ボールを捉えるポイント、いわゆる打撃点(インパクトポイント)について説明する。
バウンドのどこでインパクトするのが良いか - 図1参照
ショートバウンドで打つポイント。バウンドの高さが床面から凡そ20cm程までのポイント。
この打法はボールの変化し始めをミートできるので変化球に対応し易い。
又、クイックリターンで素早く返球できるので、相手に守りに入る時間を奪う。
尚、このポイントは、ボールのエネルギーが大きいのでラケットを当てるだけでも返球できる。
いわゆるハーフバウンドと呼ばれるもの。
このポイントはインパクトするのが難しい反面、旨くインパクト出来れば、ボールのエネルギーを利用して打つことが出来るので、素早くて威力のあるボール、いわゆるライジングショットを打つことが出来る。
ボールが上昇しきったポイント。ボールが最も高い位置にあって安定していることから、正確なショットの打ちやすいポイントである。
極力このポイントで打つよう心がけると良い。
山なりのトップスピンボールを打つポイント。例えばネット際に落ちたボールをドライブで返球したり、ベースラインに山なりのボールを深く返球する時のインパクトポイント。
バウンドの高さでインパクトの仕方が変わる
インパクトのポイントは、図2に示すように、45度ほどの振り角度をなすラケットの動線とボールの高さとの交点でインパクトすると良い。即ち、高いボールの時は左足より前側で、低い時はボールを呼び込んで右足側で打つと良い。