったかのように思えたが、
ディーがヒエン、ハウエンクアのアブ・カムゥを引き連れ現れる。
ウルトリィは転移魔法を使い皆を非難させるので力の開放をと、ハクオロに囁き転移するが、ゲンジマルは自らの意志でそこにとどまる。
力を開放したハクオロはヒエン、ハウエンクアのアブ・カムゥを退けるが、
ディーは密かに残っていたカミュに手をかざし、カミュの中から少女を出現させる。
その少女とたハクオロが戦っている中、ゲンジマルはディーに刃を向けていた。
ゲンジマルの刀がディーの腹を貫いた瞬間、ゲンジマルの体は粉みじんに引き裂かれてしまう。
それを目の前で見ていたクーヤはショックで心を壊してしまう。
かくして、ディーと少女は一旦退くこととなり、ハクオロは炎上するクンネカムン城から心の壊れたクーヤを抱きかかえながら脱出するのだった。
って感じ。上手くまとまらねー上になげぇ(´Д`;)

クーヤの心が壊れたって書いたんだけど、それでいーんだよね?
まぁ、それはともかく、色々なことをここへ来てドーンと持ってきたという感じで、
後半はともかく、前半はものすごい駆け足感があり、後半は後半で急展開に次ぐ急展開で、こっちとしては理解するのが精一杯ってな感じでありました。
ああ、そうそう、今まで書いてなかったんで一応書いておきますが、ディーっていうのは、今までここで「天使属の青年」と読んでいた人です。
このディーがどうやらラスボスのようなのですが、あと2話でハクオロの過去の事とか、契約云々の話とか、その他諸々すべて納得いくようになるんですかね?

それはそれとして、今回の話に話を戻すと、
前半はいきなり空間転移とか出てきて、ちょっとこっちとしては面食らっちゃいました。
そんな展開でいいのか?と思うほど突然で、クーヤも割とあっさり折れ、後半の話のためにさっさと済ませちゃった感がしたなぁ。
今、こんなに詰め込んだ感じにするのなら、カルラの故郷の話はいらなかったんじゃなかろうか。
せっかくこれまでは丁寧に世界を描いていただけに、ちょっとそーいう所が残念です。
後半は後半で色々なことが起こりすぎ。ゲンジマルは肉片となって死ぬわ、カミュからもう一人でてくるわ、サテライト攻撃っぽいことしてくるわ、
ゲンジマルとディーが「契約」の事でちょっと突っ込んだ話をしていたがあまり要領を得ないわで、私は困惑気味です。
で、結局どこに行き着くかというと、やはり後2回でちゃんと終わるのか?になってしまうなぁ。
しっかりキレイに終わってくれることを期待しておこう。

しかし、今回のラスト。
炎上する城をバックにクーヤを抱いたハクオロが険しい顔で歩いていくのはかっこいいのだが…
…カミュはどこいっちゃったの?ハクオロ、まさか回収し忘れなんじゃ…(笑)

今回のエルルゥ&アルルゥ&ムティカパ様
今回は特になにもなかったなぁ。
最後に向けエルルゥとアルルゥはどうするんですかねぇ。幸せになってくれればいいけど。
そしてムティカパ様ことムックルのことも、もうちょっと考えてあげてください(´Д`;)


第25話 太古の夢跡

むぅ、なんか全員ついてきた意味が…
そしてわかりにくいよ。

とりあえず今回のお話は…
クンネカムンから戻ってきたハクオロ一行。
救出したクーヤは、ショックから自我を失い精神が幼児へと退行してしまった。
カミュは覚醒したもう一つの人格ムツミに支配されいない。
全ての決着を着けるため、ハクオロは単身ディー居所オンカミヤムカイに行こうとするが、
いままで苦楽を共にしてきたか仲間がそれを見逃すはずもなかった。
かくして、ハクオロは、オボロ、ベナウィ、クロゥ、トウカ、カルラ、ウルトリィ。
そしてエルルゥ、アルルゥらと共にディーとの最終決戦に挑む。
って感じ。

前回、カミュはどうしたんだろうと思っていたのだが、どうやらカミュから出てきたムツミに体を乗っ取られたみたい。
絵を見る限り、分離したように見えたんだけどな。まぁ、いいか。
クーヤはやはり、精神崩壊して赤子まで精神退行しまいましたな。
サクヤ曰く、ショックを受けた心が、一番幸せだった子供の頃に戻ってしまったそうです。
クーヤにとってそれで良かったような気がしないでもないですが、なんともやるせないですな。

さて、過去の秘密の方はというと、エルルゥら獣人の期限はまぁ、大体全てわかったのだけれど、
結局、ハクオロがどこから来たのかはいまだ不明。
氷漬けにされていたのを発見されたようなのだけれど、そこはラストではっきりするようになっているんですかね。

お話本編の方は、公式あらすじを見ると、ディーはハクオロの分身とか書いてありますな。
正直なところ、アニメを見ていてそれがわからなかったんですけど、それでいーんですかねぇ。
ハクオロ関係は全く説明がなされていないんで、よくわからないですよ。アニメ見て小難しいこと考えたくないしなぁ。
それはそれとして、主要キャラ全員で最終決戦に挑むのは良いのだけれど、なんか全員で来た意味があまりなかったな。
ハクオロ、エルルゥ、アルルゥ意外はスライムと戦っていただけだし。
まぁ、戦でなくハクオロVSディーの人外の戦いになっちゃったので、しかたないっちゃーしかたないのだが。

そんなわけで、次回最終回ですっきりしたラストにしてくれれば良いのだけど、
よくわかんないまま終わりそうな気がするなぁ。


第26話 うたわれるもの

良い終わり方だったと思います。
良い終わり方というよりは終わらせ方が大人って感じ?

今回のお話は…まぁ、詳しくあらすじっちゃうのもなんなのでざっと説明すると、
もともと一つの体から分化した心であるディーを、また自分と一つにしたハクオロ。
ハクオロはもうひとりの自分が暴れ出す前に自らを封印することに。
後を皆に託したハクオロはウルトリィによって封印され、永き眠りにつく。
そして少し時が経ち…
といった内容。

と、いうわけで、大団円のハッピーエンドでないのがニクイ。
某日の出の萌えアニメ第一弾みたいな終わり方だったらどうしようかと思いましたが、そんなこともなく、終わらせ方としてはとても大人。
結局、最後に何が変わったかというと、ハクオロがいなくなっただけで、なーんにも変わっていないのである。
それ以降、争いがなくなって世界が平和になったわけでもなく、クーヤの心が戻ることもなく、ユズハはやはり若くして死んでしまった。
ハクオロらは世界を動かした一端になったのかもしれないが、いなくなっても世界が終わるなんてこともなく、
あの世界の住人は、これまで通り生活していくのでした。ある意味リアルだなーと思いました。

と、いうことで、この「うたわれるもの」という作品、全体通してとても楽しく見ることが出来ました。
後半詰め込み過ぎな所もありましたが、ドラマとしては成り立っていたのでとくに問題なし、かな?
過去の話も最後にはきっちりと理解できるものでしたし。ただ、ハクオロがどこから来た何者なのかが、今ひとつよくわからないのが残念でした。
アニメーションとしては、つまらなかったり飽きたりすることもなく、常に一定のレベルで安定していて最後まで楽しく見ることが出来ました。
個人的には女性キャラが上手く作られていたという印象。
最近よくあるユーザーに媚びて、変にエロかったり、露出があったりということでなく、キャラクターそのもので勝負する姿勢が好印象でした。
もともとはエロゲーですので、女性のキャラクターに関しては丁寧に作っているんでしょうね、きっと。
ともあれ、この「うたわれるもの」。異様に多かった2006年春の新番組の中では、かなりトップクラスの出来だったのではないでしょうか。
久々に原作であるゲームをやってみたいなぁと思わせくれた良いアニメでした。
つか、PS2版はいつでるんだよぅ!待ってるのに!(2006.10.25に発売されました/200611.13追記)

あ、そうそう。ムックルことムティカパ様に活躍して欲しかったなぁ(笑)


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